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『ゴリオはどうしてこうなのか』

前項、前々項の続き


我が家に帰って来たことで
衣食住が乱れがちな貧乏学生ゴリオ(息子)の生活は少しマシになった。

問題はオットと私。

こんなご時世でさえなければ
息子がどこで何をしようが気にもしないが
今は緊急事態なのだ。

ところがうちの大学生は
‥‥まあ、20代に入ったばかりの
所謂若いもの。

もちろん飲みにも行かず群れもしないが
それでも友達とは個別に頻繁に会っている。

遠隔授業をしてもらっても
週一回のバイトには行く。


そこで生活時間帯の違いを活用し
私たち夫婦は徹底してゴリオとの接触を避けて生活している。


『ゴリオはどうしてこうなのか』

さあ、脳に聞いてみよう。

『40人の神経科学者に脳のいちばん面白いところを聞いてみた』
デイヴィッド・J・リンデン編著/河出書房
初版は2019年12月

『パート1 発達と可塑性』から
『第6話 子供の脳と大人の脳の違いは』
『第7話 日々生まれ変わる10代の脳』のページを開く。

ふんふん。

人間の脳というのは大体 20代半ばくらいまで発達を続けるとは聞いたことがあるが。

どんな風に?

10代の脳のニューロンの様子をレーザーでスキャンする

『こうした技術により、今では、子どもから思春期にかけての前頭葉のニューロンが盛んに探検をしているようすを見ることができる。』P54

『探検』してるのか。
頭の中でもか。
イメージとしては枝葉がグングン触手を伸ばす感じ?
写真ではツタみたいな感じ。(個人の感想です)

それで何が起こるのか。

『ティーンのシナプスは毎週 25%入れ替わる』P 54


今日のゴリオが来週には4分の1変わっているとしたら。

いやすごいな。


彼ら若い人たちは
生まれて20年ちょっとの間に
爆発的に脳の神経接続を伸ばし
目一杯に伸ばした神経接続という枝葉を
自らの経験によって
綺麗に刈り込んでいく。

ざっくりだが本書はこのようにティーン脳を
ガーデニングや剪定に例える。

わかりやすい。

『可愛い子には旅をさせろ』

無造作な神経接続を綺麗に整えて
より人間らしく刈り込むためには経験が必要。
そういうことか。

『彼らの前頭葉に詰まったニューロンたちは自分を形成するもとになる情報を手に入れようと懸命なのだと考えて、その変化の能力が日に日に失われていくと知っていたなら、私たちはむしろティーンエイジャーを世間の厳しい風にさらそうとするはずだ。北極探検キャンプに申し込ませよう、と。』

P 57

ゴリオを止めても
止まらないはず。


胸のモヤモヤは消えないけれど

ほんのわずか
気持ちは落ち着く。

私たちと一緒に暮らしているのは
手のかかる可愛い大きな子どもではなく。


前頭葉が未完成でホルモン全開の大男なのだということが
見えたから。











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