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ピンクの風呂敷レジェンド

さて、フィギュアスケートはアイスショーのシーズンに入ってまいりました。
舞&真央ちゃん、大輔さんのテレビ出演、心ゆくまで楽しませて頂きました。

そんな中、TCCに出場している選手たち、素晴らしかったです。

4回転フリップを世界で初めて公式に成功させてしまったショーマ君。
本当におめでとう!
しかもSP、FP両方揃えてです。
並みの心臓の持ち主ではないとお見受け致しました。

「頑張ってこれだけ、いい演技ができない」って泣いた
あの日はそうだったけれど、
今回は頑張った分だけ、もしかしたらそれ以上の演技ができたと思います。

世選の時、「泣くな!昌磨!」と上から目線で励ましたおばちゃんはね、
根っからのキリギリス体質のせいで、
今泣いてるよ。

「えへへ、もう4月だけど、何とかなるさ」とへらへらしてたキリギリスは
「何ともならんわ~~~~!」と今になってゼーゼー言っているのだから。

ほんとに君は偉かった。

で、私は今回ジェイソン・ブラウン選手を楽しみにしていたのです。

ショートはプログラムを変えてきていたこともあって、まだ「JBらしい」演技ではなかったように見えましたが、
フリーは何しろ美しかった。
シングル・アイスダンスというものがあるなら、
金メダルをあげたいくらいでした。

怪我の影響なのか、クワドの練習を始めた頃から3Aが安定していませんでしたが
今回もやはり1度は上手くいきましたが、なかなか揃ってきませんでした。

ああ、ロヒーン氏の振付の「濃さ」が好きです。

いっそロヒーンさんの振付で滑る真央ちゃんを見たいと思ったほどでした。
あの「濃い」、きっと選手泣かせの繋ぎと
ジャンプを両方揃えて演じられるとしたら、
もう浅田真央しかいないんじゃ?と思ってしまうのです。

その浅田真央、そして高橋大輔も出演するアイスレジェンズがいよいよテレビで放送されています。

解説の舞さん、言葉数は決して多くないのに話が具体的で素晴らしいです。
ショーで高難度のジャンプを跳ぶことは、
照明のせいもあって難しいとか。
レジェンド級の選手達がどのOPに出ていてどんな点が好きだったとか、
本当に具体的に話してくれるのでわかりやすいんです。

番組冒頭、会場入りする真央ちゃん大ちゃんの映像が映りましたが、
真央ちゃんの荷物がツボでした。

こんなピンクの唐草模様の風呂敷が(しかも結構デカい)あったなんて。
とても可愛らしくて、お茶目で好きです。

karakusa104.jpg

テレビではラトビアのデニス君が最初に滑りましたね。
「踊るリッツの夜」、ジャンプで転んだのもご愛嬌、振付だとしてもコミカルに自然に活かせる演技。
まだ16歳。驚きの16歳。

サラ・マイヤーの優しく美しい演技の時の舞さん。
「繊細で丁寧な滑りというのが、現役の頃から私は大好きだったんですけれども、見入ってしまいました。」
本当に気持ちが伝わります。

そしてジュベールの007!
来ました、変わらぬ男らしさ。
「わかってるってば!」と言いたくなる、お胸に付けた名札「007」。

サラもそうでしたが、2人とも30歳過ぎてもスタイルもスケーティングもそのまま。
毎日の生活が、「アリ」なんですよね、きっと。

そして高橋大輔氏の、まあすごかったこと。
インタビューで話していたのはNYに行く前後の話でした。
スケートから一旦離れてみたかった。
普通の生活を送った1年。

「すごいこういうことをやりたいけど、やる場所を探してる。
やりたいけどできない。
そういう(人の)姿を見て、
自分は場所がある、やれる場所があるじゃないですか。
スケートという輝ける場所が。
あるにもかかわらず、それをやらずにいることは間違ってるんじゃないかな。
だったら僕が一番、(自分)らしいなと思ったので。
それにも、かなり時間はかかったんですけど、やっとそこまで至ったというところもありますね。」



「ラクリモーサ」。
インタビューの雰囲気とはガラッと違って、言葉など必要ない演技でした。
この人が氷上に戻って来ないだなんてありえなかったと思います。
指先、マイム、目線の置き方、ジャンプを溶かし込むように跳んで、
破いた(?)衣装の使い方も面白くて挑戦的。
ますます磨きがかかった演技、素晴らしかったです。

