2015
11.30

白い鳥 (追記あり)

昨日、NHK杯のエキシを見た。

浅田選手は、笑顔で「踊るリッツの夜」を滑りきった。
それだけでもう、幸せだ。



シブタニズの「月の光」、アンコールの「Fix you 」は絶品。
アイスダンス優勝、本当におめでとうございます。
マイアさんがまだ21歳と知って、あらためて驚いた。
ここ数年彼女を見ていて、本当に大人の艶やかさが演技に出てきたなと思ったら、
それでもまだ21だとは。
彼女のダンスはメリルの域まで行くんだろうな。
本当に美しかった。

さて、私がぽろぽろ泣いてしまったのが、宮原選手の「翼をください」~「ファイアーダンス」のEX。
日本開催でしかも優勝した試合。
このエキシでこそ、滑りたかったのだろうと嬉しかった。

今季のエキシは「Pennies from Heaven」と「翼をください」、両方でランビが振付をしている。
「Pennies from Heaven」もランビが知子ちゃんにぴったりな振付をしてくれて、とても素敵だ。

さて、「翼をください」。
宮原選手が使ったのはヘイリー・ウェステンラさんの歌った英語バージョンで、「Wings to fly」というらしい。

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「翼をください」は皆が知る小・中学校の音楽で教わる、「合唱曲」 である。
其々、思い入れがあったりする歌だろう。

私は姉と年齢が離れていたせいもあって、自分の世代と姉の世代の2つを同時に体験しながら育ったようなところがある。
姉がリアルタイムで過ごした青春(という死語)を、自分自身のハッキリとした思い出として小さい頃から同時に追体験していた。
と書けばいいように聞こえるかもしれないが、要するにマセタガキだったのだ。

このマセガキにとって「翼をください」は赤い鳥のというか、山本潤子さんの「翼をください」であって、合唱曲でもなければ「Wings to fly」でもなかった。

wikiによれば、赤い鳥と、山本潤子のセルフカバーによる英語版「翼をください」=「I WOULD GIVE YOU ANYTHING」もあるそうだ。
単に知らなかったのか、忘れてしまっているのか、それすらも定かでないのが悲しい。

私は女性ボーカリストでは山本潤子の声が一番好きなので、これが彼女の歌だったら、知子ちゃんの演技ではなく、歌に泣いていただろう。

私にこの隔世の感を語る術はないので、赤い鳥についてはとてもお詳しいブログ主様がいらっしゃるので、ご承諾を頂ければご紹介したいと思う。
私が抱く「翼をください」に対する感情がそのまま、「フォーク」としてあの時代と共に語られている。
日本の「フォークソング」がいかなるものだったかを書いていらっしゃる文章は、的確で胸に迫るものがある。

「翼をください」の(私から見れば)未来バージョンはこちら。
アンコールの「ファイアーダンス」との対比を見れば、彼女がどれ程短期間に
いわゆる「目に物言わせる」表現を身に着けたかがよくわかる。
本当に素晴らしかった。

動画主様、感謝してお借りいたします。





追記

ブログ主様からご了解を頂きましたので、
私の中の「翼をください」について、ブログ様へのリンクと、その一部分を貼らせていただきます。
kei様、ご承諾ありがとうございます。

「翼をください」そのものについてや、「赤い鳥」についての部分ではないので、少々ずれているかもしれませんが。

こちらの記事の中の、井上陽水についての考察等、思わず机をこぶしで叩きたくなるほど、同意ポチを押したくなるものでございます。同年代、もしくはその年代がお好きな方にはおススメのブログ様です。

 「もうひとつの夕景工房」 さま←リンクしています


「体験的70年代フォーク論/フォークはジャンルではなかった。」  

フォーク、フォークソングとは何か?
 前田祥司・平原康司編著『60年代フォークの時代』(シンコーミュージック)によれば〈古くから各地で伝承されてきた民謡や、民衆の価値観や生活の実感から生まれてきた歌〉とある。
 そうか、赤い鳥解散後ずっと追いかけている紙ふうせんはまさしくフォークを歌っているのかと改めて思う。


戦後生まれのベビーブーマーたち。堺屋太一によって〈団塊の世代〉と命名された若者たちが、フォーク――それは反戦歌でもプロテストソングでもなく、自分たちの言葉で自分たちの生活、心情、愛や希望をうたう歌――を旗印に既成の文化・概念をことごとく打破していく姿を僕は羨望の眼差しで見つめていた。彼らに自分の未来を重ね合わせていた。

 そう、彼らは未来そのものだった。
 フォークはその象徴だったのである。



私にとって、「翼をください」はまさにこういう歌だった。

宮原知子選手の演技は私にとって、ついにやってきた未来そのもののように映った。

スイス人のステファン・ランビエールが、「日本の民衆の価値観や生活の実感から生まれてきた歌」に振付をして美しいプログラムに仕上げたのである。
フォークが新しく来る時代の萌芽だったとしたら、花開かせたその一輪を、私たちはN杯のエキシビションで目にしたのではないか。

