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2018
04.30

まっさらな

Category:
このフォトエッセイにおける浅田真央の印税は全額、東日本大震災で被災した
子どもたちを支援している「Support Our Kids」に寄付されます。




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読みました。

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表紙の中まで、桜色。

装丁、写真も勿論ですが、編集による語り口調の再現は素晴らしい。

そして字体。

ページを開くと、真央さんの笑顔の写真。

雪一面の平野の風景に、『今の気持ち』と書かれた序文。

引退会見の日のこと、それから1年たった今の気持ち。
何とも言えないピンク色の文字から、真央さんの声が聞こえてくるようでした。

この色とこの字体を選んだ人はすごい、と思います。

各章、タイトルより本文の方が文字が大きいことからも、
真央さんの語りを前面に、できる限り正確に伝えるために、
考え抜かれたと思うのですが。
本当に微妙なフォントのせいか、ページに言葉の温かみが見えるのです。

『スケート靴をもう一度履き直すことは、私にとって大きな決断でした。』



それほどまでに悩んだ末の決断だったのかと。
その決断がなければ、本当に真央さんはスケートをきっぱりとやめるつもりだったのかと。

改めて、2度とあの滑りが見られなくなる寸前だったことに、ヒヤリとしました。

アイスショーの準備の中で、曲の解釈も現役時代とは変わったこと。

『今は本当に自由なんです!』

スケートを自由に滑ることができる喜びを噛み締めながらのアイスショーの準備。

お母様の言葉を、真央さん自身が語っています。

『勝った、負けたではなく、氷の上で生き様を見せる』



いやもう、泣きながら読んで泣きながら書いてるんですが。

何しろ前回の本より更に、真央さんの気持ちが前に進んでいることに驚きます。

お母様の生き方、お母様の言葉を、真央さん自身が語ります。

お母様の言葉が彼女の身体の一部、生き方そのものになっていることが、真央さんから語られたことが大切だと思うのです。

子ども達にスケートを教えていきたいこと。
それも、全力で。

頑張る、と言う言葉より、『精一杯、やりきる』。
『精一杯、生ききる』。

そうして生きてきた証を、サンクスツアーで、きっと見せてくれるのだと思います。

真央さんのスケートへの想いが、ようやく自由に伸びやかに花開きます。

『第二の人生は、きっと長くなると思うんですが』と、あります。

まだ観ることができる、それも、もうしばらくは。

それだけで、どれほど嬉しいことか。

最後に、今、地元大須のリンクで滑っていることも明かしています。

原点に帰って、楽しかった思い出深いリンクで滑る真央さんの幸せな笑顔。

自然体の写真と、さらっと書かれているようで、彼女の競技人生を見て来たものにはずっしりと想いの詰まった言葉。
その両方に力づけられます。


真央さん、ショーの成功を心配していたようですが、
成功するに決まってます!

真央さんが言うところの『成功』とは、
『ファンの皆さんに喜んでもらえるか』とか、『みんながいい時を知っているから中途半端なものはお見せできない』という真摯なものでしょう。

でも、そこは全く心配ご無用(って、こっちが言うのもなんですが)。

真央的『生き様』。
それだけでもうすごいプログラムに決まってるんです。

出来るだけ長い、第二の人生になりますように!

ありがとう!


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