2016
01.31

日曜朝

Category: TV番組


寝る前にテレビをつけると、
サッカーの試合が始まるところだった。



チャンネルをそのままにしていると、試合までまだ40分以上あるという。

番組は相手チームの世界的に有名でもなんでもなさそうな選手情報を事細かに言い始めた。


自分の国の選手だってろくに知らないのに、なんだこれ?

ああ、犬HKだった。

相手国の選手たちのマンセーを延々と聞かされるのはごめんだったので、
テレビを切って本を読みながら寝落ちした。

今朝、家人が見ていたチャンネルでしんみりと夕べの試合結果が流れていたので
てっきり負けたんだなと思っていたら、どうやら勝ったらしい。

ああ、蛆だった。

そこで悪名高い「日曜朝」は何というのだろうと思って見ることにした。

司会者、苦笑いしながら
「さあ、夜中のサッカーでございますが、勝ったんだね。」

局アナ、クスクス笑いながら
「はい、そうなんですよね。〇〇戦、サッカー勝ちました。」

サッカーは、勝ってないと思うよ。
日本チームが、勝ったんじゃないかな?

司会者
「ちょこっとお見せします。」


はあ、負けてたらド派手に流してたのでございましょうね。

司会者
「サポーターも喜んだし、まあ、みんな嬉しかっただろうね。」


あなたたちは全然嬉しくなさそうですね。

「さあ、これでアジアのチャンピオンになったわけですが、シンペーさん、一言。」

写真家のアサイさん

「まあ、これがサッカーですかね。」


なぜかスタジオ中の笑い声が聞こえる。

「まあ、得点取ってますからね。両軍ともね。だから、点が入りやすい状況ではあったんですけど。
ちょっとしたことですね。怖いですね。
〇国からすれば、負けると思ってませんもんね。」


写真家のアサイさんの立ち位置がとてもよくわかる驚くべき発言でしたが、これに間髪入れず司会者が

「そうでしょう?」
「日本では、ひょっとすっと負けんじゃないかなという意見が多かったですよ。」


写真家のアサイ
「いや、どっちになるかわからないくらいのゲームだったので。
まあ、良しとしなきゃいけないでしょ。」
「ねえ、この先ですね。」


サッカー選手も気の毒だ。
一生懸命戦ったのに。

勝ったのに。
Comment:6  Trackback:0
2016
01.26

Pの懸念とクワド時代

他ブログ様で、全米の後、ネイサン・チェンがエキシの演技中、怪我のため演技が続けられなくなったという情報を読みました。

以前こちらに書いたパトリックの記事をちょっと思い出してしまいました。

International Figure Skating
http://www.ifsmagazine.com/sections/articles/articles/32797-patrick-chan-competitive-fire-burns-bright
Patrick Chan: Competitive Fire Burns Bright

日本語は拙訳ですので、翻訳機にでもかけてくださいませ。


But Chan is very aware of what is going on in a skating world he believes is leaning too much toward the technical side of the sport. “Unfortunately, it’s become a lot about just the quads and the jumps. It’s always about that,” Chan said. “When I was skating in Vancouver, a lot of the skating was very artistically based. Not many skaters were doing quads.
彼は自分が信じるスケート世界が、余りにスポーツとしての技術面に偏ったものになりつつあることに気が付いている。
「残念ながら(フィギュアスケートは)ただ4回転や、ジャンプの技術に重きが置かれるようになった。常にジャンプなんだよ。
バンクーバーOPの時には、スケートはより芸術性に重きを置かれていたし、そんなに多くのスケーターが4回転を跳んだわけでもなかった。」

“Now we are seeing not just the top eight, maybe top 10 skaters doing quads. We are seeing all these younger skaters rushing to do these crazy, big jumps as opposed to taking time. I am talking at the lower, lower level. I don’t think it’s the best thing to have these kids think they need to land quads at age 14.
「今や世界のトップ8というより、多分トップ10の選手がクワドを跳ぶ。
このクレイジーでビッグなジャンプを十分な時間をかけることなく、若い選手たちが競って跳ぼうとしているけど、14歳やそこらでクワドを降りることが彼らにとってベストだとは思わないよ。」


“It’s more important for kids to actu- ally take the time to learn how to skate and learn the proper skating skills and become good skaters — like how Mr. Colson taught me when I was younger. We are leaning a little too much toward the technical side, and we’re not seeing enough really great skating, great stories and great programs that people remember. People are just remembering the big jumps, the big quads and all that stuff.”
「いかにスケートを滑るかを学び、相応しいスケーティング技術を身に着け、良いスケーターになるかに時間をかけることは、子供たちにとってとても大事なことなんだ。Mr.コールソンが僕に教えてくれたようにね。今のスケーターは少しテクニックの方に進みすぎているし、素晴らしいスケーティング、ストーリー性、そして人々の記憶に残るプログラムを僕達は見ていないんだ。人々は只、すごいジャンプ、すごい4回転、それを覚えているだけなんだよ。」


“But as the sport moves on, I want to push it forward and have people remember figure skating, not just people being successful and getting medals. Maybe because I’ve won three World titles I see the bigger picture. I want to push the sport forward and become a versatile skater, as opposed to just a technical skater.”
「でもスポーツは進化し続ける。僕もみんなにフィギュアスケートを思い出してもらえるように後押ししたい。ただ成功した、メダル保持者でいるだけじゃなくてね。それは多分、僕が3度世界王者になって、描いた夢なんだ。僕はスポーツを前進させたいし、ただ技術的に上手いだけではなくて、多彩なスケーターになりたいんだよ。」

Chan also senses a higher purpose in what he will bring to the ice in the years to come. “I want to flip the scale back to where it’s more balanced. That’s my goal. I want to see great young skaters come up and actually be beautiful with great lines and great extensions, great power and great flow. People love that. I think that’s what skating is all about. Skating with expression and actually performing is where you can make a difference, and that’s where the sport can change.”
チャンはこれから先、もっと氷上にもたらしたい高い目標がある。
「よりバランスの取れたところに(スケートを)持っていきたい。それが僕のゴールです。これから出てくる若く素晴らしいスケーター達、素晴らしいラインを描き、伸びも力も、流れもある美しさを備えた彼らを見たいのです。人々はそれを愛するでしょうし、僕はそれがスケートの全てだと思うんです。表現を伴ったスケーティングと実際のパフォーマンスこそ違いを生み、そここそがスポーツを変えられる到達点だから。」





パトリックがここで言いたかったのは、低年齢でクワドを跳ぶことで身体に負担がかかるリスクだったと思うのです。

今シーズン、練習中などに怪我した選手のニュースが特に目につくのは気のせいでしょうか。

特に雨男子は、クワドを跳び急ぐばかりに身体に負担がかかったのではと気持ちが重いのです。

パトリックのカナダナショナルの演技は、特にショートプログラムは、彼がインタビューで語った夢の演技を見せて貰ったような気がしています。



衣装が普段着でも、3Aさえ決まればこの通り!
あっという間に終わってしまう、溜息ものの演技のパトリック・チャンでした。



こちらはスポンジボブと親友のパトリック
patrickbob.jpg

Comment:2  Trackback:0
2016
01.25

全米男子とワールド派遣

リッポンポン!全米を制しました!おめでとうございます!

