ナビ子とドライブ
我が家のささやかな軽自動車を、
老朽化と「エコカー減税」を理由に買い換えた。
前の車は一度も事故や、トラブルがなかった。
それだけの理由でも、できることなら乗り続けていたかったのだが、
なにせ女性向け軽だったために、うちの怪獣君が乗るたびに肩をぶつけるようになってしまった。
前の前に乗っていたトラブルだらけの33ワゴンは、維持するだけで大変だった。
こっちが何もしなくても、道に鉄の塊が落ちてたり、停めてるだけでぶつけられてたり。
車にも、持って生まれた「車人生」というものがあるのではないかと思う。
怪我しやすいタイプ、スイスイと順風満帆なやつ。
運転する側は同じように乗っているのに、車によってなぜこうも事故率が違うのか不思議だった。
こんどの車は、どんな生涯を送るのか。
買い換えにあたって、ようやく「ナビ」というものをつけることになった。
ところが、その「ナビ」にも慣れないうちに、夫が「しゃべるバックミラー型レーダー探知機」を取り付けてしまった。
「ナビ」も「探知機」も女の声でしゃべるから女なんだろう。
夕方、駐車場に車を停めると、いきなり「もうすぐ日が暮れます」と言い出す。
ちょっと大通りにでると、「取締区間レベル3です」。
なんのこっちゃ。
どっちがしゃべってるのか、何が言いたいのか、こいつら、そもそも
どうやって日暮れなんてわかるの?
ナイトライダーか?
6分55秒くらいから、マイケルが「ナイト2000」に乗ろうとする前に、
もう「どこへ行きます?マイケル?」と車の方から聞いている。
今でこそ珍しくもなんともないキーレス、とか、30年前には「?」って感じだ。
wikiによれば
ナイト2000
ナイト2000(ナイトにせん)は、アメリカで放映された特撮番組『ナイトライダー』に登場する架空のドリームカーである。
ここではK.I.T.T.の詳細に触れる。ナイト2000(車)とは基本的に同体である(劇中同乗した女性から「車にコンピュータを積んでるの?」と尋ねられたマイケルが、「いや、この車そのものがコンピュータなんだよ」と答えている)が、K.I.T.T.自身は人工知能である。K.I.T.T.の視点では、ナイト2000は自分が自由に出来る手足と考えるべきだろう。
パイロットに奉仕すること及び、人命保護を最優先にプログラミングされており、利他的。ナイト2000の悪用をたくらむ人物がキットそのもののシステムを書き換えても、人命最優先という基本プログラムは強固に守られ、人を傷つける事はない。パイロットの人命が危険にさらされそうになれば自らを犠牲にしてそれを守る。会話機能は機械的ではなくスムーズなもの。ユーモアのセンスと人格を有する。
ナイトライダー、私が育った地方では土曜日に放送されていた。
週末はナイトライダーとプロレスの長州力を見る。
平凡な一女子高生のささやかな楽しみであった。
当時この「ナイト2000」はまさに夢の車。

