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花一輪が花束になる

自らの魂をさらけ出すほどの覚悟で、ただ一人リンクで戦った美しい選手。

リンクに降る花はその選手への愛情に他ならない。

私はリンクで観戦することはできなかった。

その選手にありがとうの気持ちを伝える花一輪さえ、渡すことも叶わなかった。

花一輪が集まったら、花束になる。
花一輪を渡したい人たちが集まったら、花束が大きくなった。

感謝の代わりにメダルを贈ろう。
これまで不当に認められなかったジャンプも、ファンは全部見てきた。
素晴らしい演技に、その努力に励まされ、力をもらってきた。
ジャッジが認めなくても、ファンはちゃんと見てきた。
だからファンがつけたプロトコルも見せてあげたい。

そんなファンの気持ちを「受け取るな」と関係者に進言する人がいるという。
信じられないけれど、いる。

高額な商品や金銭は受け取らないという姿勢は選手として立派だし、不思議ではないわ。
だけど、それはあくまでも、個人的なプレゼントとして、ではないかしら。

もし「スマイルプロジェクト」のメダルがそれほど高価な品になるとしたら、それは個人の力じゃないと思うな。
それだけ多くの人の賛同があったという証に他ならない。
そうじゃないかしら?

フィギュアスケートは、いつでも好きな時にチケット取って、どんな試合にでも応援に行ける競技ではないわ。
会場に行きたくても行けない、どんなに応援したくてもテレビに向かうしかなかった、この切なさを感じたことがあるのなら、せめて一度、選手に感謝を伝えたい。もしその術があるのなら、一度だけでも参加してみたい。

私は、そのせめて一度、の気持ちを「スマイルプロジェクト」に乗せる人たちをあざ笑う人に驚いてしまう。
なんて不遜で、なんて傲慢な。




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