そら、こんな顔にもなりますわ。
苦労した分、やっとやっと報われた!

img_df88a6c2191c05ed3ac09aa0c086ca9f140826.jpg

http://www.afpbb.com/articles/-/3074416?pid=17253119

リッポンが男子シングル制覇、フィギュア全米選手権
2016年01月25日 10:30 発信地:ワシントン/米国

【1月25日 AFP】フィギュアスケート全米選手権(2016 Prudential U.S. Figure Skating Championships)は24日、米ミネソタ(Minnesota)州セントポール(Saint Paul)のエクセル・エナジー・センター(Xcel Energy Center)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、アダム・リッポン(Adam Rippon)が合計270.75点で優勝した。

 リッポンは、ショートプログラム(SP)を終えた時点で、首位マックス・アーロン(Max Aaron)と3.82点差の3位だったものの、FSではトップとなる182.74点をマークした。

 FSで177.72点を記録したアーロンは、合計269.55点で惜しくもリッポンに次ぐ2位に終わった。

 合計266.93点の3位には、SP4位から巻き返したネイサン・チェン(Nathan Chen)が入賞した。

 前日に行われた女子シングルでは、グレイシー・ゴールド(Gracie Gold)が優勝を飾っている。(c)AFP




img_fa7773d960da843b979b420ad5ff725e128859.jpg

2位にマックス・アーロン選手、そして3位が驚異の4回転ジャンパー、ネイサン・チェン選手でした。

SPで2つ、FSで4つのクワドって・・・ボーやんと二人跳ばせたら、数えたくても私の両手ではもう足りない!?

というわけで、ボストンワールドの派遣選手が決まりました。



2016 ISU World Figure Skating Championships - March 28-April 3, 2016 - Boston

Ladies
Polina Edmunds
Gracie Gold
Ashley Wagner

Alternate 1 - Mirai Nagasu



全米では残念ながら表彰台に届かなかった未来ちゃんですが、スケート靴が裂けた(!!)ほどのトラブルに見舞われたにも関わらず、フリー演技はスムーズに見えました。
未来ちゃん、ワールドは補欠ですが、4CCは出場となりましたね。

Men
Max Aaron
Nathan Chen
Adam Rippon


雨男子は今季アボが休養、JBが怪我、ファリス君が脳震盪の後遺症で、ワールドはどうなることかと思っていました。
全米の蓋を開ければ、ガチ勝負な男の世界。

全米女子の結果には何かモヤっとするものがあるのですが、
男子は何かこう、よかったね、とこみあげてくるものがあるのは何故でしょう。

これまでもう少しで表彰台に届かなかった選手達にチャンスが巡ってきて、それをがっちりものにしました。
結果が予測できなかったところにもゲームとしての面白さがあったかもしれません。

アイスダンスもシブタニズおめでとう!
今季のプログラム、本当に素晴らしい!

ブラウン選手、ファリス選手の回復を祈っています!
Comment:0  Trackback:0
2016
01.24

空より広い

Category:
エミリー・ディキンソンについては「なぞの女性」「The Brain-is wider than the Sky-」で書いたが、一番好きな詩のきちんとした翻訳をなかなか探し出せなかった。


ところが、ひょんなところから発見。

「ぼくには数字が風景に見える」の著者、ダニエル・タメットの著作「天才が語る」の冒頭に

古屋美登里氏の手による「The Brain-is wider than the Sky-」の訳が載っていた。

ネット上には上手に翻訳されたブロガー様の訳は載っているが、それとは重ならないように、拙ブログには適当コンニャクをとりあえず載せていたが、きちんと載せられる翻訳者の訳が見つかった上に、この本そのものが、とても面白かったのが儲けものだった。

51kkuRLsHeL.jpg


著者は冒頭、この詩を紹介するにあたって

「小学生は全員この詩を学ぶべきだとぼくは思っている。」と書いている。


The Brain -- is wider than the Sky

The Brain -- is wider than the Sky
For -- put them side by side
The one the other will contain
With ease -- and You -- beside

The Brain is deeper than the Sea
For -- hold them -- Blue to Blue
The one the other will absorb
As Sponges -- Buckets -- do

The Brain is just the weight of God
For -- Heft them -- Pound for Pound
And they will differ -- if they do
As Syllable from Sound


頭のなかは空より広い
なぜなら、ふたつを並べてごらん
頭に空が入るだろう
いともたやすく、あなたまでも

頭のなかは海より深い
なぜなら、ふたつを重ねてごらん
頭が海を吸いこむだろう
スポンジがバケツの水を吸いこむように

頭はちょうど神と同じ重さ
なぜなら、ふたつを量ってごらん
ふたつに違いがあったとしても
音節と音の違いほど

エミリー・ディキンソン「頭のなかは空より広い」
『天才が語る―サヴァン、アスペルガー、共感覚の世界』
ダニエル・タメット/著  古屋美登里/訳  講談社 より 抜粋




エミリー・ディキンソンの詩を冒頭に紹介したダニエル・タメットについては、こちらの動画を見て頂いた方が本の内容をまとめるより早いと思う。
https://www.ted.com/talks/daniel_tammet_different_ways_of_knowing?language=ja

彼は高機能自閉症のサヴァンと呼ばれる人々の中でも、「自己認識と、高い言語能力のある」数少ない一人だ。

この本が上梓されたのは2009年、私の家族が重度の脳血管疾患にかかった数年後である。
日本語訳は2011年に出版された。

私は家族のリハビリの過程で脳血管疾患患者に関する医療関係者のための専門書を読みこんだものだが、
当時この本を読んでいたら、どんなに救われただろうと思うことが沢山書いてある。

それは彼が頭の中を「検査される側」でありながら、自分の頭の中で起きていることに関して、実に公平な立場で語っているからだ。

今手元で読んでいる『天才が語る―サヴァン、アスペルガー、共感覚の世界』 は、人間の「脳」の複雑な働きや、知能指数の指標の真偽、サヴァンと呼ばれる自分の能力について、更にインターネット時代の脳と情報のかかわりについてなど、翻訳の柔らかさと相まって、医学書よりはるかに読みやすい読みものになっている。

「脳内で起きていること」が「美」という言葉と共に綴られている不思議。

「2001年宇宙の旅」を思い出す。

「赤ん坊の誕生は一種のビッグバンと言える。小さいけれど、とても複雑な脳という宇宙の始まりだ。」

『天才が語る―サヴァン、アスペルガー、共感覚の世界』
ダニエル・タメット/著  古屋美登里/訳 より 抜粋



歳をとるのも悪くないなと思える文章だってある。

「歳を重ねていくことは、英知の土台を作る脳にはきわめて大きな強みになっているのかもしれない。たとえば、歳をとると情緒が安定するのは、脳が否定的な感情を抑え、肯定的な感情を育むようになるからだという研究結果がある。知識が積み重なるにつれて、老人の脳のシナプスのネットワークはさらに広がり、働きがよくなるのだ。」

同 抜粋




興味深いのは彼が第二言語(母国語ではない言葉)の修得に関して、子どもの頃に言語を学ぶ「臨界期」という言葉が、母語の獲得に関する言葉であって、第二言語の習得について言っているわけではない、と説明している点だ。
「世界中の言語には普遍的な特徴がたくさんある」、従って外国語を学ぶ多くの人が、「外国語を覚えるのは辛く難しいと思っているのが不思議でならない。」と言うのである。
彼はイギリス人なので、日本語を母国語とする私たちとは違うことが多々あろう。
下手に希望は持たないことにするが、なにやらこれも元気の出る話だ。
おまけにここには「正しい刺激を与えると、大人の脳でも第二原語の音声を正確に習得できるよう再訓練される」という研究についても述べてある。発音の正確な聞き取りと発声についてだ。
続けて第二原語を学んだ時期によってその言葉を保存する脳の場所が違うという研究の話も載っている。
「脳は、言語を学ぶ年齢に合わせて、それに見合った対策を立てている」とか。