車がしゃべる!会話する!
運転席はピカピカ光るなにやらコンピュータがいっぱいで、近未来を予感させる。
でもドラえもんとは違うし
主人公はイケメン俳優、車はスーパーカー!
動画を確認したら、この車型コンピューター、
女だと思っていたら、男だった。
すごい記憶違い。秘書だと思っていたら、執事だったという。
ナイト2000は、何かというとすぐに水中を走ろうとする難儀な技も持っていたが、
今やお台場から浅草まで、陸路も水路も両方走るバスだってあるではないか。
・・・水陸両用スーパーカーはともかく、「やたらと喋る車」。
このドリームカーを、遅ればせながら、ついにゲットしたのである。
軽自動車は定員4人のはずで、そこに家族3人が乗り、
ついでに女(の声)が2人喋っていたら、定員オーバーではある。
しかも皆が同時に喋るとうるさい。
あんまりうるさいので、スイッチを切ってやることもあるが、
それでも、乗るたびに、ほんのちょっと、あこがれてやまなかった
ナイト2000を思い出して、楽しくなるナビ子とのドライブである。
老朽化と「エコカー減税」を理由に買い換えた。
前の車は一度も事故や、トラブルがなかった。
それだけの理由でも、できることなら乗り続けていたかったのだが、
なにせ女性向け軽だったために、うちの怪獣君が乗るたびに肩をぶつけるようになってしまった。
前の前に乗っていたトラブルだらけの33ワゴンは、維持するだけで大変だった。
こっちが何もしなくても、道に鉄の塊が落ちてたり、停めてるだけでぶつけられてたり。
車にも、持って生まれた「車人生」というものがあるのではないかと思う。
怪我しやすいタイプ、スイスイと順風満帆なやつ。
運転する側は同じように乗っているのに、車によってなぜこうも事故率が違うのか不思議だった。
こんどの車は、どんな生涯を送るのか。
買い換えにあたって、ようやく「ナビ」というものをつけることになった。
ところが、その「ナビ」にも慣れないうちに、夫が「しゃべるバックミラー型レーダー探知機」を取り付けてしまった。
「ナビ」も「探知機」も女の声でしゃべるから女なんだろう。
夕方、駐車場に車を停めると、いきなり「もうすぐ日が暮れます」と言い出す。
ちょっと大通りにでると、「取締区間レベル3です」。
なんのこっちゃ。
どっちがしゃべってるのか、何が言いたいのか、こいつら、そもそも
どうやって日暮れなんてわかるの?
ナイトライダーか?
6分55秒くらいから、マイケルが「ナイト2000」に乗ろうとする前に、
もう「どこへ行きます?マイケル?」と車の方から聞いている。
今でこそ珍しくもなんともないキーレス、とか、30年前には「?」って感じだ。
wikiによれば
ナイト2000
ナイト2000(ナイトにせん)は、アメリカで放映された特撮番組『ナイトライダー』に登場する架空のドリームカーである。
ここではK.I.T.T.の詳細に触れる。ナイト2000(車)とは基本的に同体である(劇中同乗した女性から「車にコンピュータを積んでるの?」と尋ねられたマイケルが、「いや、この車そのものがコンピュータなんだよ」と答えている)が、K.I.T.T.自身は人工知能である。K.I.T.T.の視点では、ナイト2000は自分が自由に出来る手足と考えるべきだろう。
パイロットに奉仕すること及び、人命保護を最優先にプログラミングされており、利他的。ナイト2000の悪用をたくらむ人物がキットそのもののシステムを書き換えても、人命最優先という基本プログラムは強固に守られ、人を傷つける事はない。パイロットの人命が危険にさらされそうになれば自らを犠牲にしてそれを守る。会話機能は機械的ではなくスムーズなもの。ユーモアのセンスと人格を有する。
ナイトライダー、私が育った地方では土曜日に放送されていた。
週末はナイトライダーとプロレスの長州力を見る。
平凡な一女子高生のささやかな楽しみであった。
当時この「ナイト2000」はまさに夢の車。

車がしゃべる!会話する!
運転席はピカピカ光るなにやらコンピュータがいっぱいで、近未来を予感させる。
でもドラえもんとは違うし

主人公はイケメン俳優、車はスーパーカー!
動画を確認したら、この車型コンピューター、
女だと思っていたら、男だった。
すごい記憶違い。秘書だと思っていたら、執事だったという。
ナイト2000は、何かというとすぐに水中を走ろうとする難儀な技も持っていたが、
今やお台場から浅草まで、陸路も水路も両方走るバスだってあるではないか。
・・・水陸両用スーパーカーはともかく、「やたらと喋る車」。
このドリームカーを、遅ればせながら、ついにゲットしたのである。
軽自動車は定員4人のはずで、そこに家族3人が乗り、
ついでに女(の声)が2人喋っていたら、定員オーバーではある。
しかも皆が同時に喋るとうるさい。
あんまりうるさいので、スイッチを切ってやることもあるが、
それでも、乗るたびに、ほんのちょっと、あこがれてやまなかった
ナイト2000を思い出して、楽しくなるナビ子とのドライブである。
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