・・・それにしても、振付がランビ、コーチにヤマト。
知子ちゃんじゃなかったら、私は裏山すぎて素直に彼女が好きになれなかったかも(^^♪
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2015
11.29

夕飯時の会話

Category: 日常のこと
夕食時、女子のフリーが始まったあたりで食卓を囲んでいた。

「副音声」でライブ のおかげで今日も快適でございました。

ポゴとレオノワが昨日の転倒の後大丈夫だったか気になっていたり、、木原選手のキスクラのキャシーさんに嬉しくてたまらなかったり、
私の頭はグルグル忙しかった。

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未来ちゃんの演技を観ながら、「点出してくれよ~~~!」と祈っていたら、

オットが「あ、歌詞入り音楽使って良くなったんだ」と言った。
ゴリオ(仮名)が「そうだよ、今季から解禁。ゲストに織田(呼び捨てにすんなよ)出てんの。
オレ、やっぱ男子ではこの人が一番好きだった。あと今はショーマね。」

ゴリオ、お前も「副音声」にするぞ。


オット「ほー、歌詞入りいいねえ。」


私は無言で未来ちゃんのプロトコルを想像しておりました。

ううう・・・・・。実際はこちら

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そしてあっという間に真央ちゃんの出番。


演技中、辛そうな表情は、体調が悪かったのか。
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「もし体調が悪かったとしても、真央ちゃん絶対言わないもんねえ。たしか昔、真央ちゃん足の小指を骨折してた時も一切言い訳せずに試合に出続けてたなあ」と私が言うと
ゴリオは炊飯器の飯を全部どんぶりに入れてしまいながら言った。
「考えられんわ、それ。」

彼はタックルされても平気だが、擦り傷の痛みにさえ非常に弱い。

真央ちゃん、体調が悪かったのか、メンタルの問題なのか、表情の曇りが切なかった。

こういう場合、PCSで上げてくるな、これは。
救済しといたよアピール、くるかなと思っていた。
救済しといたよって、これでもジュニア上がりとさして変わらないと思いますが。

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そしてアシュリー。

転倒はなくても、これは刺さるなあ。

ゴリオ「アシュリーはジャンプ引きずらないで演技できるな。でも回転とかエッジはオレわかんない。」
お前はいつまで食べているのだ。
さっさと部屋に籠って黙ってろ。

得点が出るまでのあの時間の長さに、「計算してるよ、GPFに出す選手ここで決めてるよ、きっと。」
と思っていたら

案の定。
今日は真央ちゃんのPCSを上に持ってきた。
じゃ、昨日のあれは何なのよ?

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そして知子ちゃん!
優勝おめでとうございます!
ファイナル進出おめでとう!
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表情がまた「ため息」もの。
本当に美しかった。

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やっと200点越え。
今回のN杯女子の中では一番きれいなスコアかもしれませんが、
加点は少なく、刺すところはしっかり刺されてます。

PCSはさすがに上げてきましたが、では昨日は何だったの?

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濱田先生は、今日もリンクサイドで何度も頷きながら知子ちゃんを見守ってましたね。

ヤマト先生、笑顔で知子ちゃんを「やったやーーん」的な?
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おめでとう!
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ゴリオはリプ子が好きなので、今回女子の表彰式には興味なし。
これはリプがシニアの試合に出るようになった頃から変わらない。
ラジオがゴージャス美女に成長しているにも関わらず、
ソト子の華のあるスケートを見ているにも関わらず、だ。
リプ子は男子モテオーラが凄いらしい。

女子のファイナル進出選手。
ロシア、雨、日本できれいに2人ずつ。

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さて、他の国でも表彰式は流れたのでしょうか。

女子のごく普通の表彰式を見てから、男子フリーの録画の最後あたりをゴリオと見直した。

ゴリオは男子を全く見ていなかったので、王者のジャンプにも驚いていたが、
「ボーやん、いいやん」とオヤジのようなことを言う。
「副音声」決定。

「男子フリーの見どころはね、表彰式だから。」と私は今後の教育のためにもゴリオにぜひ見せたかった表彰式に画面を飛ばす。

ゴリオ「おいおいおい、これはねーわ。偉い人は、こんなことしたらいかんわ。」

日本のスケ連会長は、あちこちのお茶の間でも、「ぐーたっち」を披露したってこってすね。
世界最高得点ですもの、これくらいしますわよね。
別にこの場でやらなくてもいいことだとは思いますけどね。
むしろやるべきではないと思うんですけどね。
抑えられないんでしょうね、いろんなものを。

