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Pの懸念とクワド時代

他ブログ様で、全米の後、ネイサン・チェンがエキシの演技中、怪我のため演技が続けられなくなったという情報を読みました。

以前こちらに書いたパトリックの記事をちょっと思い出してしまいました。

International Figure Skating
http://www.ifsmagazine.com/sections/articles/articles/32797-patrick-chan-competitive-fire-burns-bright
Patrick Chan: Competitive Fire Burns Bright

日本語は拙訳ですので、翻訳機にでもかけてくださいませ。


But Chan is very aware of what is going on in a skating world he believes is leaning too much toward the technical side of the sport. “Unfortunately, it’s become a lot about just the quads and the jumps. It’s always about that,” Chan said. “When I was skating in Vancouver, a lot of the skating was very artistically based. Not many skaters were doing quads.
彼は自分が信じるスケート世界が、余りにスポーツとしての技術面に偏ったものになりつつあることに気が付いている。
「残念ながら(フィギュアスケートは)ただ4回転や、ジャンプの技術に重きが置かれるようになった。常にジャンプなんだよ。
バンクーバーOPの時には、スケートはより芸術性に重きを置かれていたし、そんなに多くのスケーターが4回転を跳んだわけでもなかった。」

“Now we are seeing not just the top eight, maybe top 10 skaters doing quads. We are seeing all these younger skaters rushing to do these crazy, big jumps as opposed to taking time. I am talking at the lower, lower level. I don’t think it’s the best thing to have these kids think they need to land quads at age 14.
「今や世界のトップ8というより、多分トップ10の選手がクワドを跳ぶ。
このクレイジーでビッグなジャンプを十分な時間をかけることなく、若い選手たちが競って跳ぼうとしているけど、14歳やそこらでクワドを降りることが彼らにとってベストだとは思わないよ。」


“It’s more important for kids to actu- ally take the time to learn how to skate and learn the proper skating skills and become good skaters — like how Mr. Colson taught me when I was younger. We are leaning a little too much toward the technical side, and we’re not seeing enough really great skating, great stories and great programs that people remember. People are just remembering the big jumps, the big quads and all that stuff.”
「いかにスケートを滑るかを学び、相応しいスケーティング技術を身に着け、良いスケーターになるかに時間をかけることは、子供たちにとってとても大事なことなんだ。Mr.コールソンが僕に教えてくれたようにね。今のスケーターは少しテクニックの方に進みすぎているし、素晴らしいスケーティング、ストーリー性、そして人々の記憶に残るプログラムを僕達は見ていないんだ。人々は只、すごいジャンプ、すごい4回転、それを覚えているだけなんだよ。」


“But as the sport moves on, I want to push it forward and have people remember figure skating, not just people being successful and getting medals. Maybe because I’ve won three World titles I see the bigger picture. I want to push the sport forward and become a versatile skater, as opposed to just a technical skater.”
「でもスポーツは進化し続ける。僕もみんなにフィギュアスケートを思い出してもらえるように後押ししたい。ただ成功した、メダル保持者でいるだけじゃなくてね。それは多分、僕が3度世界王者になって、描いた夢なんだ。僕はスポーツを前進させたいし、ただ技術的に上手いだけではなくて、多彩なスケーターになりたいんだよ。」

Chan also senses a higher purpose in what he will bring to the ice in the years to come. “I want to flip the scale back to where it’s more balanced. That’s my goal. I want to see great young skaters come up and actually be beautiful with great lines and great extensions, great power and great flow. People love that. I think that’s what skating is all about. Skating with expression and actually performing is where you can make a difference, and that’s where the sport can change.”
チャンはこれから先、もっと氷上にもたらしたい高い目標がある。
「よりバランスの取れたところに(スケートを)持っていきたい。それが僕のゴールです。これから出てくる若く素晴らしいスケーター達、素晴らしいラインを描き、伸びも力も、流れもある美しさを備えた彼らを見たいのです。人々はそれを愛するでしょうし、僕はそれがスケートの全てだと思うんです。表現を伴ったスケーティングと実際のパフォーマンスこそ違いを生み、そここそがスポーツを変えられる到達点だから。」





パトリックがここで言いたかったのは、低年齢でクワドを跳ぶことで身体に負担がかかるリスクだったと思うのです。

今シーズン、練習中などに怪我した選手のニュースが特に目につくのは気のせいでしょうか。

特に雨男子は、クワドを跳び急ぐばかりに身体に負担がかかったのではと気持ちが重いのです。

パトリックのカナダナショナルの演技は、特にショートプログラムは、彼がインタビューで語った夢の演技を見せて貰ったような気がしています。



衣装が普段着でも、3Aさえ決まればこの通り!
あっという間に終わってしまう、溜息ものの演技のパトリック・チャンでした。



こちらはスポンジボブと親友のパトリック
patrickbob.jpg
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Comments 2

きょうこ  
02

おはようございます。

シングルの選手だけではなく、ペアやアイスダンスでも怪我の話が出ていて心配ですね。

パトちゃんの演技や、ジャンプなしのゆきなさんの演技を観ていたら、ジャンプはフィギュアスケートの一つの要素に過ぎないと思えます。
全体の流れの中で飛んでこそのジャンプですよね。

2016/01/28 (Thu) 09:19 | EDIT | REPLY |   
mikaidou  
Re: 02

きょうこ様

こんにちは


> パトちゃんの演技や、ジャンプなしのゆきなさんの演技を観ていたら、ジャンプはフィギュアスケートの一つの要素に過ぎないと思えます。
> 全体の流れの中で飛んでこそのジャンプですよね。


アメリカはリッポンの全米優勝に絡んで、4回転がまたちょっとした論議を呼んでいるようですね。
リッポンだって、4回転を外したわけではないし、
4回転を複数回跳ばなくても、美しく滑る選手が上位に行って悪いことはないと思うのですが。

最近のパトちゃん発言に対しても、負け惜しみと取る向きがあるようですが、
私にはそうは思えないのです。
ジェイソン・ブラウンの才能を考えれば、フィギュアスケートにはジャンプもスケーティングスキルも、繋ぎの濃さや芸術性、其々の個性に応じたプロがあってもいいはずだと思うのです。

もし回転数とジャンプの種類にISUが拘るようになったのだとしたら、カナダナショナルで返り咲いたケヴィンがこれまでどれだけ4回転を跳んでも、TESもPCSも高い点数に繋がらなかったのは何故なのか、それだって不思議です。

そのケヴィンも、散々怪我に悩まされてきましたよね。

選手ごと試合ごとに違う採点傾向と特定選手押し、これによって選手が被る不利益は計り知れません。
高難度プロより無難で失敗のないプロが評価された茶番の頃と、今の採点傾向はすっかり変わったように思います。
それも男子に限ってのことですが。
あの茶番を知っているパトちゃんの言葉は、「ブームのようなもの」でくるくる変わる採点への
一つの皮肉とも取れるのです。

2016/01/28 (Thu) 16:20 | EDIT | REPLY |   

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