そして「創造性」について。

「なぜなら創造性とは、規則に従って結果にたどり着くのではなく、むしろその規則を曲げたり壊したりしていくことで手に入れられるのだ。」

同 抜粋


アスペルガーの天才たちが「世界を変えた」とする精神科医マイケル・フィッツジェラルドの分析から繋がる独創性に関する彼の考察は何という優しさと美しさかと思う。
第6章の最後は、

「偉大な芸術作品がぼくたちの心を豊かにするのは、そういった作品がすべての者の心の奥深くに埋もれている宝物を思い出させてくれるからなのだ。」

同 抜粋


と結ばれている。
人類には共通する何かがあるから、美しさも芸術性(と言われるもの)も人の心を揺さぶるのだろうが、これを信じられないほど詩的に述べている章だ。

第8章の「思考の糧」ではWikipediaにも言及している。
wikiは便利で有難いと常々書いている私は、かなり痛いところを突かれている。

先日「池上彰のメディア・リテラシー入門」を読んだのだが、衝撃度がぜんぜん違う。

「言葉は与え、そして奪い給う」!!!!!




素人がたまたまこういった類の本を読んで、「ふんふん、わかった!」という気になるのも、脳の成せる錯覚のひとつだろうか。




Comment:2  Trackback:0
2016
01.22

なぞの転校生

Category: TV番組
そう、私は昭和の女。

夏の暑い盛りに眉村卓の原作を読み直していましたので、
日本映画チャンネルで、1975年版、「なぞの転校生」全9回を楽しみましたわ。

アンサンブルロマンスによる主題歌の不思議なメロディーが忘れられない。
ドラマ版は、この音楽だけで大きく特徴づけられたと言っても過言ではないかも。

ドラマでは次元ジプシーである山沢典夫が仲間同士、口笛で吹いていた曲(という設定)。



上はドラマのテーマ曲をカバーした動画だが、すごい。
音楽だけカバーして当時の映像に乗せているようだが、
なんの違和感もない仕上がりに驚き。

というわけで、演奏が当時のドラマではアンサンブルロマンスになっていますが、この動画では違う。


wikiより

大阪の阿南中学校2年生の岩田広一は、団地の隣部屋に突然引っ越してきたギリシャ彫刻を思わせるような美少年 山沢典夫と、エレベーターに乗りあわせた。一時の停電に過剰な行動を取り、見たことも無い道具を使う。彼は、広一のクラスへの転校生だった。勉強もスポーツも万能なのだが、雨の中に放射能が含まれると言い、文明への批判を口にする。彼によく似た人々が居ることが分かり、やがて驚きの事実を知ることになる。



原作は今読むととてもシンプル。
小松左京の「日本沈没」同様、難民の物語と読むと、胸に痛い。
戦争、放射能汚染により住むところがなくなった人々の行く末は、「次元ジプシー」と呼ばれる高度な技術を持った人々をもってしても悲惨な末路と言うしかなかった。

難民になる方も、受け入れる方も、これを現代にそのまま置き換えるにはあまりに複雑な世界になってしまった。

ドラマ版で、次元ジプシーである山沢君のお父さんは、最後にこんなことを言う。

「私たちも、みなさまのお世話になる以上、何とかこの世界を住みよいものにしたいと。どうかみなさん、明るい未来のために、お互いに頑張りましょう。」



こんな難民、ほんとにいますかいな?
そう突っ込みたくなる。

主人公の前髪のコテ加減とか、今やテレビショッピングのファッションリーダーであらせられます「KAWAI OKADA」さんの若き日のお姿が微笑ましい。

nazono.png


1975年版の岩田君と山沢君は、入れ替えた方がしっくりきたのでは?と今でも思う。
設定ってものがありますし。
原作読んでた人、いっぱいいたと思いますし。

wikiによれば

当初は岩田広一役の高野浩幸が転校生山沢典夫の役を、山沢典夫役の星野利晴が岩田広一の役をやる予定だった。しかし、演出の黛叶が星野の方が転校生役にふさわしいと考え、役が入れ替わった。


そ、そうですか?

NHK少年ドラマシリーズで主人公の広一を演じた高野浩幸は、本作で広一の父、そして異次元であるD-15世界(NHK少年ドラマシリーズの世界に相当)の広一を演じている。このほかにも広一と典夫が別れる場所をNHK少年ドラマシリーズ版と同じく「団地の屋上」と設定するなど、オマージュと取れる部分がある。



岩田君役だった高野浩幸さん、テレ東版にも出ていたとは。
この方10代だけでも相当数のドラマや映画特に戦隊ものなんかにでておられた。
あの金田一耕助シリーズの映画「女王蜂」 にも出ていたなんて、気付かなかった。

wikiには賛否両論あるとは思うが、やはりこういった情報が即座に手に入るというのは有難い。

こちらにNHKの懐かしいドラマが 「NHK名作選みのがしなつかし」として紹介されていた。

同じ眉村卓原作の「まぼろしのペンフレンド」、笑点の山田たかおさんが主演だった「夕映え作戦」、不滅の名作「タイムトラベラー」、多岐川裕美が美しかった「七瀬ふたたび」、等々、発掘されたドラマもあれば、現存していないドラマもあるという。

テレビで見るには、今の映像に慣れた私たちには「懐かしさ」以外に昔のドラマに何があるかと言われれば「なに」とは言えない。

ただ、このドラマを見ていた頃は、物事がもっと単純で、健やかで、未来は明るかった気がする。


さて、全く関係のない話だが、昔のドラマには「題字 なにがし」というテロップがしばしば流れた。
今もあるかどうか、ろくに見ていないので知らないが、思えば、番組名を手書きで書くことで、ドラマの性格や格、というものがわかるようになっていた気がする。
片岡鶴太郎版の金田一耕助は、劇中で鶴太郎がサラサラと筆書きで事件のヒントを書いていき、それも最後にテロップで「題字(だったと思う)片岡鶴太郎」と流れていた。

「なぞの転校生」のタイトル文字を、私はよく覚えていた。
「なぞ」という平仮名にちょっと野趣を感じさせる特徴があって、「転校生」の文字などは今流行りのフォントに近いのではないかと思う。

スティーブ・ジョブスは偉大だ。
PCにはユーザーが選べる文字フォントが必要だと気付いただなんて。




Comment:3  Trackback:0
2016
01.19

特急券

Category: 日常のこと
いらんことをよく引き受けてしまう。

得にもならず、別に大したこともできないくせに、準備だけはやたらかかる。

私の弱みは、その「いらんこと」が好きだというところだ。

残業代がつくでもなく、当日までに要した時間など数える気にもならない。

おかしなもので、努力は確かに嘘をつかないが、
人の記憶に残るのはちょっとした「破たん」だったりする。

結局、自分は取り繕えない。

相手のために仕事を超えて何かしようと思ったら、
知識や技術など、最後の支えくらいにしかならない。

北村薫の「スキップ」には、元国語教師らしい言葉が顔を覗かせる。

「文法はやらなくっても読めるっていうのは正解だよ。だけど、そいつはよっぽどセンスと力とやる気のある人がいう台詞なんだ。
凡人はな、文法をやった方がよっぽど楽なんだ。特急券なんだよ。苦労の末につかむ筈の法則を、最初にぽんと教えてもらえるんだから。」