追記。

NHKの会長もやる気満々ハイタッチ。

個人競技の表彰式、小さな大会の、子どもの競技だってあんなことはしない。
個人競技だからこそ、ましてや採点競技だからこそ、あれはやってはいけないのだ。
大会主催者と選手の線引きは公の場では絶対に必要。
式典が終わってからなら、ハグでもチューでも好きにすれば良い。
国際大会であの体たらく。

ゴリオは以前ささやかに個人競技をしていた。
ささやかな表彰台にも立った。
だから不肖の息子である彼にさえわかるのだ。
あれはない、と。

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男子はパトリックとダイスもファイナル決定。
ボーやん、ショーマと、シニアに上がったばかりの二人もバンバン4回転を跳んでくる。

プル様。
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2015
11.27

ピンクと赤の競演

NHK杯、女子は波乱のショートプログラムでした。

何がショックって、浅田選手と宮原選手のPCSの低さ。

ポゴとレオノワさんの転倒後の様子もどこか痛めたかと思うような辛そうなもので、心配です。

浅田選手とアシュリーの点差は、PCSの差。
確かにアシュリーはすばらしかったのですが、彼女も刺されまくりで、
TESではわずかですが、浅田選手が上回っておりました。

3F+3Loも認定で、加点ついてました!

他のジャンプは思ったようにいかなかったかもしれないけれど、今日の浅田選手のあのステップ、
皆さまどう思われました?

私、FS「仮面舞踏会」の超絶ステップが大好きでしたが、
今日はローリープロを完全にモノにした浅田選手にやられてしまいました。

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ぐいぐいスーッと進んで、くるっとピタッと、極上のステップ!
全くあざとくないわずかな「タメ」まで感じるほど、
濃厚な味が出てきたと驚きました!

ヨーグルトとチーズくらいの味わいの違いとでも言えばよいのでしょうか。

単に色気と変換しようにも、それとも違う。
スケーティングの伸びとテクニックが相まった新しい何かが生まれていました。



あの演技にあれっぽっちのPCSとは、ジャッジは阿保ですか。


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このピンクの衣装、他の選手の衣装を見た後(レオノワのチャップリン衣装は好きです)で、すごくお洒落に感じました。
襟の空き具合が「今」なんです。
よく考えたら、今年はクルーネックでさえ少し襟が詰まった感じのものが多いですよね。
上品な感じが出て、私は大好きなのです。
ただのピンクではなく、単色のキラキラが光る豪華な生地。
背中を大きく開けたあの衣装、肌襦袢より余程いい。
改めて素敵だなあ、と見惚れておりました。



その上、宮原選手のパーフェクト(フリップには!でしたが)で魅力的な演技に何でしょう、あの演技構成点は。
加点も少ない。やっぱりどう見ても少ない。
演技後、あんなに大喜びした濱田先生と、点数が出た後のヤマト先生のキスクラでの表情が・・・。
あれじゃ絶対納得いかないよなあ、と思いますわ。

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さて、こちらに11月8日の宮原選手のインタビューが載っておりました。
あまりに素敵なインタビューと記事の構成で、長文ですが、全文お借りいたします。

http://www.jsports.co.jp/press/article/N2015112710385406.html

女子シングル・宮原知子選手インタビュー
Text by Pigeon Post ピジョンポスト 

14-15シーズン、全日本選手権を制し、シニア移行して初めての世界選手権で見事銀メダル。
15-16シーズンも素晴らしいスタートを切り出場試合全てで表彰台。
グランプリシリーズ開幕戦のスケートアメリカでもメダルを胸に輝かせた後の11月8日、既にNHK杯へと向かって練習に取り組まれていた貴重な時間を割いて、宮原知子選手がインタビューに応じて下さいました。

終始柔らかく湛えられた宮原選手の微笑みを思い浮かべながらお読み頂ければと思います。


インタビュー(「PP」):Pigeon Post ピジョンポスト 宇佐見咲子

PP:まず、スケートアメリカの表彰台おめでとうございます。

宮原:ありがとうございます。

PP:USインターナショナルクラッシック、ジャパンオープン、スケートアメリカと、シーズン序盤から素晴らしい演技で完成度が凄く高かったです。どのような思いで今シーズンを迎えられていますか?

宮原:毎年同じように、毎回の試合をきっちり、自分の出来ることをこなすようにトライしています。

PP:今シーズンのショートプログラム(以下SP)『Firedance』の選曲の経緯をお聞かせ下さい。

宮原:先にフリースケーティング(以下FS)の『ため息』を決めて、それからSPを作ることになったので、FSとは全く違う種類の曲にしたいということで、この曲を選びました。

PP:『Firedance』というのはスパニッシュギターのフラメンコですが、ケルト音楽の『リバーダンス』の中の1曲となっていますね。調べたところ、昔、ケルトの王国はスペインの方にまで広がっていてそこからフラメンコが生まれたという説があるそうで。「いろんな文化が繋がっている」というイメージがある曲を日本人の宮原選手が滑られるということに深い意味を感じるのですが、振付のトム・ディクソンさんから何か「こういう風に滑って欲しい」というような願いはありましたか?

