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見終わったわ。氷上のメモリーズ

ソチ五輪直前 フィギュア日本代表~NHK杯 氷上のメモリーズ~
NHK BS1 1月1日(水)【31日深夜】 午前0時00分~6時50分

この長い長い番組を、ようやく観終わったわ。

最後は大輔さん。
競技生活も長いけど、まさか2002年のNHK杯から放送するとは思ってなかったから、びっくり。
本当にお宝映像になりました。

大輔さんのケガ前、ケガ後、2007年と2009年のNHK杯の違い。
ジャンプ、エッジワーク、スピン、ステップ、だけではない。

さっぱりと何かを解脱したかのような顔。
体型までが変わってしまっていた。

一人の人間がこれほどの変貌を遂げるには、一体どれほどの苦難を越えなくてはならなかったのか。

大輔さんのスケート人生は、苦難の道だったかもしれないけれど、他のどの選手より幸せかもしれない。
誰からも愛されたから。
大輔さんこそ自分との戦いだったわよね。
スポーツ選手のケガには、想像を絶する忍従が強いられる。
だけど彼が常に他者を広く受け入れることのできる大きなハートを持っていたことは、彼に大きなアドバンテージを与えたわ。
でもそこから始まる自分との闘いで、彼は一人だったと思う。
高橋大輔は壁を乗り越えるために一人に耐える必要があった。

浅田選手とはまた違うわね。
彼女の目は、いつも自分の内側に向けられていたのに、彼女が戦わなくてはならない相手は常に自分ではなく、彼女を取り巻く何者かだった。
それでも自分に向けられる人々の眼の中に、彼女がたくさんの愛情を含んだ瞳を見出したのはいつだったのだろう?
「花束が降りてくる」、その花束を降らせる手の持ち主たちの愛情が、彼女の力になりはじめた瞬間はいつだったのだろう?
バンクーバー以降真央ちゃんが劇的に変化したのは、佐藤コーチの指導によるところも大きいわ。
衆目にもわかりやすい演技をすることをきちんと浅田選手に教えたからよ。
浅田選手は、悟ったんだと思うわ。
自分に向けられている大きくて暖かい愛情を。
浅田真央は、壁を乗り越えるために多くの愛に支えられる必要があった。


この「氷上のメモリーズ」は、年を追うごとに変わっていく選手たちを見るには最高の番組だったわね。

まっちー編も、羽生くん編も、見ごたえがあったわ。
だけど彼らが集大成となる番組は、何年も先に作られるはず。

その時もフィギュアスケートを見ているのかどうかはわからないけれど、この老嬢が突っ込まずにはいられない面白さを提供してもらえてたら、嬉しいんだけど。






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