(北村薫著 「スキップ」 新潮社 1995)より



これは古文の話の部分なので、違うといえば違う話だが。

文法もセオリーも、やろうとしていることに当てはまらない時はどうするんだ、と思う。

私も、特急券が欲しい。

でも今は普通の切符しかない。

というわけで、努力の人、さっとんの写真にほっこりしながら、
泥臭く這いずり回る日々が続くんでした。


身長差48センチ!関西を代表するアスリートが初の2ショット
スポーツ報知 1月18日(月)20時0分配信

関西運動記者クラブ選定の第59回関西スポーツ賞の表彰式が18日、大阪市内で行われ、特別賞を受賞したプロ野球・阪神の藤浪晋太郎投手(21)、個人で受賞したフィギュアスケートの宮原知子(17)=大阪・関大高=らが出席した。

 身長150センチの宮原は藤浪と初対面し、身長差なんと48センチの2ショットが実現。198センチの藤浪を見上げ「背が高くてびっくりしました」と目を丸くしていた。



satoko1.png


Comment:0  Trackback:0
2016
01.15

四大陸スキップ

Category: 浅田真央
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160115-00000080-dal-spo

2015nhk2.png


浅田真央が四大陸選手権の出場を辞退
デイリースポーツ 1月15日(金)17時15分配信

日本スケート連盟は15日、フィギュアスケートの元世界女王の浅田真央(25)=中京大=が、代表に選出されていた2月の四大陸選手権(台湾)を辞退したと発表した。

 補欠の村上佳菜子(中京大)が代わりに出場する。

辞退の理由については
「(3月の)世界選手権に向け、集中したトレーニングを行うため」としている。



よっしゃ!

自分のペースでゆっくりワールドに向けて準備していいと思いますです!

スケ連の言う通りになんてしなくていいっ!

佳菜子さん、がんばれ!


Comment:2  Trackback:0
2016
01.13

スケートじゃない話2

Category: 日常のこと
これは、日記ですので、勿論日常の愚痴なんかも書きたいわけだ。

そう、愚痴を言いたくもなるのは、勿論ゴリオ(仮名)のことですわ。

ちょっと追記しておくと、学生というもんは、
なぜにこう、忙しいのだろう。

忙しいのを自分でマネジメントするならいい。
でも親の手助けを必要とするほど忙しくしていては意味が無いと思う。
自立のための数年間なのだ。
親元を離れる直前まで、
こうも全てにおいて親がかりで良いものか。

子離れしたくない親もいるのだから、それもある意味親孝行かもしれない。
でもここまで親子が長く密着することに
教育的効果なんかあるのだろうか。

ましてや教師から休暇を奪い、理不尽な長時間労働を強要し、
質より量の練習。

スポーツエリートとして育成されるのはほんのわずかなのに。

せめて土日のどちらか、あるいは平日の休みは必ず設けるべきだ。



昨日ようやく夕方時間が空いたので、やっとインフルの予防接種を受けに行った。

待合室で熱を測り、問診票に記入。

かかりつけの病院なので看護師さんたちもお馴染みだが、
めったにゴリオ年齢の患者がいないせいか、受付の時からみんなニコニコと迎えてくれる。

処置室にゴリオが座っていざ注射という時は、たまたま暇だったのだろう、
看護師さん、受付嬢、事務のお姉さん方もみんな見物にやって来る。

注射するだけなんですが。

注射器を渡された先生が、ゴリオが腕まくりした瞬間、止まった。

「うーーーーーーん。  こ、これは・・・・太い・・・・・よね・・・・。」

しばらく見物の病院の方たちと一緒に、先生がどこに刺そうか迷っていた。

「筋肉注射じゃないからねー、痛くないからねー。
ちゃんと皮下脂肪もあるから、そこに打っとくからねー。
筋肉には刺さないからねー。
はい、もう終わったっ!」

予防接種は終わったはずのゴリオだが、
やはりそれだけでは返してもらえない。

「やーん、大きくなりましたよねえ。」

「腕、足みたいねえ。
大きくなったわねえ。」

「あれ?どこが注射の跡なのかもうわからないっ!
どこに貼りましょうか?
絆創膏貼るところわからないから、
適当に2枚貼っときますからね!
うん、だいじょうぶっ!」

「ほら、あんたも触ってみなさいよ、このカラダ!
ほらほら、あんた達ももっと近くに来て、ここ、ここ触ってみて!」

見物に来た病院の人たちは珍しい生き物に触るように、
予防接種を終えたばかりのゴリオを撫でまくっていた。

珍獣でも連れて獣医にかかったら、こんな感じなのだろうか。

ええい、気になっていたので、ついでだ、頼んでみよう。

「あのう、身長と体重、ついでに測ってもらえませんか?」

「もちろん!ほら、そこに乗るだけ!」


・・・・・・・・・・・。
バシッ!
体重を見た瞬間、私はゴリオの腕を思い切り叩いていた。

「どういうことよっ!
このままじゃ3桁じゃんよっ!
何食ってんのよっ!」

「まあまあ、お母さん、きっと筋肉が重いんですよ。
ねえ、筋肉筋肉。」

「でも、BMI30じゃないですかっ!」

「あらあ。。。。ま、育ち盛りですからねっ!怒らないであげてくださいね。」

自分の体重を棚に上げゴリオに怒りまくる私に、看護師さんは言いたかっただろう。

「あんた、息子にそれ、言えるわけ?」と。



さて、無事に注射が終わると、次は散髪屋に直行。

年末からずーーーーーーっと時間がとれずに髪も伸び放題だったのだ。

車でゴリオを待っていると、ほどなくして戻ってきた。

「あら、よかったね、スッキリだね。」

「いや、それが、また理容師さん達がみんな寄ってきて、首回りとか色々触っていくから大変だった。で、みんなでオレの頭をどうするか相談してた。」

え?
自分の希望も言う暇なかったんかい・・・・・。


お相撲さんや石ちゃんがいたら、ついパンパン叩きたくなるのと同じ条件反射なのだろうか。


かくして無事にインフルの注射を受け、今頃ようやく
正月頭になったゴリオだが、

今何をしているかというと、
今日の練習中鼻を蹴られた後の切り口が、
風呂の後また開いたのか、
たらんたらんと血を流しながら、その顔でどんぶり飯を食っているのである(´;ω;`)


かくして、自分のことはゲームとline以外、何も気にならない、
だらしなく何にもできない男が、また一丁あがりに出来上がっていくのだ。







Comment:2  Trackback:0
2016
01.12

スポナビブログでよく書いた!

