2014
03.25

扇を持ったら、カプリース

Category: 浅田真央
さて、世界選手権も間近、わかっていることとはいえ、キスクラでの浅田選手を見るのもこれが最後かもしれないと思うと、寂しくて、寂しくて、多分、私はできればそれを見たくないと思っているほどなのよ。

浅田選手には充分な休息も、一端はスケートから離れることも、必要だと思ってるわ。
それでも、これまで自分たちファンがどれほど幸せだったのか、今更ながらこの何年もの間のシーズンごとの幸福感を感謝せずにはいられない。

浅田選手がもがき苦しんだシーズンも、辛く歯がゆいキスクラも、悔しいことも沢山あった。
それでもシーズンが始まる頃からあちこちの動画やブログを見て回り、試合の日程は全部スケジュールに書き込んで心待ちにしていた。

夕べ、我が家にあるただの扇子を見ているうちに、無性に「カプリース」を踊りたくなって、扇子片手にしばし狂ったように「カプリース」のちゃんちゃかちゃかちゃかちゃんちゃかちゃかちゃかを歌いながら踊ってしまった。

浅田選手の氷上でのあのステップはフクザツで当然マネするどころではないのだけど、振り付けをほとんど覚えるくらい見てるわけよ。こわいわ~~~

あのカプリースの浅田選手の「扇」さばきの素晴らしかったこと!
うちの扇子と私じゃとてもじゃないけど再現しようのない同じ人間とも扇とも思えないあの美しさよ。

このカプリースもヴァイオリン演奏家にとっては難曲として知られているという。
そしてやはりタラソワ師匠の振り付け。カプリース(気まぐれ)というこの曲の魅力を存分に引き出した。
浅田選手のプログラムは、多分他のどの選手にも演ずることが難しい(ってかできない)ものが多いと思うけれど、これもそうかもしれない。この曲を、ある意味ノリノリで舞う浅田選手の才能にひれ伏すしかないナンバー。
カプリースはバンクーバーOPシーズンのEXだけれども、今でも一番のリピート率。
勝気で魅力にあふれ、無垢でありながら同時に妖艶さすら見せる浅田選手の魅力が一杯つまっている。

これまでのこの興奮が全て過去になってしまうのがまだ信じられない。信じたくない。
けれど、その日は来てしまう。


動画主さま、ありがとうございます。
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コメント
本当にここ数年、真央選手からどれ程多くの感動を与えてもらった事でしょう。

年齢的には自分の娘の様な若いお嬢さんに、それもテレビの画面を通してだけなのに、こんなに勇気を与えられるという経験は初めてです。きっと今後こんな事はないと思います。

スケーターの命は短く、ピーキングも難しいものです。
真央選手の美しいスケートは奇跡のようだと思いませんか?
そして彼女の滑りを心から感動できる事のなんと幸いな事!

最後のワールドかもしれない。でも一期一会のスケートです。
心を整えて見ようと思います。
sonadot 2014.03.25 23:39 | 編集
Sonaさま、ありがとうございます。

本当ですね。多くの人が一人の選手にこれほど心を動かされ、涙し、何年もの間一緒に戦った気持ちになれたこと、それが浅田選手のスケートの持つ力でした。
椅子の上か、床の上か、とにかくTVの前で正座して、タオルで涙を拭き拭き、見ちゃうんでしょうね。
mikaidoudot 2014.03.26 07:20 | 編集
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