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私の推しは生き続ける

文藝春秋3月号を読んでいる。

小川洋子さんの「からだの美」第7回は「フィギュアスケーターの首」。
髙橋大輔の鎖骨をこんな風に語るとは、小川さん素敵。

多分ページが足りなかったくらいじゃないかしら、唐突に終わった文章にちょっと笑ってしまった。

さて今号の文藝春秋といえば、もちろん芥川賞受賞作の全文掲載と、選評だ。

私は本のあとがきや解説と同じように
本の選評やレビューも大好物。

候補作の、それぞれ同じ作品を読んで
当たり前だけれど皆違う感覚での選評。

島田雅彦、小川洋子両氏の落ち着いた評に安心し、山田詠美の最初の一文「驚いた。」に笑い、エイミーと同じタイトル、「選評」で選評を書いた吉田修一の忌憚なさにまた笑いが込み上げる。

選評の読み比べって、ほんとに面白いのだ。

吉田修一と山田詠美は書いている中身は反対に近いのにとても似ていて、お偉い優等生になんかならないよと言わんばかりのこの2人が、私の推しで、燃えもしなけりゃ全然お元気だ。

こうしてあちこちから当てられたスポットを背に芥川賞受賞作が「受賞のことば」と共にあらわれる。

これだけでなんだか贅沢な気分になれるのだから、この千円は安いのかも。





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