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ナンシー関に倣おう

ナンシー関。

世界初の消しゴム版画家。

コラムを書かせても、ハヤシマリコの比ではない芸能人論を展開した。

今読んでも色褪せることのない、どストライクをポンポン読み手に投げて来るライターだった。

彼女の価値を見出し世に送り出した人々がいた、良い時代だった。

先日古書店で買ったナンシー関の、『何がどうして』、『何様のつもり』。

この人の視点は、どうしてこうも時代や事象も超えたところに達しているのだろう。

本質を捉える能力と、何事も見逃さない目。

短い言葉で十分なのだ。
















さて、書籍のレビューにおいても、ツイッターでも、そして拙ブログにおいてさえ、厳しい事を書かれているライターがいらっしゃる。

彼女をぴろのと同じだと書いてあったツイートにはハラワタが煮えくり返った。



彼女の本が届いた日も、書類を作りながらハードカバーを一冊読み切り、記録を取って帰って来ていた。
クタクタだったがくだんの本を夜中まで読み、ブログに感想を書きながら最後まで読み切った。
資料のグラフまで全て。

書きたかった事、伝えたい事実、あの時起こっていた事を白日の元に晒して多くの人に知ってもらいたい。
その気持ちは痛い程伝わった。

馬鹿みたいに多い(失礼)注釈を目薬を挿しながら見て思ったのは。

情報を追いすぎると真実が見えなくなる、という事だった。

人は見たいものしか見ない。

どれほど詳細に丁寧に『ソース』を明示しても、
匿名ブロガーの協力で書かれた、という時点で多くのツッコミが入る。
公平性に欠けると言われる所以だ。

それは承知の上だっただろうけれど、突っ込まれたくない、これは事実だという証明をしようとすればするほど『読まないで批評する人』は増える。

真面目な方なのだろう。

自信を持てば良いのだ。きっと。

自分の推察に、自分の思いに。




私がこのライターさんの本で改めて驚いたことは、著者ご自身の鋭い洞察力と、
そしてそこに情報を寄せたブロガー『☆』(本文中にもそう表記されていた)様の調査能力だ。

どちらもすごい。



万人に理解してもらわなくて良いと思う。

時が証明してくれる。

見る人は見ているものなんだから。

ナンシー関はいなくなっても、彼女の残したものは今も変わらずあの頃だけでなく今この時代をも詳らかにしている。

タイトルにつけざるをえなかった大元の『浅田真央が戦ってきたもの』があのページのみでここまで長く読まれ続けているように。



追記の追記。

面白いことに、この本を読んでもいないであろうポエム女王様が、暗にこの本を恐れてでもいるかのような長々とした内容をブログに載せている。

『ヘイトだから、読んじゃダメ』とも受け取れる。
とても不思議。
何故浅田真央の本を出されると、羽生ファンが嫌なのか。

読んでもいないのに。


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Comments 2

ジゼル  

私もナンシー関、好きです。
鋭い視点と表現力、他にいないですね。
印象に残ってるのは松井秀喜のことを「遠洋漁業に
何年も行っていて、帰ってきたような顔」と
言い表していたことです。
なんか、言い得て妙ですよね。


そして件の本も、読みました。
読むのが大変でしたが、著した熱意を感じます。
ファンなら知ってる事、思ってる事が多かったですが、それが「本」という形になり、残っていくというのはやはり重みがあると感じました。

あれだけの資料、数字を用いて説得力、信憑性を
持たせようというのはわかりますが、
果たしてファン以外があれをそこまで
読み込めるだろうか、とも思いました。

ファン以外にも広く
知ってほしい思いがあります。
そのためにあのようなタイトルになったのは、
仕方ないと思います。



ただ、


>>情報を追いすぎると真実が見えなくなる、という事だった。


これは私も同様に思いました。
難しいものですね。
限りなく怪しい、おかしい、と感覚でわかっていても、いざそれを証明しようとすると、
こういった件に関していかに大変か。
推測、思い込みでしょと言われてしまえば
それまでで・・・。


内部告発を待つしかないのでしょうか。
動かぬ証拠が出てこない限り
暗雲が晴れることはないのでしょうか。

2018/12/14 (Fri) 09:21 | EDIT | REPLY |   
mikaidou
mikaidou  
Re: タイトルなし

ジゼルさま

コメントありがとうございます。
この本の出版と小塚さんの件が殆ど同時、というのもびっくりしましたね。
本当に怖い世界です。
本のタイトルについては、真嶋さんご自身のお気持ちを鍵コメで頂きました。
ジゼル様のおっしゃる通りの事情だと思います。
でも個人的には今でも、内容が男子シングルについて実に的確な事を書いていらっしゃるので勿体ないと思っています。
購買層を考えれば男子シングルを含んだものにしておけば新しいファン層も『とりあえず』買ったかも、と思いませんか?
不思議なんですよね。
真央さんのおかしな採点について明らかにする本を、何故ここまで羽生ファンが『読まない運動』しようとするのか。
採点を分析されているのはヨナなのに、何がそんなに気に入らないのか。
採点が公平では『なかった』という過去形を、何故彼らはそこまで叩き落とさなくてはならないのか、その必死さが不思議なんです。
この手の本はメディアではワザとスルーされる類の本。
王者ファンがあれこれ言えば言うほど知られてしまうのに。
小塚さんのAI導入に関する個人的見解なんて、王者ファンから『それ見たことか』と喝采を浴びそうなコラムになっているのに。
読まないで『陰謀論』って決めつけてるんですから、損ですよね。

小塚さんのコラムを読んだ限りでは、『内部告発』はまずないのかなと私は思います。
自浄作用も考えられませんし。
ただ一つの希望は、『真央さん』自身。
彼女が活躍の場を広げれば広げるほど、シロタのして来た事が意味のないものになるのではと思っています。

2018/12/14 (Fri) 19:44 | EDIT | REPLY |   

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