宮原:キビキビしているけど明るい曲なので、「笑顔が絶対必要」と言われて、あとは、メリハリとか、強い感情とか、燃えるような情熱みたいなものも必要だと言われました。

PP:凄く情熱を感じるプログラムで。宮原選手は静かに情熱を燃やされるタイプですよね。

宮原:そう……ですね(恥ずかしそうな微笑み)。

PP:それをここでは爆発させるように表現されてると思うのですけども、ご自身で演じられていて、ステップなど細かいニュアンスで感情を表現される時に高揚感はありますか?

宮原:ステップはSPの中でもとても好きな部分なので、ステップを踏んでいて凄く楽しいです。

PP:「観(見)る者全員虜にしてやる!」という表情もありますね。『ポエタ』(13-14シーズンのFS)も素晴らしかったです。フラメンコ、凄くお似合いだと思います。改めて、このプログラムを宮原選手からご紹介頂いて宜しいですか?

宮原:SPは、強い曲で、強い女性を表現出来ればと思っています。今まであまり滑ったことのないような種類なので、「こういうジャンルも自分は出来ます」というのを、観ている方に伝えたいと思っています。

PP:FSの『ため息』は、フランツ・リストの美しい旋律を巧みに表現されていて、トランジションも昨シーズンより多く、ステップも複雑に入れていらっしゃいますよね。

宮原:はい。
PP:そして、表情もビックリするくらい大人になられていて。振付のローリー・ニコルさんからどのようなアドバイスを受けられましたか?

宮原:そうですね、「曲をよく聴く」ということと、あと、このFSのテーマが「初恋」なので、FSの演技をしている時に、必ずどこかに好きになった男性の姿をイメージして滑るようにするともっと表現しやすくなるということを教えて頂きました。

PP:以前、「どこに男の子がいるかを感じながら見て下さい」と仰っていましたね。

宮原:はい。

PP:素敵ですよね。1本の素敵な洋画を観終わった気持ちになります。

宮原:あっ(頷き)。ありがとうございます。

PP:衣装を、シーズンインする前のアイスショーの時と競技の時で替えられたのですけど、元から違う風に作られていたのですか?

宮原:そうです、あの、元々2つのイメージがあって……衣装を作って下さる方のイメージと、ローリー先生が「こういう風にして欲しい」というイメージと2つありました。今シーズン始めのほうにたくさんショーにも出させて頂いたので、「せっかくだから2つ作ろう」っていうことで、両方作りました。

PP:淡い色のショーでの衣装も、濃い色の競技での衣装も、どちらも素敵ですね。

宮原:ありがとうございます。

PP:ダブルアクセルからのトリプルトゥループのコンビネーションが2回入っていて大変だと思うのですが、とても綺麗に跳ばれていて。FSのジャンプ構成は、スケートアメリカで跳ばれたものが今のベストだと考えられていますか?

宮原:ありがとうございます。そう……ですね、3回転‐3回転のコンビネーションを入れる構成も練習はしているので、その時の試合ごとの調子によって決めることにしています。

PP:今現在、ご自分をどのような選手だと捉えていらっしゃいますか?

宮原:そう……ですね、うー……ん、試合では、まあ、凄く大きなミスというのはあんまりしないんですけど、やっぱりまだ練習のほうが良い演技というか、良いジャンプが跳べるので、もっとこう……緊張に負けないというか(笑)、もっと試合で「自分の演技」を出せたらいいなと思っているので、まだ改善する点はあるかなと思ってます。

PP:通し練習は今も変わらず、1日何回も行っていらっしゃいますか?

宮原:はい。

PP:凄く体力おありですよね。

宮原:(微笑み)そうですね。

PP:宮原選手のスケーティングそのものにも凄く感動するんです。『戦場のメリークリスマス』(13-14シーズンSP)の冒頭のステップなど、今見ても涙の池が出来るくらい感動するんですけど、あの綺麗なスケーティング自体にはどのような想いを込められていますか?

宮原:スケーティングは凄く色んな先生から……海外の先生からも習ったりして、そういう習ったことを大事にきっちり出来るようにしています。滑らかに、こう、スピードは出ているけれどもあんまり強く力で押してるように見えないように、自然に滑れるように気を付けています。

PP:今シーズンのエキシビション『Pennies from Heaven』での、ジェフリー・バトルさんとの初めての作品創りはどのような感じでしたか?

