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老嬢の鼻眼鏡

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Archive2020年09月 1/1

丸くなる

暗い話ばかりも何なので、最近買ってよかった物でも記録しておこう。まことにお見苦しくて申し訳ないのだけど、今朝オーブンにボンっと放り込んだら焼けていた元はホットケーキミックスだ。所々錆びたホッチキスのように見えるのは、刻む気力もなく適当に割って入れた板チョコ。問題はホットケーキミックスの成れの果てではなくこの下のまな板。ごく普通の木のまな板を、ゴリオ(息子)によって魚くさくササクレタものに痛めつけら...

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舞台が変わる

住んでいるマンションの裏の土手にはニョキッと桜の大木が1本。台風で太い枝が裂けてしまった桜は、緑の葉も段々モスグリーンから枯葉の色に変わってきていた。ところがここ数日、大木の下半分に白くポツポツと何か見えている。最初はどこかのゴミが引っかかっているのかくらいに思っていたのが日に日に増えていくそれを眺めているとこれ、花が咲いてるんだ、とわかってきた。あら、ちょっと調子が狂ったんだね。そう思って遠くに...

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過剰な「正しさ」のない世界

独立系の書店を開いているC子ちゃんと「文豪ストレイドッグス公式国語便覧」の話をメッセージでやりとりしていた。彼女のおしゃれな店には似つかわしくないが太宰治高校1年生の時の直筆ノートの写真が資料に載せてあるのがツボだし「原文で読む中原中也」とか。『桜の森の満開の下』なんて、ページの下に付けられたキーワードは『絶対的孤独』。『文豪ストレイドッグス公式国語便覧』/KADOKAWAこの国語便覧だけで2016年から既に9刷...

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「晴れ、時々くらげを呼ぶ」のハイウェイ

連休はあっという間。ゆっくり休んだ連休明けに仕事から帰って1冊読んだのがこれ。「晴れ、時々くらげを呼ぶ」鯨井あめ/講談社2020年、今年の6月に出版された本。こんな厄年にも本が出版されていろんな人の手を経てこんな場末にも(我が家です)届くなんて。なんだかとても嬉しかった。第14回小説現代長編新人賞を受賞、現役大学生による青春小説。禍々しいほどの帯に書かれた作家たちの言葉と書店員のオススメ評。これさえなけれ...

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ピンポイントで手に入るものはポイントの集合でしかない

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密林サイトでジャケ買いしそうな本をKindle unlimitedで見つけて読んでみた。ジュブナイル向けの短編ミステリでシリーズもの。連作なので隙間時間に読むのにはちょうど良い。まあまあかなそう思ってタブレットを閉じたもののどうにもおかしな感覚が残り気持ち悪くて密林のアイコンを開いて読んだばかりの本のレビュー欄を読む。曰く>主人公の前向きさに感動。>生き直すことができて良かった。>ミステリとしては普通だけど面白い...

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フェーズが変わる

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我が家のかかりつけ医、ヒデキの病院がいつも混んでいるのはヒデキが無駄話をしだすと止まらない性質のためではないかと思う。オットの時も私の時も同じような話をするらしく「あ、それヒデキに聞いた」というウンチク話がいくらでもある。ヒデキはいつもコロナのことを「こびっと」と言うのだが(この時点で診察とは全く無関係)響きが可愛くていいなと思った。さてそのコビットの感染が拡大したり縮小することで経済やら何やらが...

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『猫のパジャマ』文庫版

完璧な短編集というものが存在するとしたら私にとってそれって、この本じゃないかしらん。腐女子的漫画風に言えば『好きすぎて萌え死ぬ』そんな感じ。ブラッドベリ自身がフィッツジェラルド(グレートギャツビーの作者)を妄想するほど愛してるくだりも、現代日本において翻訳すればこれはもう萌えとしか言いようがないのではないだろうか?レイ・ブラッドベリが亡くなる前に出版された『猫のパジャマ』。この表題作は2003年、1920...