Category: ネット記事

スポーツナビブログにも、色々な主様がいらっしゃいますが、
今回はよくぞ書いてくださったと嬉しかった記事です。

「スポーツ報道のありかたと今後の日本スポーツ界」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ch191/article/41

これ読むのが普通のネット記事を読む側の人たちであって、決してゴミを撒く方ではないのが残念。

現在のスポーツ報道に欠けているものを

「記者の取材不足と知識不足」

「長期的なものの見方の欠如」

「アスリートに対する敬意の欠如」



この3つの視点から書いていらっしゃいます。

拍手喝采です!
Comment:2  Trackback:0
2016
01.11

signature move

Category: 浅田真央
NHKex.png


「命のかぎり 希望 胸に」

「未来への光を 輝かせよう」

「輝かせよう」


日本語詞 浅田真央

NHK杯フィギュア スペシャルエキシビションのトリを飾る
浅田真央の「ジュピター」。

アレンジは殆ど聖歌。
リベラ➡http://libera-records.com/biographyは聖歌隊というわけではないらしく、幅広い音楽活動で知られているようだが、このコラボはハマっていた。

浅田真央は、全日本であんなに苦しい思いを抱えていた直後にも、もうこのショーのために休みなく活動していたという。

ローリーと作り直したという新生ジュピターは、神聖さを増し、驚くほど力強いものとなっていた。

演技にはより緩急がつけられ、昔の真央ちゃんとは別人のような、一瞬のタメ、に息をのんだ。

祈りを捧げるように、自我の一切を捨て去ったかのようなプログラムだった。

あっという間にスーッと遠くまで行ってしまうスケーティング。
スパイラルの美しさ、スピンの速さ。

その上、演技の中盤、ここぞという瞬間に、彼女は3Aを持ってきた。

これこそ彼女の「signature move」だから。

真剣勝負だからやる。

ショーだから、きれいに演技すれば無難にすむところを、そうしなかった。

彼女が本気で自分の演技を被災地に捧げようとした時、
彼女の一番大切にしている技をはずす選択肢はなかったのだろう。






リボンを付けた「アテクシ」を、何度もカメラは捉えていたけれど、
彼女の薄っぺらくなった身体同様、中身もご同様の「アテクシ」にしか見えず、目を背けた。
彼女の演技も美しかったが、それだけでしかなかった。


「命のかぎり 希望 胸に」

「未来への光を 輝かせよう」

「輝かせよう」



この言葉通り、命を光輝かせる浅田真央は、彼女そのものが、「希望」だということを知っているだろうか。

時に人の思いは「重い」ものとして彼女にのしかかってくるのかもしれない。

けれどそれを力に変える術も、彼女は知っている。

浅田真央は、
自分の一番大切な技をもって、被災地にささげた。

それがきっと、彼女にできる精一杯だから。

このことを、私は決して忘れないと思う。


Comment:7  Trackback:0
2016
01.09

他の記事も読んでみました

Category: ネット記事
Edges, lines, emotions: my week at 2015 Grand Prix Final
http://www.insideskating.net/2015/12/30/features/edges-lines-emotions-my-week-at-2015-grand-prix-final

マオ記事を書いていた記者Florentina ToneさんのGPFに関する他の記事をちょこちょこ読んでいるのですが、
試合の前後5日間というもの、普段の倍の密度で時間も日付もわからないほどの「スケート漬けの時間」を過ごしたと書いていらっしゃますね。

で、この記事ではまたしても、前振りに
「真央の(肩で)しばし羽を休める美しいラベンダー色の蝶のように、私の心中に去来する様々な思いを読んでください」
みたいに書いてあるのですが。

どんだけ好きなの?

記事はアイスダンスのケイトリン・ウィーバーのすんごいドレスの話に始まり、ボーやんのクワドルッツを見るしょーま君と王者、そしてハビの様子や何やらで始り、GPF徒然といった感じで書かれておりました。

この方は選手達について他にも沢山記事を書いています。

写真は完全に自分の印象に残ったままの姿で映るものを載せているのでしょうか。
「GPFのヒーロー」の記事の中にはなんと本田真凛ちゃんの写真もありました。
きっと印象に残った選手だったのでしょうね。

これとは別の王者記事では、王者に関してはGPFが開催されたバルセロナという土地の関係からチームメイトのハビ、そしてもう一人の日本人であるしょーま選手と絡めた文章が多かったと思います。
私の印象だけで言えば、この方が書かれた記事は、
日本のネットニュースとは全然違って、
私が感じたことにとても近い感覚で記事を書かれていました。
それはもう、驚くほど。

その中で目についたのは王者に関する印象でした。

The warrior look (and attitude) of Yuzuru Hanyu during practices – all the practices – at this year’s edition of the Grand Prix Final in Barcelona. One should definitely study the art of war (in skating) in Yuzuru’s case – and the Japanese’s tactics to shatter his opponents’ confidence even before the actual competition. No doubt about it: this young man is a redoubtable competitor, and his determination in Barcelona (and anywhere else in the world), to die for.



こちらも王者に関する記事です。
「Yes, he can. His Majesty 」
http://www.insideskating.net/2015/12/21/features/yes-he-can-his-majesty-yuzuru-hanyu。

The truth is Yuzuru Hanyu is definitely a generous, inspiring young man, continuously offering emotions, and feeding himself with the response of the public. „I owe my performance to the audience”, he said, humbly, during the winner’s interview in Barcelona, adding with that childish, natural spontaneity that made him adored by his legions of fans-





間近に選手を見ることができるということもあるのでしょうが、よく見ているし、理解しているように思います。
それでもピロのになることもなく、(あ、真央ちゃんの記事はちょと危うくポエムでしたが)
批判的でもなく、冷たくもなく。

この方は昨年のファイナルの記事でも「試合の展望(主に日本人選手)」とかいう記事なんかもありましたので、日本人選手にはとても好意的な方だと思います。

それだけに、ここにコピペした文章から感じるものが、なんのファクターもかかっていない、自然に感じていることのように思えます。

この「こう見える」という事実を、どう受け取るか、それが人によって違うところかもしれませんが。
私にはちょっと一線超えてしまっているように見えています。

ところで、記事の中にメダリストの合同記者会見中、ハビの話の途中で王者がドーピング検査を受けるために席を外さなければならなかった話が出てきます。
こういった検査は選手の義務の一つなんでしょうが、当たり前にこういった検査を受けているということを、日本の記者たち(こちらの記事でもわんさかわいているのが写真に写っていますけど)はどうして書かないんでしょうか。
私が読んでいないだけ?
あれだけの数いて、こちらの記事でも休むことなくパソコンに向かって記事を書く様子が書かれている日本から来た「勤勉な」記者たちは、バルセロナまで現地取材に来ておいて、一体何書いてるんでしょう?

真っ正面から書かなくても、この記事のように、ユーモア交じりにこんなこともありましたが、的な織り込み方もできないのかと思いますわ。


Comment:2  Trackback:0
2016
01.07

この上なく美しく、最高に素晴らしい

Category: 浅田真央
浅田選手のGPF記事がこちらに上がっていたのですが
YOUは、どんだけMaoが好きですの?

演技から衣装から、ロシアのお嬢たちの彼女に対するリスペクトから
もうね、それこそエッジがー、とか回転がー、とか、どーでも良くなるほど
只々Mao称賛の美しい記事です。

こういう記事を読むと、日本という国が心底悲しくなるのでどうにもこうにもやりきれないのですが、
同時にどうよ、これが真王の実力ってもんよ・・・ふふふんっと、主にお台場方面に向かって鼻を鳴らしてみたくもなるのでございます。

うれし涙で翻訳コンニャクも発動いたしません。(もうメンドクサイ)・・・でも大体やってしまいました( ;∀;)

てか、この記事の後半はとにかく「真央の練習着の」写真写真写真だらけが延々と続きます。
こんなの見たことないってくらい。
圧巻の「Mao練習着写真」を、どうぞご自分の目でお確かめくださいませ。

すごい「真央愛」に圧倒されます。

適当に日本語入れておきますが、
本当に適当ですので、あまり信用せず、翻訳機にでもかけて頂ければ幸いです。

私のコンニャクは何度も書いていますが、ポンコツですし、英語は苦手ですから(`・ω・´)

Inside Skating.com
http://www.insideskating.net/2016/01/05/features/2015-grand-prix-final-bellissima-bravissima-mao

2015 Grand Prix Final: “Bellissima, bravissima Mao!”
(この上なく美しく、最高に素晴らしい真央!)

中身はこんな感じで始まるんでございます。

It’s the end of the second day of competition in Barcelona, one hour before midnight, and the press conference after the ladies’ short program has just finished – when this exuberant Italian journalist approaches Mao Asada and asks her for a picture, handing his phone to the interpreter nearby; he then boldly, familiarly, kisses Mao on both cheeks, praising her loudly, with excitement: “Bellissima, bravissima Mao! Questa foto e per la mia mamma”. Completely taken by surprise, princess Mao smiles – a gleeful, candid smile, shared by everyone in the room. And, for a couple of seconds, no other words are needed – just the joy, the overwhelming joy of having Mao Asada back into the competitive arena. For us, for skating and all the mothers out there.