宮原:ジェフリー・バトル先生ご自身が踊るのが凄く上手で、もう、見るだけで勉強になったので楽しかったです。

PP:「雨の中も楽しんでしまう!」という明るい表情をとても出されてて、あの辺りもバトルさんの指導などがあったのですか?

宮原:はい、そうです。あの……「楽しく軽やかに滑るように」と言われました。

PP:本当に全部、プログラムごとに違う顔を出されてて凄い、と思います。

宮原:ありがとうございます(微笑み)。

PP:ステファン・ランビエールさんが振付されたもうひとつのエキシビションの『翼をください』、こちらは宮原選手の選曲だとお聞きしましたが。

宮原:そうです、あの、日本語だとあまりにもちょっと分かりやす過ぎるというか。

PP:一部だけ日本語が入っているんですよね。

宮原:はい、なので英語版で、でもちょっと「あ、この曲知ってるな」みたいな、そういう「日本人の方がすぐ分かってくれるような曲で滑るのはどう?」ということで、先生と話してこの曲がいいかなと思って。

PP:日本人の心も大事にされてるのですね。

宮原:はい。

PP:スケートアメリカのエキシビションで宇野昌磨選手が宮原選手のコールを担当されていましたが、あれはどうでしたか?

宮原:ふふっ(笑)。

PP:(宇野選手の持っている紙が透けていて)「シー イズ ……」ってカタカナで書いてありましたけど(笑)。

宮原:(笑)そうです(笑)。なんか、急に昌磨君も言われたみたいで(笑)。

PP:あっ、そうなんですか(笑)!

宮原:あの、凄い、何か……面白かったです(笑)。

PP:笑えて滑れないみたいな(笑)(注:さすがの宮原選手なのでそうはなりませんでしたが)。

宮原:(笑)。

PP:振り返りの質問になりますが、4歳から始められて、「フィギュアスケートを極める」という道を選ばれたきっかけは何でしたか?

宮原:そうですね、ずっとスケートが好きで、楽しくて続けて来ました。実際に「いつからか」と聞かれれば、「気付けば」という感じなんですけど。自然にそうなっていました。小学3年生の時に初めて国際大会に出て、その時ぐらいから「国際大会に出たい!」というのは凄く思うようになりました。

PP:2015年世界選手権で銀メダルを獲られて。あの時はとても緊張されましたか?

宮原:そうですね……。
PP:シニアに移行されて初めての世界選手権で、パーソナルベストを更新されての銀メダル。どう緊張を乗り越えて戦いに挑まれたのですか?

宮原:その時は、リンクが自分に合っていたというか。滑りやすくて。あの、もう、気持ちもその調子の良い勢いのまま行けたので。

PP:会場とフィーリングが合ったということですか?「この会場なら行ける!」というか。

宮原:そうですね。良い緊張感を持って滑ることが出来た、という感じがします。
PP:あの時の『ミス・サイゴン』、マスターピースとして語り継がれると思います。

宮原:ありがとうございます(笑顔)。

PP:現在の女子シングルの全体の流れをどのように見ていらっしゃいますか?トリプルアクセルを跳ぶ選手も増えたりして。

宮原:はい。だんだんレベルも上がって来てると思いますし、海外の選手も日本の選手も皆凄く上手というか本当にレベルが高いので、自分も負けていられないなという感じです。

PP:きっとベスト・プログラムをお聞きするなら今季の作品だと思いますので、これまでの競技人生のベスト・パフォーマンスをお伺いしても宜しいですか?

宮原:2015年世界選手権のSP(『魔笛』)です。2014年全日本選手権も良かったかなと思います。

PP:ご自身の感情とかも、全部入れられた感じでしたか?

宮原:そうですね、次のジャンプのことをあんまり考え過ぎず、自然に滑れた感じです。ジャンプも自然に気持ちよく入りました。

PP:この15-16シーズンを、どのような目標を持って過ごされたいですか?

宮原:先シーズンより、技術的にもそして表現面においても、観客の方や(TVで)見ている方に「上手くなったな」と思って頂けるように滑りたいのと、あとは「自分のベスト」をしっかりと出せるようにしたいです。
PP:あまりピーキングとかは考えていらっしゃらないですね?

宮原:ピーキング……あんまり、考えたことはないですね。毎回、きっちり出来たらそれが一番なので。

PP:演技からも伝わります。では最後に、将来の夢や希望を教えて頂いても宜しいですか?

