現在の閲覧者数: 空を仰いだ - 老嬢の鼻眼鏡

空を仰いだ


各局が。
驚くべきことに、あの犬HKさえも。

もっとこの国に差し迫った報道すべきことは山ほどあるというのに。

浅田真央を、今更絶賛放送中。

今日だけで、
何度も
「鐘」と「ピアコン」を見た。

OPでの鬼気迫る「鐘」の演技の後のインタビュー。
真央ちゃんの(泣いていてもなお)無垢な表情に、アッと驚いた。

何度も何度も見たはずの場面。

「鐘」は何度見ても鳥肌が立つプログラム。

タラソワの最高傑作だと思う。

演技中と演技後の彼女は別人だった。

彼女はやはり、あの時、何かの「化身」だったのだ。



「ピアコン」。

ソチでのあの演技は、空の向こうに心を放つ、彼女の母への思いだった。

何度も天を仰ぎ、何度も前を向き。

跳び続け、ステップを踏み続けた。



彼女が意識しようとしまいと。

間違いなくスケートの神さまは、彼女に降りていた。

あの時も。
あの時も。


芸術に昇華するものは。

意識してコントロールできるようなものじゃない。

何十回、見ていても。

まだ気が付かなかったことがある。

それほど奥深い。


各局の報道も特番も、
ニュースもネット記事も御用達ライターの記事も。
サイテーだったけれど。

真王の演技がたくさん見られたことだけ、ちょっと、感謝しておこう。

桜の季節に、またひとつ、切ない思い出が増えた。

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