GPFショート直後の記者会見の後(夜11時頃ですよ)、ある威勢のいいイタリア人記者が浅田に近づいていったそうな。
近くいた通訳に携帯を渡して「写真撮ってくださーい」と頼み、興奮したでかい声で彼女を称賛しながら、両頬にキス!したそうな。


(ここからイタリア語なんでわかりませんが、多分「ママのために一緒に写真撮ってほしいんだ」とかなんとか言ったんではないでしょうか。)

全くもっていきなりだったにもかかわらず、プリンセス真央はにっこり微笑みました。
嬉しそうで飾らないその笑顔を、その部屋にいた人々は分かち合えたのです。

浅田真央が競技の場に戻ってきた大きな喜びに、しばし言葉は必要ありませんでした。
我々、フィギュアスケート、そして(携帯の向こうにいる)←(これ完全に異訳です)全ての母親たちのために。


Florentina Toneさんという方が書いていらっしゃるんですね。
先日の「男日曜」の解説者とはまた別の記者の方にも、こんな真央ファンがいらっしゃることに感激です。

This is not an analysis of Mao’s first Grand Prix Final after her year off – with the coldness, the distance that lie in such an action. It is, in fact, my ode to her – to this amazing 25-year-old skater from Nagoya, who started earning medals in international competitions in 2004 (as an advanced novice, in Zagreb, at Mladost Trophy), and, 11 years (and tens of medals) later, still thinks skating is essential for her.


私は1年の休養の後にGPFに戻ってきた浅田の演技を分析するつもりなどない。この記事は実際、冷たく距離を置くようなものではなく、彼女への賛歌を綴るものです。
25歳になった名古屋出身のこの素晴らしいスケーターは、2004年、ノービス時代にザグレブで行われたMladost Trophyでの国際大会でメダルを獲り始めました。
以来、11年たった(そして数10個ものメダルを獲った)今でも、スケートは彼女にとって欠かすことのできないものなのです。


ここから彼女が自身の公式サイトで載せた復帰への思いを紹介し、復帰のいきさつを書いています。
既出ですので、飛ばします。
「次第に試合が恋しくなった」という真央ちゃんの言葉が「スケートは自分にとってなくてはならないものと感じるようになった」といった感じで書いてあります。

…and Mao herself is essential for skating, allow me to add that. Because the truth is in the ladies’ event at the moment there’s no one like Mao Asada. The Japanese lady has, of course, all the advantages the experience, maturity can offer, but, above all, she’s an innate talent, a butterfly; and when it comes to skating skills, she’s second to none. No better description of Mao and her gliding than the one of choreographer Lori Nichol for a Japanese newspaper in the Olympic season: “She flies on the ice using almost no power. As smooth as cutting butter with a knife warmed in hot water”. That particular metaphor stayed in my mind for months – and in Barcelona, at 2015 Grand Prix Final, as in many other competitions Mao took part, her presence was my personal highlight. There, I’ve said it – allow me to be more of a fan than of a journalist for a couple of moments/paragraphs.



それに加えて言わせて頂けるなら、真央もまた、スケートに欠かすことのできない存在なのです。
事実、今現在において、女子シングルには、浅田真央のような選手は他にいません。
この日本人選手には勿論、経験や成熟がもたらすアドバンテージがあります。
でもそれらを超えて、彼女は生まれながらの蝶々=天才なのです。←(しつこいですが、異訳ですから)
スケーティングの技術においては、彼女の右に出るものはいません。
オリンピックシーズンに振付師のローリー・ニコルが日本の新聞社に語った以上に真央の滑りを表現するものはないでしょう。

「彼女はほとんど力を使うことなく氷の上を飛ぶように滑るのです。」
「お湯で温めたナイフでバターを切るような滑らかさよ。」

ローリーのその独特な例えは、何か月もの間私の心に残っていました。
そして2015年のバルセロナでのグランプリファイナル、
他の多くの試合と同様、彼女の登場は、私個人にとってのハイライトでした。

そして、少しの間、物書きのジャーナリストじゃなくて、ファンでいさせてと、私は言ったのです。


Mao-Asada-practice-2015-GPF-December-12-17.jpg

No greater joy at this edition of the GPF than to see this wonderful lady skate
(今回のGPFでこの素晴らしい選手のスケートを見る以上に素敵なことってなかったわ)

“Each language only helps me tell you/How grand you are”
The beauty, the smoothness of Mao Asada’s routines surely conveys to the viewers – I’ve been in front of a TV before, I know it does – but you definitely should have been in Barcelona for this edition of the Grand Prix Final: you would have felt the pure emotion in CCIB arena, goosebumps and all, whenever Mao landed a perfect triple Axel, as if everyone in the audience rose and descended with her, as if everyone had, for a couple of seconds, Mao’s beautiful wings.

And you should have been there for that jewel of a short program, choreographed by Lori Nichol; that amazing routine to “Bei Mir Bistu Shein” [To Me You’re Beautiful], with Mao truly the embodiment of joy, and the audience literally screaming with delight as a response to her playful, coquettish, spirited movements. In my mind, I might have danced alongside her, I might have even muttered some of the lyrics of Sholom Secunda’s song, since they seem to describe so well the effect that Mao has on her fans, me included: “I could say «Bella, bella», even say «Wunderbar»/Each language only helps me tell you/How grand you are”.

Advice on career longevity
Later that day, with Mao being third after the short program in Barcelona, she was once again the definition of elegance during the ladies’ press conference. Asked what advice she would give, on the longevity in the sport, to her younger colleagues, Russia’s Evgenia Medvedeva and Elena Radionova, both 16 years of age, Mao smiled at first; didn’t know what to say. But her smiles proved gold for the photographers in the room, since a smile makes definitely for a better picture.

Seconds later, amidst the (war-like) noise made by the cameras, she showed she’d taken the question very seriously – and offered the girls useful, practical advices, and not banalities and common places: “Well, giving advice is difficult”, she said, in all modesty, and then added: “I think it’s important to practice a lot, of course. But if you get injured, it could be fatal. One thing for me was that I never got a major injury in my career, so that was one of the reasons I have been able to have a long career. And my other advice would be that, although these ladies are still very young, and it may not be a problem now, I think it’s a good idea to do stretches after competing and to take care of your body”. And then she smiled again – and so was everyone in the room; the lady had successfully (and wisely) passed the torch to the younger Evgenia and Elena.



