現在の閲覧者数: 風車の弥七ファンクラブ - 老嬢の鼻眼鏡

風車の弥七ファンクラブ

中学の時、若干名で突如としてできた「風車の弥七ファンクラブ」。

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肝心な時にあてにならない奴は多いが、
弥七は「ここぞ」という絶妙なタイミングで「シュッ!」と現れ、いつの間にか去っていく。

隠密とか忍者とか、そんな枠にとらわれない黒子のボディーガードだった。

「弥七ファンクラブ」は、
東野英治郎の黄門様も愛おしいが、
クールな弥七になぜか母性本能をくすぐられるという女子の集まりであった。

いつも陰で守ってくれる男らしい奴が、逆にカワ(・∀・)イイ!!と、
女子中学生の心は助さん格さんの整った顔には何の興味もわかなかった。

どこからか風車に付けられた「文(フミ)」が木戸に「シュッ!トン!」と刺さる。
「壁ドン」よりカッコよかったし実用性に富んでいた。


弥七ファンクラブの活動は主に

赤い折り紙で手裏剣を作っては風車のように鉛筆に突き刺してクルクル回しながら(ほとんど回らない)水戸黄門の「由美かおるってなんでいつも風呂入ってんの?」的な会話に興じ、

弥七に「カッコイイですね。いつも見ています。」などと、
送るあてのない、ちまちま書いた手紙を手裏剣の形に折って
(2つ折って組み合わせて作る)あちこちに投げることであったが、

放課後手裏剣を投げ合ううちに、手紙の中身が何だったのか思い出せなくなるというか、
手裏剣を飛ばすことに熱中して、いつのまにか男子が混ざってきてしまう難点を持つクラブではあった。

楽しかったが、なんであんなことに熱中していたのかはナゾである。


弥七のテーマ


弥七のテーマは不思議な曲、というか効果音、というか。
ああ、今見ても渋い。
中谷一郎さん、私の弥七はこの方しかいない。


そういえば。
当時の担任は美術の先生だった。
掃除の担当が美術室の時はそれは楽しかった。

美術室にはろくろを回す台が置いてあって、
それに一人ずつ乗って、「聖子」か「奈保子」を歌う。
勿論ほうきの柄がマイクになる。

今思うと、結構大きなろくろだったのだ。
上等だったに違いない。

乗っているのが「回る台」だったので、
歌う番ではない女子はろくろを回して「聖子」か「菜保子」が落ちるのを待つ。

罰ゲームのような掃除時間だった。
何しろクルクル回りながらアイドルの真似をするのだが、
すぐに「ギャー!」と落ちてしまうので
笑いが止まらない。

ああ、本当におバカだった。
ごめんなさい。

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