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花形・力石・岩清水

今回は著作権に引っ掛かりそうなほど、個人の写真で一杯です。

コワイわ〜。



かつての漫画愛好家(っていうのか?)にとって、梶原一騎の劇画を毎週楽しみに読んだ記憶は輝かしいものだったのではないでしょうか。

私は『巨人の星』はアニメで、『あしたのジョー』は後半リアルタイムで漫画、のちにアニメ、『愛と誠』は第1回から漫画で読んだ記憶がいまだにあります。

梶原一騎原作のこの3作品、主人公もライバルも、なかなかの悲劇で幕を閉じます。
強烈に熱い劇画作品群でした。

わかるんです。男子のロマンというのも。
でも未熟な私にとってその暑苦しさがまっすぐに笑いと結びついてしまったところから、私のツッコミ担当人生も始まってしまったのでした。

まずは花形満
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言わずと知れた『巨人の星』の主人公星飛雄馬のライバル、イケメンおぼっちゃまです。
エリートスター選手でありながら、何故か飛雄馬の姉ちゃんに恋します。

こちらが星飛雄馬の姉ちゃん、星明子さんです。『家政婦だから見てる』んじゃなくて、これが明子さんのデフォスタイルです。
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私にとって花形のヘアスタイルとキザッたらしさはリアタイ世代ではないこともあって笑いを呼び起こすものでした。
スポーツカーに野球帽。野球帽の下は野球選手にあるまじき不思議な形の長髪です。
てか、そのマッハゴーゴーみたいなスポーツカーな感じ、なんとかして。

念のため、マッハゴーゴーのお兄さんはこちら。
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なんか、花形満って意外にいい奴な感じのライバルですが、そのいい奴な顔が見えてしまうために、飛雄馬圧勝の予感しかしないという。


力石徹
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彼はボクシングだけでなく、ジョーの恋敵でもありましたね。

うーん、恋敵という感じじゃなかったですっけ?
まあ、ヒロイン的立ち位置は白木葉子さんでした。
女の趣味悪っ!と白木葉子を見るたび思ってましたけど。何故あんな妙な富士額を!

知らない方のために。
妙な富士額はこちら。剃り込みか!
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アニメ版の白木葉子さんはもっと不気味なヘアスタイルです。


力石だって、何もジョーにかかわりあったりしなければ、それなりの人生だったのではないかと思うのです。
でも力石徹はめちゃくちゃカッコよかった。ジョーをスルーできないところに美学を感じましたよ。
力石だけはネタにできない何かがあったんです。それって何だろう?言葉にできないけれど。
ストイックさに男女問わず惹かれるんでしょうか。
↑これはやっぱり死んじゃったからかなのか?力石の死の衝撃があまりに大きかったからか?
主人公のライバルとしては最高に永遠にカッコいい。


そして「愛と誠」の岩清水弘
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あの有名な「君のためなら死ねる」は今思い出しても最高でした。
あ、一応彼も主人公太賀誠の恋敵でしたが、岩清水君に至っては、なんというかもう、ストーカーと言っても過言ではない、圧倒的なお笑い担当でしたよ私の中で。恋敵としては最弱だったと思いますが、愛の強さにおいては最強の理屈っぽさでしたね。ああ、今こんな人いるのかしら?
あ、昔からいませんね、こんな人。
さあ、その岩清水弘を、あの斎藤工さんが演じたのが、2012年版映画「愛と誠」ですよ。

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『君のためなら死ねる!』

1970年代に人気を博し、西城秀樹主演で映画化もされた梶原一騎原作の同名コミックを、「十三人の刺客」「クローズZERO」の三池崇史監督のメガホンで新たに映画化。

主演は妻夫木聡と武井咲。

1972年の新宿。
良家の令嬢・早乙女愛は、幼い頃に危機を助けられた少年・太賀誠と運命的な再会を果たす。札付きの不良となっていた誠を更正させようと献身的に尽くす愛は、誠の後を追って不良の掃き溜めといわれる花園実業に転入。

誠が心を通わせていく由紀や、愛を追いかけて花園にやってきた優等生の岩清水、スケバングループのガムコら、それぞれの思いが交錯し、やがて学校全体を巻き込んだ大乱闘へと発展していく。

https://eiga.com/movie/56814/  映画.comより

2012年版『愛と誠』は、なんと昭和歌謡を歌いまくります。
始まって軽く1時間は呆れてものも言えず、ただ驚いて笑うしかありませんよ、正直。

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ところがです。

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笑っていられるのは「狼少年ケン」を歌う座生権太(伊原剛志)まで。


暴力シーンはともかく、ガムコが出てきたところで、私の脳裏にはあの劇画『愛と誠』の血生臭く凄まじい執着に似た愛と憎しみのどろっどろの記憶が立ち上がって来たのでした。
ガムコ役の安藤サクラさんの、全く原作漫画とは違うビジュアルにも関わらず。

こちらが本家ガムコさん。
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昔は大嫌いでしたが、映画で見直して改めて、ガムコの純情と、『また逢う日まで』(尾崎紀世彦のですよ)を歌って去って行くシーンに胸打たれるんです。

これは安藤さん、上手い。
ガムコの中の純粋さとある種の誠実さ(お馬鹿さんなりの誠実ですが、安藤さんが演じると汚くならない)をきちんと読み取って演じているからガムコがいじらしくなるんだと思うんですよね。


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この映画はリアタイ愛と誠世代が観ても最後にうっかり感動してしまう不思議なタイプの映画。
最後のシーンで出会う自分の感情に驚きましたよ。
だってあの妻ブッキーが額にキズの誠ですよ。

昭和歌謡ミュージカルシーンに『うがあああ!』と叫んで悶絶したい方にはイイかも。

で、感動ついでにふと懐かしくなって、岩清水君の盟友、花形満と力石徹を偲ぶのも、また一興なんです。


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画像検索で見つけたこの表紙。
そういえば昔持ってました。コミックス全巻。
こういう本を全部処分して結婚したんですよ。
勿体ないことをしました。

『愛と誠』の2人のビジュアル、今見ても良いですね。

これだけは実写化しても再現は難しいと思います。

だって、もみあげがこんなに長いイケメンって‥‥いる?




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