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花子のおにぎり

朝のBSでは「カーネーション」と「花子とアン」が続けてあるので両方見るんだけど、「カーネーション」もついに録画してまで見るようになってしまった。
「周防さん」がいいのよ~~~。
ま、それは置いといて。

今朝の「花子」は白蓮が駆け落ちして隠れ住んでいる部屋を密かに訪ねるお話。
花子の子供のお祝いに行くと言って、九州の石炭王、嘉納伝助の元から愛人の元へ逃げた白蓮。
でも花子が怒っていたのは白蓮が道ならぬ恋に走ったからではなく、自分に何も話してくれなかったことだった。
「一度でいいから燃えるような恋をしてみたい」と女学校時代語っていた白蓮に、「夢が叶ったのね」と涙する花子。

二人が再び腹心の友として分かり合えた時、花子の風呂敷包みから出てきたのはお弁当箱だったわ。
花子が白蓮に手渡したのは、おにぎりだった。

普段こんな話にはふんっっと乗らない斜め目線の私の目から、涙がこぼれた。

私の半ばを過ぎた人生の中でも、一番大変だった時、最も辛かった時に、私にとっての「腹心の友たち」が、やはり其々おにぎりを持って来てくれたのを思い出したのだ。

白蓮は「こんなにおいしいおにぎり、食べたことないわ」と言って涙していた。
ほんとうならどんなにお腹がすいていようと食べ物が喉に通るような状況ではないのだ。

私にも、そんな場面が2度あった。
そんな時に、心づくしのおにぎりを握ってきてくれる、その友人たちの気持ちほど心に染みたものはかつてなかった。
あの時の、隣に座っておにぎりを手渡してくれた友人の温かさ。

彼女たちはもう忘れているかもしれないけれど、私には決して忘れられない。
何も言わなくてもそのおにぎりが「あなたは一人じゃない」、と告げてくれた。
おにぎり、というものは人肌の温かさ。

日本人にとって、一番なつかしくて、どんな時にも口にできるもの。

私は何も彼女たちに返すことは今もできていないけれど、あの時のありがたさは、一生忘れないからね。


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Comments 2

sona  

私も好きでした周防さん。彼ってちょっといろっぽくていいなって思います。

おにぎりの話。おにぎりにまつわる思い出ではないのですが、今朝の花子とアンの様な体験、私もあります。もうかなり前の事。すごく悲しい思いをした時、友達のだんなが言った一言。「そういう時は、好きな物をいっぱい食べて、いっぱい寝るのがいい。」この一言で元気になった訳ではないけれど、後から考えると、とても素晴らしい励ましに思えました。

これってなかなか言えない一言です。とかく理屈を言いたくなる人が多いのですが、理屈で解決する事などないのです。ましてや心の傷は自分自身が治すしかないのですから。友達のだんなは、その事をちゃんとわかっていて言ってくれたのです。実際当時は辛くて何を食べても味がよくわかりませんでしたが、彼の真意は伝わったのか、その一言はすごくよく覚えているのです。

2014/07/23 (Wed) 23:59 | EDIT | REPLY |   
mikaidou  
Re: タイトルなし

sonaさま

私、夕べ「カーネーション」の続きが知りたくて周防さんと糸子の行く末が知りたくて、とうとう2時まであらすじサイトに読みハマってしまいました。
長いんですね、カーネーション。
もう号泣しながらあらすじ読むなんて、どんだけのアホでしょう・・・。
というわけで、今日の仕事はヘロヘロです・・・。
いつもありがとうございます!

2014/07/24 (Thu) 08:26 | EDIT | REPLY |   

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