2016
12.12

アクセルより、ブレーキで。

Category: TV番組

地上波の今朝のテレビはテロ朝しか見ていませんが。

さっとんの銀メダルを伝えてくれただけでも良しとしなければならないのでしょうかね。
しょーま君の銅メダルは、少なくとも“おはようさん”ではスルーでした。

数字ばかりが先行した報道の仕方は、選手も競技も潰しまっせ。

夢の4Aもですが、時にはブレーキをかけて、
スケーティングを見直した方が良いのでは、と
インタビューを聞きながら思ってしまいました。


さて、そこでBSうじの『フィギュアスケートTV!』。

先日は『全日本チャンピオンズ・ザ・ベスト』と称し、

大輔さん、真王さん、殿、鈴木さん、こづこづ、安藤さん、ぴのこさん、そしてさっとんという豪華ラインナップ。
しかも2006年の大輔さんのステップ、同年の真央ちゃん全日本初優勝のフリー後の涙(あの時、アルトニアンの元で3Aの入りにステップまで入れて本人的にはあまり気に入っていなかったというチャルダッシュだった)を敢えて選ぶという、ファン心をくすぐるチョイスをしているんです。うじのくせに!

ナビゲーターは西岡アナとずん子さん。
実況時と違ったリラックスした雰囲気です。

高橋大輔のオペラ座の怪人について

西岡アナ

「僕ね、あの高橋大輔さんのあの2006年のストレートライン(ステップ)の前で、歴史の年表が変わってるぐらい、あれが男子の人気の礎になる大会だったと思うんですよ、2006年の。
で、あらためて見てみて、あのストレートラインはいまだにゾワッときますね。」

「で、本人が常に、人生ベストの演技って、2006年の全日本(の演技)って出してくるんですけど、
ガッツポーズも改めて見てみると、他の大会でなかなかあのガッツポーズ出してないですから。
やっぱりちょっと特別な大会だったのかなという気がします。」

「ちなみにこの2006年の全日本って4位に神崎範之さんが入ってるんですけど、
神崎さんも素晴らしい演技をしてるんですが、“オペラ座の怪人”だったんです。
だからこの“オペラ座の怪人”二つがすごく印象に残った大会だったんですよ。」



ここで実際の神崎さんの演技が少しと、、キスクラでの嬉しそうな神崎さんと10年前のハマコー、ヤマト両先生の姿が映るんですね。
泣きそうでした。

「礎になった大会だと思います。」



西岡アナ、駄目押しで言いました。

この番組、男子については主に西岡さんが、そして女子についてはずん子さんがメインで話しますので、女子については大したこと言わないのです。
ですので、書き起こしも主に男子になってしまいます。

さて、真央ちゃんの演技は、2006年の全日本初優勝のチャルダッシュ。
2008年の仮面、翌年の鐘はありませんでしたが、
続いて2008年の殿の“仮面舞踏会”を流しました。
これが今見ても素晴らしいの一言で、本当にこの人の才能は、もっともっと演技の面で評価されるべきものだったなあと今も思います。

ここでもちゃんと西岡アナが言ってくれるんです。

「織田信成さんなんですけれども、やっぱり今見ても、セカンドジャンプの高さと、あの着氷。
なかなか、あれをできる選手、いないんじゃないかなと思ったんですけど。」

「で、あのキャラクターとして、ちょっとこう、コミカルなイメージを持ってらっしゃる方も多いかもしれませんですけど、かなり実はああいう曲のように、仮面舞踏会のように、正統派をきっちりとやるのが似合うスケーターだったなって、改めて見てて感じましたけども。」



まったく、その通りでした。

続いて男子はこづこづこと小塚さん。

2010年の『ソウルマンメドレー』。

西岡アナ

「小塚崇彦さんなんですけれども、日本男子の三男坊的な存在がちょっと続いていて、このプログラム、この年なんですけれど、そこの殻を破ったっていう1年だったのかなという気がするんですね。
男っぽい曲にもチャレンジして、と言う感じだったんですが。」



この時の実況。

「圧倒的な安定感。素晴らしいショートでした。
厳しい佐藤信夫コーチ、思わず大きな拍手を送っていました。
今シーズン、これが、小塚が手に入れた、世界チャンピオンも狙える力。」



そうだったはずなんです。
実に実に惜しい才能でした。
私が佐藤コーチを尊敬してやまないのは、
佐藤門下生のスケ連からの冷遇を思う時、
一貫したコーチとしての姿勢が、権力におもねることのない潔さが、
金の亡者と相いれないからだろうと見て取れるからです。

日本のスケ連は、やはり自らの宝を地中に葬り去ろうとする大馬鹿ものに見えます。

安藤さん、さっとんの演技も思い出深いプログラムでした。
さっとんのファイアーダンスは本当に大好きなプログラム。
安藤さんのあのガッツポーズを久しぶりに見ましたが、
さっとんもあれ、見た方が良かったかもしれません。
あれぞ『ガッツポーズ』というおっそろしい迫力でした。

西岡さんがさっとんのファイアーダンスについて語ってくれたことが嬉しかったです。

でも、結局、最後の来シーズンの注目株をずん子さんがしっかりアピールしてきたところが、
いかにもうじらしい番組ではございました。

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