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『火花』再考

スカーレットの総集編を録画し忘れたショックで
呆然としている週末。

朝ドラを始め、意外に地上波も楽しめるようになった気がしていたんですけれど
やっぱりダメだったようで。
『エール』も楽しみに観ていますが
やっぱり私は沼の住人だったようです。

先日観たのは
姫川玲子シリーズ 『ストロベリーナイト』2010年

竹内結子さんが主人公の刑事を演じる『ストロベリーナイト』シリーズのパイロット版です。
林遣都さんは新人のエリート刑事役です。
このドラマ、すごく面白かったので
それだけにネタバレでは書けませんよね。
裏切られる小気味良さ、痛快でした。


というわけで詳細の書きようがない『ストロベリーナイト』は置いて。

遣都さん出演作品
『火花』と『パレード』、『チェリーボーイズ』を見比べ。

『好きな映像作品は?』

こう聞かれたら
この先もやっぱりこの『火花』
これを挙げると思います。

これまでが
『2001年宇宙の旅』とか『スタートレック』とか
『王様と私』とか
『パリのアメリカ人』とか『パリの恋人』とか
ヒッチコックの『裏窓』や『ロープ』だったんですよ。

カテゴリが違うwww
年代も違う〜www

以下全くの勝手な私見です。

『火花』の2話を観ていると。

自分自身と
赤の他人
というか架空の人物との境界線を思い切り下げながら
剥き出しのままの感情をそれでも晒す。
そういう遣都さんの『因幡の白兎』的ヒリヒリした演技に
ハテナマークがたくさん浮かびます。

徳永という芸人はもちろん芸を披露する側。
なのに舞台の外では『自分に触れないで。こっちを見ないで。』とでもいうような。
繊細すぎる剥き出しの何かを見せられているようで。
他の共演者とは明らかに異質な感じに
既視感を覚えてしばらく考えてしまいました。

他のドラマや映画でもこういう感じがあったかと思いましたが
こんな不可思議な自意識は見当たりません。

ということは
これは遣都さんというよりやはり役柄の問題なんですね。

この既視感。

原作者の又吉直樹さんに限りなく似てくるからでしょうか。

いや違う。

『人間失格』。

太宰治か。

びっくりしました。

自ら被った仮面の下に
肥大した自意識。

表現せずにはいられないのに妙な恥の概念が自らを閉じ込める。

憑依型とはよく言ったもので。
全く意識していないまま
原作の奥に繋がっている糸の先を握って演じているんでしょう。

天才だな。

浅田真央さんのワルツもそうだったなあと
思い出します。



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