2016
11.18

大工の息抜き

Category: 日常のこと


あちこちのリフォーム事例やDIYの工事過程などをつぶさに記録されておられるブログ様があるのでじっくり読ませて頂く。

みんな偉いなあ。

『オシャレに飾る』ということに情熱がないので、私の場合、楽しみは大きな部分の改装でしかないのだ。



やっとリフォームの工事見積もりが出たので、何かと忙しい。
頭を占めるのは、予算と実際の工事の兼ね合いというか、妥協点を探すことだ。

パズルのように、あっちが出ればこっちを引っ込める、というようにして、優先順位をつけながら、色んな計算を延々と続ける。

使いづらい間取りを変えられる部分、変えられない部分で線引きをし、
変えられない場所に何を置き、何を取っ払えば良いのかを考えてきた。
壁を壊したり作ったり。
水回りに手を入れるタイミングはいつなのか、今必要なことなのかなどを見極めなくてはならない。

忙しさとストレスもあったのだろう。

最近体調が悪く、軽い手術をしてもらった。
悪いものではなかったらしく、本格的な手術はせず、しばらく様子見で済むことになったが、
職場に戻るまでには後少し時間が必要だ。

にもかかわらず、
今回は箱の売買を同時にするので、打ち合わせも多い。
書類関係も2倍。

トントン拍子に進んだ話だが、今になってくじけそうになる。


さあ、例の食器棚の出番である。

生検の結果が出るまでの暗澹たる気持ちの時。
どうしても身体が言うことを聞いてくれず、動けなかった時。

普通の食器棚が置けない場所に、どんなものなら置けるのかを考えるだけで気がまぎれた。

本当なら、検査結果次第では、全て白紙になる話なのに。

家具屋さんの工房に行き、9割がた決めていた形を、一から考え直す必要に迫られ、
今回は前回と違い、収納よりキッチンの目かくしに重点を置くべきだという結論に達した。

考えた挙句、『キッチンの一部に壁を作ってもらおう』と、起き上がれるようになったので、エクセルで図面を引いた。

キッチンと、作る壁の絵のイメージ。
壁の設計図的なもの(食器も置ける薄いカウンターにもなるので普通の四角では無理だった)。

少ない予算でやっかいな仕事を増やそうとすることを申し訳なく思っていたのだが、
今日の打ち合わせで、うちに来て図面を見た担当のお兄ちゃんは目を輝かせた。

『これ、大工の息抜きになるから喜びますよ。』

『まじで?』

『大工も、いつも同じ仕事ばっかりじゃ飽きるんですよ。いますよ、こんなの作るのが好きな大工が。』

『壁』に取り付けてもらう奥行の浅いカウンターの天板にぴったりな端材があると言う。

『こんな普通じゃない手間のかかる壁を作るのが、楽しみになるかな。』
と兄ちゃんに聞くと、
『普通じゃないものって、普通は作る機会もないじゃないですか。』と返ってきた。

そうか、そんなこともあるんだ。

イレギュラーな仕事には、確かに魅力がある。

それにしても・・・。

1個338円のこれ。

block1.png

動けなくて暇だったので、色ガラスも交えて、重くてでかいガラスブロックをネットで衝動買いしてしまった。

これを新しく作る『壁』に埋め込んでもらいたいのだが。

何しろ1個2.3キロ。
重い。


もしこれが使えなくても、見える所に置いておくと、ちょっとだけテンションが上がる。
10数個も買ってしまったのが難点だが。

大物の計算は細かくするくせに、
このブロックが10数個もあれば、どんな重さになるか、広さになるかなんて、
そういった計算はできないのだった。

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