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ホシは宇宙人か?地球人か?

『ガス人間第1号』

これを書く前に「美女と液体人間」に突っ込んでみたかったのですが、無理でした。
相手は液体でスライム系だし、液体のくせに(ごめんよ)ナイトクラブ好き。
ボディに締まりのない(浅田舞比)お姉ちゃんたちがくねくね踊ってるのと、
白川由美さんの美しさと口パクジャズナンバーがハイライト(これは私だけ)。

なんてったってwikiにさえ、概要はこう書いてあるのです。



「美女と液体人間」
変身人間シリーズの1作。タイトル通り、女性の登場するシーンも多く、アダルトな雰囲気も持つ特撮映画である。



まあでも次があるのです。

ガス人間ですよ。
液体からガス。
どっちも捕まえようにも捕まえられない、美女に恋する『ガス人間』。
悲恋ぽくて『液体』よりずっといいのですが。

〝犯人(ホシ)の足どりを追って、あの手この手‼️〝
うーむ。
そうですか?

まずは予告編をご覧くださいませ。





豪華豪華、更に豪華な俳優陣に本当に驚きます。
サラッと若き日の〜の懐かしい面々が出てきます。

左卜全さんですよ。びっくりします。
この方が登場すると、感情移入できてしまう。
ガス人間にさえ。
塩沢トキさん、芸歴まじまじ長かったのですね。

wikiによるお話はこんな感じです。

東京で不可解な手口による銀行強盗が頻発し、警察は容疑者を強引に逮捕するが、そこへ真犯人を名乗る青年・水野があらわれる。

水野は違法な人体実験の果てに、自らを自由にガス化できる体質の「ガス人間」にされてしまった犠牲者だった。愛する女性、零落した日本舞踊春日流の家元・藤千代のため、自分の体質を悪用して銀行強盗で大金を貢いでいた水野は、自らをガス化して悠々と逃亡してしまう。そして、世間の批判にさらされる藤千代の発表会が開かれるが、観客たちは藤千代に「ガス人間を出せ!」などと罵声を浴びせる。怒った水野が正体を現すと、観客たちはホールから逃げ出す。

観客がいなくなったホール内には警察の策略によってUMガスが充満していたが、藤千代は水野のために踊り続ける。



この物語を(一応空想科学映画ね)、この豪華メンバーで。

岡本賢治警部補:三橋達也
春日藤千代:八千草薫
甲野京子(東都新報記者):佐多契子
ガス人間・水野:土屋嘉男
田宮博士:伊藤久哉
田端警部:田島義文
稲尾刑事:小杉義男
佐野久伍博士:村上冬樹
猫背の老鼓師:左卜全
警視庁幹部:佐々木孝丸
葉山(東都新報重役):山田巳之助
池田デスク:松村達雄
銀行の支配人:宮田羊容
藤田刑事:三島耕
川崎(東都新報記者):野村浩三
西山(強盗殺人犯):山本廉
紋太夫:松本染升
相見巡査:堤康久
図書館の男:山田彰
看守:広瀬正一
戸部編集局長:中村哲
里代:塩沢とき
梶本(東都新報重役):熊谷二良
大崎刑事:坪野鎌之
中谷巡査:緒方燐作
看守:榊田敬二
観客の男:岡豊
警視庁幹部:山田圭介
堀田刑事:権藤幸彦
警視庁幹部:草間璋夫
鎌田(検死官):松本光男
観客の男:佐藤功一
図書館員:安芸津広
銀行員:澁谷英男
東都新報記者:橘正晃
観客の男:黒田忠彦
留置所の女:藤野珠美
記者:伊藤実、大前亘
藤千代の車の運転手:速水洸
殺される出納係長:鈴川二郎
留置場の男:広田新二郎
長唄:富士田吉四郎、柏庄太郎、杵屋胡十郎、芳村久太郎
三味線:杵屋勝四郎、杵屋和喜輔、杵屋和四之、杵屋和四三郎、杵屋和之助
囃子 笛:鳳声信秀、小鼓:堅田喜四郎、太鼓:堅田喜三郎、堅田喜三久、大太鼓:福原宏

とは言え、流石に知らない俳優さん多すぎ!

あの八千草さんがまだすごく若くて、お着物がめちゃくちゃ素敵なのに所作の練習不足か若さゆえか、とっとと大股で歩く姿も頼もしく。
三橋達也は若い頃からあのまんまだったのかとびっくりですし。
新聞記者役の佐多契子さんの洋装が超オシャレ。

レトロ好きには堪らないクルマ、建物、街の雰囲気。
タバコのポスターなんて一時停止したほどカッコイイ鳳蘭さん似の美女が。

液体人間の方でもロケで実際の昔の東京の街並みがちょっぴり見られたのですが、ガス人間で興味深いのは、図書館なんですね。

八千草さん演じる日本舞踊家が怪しいと、刑事の三橋さんが新聞記者の佐多さんと車で後をつけるのです。
着いたところが『私立社段文庫図書館』。

実在はしていない図書館のようですが、これがまだ閉架式‼️
閉架式というのは、昔の図書館は今のように利用者が自由に自分で本を選んで借りるのではなく、目録から目当ての本を探して、カウンターで本を出して貰って閲覧するのが一般的だったのですね。
いまでも国立国会図書館などはこの方式だそうです。

ふっつーに閉架式図書館を見たければ、こちらの映画を見れば良いのです!
ガス人間も図書館で働いてますから!
他にも見る人が見ればこの場所は今の何某、と驚きそうな貴重映像満載です。

特撮が大事な空想科学映画だってことは私だってわかっちゃいるんですよ。
でもね、ほかに見所ありすぎ。

「三丁目の夕日」をそのまんまお洒落に、恐怖をスパイスに。
しかもセット以外はホンモノ‼️

結局、『ホシは宇宙人か?』と言われれば、

地球の人だったわけですが、そんなの全然関係ないわけです。

その辺がまたキュートな映画です。

間違いなく言えるのは、特撮技術は発展途上でも、服飾デザイナーはとてもレベルが高いんじゃ?と言う、一連の特撮映画の1つでございました。

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Comments 2

kei  

「ガス人間第1号」、音楽がいいでしょう?
もうまさに「ウルトラQ」!
まあ、「ウルトラQ」がこの映画の音楽を流用してるわけですが。

2018/08/01 (Wed) 14:12 | EDIT | REPLY |   
mikaidou
mikaidou  
Re: タイトルなし

keiさま

えーっ!
ただ単に音楽担当が一緒の人か?くらいに思ってました!
ウルトラQの音楽にこの映画のを使ってたんですか!
奥深くて、本当に面白いですよね。
戦後の日本を違う角度で見せてくれるこの一連の映画群、貴重ですよね。
今なんてUNEXTで『にっかつ』のあーゆーのとか団鬼六とか観てみたりしていますが、
こっち系はやっぱり全くわからない世界でした( ̄▽ ̄)
美しくないのはどうにもだめです。
私などには乱歩や横溝までが精一杯なんでしょうね。
あ、宍戸錠や小林旭は好きで、裕次郎は無理、という好みの問題もあるので、
やはり偏っているのでしょうね。

2018/08/01 (Wed) 18:07 | EDIT | REPLY |   

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