2018
01.16

出される料理は何でも美味しい気分で

Category: TV番組
さて、寒波寒波で職場の寒さと闘っている間にあっという間に1月も後半に入ってしまった。

我が家のゴリラ‥‥いえ、ゴリオは結局家から出て行く予定をガッツリ斜め下方に修正し、全く縁もゆかりもない大学のとある学科に『家から』通うことになった。

彼には自分の専門分野が既にあり、それで食べていけるはずだった。
アホとしか思えないが、彼がいずれ自分の好きな分野にまたもや舵を切るのは目に見えている。

職場の最年少女子にこの話をすると、

『あ、いますよ!そういう馬鹿がっ!』


まあそんな感じでお正月はふて寝的にテレビ三昧だった。

あれこれ見過ぎて感想も書けないが、お馴染みのヤツだけ書いておこう。

ネタバレしてるよー、という部分もありますが、
多分誰も読まないと思うので、書きたいように書いております。



まずはCSで観た『転校生』、『時をかける少女』、『HOUSE 』。

レトロ感がツボで、あの風景をSFやホラーの舞台に持ってきたところは今なら『これもあり』と思える。
特に『転校生』は素晴らしかった。
主役2人の心の機微、葛藤、思春期ならではの伸びやかさと繊細さ脆さ。
何しろ尾美と小林の演技がいい。
山中恒の原作を実に上手く映画にしたと今更思う‥‥ようになった。


『Sherlock 4』

これは再放送でやっと観た。

賛否両論あるだろう。

私には何というか別バージョン過ぎて、自分の本棚を探すのももどかしく、そのまま青空文庫で『瀕死の探偵』を読み直して気を取り直した程だった。

いやもう、『瀕死の探偵』の短編のスカッと鮮やかなことよ。

『東の風』に関しては、シーズン3にも散々キーワードのように使われていたが、
なぜあれを結局『ホームズ一家物語』にしたのかが謎。

成功しすぎて、家族ぐるみで製作に関わりすぎたのか?
殆ど全能と思われた『ユーラス』が幼児のように家族の愛を欲していただけで、
あそこまでのことをやったのか?
だとしたら家族があの後シェリンフォードに集う場面でさえ、彼女に『再プログラム』された皆さんに見えてしまったのは、私があのストーリーを面白いとは思うものの、全く好まなかったせいなのだろうか。

人間らしいシャーロックを解き放ちたいならば、私はロシア版の方が圧倒的に好きだ。


『コナン・ドイルの事件簿 シャーロック・ホームズ誕生秘史』

これは以前観た時も面白いと思った。
ドイルが学生時代や開業後もベル教授(ホームズのモデル)と一緒に事件を解決していく。
ドイルが生きた当時の世相が巧みに織り込まれ、虚実取り混ぜたその混ぜ加減がいい。
ただし暗いんです。救いは大好きな俳優、イアン・リチャードソン。


ロシア版の新『名探偵シャーロック・ホームズ』

録画したものを観ているが、何度観てもどの回を観ても素晴らしい。
レオンカヴァッロ作詞・作曲のイタリア・オペラ「道化師」がアイリーンとのゴタゴタ事件の間に流れる。
あの高橋大輔氏も使った第二幕『道化師』と同じ部分が新ロシア版では、ホームズの悲恋のバックに使われる。
実に斬新でエモーショナル、重厚なのにあのホームズものにぴったりハマった音楽の使い方に痺れた。
要するに、アイリーンを巡るモリアーティとの三角関係を音楽で表現したのかと。
特に後半、本当のホームズとワトソンはこうでしたよ、あの話もこんな感じの話をあんな風に書いたんですよ的な現実と、ワトソン博士が書いたホームズ像が近づいていき、遂に女王陛下とバスカヴィルの犬が現れるラストは秀悦。


新しい版クリスティーの『検察側の証人』

SATCでサマンサ役をしていたキム・キャトラルがいい感じにハマって、悪役の2人がまた魅力的だった。
(ディートリッヒの映画は別格でしたけど)
ただ、主人公の弁護士の最後の最後はいかがなものかと。

もう一つ、BBCの『そして誰もいなくなった』。
これも‥何だかなあ。

ホラーとかサイコパスが苦手なんだから仕方ないが、何故原作には全くそれを感じないのだろう。
演出がそっち風味でなければ、あの『トミーとタペンス』みたいになってしまうのだろうか?
それも困る。



映画『オリエント急行殺人事件』

景色とペネロペ・クルスは良かった。
あとはびっくりする程別世界のポワロ。
ポワロがポワロである『らしさ』を全部取り除いたらこうなりました、という感じ。


というわけで、『君の名は。』は次回に。



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コメント
遅ればせながら、今年もよろしくお願い致します。

ゴリオ君、自分の専門分野が既にあるというのが凄いです!
違う勉強もしてみたかったのかな?

『Sherlock 4』、私も今回やっと観ました。
そしてやはりあの結末に強烈な違和感を覚えました。
サイコパスが家族の愛を求めるかなあ?
まんまとシャーロックを支配下に置いたのでは?という気がします。

ドラマ『検察側の証人』も後味が悪かったですね。
私は原作のラストが好きなので…

映画『オリエント急行殺人事件』は別世界でしたか?
観に行くの止めとこうかなあw
きょうこdot 2018.01.20 21:26 | 編集
きょうこ様

コメントありがとうございます😊
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。

ゴリオはやっぱり相変わらずゴリオで、もう仕方ないのかなあと諦めています。
弱音を吐くのが今から楽しみです😅

ところで『Sherlock4』、あの終わり方はもう制作側の都合が見えて、興醒めしますよね。
最初が良かった分勿体なかったですね。
『オリエント急行』は、画面の迫力は素敵でしたよ。
ロバート・ダウニー・Jr.のシャーロックは大好きなのに、
何故かこちらはよくわかりませんでした。

最近拙ブログは携帯から投稿しているので思ったようにupできずにいますが、
きょうこ様の舞台や本の投稿、楽しみにしています^o^
mikaidoudot 2018.01.20 22:36 | 編集
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