“どんな言葉も、「素敵なあなた」を伝える助けにしかならない。”

美しさ、アサダのルーティンの滑らかさは見るものに真に訴えかけます。
以前テレビの前にいた時も、私にはそれがわかっていました。
けれど今回のグランプリファイナルに関しては、この場にいるべきだったと言わざるをえないでしょう。
あなたはこのアリーナで、鳥肌を立てながら、純粋な気持ちを感じたはずです。
まるで観るものすべてが彼女と共に3Aを跳び、着地するかのように。
皆が少しの間、真央の持つ美しい羽を持つかのように。

ローリー振付の「素敵なあなた」という、ショートプログラムの宝石は皆がその場で観るべきものでした。
真央はその素晴らしい演技の中に「楽しさ」をそのまま見せてくれたし、観客は彼女のおちゃめでコケティッシュな、そして果敢な演技に反応して文字通り、歓声を上げずにはいられませんでした。
私の中では、私は彼女と一緒に踊り、歌さえ歌っていたかもしれない。
真央が私も含む、彼女のファンに及ぼす効果と言ってもいい。
«Bella, bella»,«Wunderbar»とさえ言えたでしょう。
どんな言葉も、「素敵なあなた」を表現するためのツールにしかなりません。

“長く競技を続けるためのアドバイス”

バルセロナで3位につけたショートプログラムの後の記者会見時も、彼女はエレガントそのものでした。
競技を長く続けるためのアドバイスを訊ねられて、真央はどう答えてよいものやら、
16歳のメドべとラジオに微笑みかけました。
彼女の笑顔は、写真を撮る側にとってはまさに「金」。
だって、とても良い写真が撮れるってわかっていたから。
カメラのシャッター音がひとしきり鳴った後、彼女は質問をとても真摯に受け取ったことを伺わせました。
そして陳腐な一般論ではなく、有益で現実的な答えを返しました。
彼女は謙虚に、「アドバイスすることは難しいです。」と話し、
それに加えて言いました。
「もちろん、たくさん練習することは大事だと思います。」
「私に関してひとつ言えることは、私が大きなケガをしなかったことです。
それが私が長く競技生活を続けてこられた理由の一つではないかと思います。」
「そしてもうひとつは、ここにいる選手たちはとても若く、今はまだ問題にはならないと思いますが、
試合の後のストレッチ、体のケアをすることはとても良いことではないかと思います。」

そして彼女は再びニッコリと微笑み、その場の誰もが同様に(微笑んだ)ところで、
彼女は完璧に、そして賢く、会見を若い二人、メドべとラジオに繋げました。


私もこの真央ちゃんの受け答えを読みながら、なんて賢いんだろうと思ったのですが、
記者さんも同じ印象を持たれたのですね。
本当に賢い、そしてその謙虚さが世界中にファンを作ってしまうんだと思いました。


“I really adore Mao”
As for Elena Radionova, well, she’s been admiring Mao for some time now – and, during the press conference, she said it once again: “I really adore Mao, because Mao has been in the sport for so long, so she really deserves my utmost respect”. Of course, during a press conference with two girls speaking Russian, one, Japanese, and the majority of the journalists, English or Spanish, there’s little room for spontaneity and you might get lost into translation. But Mao still gets to hear Elena’s answer translated into Japanese and her face lightens in a smile. The respect is neutral: earlier that day, talking to the journalists in the Mixed zone after her short program, she’d already recognized these girls’ abilities and fortes: “Because I came back to high level competition, I like to challenge myself and keep up with the younger skaters who have a highly difficult technical content”.

A day after, on December 12, it’s all about butterflies. Mao’s beautiful, lavender butterflies, resting on her shoulders when embodying Puccini’s Madame Butterfly in her free skate; and my own butterflies while watching her skate. Because with Mao Asada you’re never short of emotions.
…and the Italian guy just verbalized everyone’s thoughts. Welcome back, Princess.



“真央を心から尊敬しています”

ラジオはこれまでも記者会見などで真央を称賛していたので、この場でも同じ言葉を繰り返しました。
「私は真央を本当に尊敬しています。彼女は長く現役で競技を続けていて、最大の敬意を払うにふさわしい選手です。」
勿論記者会見中、ロシアの二人はロシア語、日本人は日本語を話しましたし、記者たちの言葉は英語かスペイン語でした。
小さな部屋で、翻訳を少し仕損じてしまうこともあるかもしれません。
それでも真央はラジオの言葉の日本語訳をじっと聞き、彼女の笑みには輝きが増しました。

(ラジオの)尊敬は、ニュートラルなものです。

それ以前に、彼女のショートプログラムの後、ミックスゾーンで他の記者達と話している時、すでに彼女はロシアの若い二人の能力と技についてよく知っていました。
「私は高いレベルの競技に戻ってきましたので、自分自身に挑戦し、高難度な技術を持った若い彼女たちに追いつけるよう頑張りたいです。」

フリーの演技で、真央の美しいラベンダーの蝶たちは、彼女がプッチーニのマダムバタフライを表現する間、彼女の肩にとまっています。彼女の演技を見ている私の蝶々も。

(ここ、間違っていたらすみません。私はこう受け取ったという程度で読んでください。)
何故なら彼女の感情(表現)は決して足りないもの(回転不足)ではないから。

イタリア男は皆が思っていることをこう口にしました。

「お帰りなさい。お姫様。」


Mao-Asada-SP-2015-GPF-December-11-5.jpg

Comment:8  Trackback:0
2016
01.06

チョイ住み・拝見

Category: TV番組
ご存知真央ちゃんのお姉さん、舞ちゃんと、料理研究家の中本ルリ子さんのNY滞在記を録画していたので、見てみました。

「チョイ住み in ニューヨーク」。

choisumi3.png

丁度真央ちゃんが中国杯の時だったそうです。

1週間、見知らぬ二人が旅行ならぬ、ちょっとニューヨークに住んでみるという番組で、話題になっていましたね。

キャスターとして活躍中の舞ちゃんと、料理研究家のルリ子さん。

choisumi9.png


この中本ルリ子さんは、ほとんど舞ちゃん、真央ちゃんのお母様、匡子さんと同じ位の年齢。
まるで親子旅のようでした。

2人が「住んだ」のはマンハッタンを臨む絶景のアパートメント。

choisumi8.png


ハドソン川沿いの町ジャージーシティに住むことになった二人。
豪勢なアパートのベランダからの眺めは最高。

広めのキッチンではルリ子さんの素敵な手料理がふるまわれる。
舞ちゃん食べっぷりがいい。
とにかく食材が豊富。
スーパー、市場、レストラン、どこもあふれんばかりの色彩。

choisumi6.png


舞ちゃん、ニューヨークをはじめ海外経験が豊富なせいか、全く臆するところなく、天真爛漫。
英語にストレスを感じていない様子なのが頼もしい。
すっぴんのまま、伸び伸びとしてとても素敵。

最初の夜。

夜遅くアパートについた舞ちゃんを、夕食を作って待っていたルリ子さん。

野菜たっぷりのスープやサラダ、フルーツケーキの夕食に大喜びの舞ちゃん。

「うれしーい。久しぶり。
なんだろ、この感覚。
帰って来て家にご飯があるっていう。感じ。

久しぶり過ぎてすごいなんか、興奮しちゃった。」

「一人暮らしなんで。
自分でご飯作ってないと食べらんないじゃないですか。」

「いつも(の食事)は・・・弁当」



ふと、若くで母親を亡くすということは、こういうことなんだと思った。

たとえそれがお正月やお盆の時だけであっても、家に帰れば迎えてくれるはずの家族と手作りのご飯。

舞ちゃんにも、真央ちゃんにも、もうそれが無いのだと思うと、涙が出た。


choisumi4.png

ニューヨークでの滞在中、観光はしないというコンセプトで、ニューヨーカーを目指す二人。

ハドソン川を渡る船、地下鉄や自転車、そして最後はレンタカーまで使い、
あちこちを巡る。

B型の二人、いかにも天然な感じが共通してるかな?

