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無駄に見えることの繰り返し

昨年1年間だけ、一緒に仕事をした上司の中に、小学校の同級生がいました。

彼は私のことを覚えていませんでしたが、私には微かに子どもの時でさえ生真面目を絵に描いたようだった彼の記憶があったのです。

異動になって以来、私はこれまでとは違った意味で大変な所に来てしまったという何とも苦い思いで過ごしていました。

同じく昨年異動してきた管理職の1人である彼の方がそれを数十倍も感じていたことでしょうけれど。

顔にも言動にもそれを見せることはなかったと思います。

異動した先のトップとNo.2は共に女性でしたし、その下にいた彼の立ち位置は今思うと微妙だった筈。

職場で初めて出会う『同級生』の仕事ぶりを観察するのは私の数少ない楽しみになり。
同時に『使えない奴』とは思われたくないな、と頑張っていた気がします。

ある時、私のテリトリーでちょっとした事件が起こるようになりました。

ただでさえギチギチに詰まった業務時間を後始末で削られる日が続き、私は普段から細かく記録している業務日誌にも事の次第を報告せざるを得ませんでした。


1人仕事というのは何かと職場でも誤解を受けることがあります。
やっている事が見えにくいからだと思うのですが。

確かに職場全体で見れば私の持ち場に起こっていたことなど些末なことでした。
単に報告であっても、そこに弱音を読み取ることは容易かったのだと思います。

私の日誌には4人の上司の目が通されます。

その時戻って来た日誌には、女性上司の赤い文字とは別に、青い万年筆の特徴ある文字で一言書いてありました。

『僕たちの仕事は、無駄に見えることの繰り返しです』


まさかの突き放し?

私の仕事は君の仕事とちがうんだからさ。

上司として解決策でも講じてくれよ。

仕事になりゃしないでしょこれじゃ。

そうは思いながらも、私は彼の仕事に対する姿勢を突きつけられた気がして、ちょっと感動していました。

『無駄に見えることの繰り返し』

それは社会に出て以来、私の中には全く無かった価値観でした。

フィギュアスケートには数字も結果も『だいたいこんな感じねー』でふんふんと済ませていますが、基本数字が好きな人間です。

どこで何をしていても、常に数字に裏打ちされる『結果』を求めたい。

だからネイサンが統計学で何かを語ったりすると心底痺れたりします。

『無駄に見えることの繰り返し』

賽の河原かよ。

正直そう思うこともありましたが。
1年経った今。

あんなに困り果てていた相手が180度ひっくり返り。

無駄に見えることは別にほんとに無駄ってわけでもないんだなと思い直しています。

今朝、日テレの『シューイチ』で真央さんの衝撃発言がありましたね。

来年の10月で『サンクスツアー』は一区切りすると。

物事には必ず終わりがある。

そうはわかっていても、まだチャンスはあるような気がしていました。

待った無しです。

少々遠出になっても、チケット争奪戦に挑む時が来たようです。


あ、その同級生は最短ルートで本人もびっくり昇進を遂げました。

『あなたは、又一緒に仕事がしたいと思った初めての人よ』
私がこれまで言われた最高の褒め言葉はこれですが。

私は2度と彼と一緒に働きたくはないんです。





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