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眠れる森の美女

「Dlife」チャンネルが、アンジー姐さんの「マレフィセント」公開記念にディズニー映画「眠れる森の美女」を放送してくれてたので、息子と一緒にあれこれ突っ込みながら鑑賞中。

テレビのHDが壊れてしまって、データもだめになってたので、これは嬉しかったわ。

王国にようやく誕生したお姫様のお祝いの席で、この姫は粘着質の悪い魔女に呪いをかけられてしまう。
魔女の呪いからお姫様を守るため、3人の善良な魔法使いが森の奥で彼女を手塩にかけて育てる。
で、16歳になった姫は、森の奥で動物たち相手に歌ったり踊ったり、ペラペラおしゃべりしてる、頭のイカレたお姉ちゃんに育つわけよね。
とびきり美しくて優雅だけどね。
イカレ姫は夢に見た、素敵(だけどお気楽な)な王子と偶然森で出会い、恋に落ちたにもかかわらず、互いの素性を知らぬまま、魔女の罠に落ちてしまう、と。

まあ、どんなに突っ込んでも、この映画の素晴らしさ、完璧さは1作目の「白雪姫」同様、永遠だと思うわ。

「ジブリの方がすげーよ」と言い放った息子に、「このアニメが1959年に公開されたことはどう思うのよっ!」とたちまちけんか腰。
音楽の美しさ、登場人物たちのキャラを身のこなしで描く見事な表現。
55年前の映画だなんて、とても思えない。

王子とお姫を取り巻く王様たちや魔法使いたちの愛くるしくて笑える楽しさ。
そしてあの「マレフィセント」。

101匹わんちゃんの「クルエラ」とも、原作では実母であったという白雪姫の国の王妃とも違って、何が彼女にそうさせたかが「お祝いに呼ばれなかった」くらいでそんなことするか?っていう謎として確かに残るわよね。
いいところをついて新しい映画にしたなあって思うわ。
「ジュリア・ロバーツ」に次いでお姫様を殺そうとする悪役にアンジーを持ってきたとは、それもまた実写版のいいところだろうけど。あの実写版「白雪姫」の映画もかなり面白かったわよね。特に王子様がね。

アンジーはインタビューの中で、「マレフィセント」を演じるにあたって、もともと彼女自身が子供の頃から「ただ美しく育ち、王子様と結婚して幸せになるオーロラ」には共感を持てなかったと語ってるわ。
逆にマレフィセントの身に起こった不幸、それによって彼女の闇の部分が生まれ、それは「この世界に存在する不当さにあたると解釈している」と言ってるのよね。
アンジー、私は嫌いじゃないのよ。

昨日はLaLaTVでドイツ製作の「グリム童話・白雪姫」を見ていた。
こちらも何度も何度も魔女の同じ手に引っかかって命を落としかけるお馬鹿姫の話だけれど、こちらの実写版、とにかく映像の美しさと、原作の面白さと残酷さが残ってて、見ていて楽しかったわ。
ラプンツェルは配役がちょっと・・・だったけれど、この白雪姫はひたすら美しかったわ。
原作でこの王妃が実母だったって話は、身につまされるわね。
私の母親も、私が幸せな時は鬱状態、うまくいかない時には一気に回復するという不思議な人だったわ。
できるだけ距離を置き、気持ちは完全に離れた方が互いに幸せだと心底納得するまでの葛藤はそれは凄まじいものだった。母親とて万能ではなく。勿論、私だってそうよ。
グリム童話は男性が書いた話なのに、どうしてこんな物語が書けたのか?
昔からたまにある(もしくはよくある)話だったからなのかしら?

この「グリム童話実写版連続視聴」に続いて、家族団らんの時間を「眠れる森の美女」で過ごすとは、10代男子にとってはかなり特殊な家庭環境かもしれないわね。
その点夫は賢く、さっさと愛する「吉田類の酒場放浪記」の先日放送されたロングバージョンの元へさっさと逃げたわ。

白状したくはないけれど、私はこの「眠れる森の美女」のディズニー映画の絵本版を持っていて、小さい頃、それはそれは愛してたのよ。リカちゃん人形なんかよりずっと。
本がぼろぼろになるまで、何度も何度も読んだわ。
このオーロラが世界で一番美しいお姫様だと信じて疑わなかった。
私の中の唯一子供らしい部分は、ディズニーのオーロラに独占されてたといってもいいくらいよ。
ヘプバーンやグレース・ケリーを知るまでは、世界で最も美しいのはディズニーのオーロラだと、長いこと思ってたので、その美しさに目がくらんで、「寝てる間にことが片付いただけのラッキーなお姫」とは思ってもいなかったのよ。

息子と一緒にドラマや映画を見ると、「中二病的見解」を語り合いながら見るので、うっとりはできない代わりに、テレビに向かって突っ込むのは、まあ、お互いに面白いわね。

ということで、どんなに愛らしいお姫様を見ても、凛々しい王子を見ても、「おバカ姫」と「バカップル」にしか見えなくなってしまったとさ。
めでたくもなく、めでたくもなし。


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Comments 2

翡翠  

初めまして。
私もオーロラ姫が一番美しいと
思っていました。そして
一番好きでした。
何しろ「眠れる森の美女」ですよ。何てステキな邦題でしょう。
今なら「スリーピングビューテイ」って現代のまま公開されてしまうかなあ?
白雪姫もシンデレラも好きでしたが何故かオーロラ姫は私の中では
別格でした。

ヘップバーンも勿論
大好きで憧れの女優さんです!

2014/07/13 (Sun) 19:56 | EDIT | REPLY |   
mikaidou  
Re: タイトルなし

翡翠さま、素敵なお名前ですね。
コメントありがとうございます!

> 何しろ「眠れる森の美女」ですよ。何てステキな邦題でしょう。
> 今なら「スリーピングビューテイ」って現代のまま公開されてしまうかなあ?

ほんとうにそうですよね、この邦題をつけられた方、どなたなんでしょう?
「いばら姫」のままでなくって、ほんとに良かったって思いませんか?

> ヘップバーンも勿論
> 大好きで憧れの女優さんです!

ほんとに、素敵な女優さんって、時間がたっても忘れられないですよね。

ディズニーのオーロラ姫、本当に奇跡のようなアニメーションですね。
あのバレリーナのような身のこなしをあの当時のアニメの技術でよくぞ再現したなあって、とっても不思議です。
私、「イカレたお姫」とか「おバカ姫」とか、散々書いちゃいましたけど、ほんとに失礼いたしました。


2014/07/13 (Sun) 21:15 | EDIT | REPLY |   

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