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『麦本三歩の好きなもの』

『麦本三歩の好きなもの』住野よる/幻冬舎表紙がほんと、可愛いです。本の帯に『住野よる史上、いちばんキュートな主人公!』って書いてあったので読んだんですけど。いちばんウザかった。レビューに『三歩は好きになれないけど、最後に先輩が三歩の嫌なところ言ってくれてスカッとした』などと書いてあってあんなの『嫌なところ』どころか『うらやま』なんじゃないかと納得いかず。結局みんなあれですよドジでマヌケで大食らいで...

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ドアにご用心

どこでもドアはイスカンダル(惑星の方)に行くわけでなくても便利だと思う。でもドアノブが壊れたらどうするんだろう?問題はドアからどこにも出られなくなった場合だ。昨夜台風で配送が遅れたサンクスツアーのグッズが届き私は上機嫌だった。そこに「トイレのドアが開かないよ〜」オットの情けない声が聞こえた。幸いなことにオットは御不浄から出られなかったのではなく入れなかったらしい。素人なりに色々やってみるが鍵ではな...

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ポニョとリサ。エネルギーを操るものは台風も処す

台風10号のドドーンと打ち付ける風の音を聞きながら我が家ではオットがYouTubeで一級河川ほぼLive配信を観ていた。(正式名称は知らない)オットの実家が何度も氾濫した大きな川の側にあるからだ。あちこちに仕掛けられた定点カメラが近隣の県の一級河川を順にただ映すだけなのにこれが台風の日のLiveになると俄然退屈しないのだからあら不思議。少ないライトで闇に紛れ何だかハッキリしない河川の映像を眺めながら私はボンヤリと...

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台風さま

台風は待っても待ってもゆっくりで夜中まで待ってようやく風が吹き始めた。9号の時は窓ガラスに風が刺さるような甲高い音で眠れない程だったのに10号の風は鉄球を揺らすように重くズドーンと吹き付けた。こんなに個性があるってもはや生き物 台風さまだ。昨夜の台風は気圧でめまいを引き起こすというよりどういうわけか歯が痛んだ。来るまでは不気味なほど静かだったのに行き過ぎた途端不穏な風と不意の雨を長く残して行った。晴...

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台風の日

大型も大型、これまでにない程の大きさと勢力で(ちょっと弱まったのかな?)台風10号が近づいているらしい。私が育ったのは時々台風の通り道になる町で今もそこに住んでいる。さあ、台風が来る。子どもの頃は家の雨戸を閉め雨戸のない窓には目張りをし食べ物を準備する大人たちを横目に「台風基地」を作って遊んでいた。玄関の広い土間のひとすみに傘を広げたその中が私の「台風基地」だった。家の中にもう一つ囲いを作り狭い空間...

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シンコンサンいらっしゃい

「いつもゴリオくんにはお世話になってます!」「いえいえこちらこそ」4人がけのダイニングテーブルにガタイの良い男女が4人ギッチギチに座って挨拶した。先日書いたゴリオのガールフレンドがうちに来たという話の続きだ。彼女は毎日毎日写真を見せられ話を聞かされていた通りそのまんま人の良さそうな女の子でとっても感じの良いお嬢さんだった。ゴリオのガールフレンドをゴリ子さんと書くのも何か失礼な気がするので仮に「可愛ち...

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聞いただけでグッとくる 日高版「ロシアより愛をこめて」

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今日は仕事の時間をちょっとずらして午後から家に帰ってきた。13時半。間に合った。ムービープラスで放送される007。若い頃のショーン・コネリーはそれほど好きではないけれど冒険活劇は好きですからね。今日の「ロシアより愛をこめて」は日本語吹き替えが聴き慣れた若山弦蔵さんではなく日高晤郎さんだという。確かに耳慣れないボンドの声。あれれ?これはほんと、違う人。キャラクターを声が負う部分ってこんなに大きかったっけ...

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