舞ちゃんが夜、美味しいハンバーグを食べながら話はじめる。

しくじり先生でもずいぶんぶっちゃけた話をしていた内容とも被りますが、

「高校生くらいの時に。
丁度(妹と)一緒にフィギュアやってて、妹に抜かされてから
お母さんが、舞に頑張ってもらいたいって、すごいもう、超、スパルタだったんですよ。」

「超スパルタで。もう途中で、やりたくないなって、
もうフィギュアスケートやめたいなって思い始めちゃって
そっからは、もう考えが違い過ぎて。
もうやめたくて、やりたくないのに、すごいから。
そこから仲悪くなっちゃって。」



一方のルリ子さんも、小学生で母を亡くしている。

「ママ、亡くなった時にやっぱりショックだったでしょ」、とのルリ子さんの問いに舞ちゃんが応える。

「ショックだったですよ。
で、それまでは妹ともすごい仲悪かったんですけど、
その後に一緒に会う時間が増えていって、
一緒に過ごすようになって、
いろんなことをして、和解できました。」



choisumi7.png


今日、いつも素敵な真央ちゃん記事を載せて下さるブログさま➡忘録~あらすじなし、ネタバレあり
紹介してくださっていた動画を見て、この番組を見たばかりだった私は号泣いたしました。

この「舞スポーツ」の動画で、昨年末の全日本は、真央ちゃんにとって、引退覚悟の全日本だったことを初めて知りました。
これで最後になるかもしれないからと、真央ちゃんは初めて、舞ちゃんに試合を見に来てほしいと言ったのだそうです。

よくここまで本音を話したなと思うほど、素の真央ちゃんがそこにはいました。

ニューヨークに着いた夜、疲れた舞ちゃんをルリ子さんが手作りのケーキを準備して待っていていてくれたように、
二人のくつろいだ対話インタビューの席にも、試合が終わったばかりの真央ちゃんのために、
ケーキやスイーツが用意されていました。

書き起こしではなく、うろ覚えで申し訳ないのですが、
二人、こういうことを言っていました。

「会場が一つになったあの感じ」と舞ちゃん。

「ファンの方の応援が曲に入る10秒くらい前にピタッと止まった。
その時、皆が頑張ってって応援してくれているのがわかった。
滑ることのできるありがたさを感じた。」と真央ちゃん。

この先どうなるかはわからないけれど、とにかく目の前の試合に一試合、一試合集中する、と。


どの試合が区切りになったとしても、きっと笑顔で。

もしも終わる時は笑顔で。

と、願っております。



江戸川権八
「浅田舞」 説に一票と、今夜ばかりは思いましたわ。
Comment:4  Trackback:0
2016
01.04

ゆうき

Category:
スウェーデンの作家、レイフ・クリスチャンソンの岩崎書店「あなたへ」シリーズをご存知の方もいらっしゃると思う。



私が今手にしているのは10巻の「ゆうき」だ。

レイフ・クリスチャンソン著 「ゆうき」 岩崎書店 1997年より

「円盤投げ
夢の100メートルに挑戦する気にもならない人


そんな人は失敗しない」





「正義も自由も平和も
はじめからあきらめている人


そんな人は失敗しない」




「ゆうき」がタイトルなのに
勇気とはこんなもの、と、この本は語らない。

「そんな人は失敗しない」
と繰り返すことで、「失敗する」ことがどんなことなのかが徐々に伝わってくる。

そして

「失敗をおそれない ゆうき をすこしだけもってくれたら」



と、結末に続いていくのだ。


昨年復帰したばかりで、
ほんの2、3試合の不調。
それも、浅田真央比、でだ。
大体あれが普通の選手なら不調と言えるレベルか?

「ゆうき」がなければ、「失敗」もしない。

失敗を恐れずに挑戦し続けることは
「ゆうき」。

練習でできることが、試合で成功しない。

それでも試合に出続けようとする、それだって
 「ゆうき」。

失敗することを恐れる人より、
失敗する「ゆうき」を持つ浅田真央が、
私は大好きなんだと思った。

堂々と失敗していい。
それでもあなたの勇気には変わりない。








Comment:4  Trackback:0
2016
01.03

後悔先に立たず

Category: 日常のこと
毎年盆と正月には、学生時代の友人達と集まってあれこれ話すのが恒例だ。

お盆は休みがないので参加できないが、お正月は何としても行かなくてはと頑張って行くようにしている。

毎年毎年わかっちゃいるのだが、私は友人たちの中でも一番おばさん臭く、ケータイも使いこなせず、頭の回転も鈍い。

今年は特にレポートに追われていたので頭はボーっとしたまま、バタバタと待ち合わせの場所に急いだ。

その場に来られなかった友人に送るため、皆で写真を撮る。

どんなに隠そうにも顔も体も友人たちの2倍はある自分。

長く勤めている友人など、年々益々綺麗になっていくのでまばゆいばかりだ。

・・・・・・・・・・・・・。

なぜ彼女たちは揃いも揃って年を取らないんだろう?

シミもなく、肌には艶があり、体型もくずれていない。

しかも中身もちっとも変っていないのだ。

私はと言えば、真逆。

シミだらけの顔はパンパンに膨れ、体型は見る影もない。
しかも中身は年々意地悪くなっていく。

「息子に嫁が来たら嫁いびりが楽しみ~」

そういう私に、真剣に
「それはお嫁さんかわいそうだよ。
Qちゃんのお義母さんとか、すごく優しいじゃない。
ね、優しいお義母さんがいいよね?」
と、皆で本気で諭してくれたりする。

・・・・・・・・・・・。

なんでこんなに世の中の垢にまみれず、可愛らしいままでいられるんだろう?

夕飯用にどっさりデパ地下の惣菜を抱え、
帰路に付きながら考えた。

今年こそ、私だって、真人間になりたい。

多分去年も同じことを思ったはずだが、
後悔先に立たずである。

今年こそ、ゴリオに優しい母になり、
シミに効く〇〇〇ホワイトを飲み、
規則正しい生活、適度な運動とダイエット、
品のない言葉は口にせず、
カロリーの高い物も口にせず、
心うつくしい人になりたい。

果たして来年このページを読み直す私が、
どうなっているか、
ほほほ、
楽しみなような、むりむりむりっ!なような、
フクザツナ気持ちでございます。




Comment:2  Trackback:0
2016
01.02

あけましておめでとうございます

Category: 日常のこと
あけましておめでとうございます。

昨年は浅田真央選手、復帰の素晴らしい年でした。

今年も選手としてコールされる彼女がリンクに表す姿を、
ドキドキしながら見ることができるなんて、
本当に幸せものです。

白鳥の湖に乗せたバラ1の演技動画です。





表現力は「顔芸」や「感情表現」と一緒に語られがちですが、

彼女の表現には基礎を重ねた身体の動きから発せられる「正確さによる天然の美」を感じます。

彼女の演技に、ひまわりの種で有名なフィボナッチ数(黄金比と言ってもいいかもしれません)を思い出すのは、
それが自然界と同じ種類のものだからかもしれません。


今年もよろしくお願い致します。
Comment:2  Trackback:0
back-to-top