現在の閲覧者数: 送別会 - 老嬢の鼻眼鏡

送別会


怒涛のような年度末。

私の仕事はある程度自分で計画を立てながら進めることができるのだが、
勿論周囲が最も「動く」時期であるからして、
私も何となく落ち着かず、仕事を前倒しして進めてしまったりする。

丁度家用のパソコンが修理不可能で戻ってきたためブログの更新もままならず、
ネット上のニュースを拾ってくる時間すらできなかった。

そんな中、送別会が行われた。

別れる時になって初めて、どれほど自分がその方々に支えてもらっていたのかがわかることがある。

異動が決まった上司にビールを持ってお酌をしに行く。

ふと、口をついて出た言葉に自分で驚いた。

「体調を崩して、ご迷惑をおかけしました。
あの時は正直、もう仕事を辞めようかと思ったんです。
でも、お蔭さまで、やれるところまで続けようと思いなおしました。」

何度も心をよぎった思いを口にできないまま年度を越えようとしていた。
口にしてようやく、自分がどれほど悩んでいたかを自覚した。

周囲に迷惑をかける働き方をする自分が嫌だった。

元気な時でも、元から私はアウトローなのだ。
仕事そのもののやり方さえ、「正統派」では決してない。

けれど、どんなにとばっちりを受けようとも、この上司はいつも何も言わず、笑顔で面倒な処理をしてくださったのだ。

独りだと思っていても、やはり私は一人ではない。

当たり前のことのようだが、改めてそう思った。



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