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『しくじった。惚れちゃった。』

録画していたJapan Openを観ながら書いています。

夕方、買い物を終えて駐車場に停めた車に乗ったところへ、さっちゃんからラインが入りました。

何と今からCaOIを観に行くと、会場前の写真を送ってくれたのです。
私なんかより余程リアルスケートファンなさっちゃん。

あまりに羨ましくて、ぐわあああ!と、車の中で悶えましたよ。


一方冴えない私がそこから向かった先は、太宰治の『斜陽』を読む読書会だったのでした。

私は月に 2度程違う場所のゆる〜い読書会的な集まりに行くのですが。

今日は 2時間程かけて1つの作品をじっくり読み解く方の集まりでした。

『好きな太宰治作品は?』と集まった10数名が自己紹介代わりに順に言うところから始まった読書会。

好きな太宰治作品ねえ。
私以外の全員が『斜陽』か『人間失格』って答えた中で、『皮膚とこころ』とか『紙幣』としか答えられなくてごめん。

ナビを務める書店経営者の女性が準備した本文の抜粋を載せたテキストに目を通すと、びっくりする程どのページの言葉もセンテンスも覚えていました。

私は太宰の後期の作品から最後の『グッド・バイ』あたりは好きになれず、そんなに繰り返し読んだつもりはなかったんですが。
ああ、この人のこういうところが、好きだった。
まるで昔の恋人にバッタリ会っちゃった。みたいな。
きっと私はすごくこの人(本)が好きだったんだな、と、おかしな笑いがこみ上げてきました。

先日も森見登美彦が編んだ太宰の短編集『奇想と微笑』を読みながら、失礼ながら森見さん最高の文章はこの本の後書きなんじゃないかと思ったりしていたところでした。
私が好きな太宰治も、この短編集の中にいるものだと思い込んでいたのです。

『満願』とか『服装に就いて』なんて痺れるし笑えるし。ほんと、素晴らしいですからね。

会場の本屋さんで思わず坂口安吾の『不良少年とキリスト』を買ってしまった。
どこの文スト(文豪ストレイドッグス)、どこの文アル(文豪とアルケミスト)萌えかい。
この本に載っているか読まなきゃわかりませんが、太宰の自死に際して手記を書いてませんでしたっけ。
→https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43137_30135.html
『青空文庫 坂口安吾 太宰治情死考』こちらで読めますね。

今日の読書会の参加メンバーは10代から70代。幅広いですね。

男性の方が多く、皆さま真面目にメモを取りながら、『ちょっと理屈っぽい話になるんですけどね。』
なんて言いながら、どうでもいいようなところを(失礼)是が非でも親父ギャグ的につなげてみたりなさっていました。

『斜陽』を『没落貴族の話』と大真面目に語る皆さまを目の前にして、私はようやく目から鱗が落ちるような気がしました。
この作品は確かに美しいけれど、大先生が書いた『純文学』として有難がって読むような本じゃないんじゃないの?

直治も言ってましたよね。『僕が早熟を装って見せたら、人々は僕を、早熟だと噂した。云々』
道化の仮面を剥いで見せてもそこは信じてくれないくせに、世間。みたいな。

不自由な道徳の犠牲者だったかず子さんは恋の革命家として生きようとするんですよ。

ファザコン、マザコンの姉弟。
『ひめごと』で思い出すシーン。

大真面目に『ここまでは平和な時代を思い出しているところですよね。』という解説や感想を聞いて、思わず。

『ここエロいところじゃないですか?ひめごと、として思い出した場面で艶めかしく描かれるのは、結局脚ですよ。』なんて口から出てしまっていました。

ヒロインかず子をあくまでも神聖化したい皆さまと私の間には深くて暗い川でもあったんでしょうか。

かず子を『没落していく薄幸な‥』なんて枠にどうしてわざわざ閉じ込めなきゃならないんだろう?
赤い縞模様の蛇じゃん。

いやいや、仕事はヘッポコ、読書会ではふざけたBBA。

会が終了した瞬間、これから電気ブランやアブサンを飲んで更に文豪トークをするという皆さんにサッサと別れを告げ、慌ててスケートの湖に舞い戻って来たのでした。


さっとんのシンドラーのリストは良かったですね。ジャンプはどうしても低いのですが、彼女が育って来た時代、まだヨナルールの名残りと言えば良いのか、『ジャンプには幅』が必要でしたもんね。

異次元の選手トゥルソワが跳ぶ高く回転軸が針みたいに細いジャンプを見ていると、『ジャンプは高いだけじゃダメ、幅がなくっちゃね』という評価のポイントが変わってきた今で本当に良かった、と心底思います。回転もうるさく言われませんし。
言いたかありませんが、真央さんはトリプルアクセルにさえ『幅がないからダメ』とかいう扱いでしたからね。

ザギのクレオパトラも美しいんですが。
今はみんながジャンプにタケノコ付けてアピールしてますけど、真央さんのタノは本当に効果的で演技に花を添えていました。
でも何の得もしていなかったように思いますけどね。

あ、うっかり本音が。

今日の昼間、林遣都が多分19歳くらいで演じた『Rise up』を観たんですけど、その中で真央さんのプログラムで忘れられない『月の光』が使われていて、それはもう良い浸かり心地の沼だったんですよね。

話が外れまくりですね。

ネイサンもショーマも課題が見えた試合ではありますが、いよいよ楽しみなシーズンの始まりです。

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