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活字中毒の業

  • 2017.04.26

とりあえず、今読み終わったのは
Number とAERAです。

2冊だけでも、
記事はなかなかの分量でした。

AERAは買う価値なし。

表紙だけは良かったけれど、それだけでした。

中身はこれまでのA日新聞とこの雑誌既出の記事ですので、
特に他国の選手の家族の話まで敢えてぶち込んでくるところなど、
読むに値しないですし。
写真のチョイスも「これじゃないでしょ」でしたね。
寧ろ、これまでのA日新聞社の日姿勢がよーく理解できるってものでしょうか。
大事なところは上手く編集してありますので、
情報として価値のあるものは殆どないと思います。

まあ、若き日の副会長の混ぜ込み記事なども載せてあるのが笑えますし、
真央ちゃんが山田門下生、舞ちゃんやみどり神達が通った東海学園とは違う中京大学中京高を選んだ理由の憶測記事なんかも、小さな記事ですが興味深いです。

真央ちゃんの入学が決まる頃まで、フィギュア専門のコーチもいなかった、専用リンクもなかった中京。
安藤さんは同じ高校の先輩でしたが、そのころまで3人しかいなかったフィギュアの選手は、皆別々の外部リンクで練習していたようです。
学校側がバックアップ体制を整えるということで、
ある意味練習拠点を確保するために進学したとしか思えないのですが、はてさて、その結果、どうなったでしょう。

結局高校に進学してもアメリカでラファエルコーチの教えを乞うことになり、最近では「リンク難民」だったという話も飛び交っています。

何のためにあの学校に進学したのか、真央ちゃんのサポートをどこまでして、どこからしなくなったのか。
いずれにせよ、様々な大人の事情が絡んだ中で、真央ちゃんの周りがいかに「壁」だらけだったのか、
わずかな記事の端々から読み取っていくことは小さな点と点を結ぶようなものです。

今更ながら、彼女がどれほどの困難の中でスケートを続けていたのか、
考えるのも辛いこと。

お母さまの匡子さんと記者の会話だけは、本当の言葉として、いつまでも胸にとどめておきたいと思います。



一方のNumberは何しろみどり神のインタビュー記事が素晴らしい。

特にチェロスイートの芸術性を高く評価してくださっているみどり神の言葉は、ウルウルくるほど嬉しかったのです。

選び抜かれた美しい写真で、ページをめくるたびにハッとするほど美しい真央ちゃんの姿。

もう少し紙の質を上げて保存に耐えるようにしてほしかったなあ、と思いました。

宇都宮さんも、小塚氏のお父様も、ギリギリのところで書いてくださったのでしょう。

特に小塚パパのアルメニアとブレードの話は貴重です。


これが、精一杯。

改めて悔しい気持ちでやるせなくなりますが、

さあ、次のHanadaが待っています。
サンデー毎日増刊号も買っておかなくては!

隅から隅まで読むには、またしても時間がかかるのかもしれません。

活字中毒の業です。

不思議なのは、フィギュアスケートの専門誌が
うちの近所の本屋さんではまだおーじゃ一色で売れ残って並んでいることなんです。

専門誌、何やってんでしょうね?

単に出遅れ?
次号を待てと?
それとも次号も男子専門で?



以前も拙ブログにコピペさせて頂いた記事ですが、
みどり神の記事で、またしても朝井リョウの記事を思い出したのでした。



http://news.yahoo.co.jp/feature/60


作家・朝井リョウを突き動かす 「圧倒的な絶望」  
11月20日(金)11時12分配信
(構成 吉田大助)

~中略~

「絶望」が創作活動の源

朝井がバレーボールへの情熱を再燃させたきっかけは、今夏開催されたワールドカップだ。今回初めて全日本チームのキャプテンに指名された清水邦広選手は、自身がバレー部だった頃から注目している。さらに今回のW杯では、2人の若きスーパースター、石川祐希選手と柳田将洋選手に魅了されたという。


「石川選手は高校時代に、春高・国体・インターハイの3冠を2年連続で制覇しています。公式戦は99連勝。マンガの主人公みたいな人ですよね。その石川選手が高校時代、フォームを参考にしていたのが3つ年上の柳田選手なんです。柳田選手も高校時代からとても注目を集めていました」


こうした細かい情報は、雑誌を片っ端から買い漁り、ネット記事をくまなく読むことで収集していく。なぜ2人の選手にこれほど注目しているのか。その答えには、「小説家・朝井リョウ」の感性が顔をのぞかせる。


「両選手ともに、エースという運命を背負ってきた人間。そうなると、例えば試合中に2人が交わしている言葉って、もしもマイクに音声が拾われてテレビで流れたとしても、本当の意味で理解できる人っていないんじゃないかな、とか思うんです」

それを痛感させられたのが、試合後のインタビューや、ドキュメンタリー番組で耳にした両選手の言葉だ。


「石川選手や柳田選手を見ていて感じるのは、『エースやスターとして輝き続けてきた、その歴史を歩んできた者同士にしか分からない言葉がそこにはある』ということ。

そういうものに触れると、言葉を生み出す仕事をしている人間としては、絶望的な気持ちになるんです。小説家って、あらゆる人たちの言葉を書く仕事なのに、この2人の言葉にはきっと一生たどり着けないって」


自分が一生かけても到達できない領域で活躍するエースたちの言葉は、自分の思考回路からは出てこない。その絶望は特別に重く、深い。

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