「新しい高橋さんを見れたプログラムでしたね。
非常に芸術性の高い、美しい演技でした。」と舞さんが話した通りだったと思います。

テッサ・バーチュー&スコット・モイヤー組。
ジャスティン・ビーバーの「Sorry」を使ったプログラムがとても洗練されていて会場も盛り上がっていたようでしたね。
この演技について、実況アナが「女性の方は舞さんより一つ年下ですが、彼女の滑りについてどう思われますか」と
聞くんですわ。
実況はこのアイスダンスのペアが20代前半、茶番で金、20代後半にソチで銀を獲ったと話を続けるわけですが、それにしても聞き方ってものがあるでしょうに。
すると舞さんは見事に
「カッコよくてポップな曲なんですけど、この曲だからこそ更に二人の滑りの滑らかさ美しさというものが際立っているように見えます」と返すんです。

さすが浅田姉妹。
頭の回転の速さ、というより下衆な考えでは及びもしない素直な返事をするんですね。
言葉選びが美しい上に心がこもっている。
たとえ台本が前もってあったとしても。
品があって、暖かい気持ちで話す言葉は聞いている方も気持ちの良いもの。
本当にカッコいいとはこういうことでは。
浅田姉妹じゃなくて、兄弟だったりして(ゴメンナサイ)。


さて、インタビューでの浅田真央の顔は輝いていて、

「まだまだ、選手として滑れる、と思いましたし、身体ができるっていうところまでは自分は最後までやり続けたいと思っています。」
「ショーに出ると、色々なものを吸収できるので表現者として自分もそれを吸収して試合に活かせたら、もっとレベルアップできるんじゃないかと思います。」


キュッと結んだピンクの紅をくっきりとひいた口元。
真央ちゃんの頼もしいお顔。
拝みたくなります。

今回のランビのショーでは、スペシャルプログラムの最初はバラ1での群舞と書かれていましたが、やはり真央ちゃん、黒バラで導入部を滑りました。

この狭そうなリンクで照明の下、滑る滑る跳ぶ跳ぶ、真央ちゃん、演劇風にアレンジされたスケートをじっと見ている立ち姿まで美しく。
イーグル、スピン、スパイラルだけでもう拍手。

ピアノ、素晴らしく良かったですね。
月の光の優しかったこと。
カロコスの美しかったこと。
真央ちゃんの月の光とはまた違った細やかな振付は見事でした。
うっとりです。

カロコスを見ていても、
今季の女子の若手がいかに素晴らしかろうと、
あのPCSはやはりいかがなものだったかと、
つい思ってしまったのでした。

それほど、エレガントという言葉がぴったりの、別世界でございました。

スペシャルプログラム、3部構成についてはこちらにあった通りの演目でしたので、3曲目はラヴェルの「ラ・ヴァルス」。

ここで高橋大輔さんが男の友情で恋人同士に割って入って来るという話に。

うーん。(゜-゜)。

友人、ではなく浮気相手、という話もありましたね。
その後の恋人同士の様子を見ると微妙です。

それにしても、第1部は真央ちゃんを案内役にした群舞。
第2部は女性側からカロコスのソロ。
第3部で男女の愛が壊れるまでを演じるランビとカロコスですが、圧巻は女性が去った後のランビのソロパート。

後半、イリヤ・クーリックのツルスケに驚き。
リンクが狭いのではと思うほどダイナミック。

そしてカロコスのボレロ。
全くブランクを感じさせない美しい滑りと、そこに加えられた新鮮なステップ。

カロコス姉さん、こう話していました。

「私が滑ることにどんなに喜びを感じているか。どんなにスケートを愛しているか。
私のギフト(スケート)を皆さんに見て頂けて光栄です。
日本の皆さんにもまたお会いできることを楽しみにしています。」



ボロトラ組は「仮面舞踏会」。
ゴージャスでした!でもやはりリンクが狭そうで勿体なかったかなと思います。

それにしても、ここに真央ちゃんも来て滑りなはれ~~~~~!と心が叫びたがっておりました。
ここに真央の倍速3拍子が入ったらほんとに舞踏会~~~!