宮原:将来は、やはりオリンピックには絶対行きたいので、「夢」というよりかは「目標」として考えたほうがいいのかなと思うんですけど。オリンピックでメダルを獲れるように頑張りたいです。

取材後記
約束の時間、関西大学アイスアリーナクラブハウス。受付にて控えめな気配をふと傍に感じて振り返ると、とても小柄で可愛らしい少女が微笑みを浮かべて立っていました。彼女が身に着けているのは、日本代表公式サプライヤーであるミズノのジャージ。そして何よりも、テレビでさえ一度見たら忘れ難くなる大きな瞳。間違いありません、宮原知子選手です。
目の当たりにした華奢さに、「こんなに小さな身体で、宮原選手はあの大きく力強い表現を生み出しているのだ」と考えると、彼女が今まで見せて来られた演技の数々がさらに途轍もないことに思え、その瞬間既に感動を禁じ得ませんでした。
宮原選手はとても表情豊かに、次々と答えて下さいました。謙虚な雰囲気の中にも負けず嫌いな芯の強さがあり、どの質問にもにこやかに応対して下さいました。トップアスリートの育まれた精神性の高さに、改めて頭が下がる思いでした。

テキスト:Pigeon Post ピジョンポスト 宇佐見咲子
構成:宇佐見咲子、Pigeon Post ピジョンポスト

Pigeon Post ピジョンポスト
フィギュアスケーターの"声" "今"を届ける記者チーム(Pigeon Post HP)。
日本チームを中心に、世界のフィギュアスケートを特集する日本語英語のバイリンガルサイトで、インタビュー・リポートを掲載。Twitterをポータルとして、新しい記事の紹介やニュース、イベントのリポートまで、ワンストップで伝える。FacebookもTwitterと連携させている。




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私は知子ちゃんのプログラムはどれも当たりだと思っていて、めちゃめちゃ好きなんです。
特に今季は、というか、今季も、というか。

そのへん、このインタビューではぶんぶん頷きたくなるような宇佐美さんの筆致でございます。

ピジョンポスト 宇佐見咲子さんの名前、よく胸に刻んでおきましょう。
Jスポのサイトから以前の記事も読めます。

こちらは「テキスト・インタビュー:島津愛子」さんが書かれたミノルの高橋大輔評が素晴らしい。
ミノルは良いこと言う時もあるのに、
お金に弱いのかしらね。
それとも女子がお嫌いなの?
【髙橋大輔時代から引退まで】を佐野稔先生と振り返る←リンクしてます。

昨日の由希奈さんといい、良い記事があると、本当に嬉しいものです。
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2015
11.26

ありがとう!銀盤ファンタジア

日本経済新聞 「銀盤ファンタジア」より
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO94238330Q5A121C1000000/

あちこちで取り上げられていましたね。
嬉しくなる記事です。

これこそ、プロのスケーターの言葉として、受け止めたいと思います。

目が疲れすぎて、今夜は特に見えておりませんので、誤字脱字、その他ご勘弁を。

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おおた・ゆきな 
1986年11月生まれ、京都市出身。2003年世界ジュニア選手権の女子シングルを日本勢で10年ぶりに制し、シニアデビューとなった04年四大陸選手権で優勝。その後、右足首のケガで試合に出られない日々が続いたが06年に復活。同年、拠点を東京に移し、樋口豊コーチの指導を受ける。08年に引退後、プロスケーターとしてアイスショーなどで活躍。明治神宮外苑フィギュアスケートクラブでノービス(小学生)世代の子供を指導するほか、解説者としてテレビなどに出演。



シブタニズのマイアさんと同じく、エレガント極まる演技に、ファンも多い由希奈さん、大好きです。

「やっぱり真央ちゃん」なシーズン 大人っぽく進化

プロスケーター 太田由希奈
2015/11/25
 

「お帰りなさい」と万感の思いで言いたくなるような、浅田選手の演技だった。11月上旬のGP中国杯。「ああ、やっぱり才能あるな」と思った。そこに努力が重なり、1年の休養がいい形で心の栄養になって、動きが非常に大人っぽい。グレードアップして戻ってきた。周囲の若い選手の中で、いっそう洗練された雰囲気が際立つのかもしれない。「充実した練習を積み、良い指導を受けている」と感じられた。

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■25歳浅田、年齢と上手に付き合う

 佐藤信夫コーチに師事して4年余り、エッジの一番良い部分に乗るコツをつかみ切っているのだろう。自然に優雅に滑っていてもグングン進む。スケートはエッジに正しく乗るだけで、信じられないようなパワーが生まれるものなのだ。時々、新横浜のスケートリンクで練習を見る機会がある。3回転フリップ―3回転ループの連続ジャンプも安定してきっちり跳べていたから、調子は上がっているとは思っていたが、GP中国杯の演技は本当に素晴らしかった。

 今は得点アップのために難しい入り方をしてジャンプする傾向にあるが、浅田選手は割とシンプルに跳ぶ。これがとても自然できれいだ。佐藤コーチの指導のもと、玄人受けする滑りをしている。若い選手たちはパワーで押していく感じがあるので、見ている私まで思わず力んでしまうことがある。今の浅田選手は滑るにしても、踊るにしても、理にかなった動きをしているので、見る側にストレスを感じさせない。


