FC2ブログ
Welcome to my blog

夏風邪

夏風邪を拗らせたらしく、早めに飲み始めたつもりの抗生物質も咳止めも、3割程しか効いていない気がする。

咳の感じが喘息っぽく、更に途中1日仕事に出てからは一層しんどい。

薬を変えてもらい、職場に提出する診断書を書いてもらったらおサイフが途端に軽くなる。



微熱が続くこの怠さには、憶えがある。

昔むかし。

気管支炎から肋膜に炎症が起き、腎臓も悪くしていたのに、医者はそれを見抜けなかった。

何の手当てもしてもらえず、かと言って起き上がって遠い道のりを通学できる体力もなく。



ようやく病名が確定した時には半年を棒に振っており、私は高校を留年した。




そういえば幼少から病弱で、布団で本を読んで過ごしたという人は多い。

ある本にも、町医者に聴診器1つで『肋膜に水が溜まっている』と即座に注射器で水を抜いてもらい、手厚く看病され快癒したという話があった。

レントゲンを正面からしか撮らなかったせいで見落とした、と言い訳した大きな病院の医者もいるというのに。

昔の医者の優れた五感に感心する。


私の場合は尚のこと悪かった。
驚いたことに学校からはいつのまにかサボリのレッテルを貼られ、もう一度やり直した高校生活は何しろ厳しいものだった。

ただ、『病弱』の代わりに『不登校』の貼り紙を背負ったお陰で、素行が悪くても心配はされなくなった。
結果として友人も増える。


あくまでも『不登校』に拘る学校に抗戦するには、勉強するのが早道。


遊んで勉強して。
勉強しては遊び、時々高熱にうなされた。

それでもあのモヤモヤとした病の日々が嘘のように、私は元気になっていた。



今でも時々、自分1人が学校から卒業できない夢を見る。

そして今も。

夏風邪であろうと早めにキッチリ病院にかかり、てんこ盛りにお薬を貰って、ビタミン剤と共に嚥み下すのだ。
診断書の提出も忘れずに。



20190705174042b98.jpeg

肋膜炎の話はこの本から。
父、小川未明の思い出を暖かく回想した『陽だまりの家』。
未明は長女をこの肋膜炎で亡くしている。

子供の頃、小川未明を繰り返し読んだ記憶を優しく蘇らせる。





関連記事

Comments 0

Leave a reply