とか思っておりましたら、ここで、蝶々夫人が。

跳びます跳びます、ショーといえど、蝶々は跳ぶんです。
狭いリンクでも驚くほど、跳びました。
ショーのバージョンとか、ギアを落とす、とか、そういったことはこの人の頭の中にはないのかもしれません。
その姿勢そのものが、「元藩士の娘」らしい凛とした姿に映りました。

インタビューでは

「この曲は日本人の物語の曲なので、私が滑ることができて良かったかなと思っています。
(演技は)世界選手権ほどではなかったんですけれど、でも今シーズン最後の滑りとしてはまあまあ、良かったかなとは思いますけど。まだやりきれてはいないので、また来シーズンやるかもしれない」


と、ちょっと口にしていました。

来シーズンも「蝶々夫人」、あり得るということですね。
プログラムが何であろうと、来シーズンがあると思うと、それだけでやはり嬉しいのです。
いばらの道かもしれませんが、それでもこの言葉を聞くと、涙が出ます。


さあ、この後、ランビも本気モードです。
「ポエタ」の、切れ味と美、色艶。
本気過ぎて、最後は少し足にきていたのでしょうか?

テサモエは「カルメン」。

皆さん、これはショーなのよ、ショー。
お忘れではないかい?と聞きたくなるほど、この2人もキレッキレで真顔の演技。

スケーター達の本気を演技の中に見ると鳥肌が立ちます。

ああ、「マンボ」。
この上にマンボ。
カメラワークにちょっとイライラしますが、ネットリ感はちゃんと引きに引いたカメラでもわかります。
すごい声援。
跳んでます。ジャンプもステップも健在。

そして「マンボメドレー」でフィナーレに入ります。

フィナーレでもデニス君は弾けていました。
真央ちゃんもマンボ、みんなでマンボ!

私、忙しすぎて風邪ひいて熱を出していたのですが、
いやもう、ぶっ飛びましたわ。

それでは、もう寝ます。

寝る前に一言、
舞ちゃんの解説なら、NHKさん、副音声いりませんわよ。

もう一言。

ショーが終わったばかりで「今後の目標」を聞かれた真央ちゃん、

「ショパンでは気持ちよく滑れたんですけれど、フリー(蝶々夫人)の方ではチョコチョコミスをしてしまったので、来シーズンの課題としてミスを少なくすること、フリーをミスなく滑ることが自分の今の目標です」



キリギリスの私は、どこまでも「アリ」な真央ちゃんに泣き笑いしてしまいましたわ。
どこのジュニアかと思うような初々しい「目標」をこのレジェンドが語るんですから。
人を元気づけるだけではないんです。
この人、若返りの術も使うのかもしれません。

人の気持ちまで若返らせることができる。
「やってみよう」という気持ちにさせる。

大輔さんといい、2人ともスッキリとした表情。
まだ若い。
そう、彼らはまだ若い。

大&真央スペシャル対談は、また明日。
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Comments 2

きょうこ  
02

こんにちは。

JB、本当に美しかったですね。
うっとりでした♡

ジャンプなしで見ていたいスケーターたちで、「シングル・アイスダンス」ぜひやってほしいです。

アイスレジェンドは、解説なしで見たので、今から舞ちゃん解説付きで見てみます~

2016/04/25 (Mon) 13:20 | EDIT | REPLY |   
mikaidou  
Re: 02

きょうこ様

こんばんは(^^)/

もう副音声お聞きになりましたか?
ランビとコスの間に入る大輔さんの説明がどうにもイミフだったのも、
チェック済ですね(笑)


> JB、本当に美しかったですね。
> うっとりでした♡

> ジャンプなしで見ていたいスケーターたちで、「シングル・アイスダンス」ぜひやってほしいです。


ジャンプがアレでも地元とはいえあれだけのスタオベって、すごいですよね。
彼もいつか「レジェンド」の一員になって、色んな演技をショーで披露してくれるといいですよね。



> アイスレジェンドは、解説なしで見たので、今から舞ちゃん解説付きで見てみます~

何か、舞さんだと12割増しくらいに何を話してもイイ話に聞こえちゃうので、
まさに親戚のおばちゃん状態ですみません。
舞さんが現役の頃、彼女が好きすぎてテケシ先生にジェラシー感じてた私ですので、いけませんね、デレデレです。

2016/04/25 (Mon) 20:20 | EDIT | REPLY |   

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