 彼女が中学生の頃、私も全日本選手権で同じ試合に出場した。「のびやかに滑る選手、すばらしいな」と思った。ただ浅田選手が20歳ごろ、心も身体も大人になっていく過渡期に、自分のスケートスタイルを試行錯誤しているような時期もあった。さらに時が過ぎ、浅田選手は今25歳。体力面を危ぶむ声もあるが、体の変化に慣れて、食生活や休養を上手にコントロールできているようだ。無駄なエネルギーを使わず、年齢と上手にお付き合いをしている感じがする。


正直、今のルールでは、細くて体重が軽い選手が有利な面は否めない。スピンは速く回れるし、難易度の高いジャンプも軽々跳べる。となると、今の女子フィギュアスケートは、「10代の体」向きのルールになっている部分はある。加えて、若い選手には無限の体力があり、全力疾走で最後までプログラムを滑り切ってしまう。

 女子フィギュア界では、20代半ばになるとベテランといわれる。他の競技なら今から満開を迎える、といった年齢であるのに。その点、浅田選手は自分としっかり向き合えている。25歳だからこそ醸し出せる円熟味が加わり、大人のスケーターとして新たなスタートを切った。

■人を動かす力持っているのも強み

 真央ちゃんを見たい――。そんなファンの熱い思いが14年ソチ冬季五輪の前、浅田選手の肩に重くのし掛かっていると思った。ところが今は、注目も期待も上手に受け止めている。本人はスケートが大好きで滑りたくて仕方がなく、多くのファンはなお真央ちゃんを見たいと思っている。一方で、浅田選手を支えたいと思う人が周囲にいる。それらの力がうまくかみ合っている。そのような選手は珍しいのではないだろうか。人を動かす力を持っているのも、浅田選手の強みだろう。



 今季、浅田選手のライバルになりそうと注目しているのはグレーシー・ゴールド選手(米国、20)。これまで米フィギュア界を飾ったスター選手とはタイプが違う。ミッシェル・クワン、メリル・デービス両選手らのように「上品で真面目で女子フィギュアスケートのお手本」というのが、米女子のスターだった。ゴールド選手はもう少し自由に「私はスケートが好きだから滑っている」というのを見せるタイプ。日本に来ると「原宿ガールになりたい」と言って買い物に出かけるなど、自分を偽らないかわいらしさがある。それがスケートにも表れており、今季の彼女はとても頑張っている。


ロシア勢はというと、やはり強いと言いたいが、今季はどうなるのか。ユリア・リプニツカヤ、エレーナ・ラジオノワ両選手は一気に背が伸びてジャンプのバランスが変化している。自分の体に慣れるのに時間が必要だろう。

 昨季世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ選手をはじめ、アンナ・ポゴリラヤ選手ら次々に出てくる選手は10代ばかりで、これから大きな変化を越えていく時期にある。辛抱の末の成長に期待したい。ソチ五輪女王のアデリナ・ソトニコワ選手も忘れてはいけない。ソチ五輪以来、今年10月のジャパンオープンを除いて、試合に出場していなかった。とはいえ、GPロシア杯では、女子表彰台をロシア勢が独占し、ソトニコワ選手は3位に入った。やはり人を魅了する力があり、侮れない存在である。

■長身選手ならではの魅力持つ本郷

 日本勢は、昨季の世界選手権銀メダリストで、お手本のようなスケートをする宮原知子選手(大阪・関大高)が、昨年よりも大人らしいプログラムできっちりまとめてくるだろう。

 本郷理華選手(邦和スポーツランド)もかなり良いと思う。昨季の世界選手権は6位だったが、今年のプログラムは本郷選手にとても合っている。166センチの長身選手であり、手足の指先まで気遣った演技をすることにより、洗練されたプログラムに仕上がっている。ダイナミックな演技が持つ魅力は何ものにも代えがたい。ソチ五輪銅メダリスト、身長169センチのカロリナ・コストナー選手(イタリア)が足を伸ばすと突き刺さるような迫力があった。本郷選手もコストナー選手のような存在感のあるスケーターになれる身体を持っている。



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2015
11.25

タラのテーマ

ロステレ杯、「風と共に去りぬ」の「タラのテーマ」を使ったプログラムがふたつ。

雨女スレンダー美女ポーリーナさんとカナダの3Aチャレンジャー、チャートランドさんのお二人です。

アレイン・チャートランドの深紅衣装
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研究社英和中辞典によれば
scarlet
緋(ひ)色,深紅色 《★【解説】 罪悪を象徴する色であると同時に,地位・身分の高さをも象徴する色》
ミッチェルはこのヒロインによくぞこの名を付けたなあ、と今更思いますです。

