2015
09.05

「とことん孤独でありながら」

鎌倉市図書館のツイート「学校がつらい子は図書館へ」 一時は削除も検討
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/26/kamakurashi-library_n_8046562.html

神奈川県鎌倉市の鎌倉市中央図書館が8月26日、Twitterの公式アカウントから「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい」と呼びかけた投稿に対し、反響が広まっている。投稿から1日が経過し、Twitterでは6万RTを超えているほか、新聞社やネットメディアが報道、多くの人たちの共感を呼んで鎌倉市図書館に対する賞賛の声が上がっているが、市教育委員会内部で同日、ツイートの削除を検討していたことが明らかになった。

学校教育に対し、不適切ともとられる表現を使っていたためだ。しかし、図書館側がその意図を説明、好意的な反響も多かったことから、削除はしない判断を下したという。




鎌倉市教委、図書館ツイート削除を検討 理由は「不登校を助長する」からではなかった
http://news.livedoor.com/article/detail/10524483/


~前略~

「死ぬ」の言葉が自殺を誘発すると議論に

一方で、「学校を休んで図書館へいらっしゃい」という表現は、鎌倉市教委の内部で問題になったと一部で報じられた。不登校を助長することにもなって不適切だとの声が出て、ツイートの削除も一時検討されたというものだった。

ところが、市教委の組織内にある図書館の館長にJ-CASTニュースが取材すると、不登校助長というのは誤解で、まったく別の理由から不適切との意見が出たというのだ。

それは、ツイートの中に、「死ぬほどつらい」「死んじゃおうと思ったら」という言葉があることだ。

26日のうちに、市教委の各部署から10人ほどが集まってツイートのことを話し合うと、「これらの言葉は、死を連想させる」としてツイートを削除すべきとの意見が数人から出た。つまり、ツイートを読んだ子供たちの自殺を誘発してしまうのではないか、という懸念だ。それは、新聞社などが特集を組むと自殺を誘発しないかと扱いに慎重になるのと同じことだという。

その後の話し合いの経緯について、館長はこう明かす。

「私も、2学期を迎えるまで子供たちの精神状態は不安定ですので、死を連想させてよいものなのかと疑問に感じ、削除すべきではと一時思っていました。しかし、ツイートの内容としては、『自殺しないでほしい』『図書館は居場所の1つですよ』という意味もありますので、話し合った結果、削除しないでいこうということになったのです」



不登校を助長するとの批判もあるが...

ツイートは不登校を助長するのではないかという意見については、鎌倉市教委内部の話し合いでは出なかったと、図書館長は言う。

ただ、図書館に寄せられている数十件の意見には、「図書館に来た子へのフォローは考えているのか」という批判も寄せられた。つまり、子供をほったらかしにすれば、不登校助長につながるという指摘だ。

公益社団法人「日本図書館協会」による「図書館の自由に関する宣言」(1979年改訂)では、第3条に「図書館は利用者の秘密を守る」とうたわれている。鎌倉市図書館でも、この精神を尊んでおり、小中学生が平日昼間に図書館にいても、声を掛けたり、学校に通報したりはしないという。

司書のツイートで、「一日いても誰も何も言わないよ」とあるのはそのためだ。

とはいえ、不登校助長につながるという批判もあることで、館長は、こう悩みを打ち明ける。

「利用者の秘密を守るのは大原則です。私どもは、専門的な機関でもありませんので、子供たちのフォローは十分にできません。しかし、子供たちを気にしていないわけではなく、見守ってはいるのです。これから先は、どうしたらよいのか、対応を考えないといけないかもしれないですね」

もっとも、自殺を選ぶぐらいなら学校に行くべきではないし、子供たちにとっては、学校だけがすべてでもない。本の世界に浸ることで何かに目覚め、そこから新しい人生が開ける可能性だってある。これを機会に、図書館のあり方などが議論になることもありそうだ。




「とことん孤独でありながら、仲間意識が生まれる不思議な空間」


こう書いたのは、コラムニストの酒井順子さんだ。
彼女がこう書いたのは、「本屋」についてであるが、
図書館についても同じことが言えるのではないかと私は思っている。

先日友人と、この鎌倉の図書館のツイートの話をした時に、
「絶対、教育委員会から横やり入るよね」と話していた。

やはりその通りだったようだが、
この図書館の館長さんは素晴らしい決断をされたと思う。

大人だって同じだ。

生きていくのが辛かった時。
柵がまだ取り付けられていなかった地下鉄の駅のホームでぐっと足を踏み留めた時。

足を向けたのは、本屋か図書館だった。



答えが見つかる気がして。
いつもいたのは本のある場所。

ぎりぎりまで追い詰められた経験のない人は、いい。

学校に行けなくなる理由はそれぞれだろうが、
純粋にサボりたいだけの子どもがどれ程いるだろう。

必ず、理由があるはずだ。

そこに救いの手を差し伸べることもない人々が言う。
「不登校を助長する」と。




ラ・プッツン・エル 6階の引きこもり姫
名木田 恵子 (著)

鎌倉市図書館の記事を読んだのは、丁度この本を読んでいた時だった。

マンションの一室という卵の殻に閉じこもり、自分自身を再生させていった少女。
彼女のような「ラプンツェルの塔」に閉じ込められるのも辛いが、
塔のない人間にとって必要な居場所はどこか。



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コメント
mikaidou 様

コメントありがとうございました('-'*)アリガト♪

にほんブログ村にはping登録のみの利用で、ランキングには参加していないのです。

FC2の拍手ボタンも設置していませんし、マイペースで続けたいので、何も置いてないんですよ。

mikaidou様のコメントは非公開でもいいですよ。気になる事があったら、書き込んで下さいませ。

非公開で意見を書き込むと、コメントを公開して意見交換しないと、私が一人で壁に向かって返事をしている感じにブログを読まれている方には思われると感じるのです。

以前も、善意の非公開コメントに悩まされました。

ところで、この不登校図書館はいい対策ですよね。今のようにネットがあれば、私も学校行かなかったかもしれません。我慢して受験をして、学校に行っても役に立たなかったなあと後悔してます。

自分に子供がいて、死ぬほど辛い思いをしているなら、学校無理して行かなくていいよと言っちゃうと思います。

集団・群れる・組織・年功序列・上下関係・世間・空気全部苦手です。日本では社会不適合の私です。後100年後に生まれたかったと思います。

長文失礼致しました~ヾ(^_^) byebye!!
だらごろこぱんだdot 2015.09.06 22:32 | 編集
こぱんだ様

コメントありがとうございました。

すみません、そうでしたね、こぱんだ様の復帰の頃のページを読ませて頂けば、わかることでした。
主様のペースで、ゆっくりと更新してくださいませね。

私も次からは、公開でどしどしコメント致します。

ポチは心の中で北斗の拳のごとく「アタタタタタタッ!」と押し続けますね。

>後100年後に生まれたかったと思います。

あはは(^◇^)、同感です!

てか、あと100年くらい生きて、色んなものを見たいです!
mikaidoudot 2015.09.06 23:35 | 編集
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