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はなのすきなうし

  • 2017.04.21

「はなのすきなうし」  岩波の子どもの本 (11)
マンロー・リーフ/著 ロバート・ローソン /イラスト 光吉 夏弥 /翻訳

NHKにっぽん紀行「"みんなの本屋"へようこそ~北海道 留萌~」
この番組中で紹介されていた本がこちら。

詳細はこちらのページからお借りします➡EhonNavi

おはなし
スペインのある牧場で暮らす牛のフェルジナンドは、小さな頃から花が大好き。他の牛たちはマドリードの闘牛場で勇敢に闘うことを夢見ているのに、フェルジナンドだけはひとり花の匂いを静かにかいでいました。
 そんなある日、闘牛を探しに牛買いたちがやってきたときのこと。フェルジナンドはいつものように木の下でのんびり花の匂いを楽しんでいましたが、偶然、お尻を蜂に刺されて大暴れ。この光景を見た牛買いたちは勇ましい牛を見つけたと大喜びし、フェルジナンドをマドリードの闘牛場へと連れて行きます。闘牛場の観客席には、芳しい花をつけた女の人がたくさんいました…。

みどころ

 勇ましく闘うことが望まれる中で、ひとりやさしく花を楽しむフェルジナンド。偶然から生まれた出来事がフェルジナンドを別の世界へと導きましたが、そんな状況下でもフェルジナンドは自分のままでした。いろいろな解釈が読み手に委ねられます。
 この本は1936年に出て、たちまち大評判に。時はスペイン内戦(1936-1936)真っ只中で、闘わないフェルジナンドはいろいろ政治的に解釈されたりしたそうです。これに対し作者のリーフは「フェルジナンドが花の匂いをかいで闘わないのは、よい趣味を持ち、またすぐれた個性に恵まれていたからだ」(本書解説より)。
 イラストは黒一色のペン画と地味ですが、牛たちの表情、スペインの田園風景、闘牛場の様子など、興味深い場面はたくさん登場します。フェルジナンドをやさしく見守る母親も忘れてはならない存在でしょう。
――(ブラウンあすか ;絵本ナビ オフィシャルライター)



ゴリオ(仮名)が中学校に上がるとき。
高校に進学するとき。

私はどちらの時も、エスカレーターの学校にゴリオを入れようとした。
ゴリオには向いていると思ったのだ。

どちらの時もスポーツで誘ってもらってもいた。
本人のためにも、それが一番良いと思っていた。

散々説得をしたが、
それでもゴリオは自分の意志を曲げなかった。

歯がゆい気持ちを抱えていたそんな時。
この絵本を読んだ。

ゴリオはそのころから、嫌だったのかもしれない。
人と競争することが。
自分らしく生きようとする彼の行く道を曲げるべきではない。
絵本を読みながら悟った。


結果として、彼の身体がこうなったことからも、それが正解だった。



先週末も調子こいて仲間と仲良く7人制の試合に出ようとしていたところを、
先生と話し合ってやめさせてもらった。

命がかかっていることに関しては、仕方がない。

彼が彼らしく生きられるよう、親にできることは、死なせないことだけ。

それでも毎日部活にせっせと参加し続けるフェルジナンドよ・・・・・。



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