赤、とはまた違う色。
チャートランドの衣装も、落ち着いた深紅で、白い肌に映えます。

Scarlet Letter(ホーソンの緋文字)、
A Study in Scarlet(ドイルの緋色の研究)でお馴染みですね。

映画「風と共に去りぬ」でスカーレット・オハラがこの色の衣装を着るのは、確か殆ど中盤以降。
彼女の人生に次々に降りかかる苦悩とこの衣装がシンクロしていたと記憶していますが。

スカーレットの緋色の衣装、ポスターで有名なこの衣装より、この後の辛い時期が印象深かったです(と記憶しているので、違っていたらごめんなさいませ)。
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あれですよね、アシュレイとの仲を疑われた最中、アシュレイ宅に招かれたスカーレットを、
レットが緋色の派手なドレスを着せて一人で行かせた時のドレスが、バービーも着ているこれだったのではと。

バービーの右の眉が少しカーブをつけて上げてあるのがわかります。
これこそ、ヴィヴィアン・リーの眉。
恐るべし、バービー!
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話はそれますが、
この時のアシュレイの妻、メラニーがいかに素晴らしかったか。
彼女の天使のような人物像がこの映画をどれ程救いのあるものにしていたか。

以前も書いたと思うのですが、スカーレットの2番目の夫が彼女を襲った暴漢に仕返しに行き殺された夜、
男たちが皆出かけていない間の女性ばかりの張り詰めた夜。

メラニーがテーブルに集まった女たちに朗読して気持ちを落ち着かせるため、
手に取ったのがディケンズのデイヴィッド・コパーフィールド。

彼女の知性とどこか浮世離れした個性がいかにも現れた選書。



一方、私が唸ったのが
ポーリーナの白衣装
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スカーレットの勝負色は、彼女の瞳の色によく似合う深緑。
・・・と思っていたら、小説に合わせて画像処理であの色にしていたとか。

画像処理ってったって、「テクニカラー」の時代、フィルムに色付けたってことでしょうか?

調べると知らなかったことがあちこちから湧いてくるのできりがございませんわ。

古い記憶をたどると、そういえば、「欲望という名の電車」でヴィヴィアン・リーの目の色が違って見えるのは、彼女の病のせいでは、とか非科学的なことを思っていたわね。

若い頃の衣装は、白いドレスに赤や緑のサッシュやベルトを締めて初々しさを見事に出していました。

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さすがのバービー、はずしませんわね。
ちゃんとありました。
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彼女が帽子に付けたリボン(?)の色がまさにこの深緑色。
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大勢の取り巻きに囲まれても、アシュレイの気持ちは自分にはない。
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恐るべし、バービー。
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いわゆるBBQドレスまで着こなすとは!

思うに、ポーリーナの白い衣装、このバーベキュードレスをモチーフにしたのでは?


実にスカーレットらしい表情。

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確かこの写真の時は南北戦争、戦時下の苦しい時代。
未亡人となったスカーレットがレットを訪ねた時、カーテンを使って急ごしらえしたドレスじゃなかったかしら。
腰に巻いているのがカーテンのタッセル。
この時も彼女はグリーンを選んでいる。

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バービーめ、女心を掴んで離さない。
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バービーが、こんなに切ない表情。
こちらの右眉の上がり具合が絶妙。
しつこいですが、恐るべし、バービー。
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以前グレース・ケリーの「裏窓」(ヒッチコック映画です)の話を書いた時、あの映画で一番好きだった彼女のドレスもバービーで再現されておりました。
すごすぎる、バービー。



後半の深緑ドレスガウン(?)がゴージャス。
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ポーリーナの衣装はスケート用なので、ドレスにしては生地が少なすぎですが、
私のツボにハマりまくった衣装でした。

若く溌溂とした鼻っ柱の強かった頃。
まだ本当の愛も苦しみも知らなかったスカーレット。

ポーリーナがそのスカーレット・オハラになりきっているかどうかは別としても、
映画の衣装デザイン史上最も優れたドレスと評されたという「風と共に去りぬ」のバーベキュードレス。
衣装に白と深緑を持ってきたのは、やはり雨女ならでは。


映画「風と共に去りぬ」の衣装デザイナーは「ウォルター・プランケット Walter Plunkett」
ジーン・ケリーの巴里のアメリカ人やアステアの「コンチネンタル」の衣装も手掛けていたというから驚き。




そんなこんなで、スケートとは関係ないのですが、
ちょっとだけ、ウルッときてしまったロステレ杯の一コマでした。


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2015
11.23

スカッと気持ちよく

Category: スポーツ
今日は、私が応援している選手の大事な試合。

ところが勝ってほしい、必ず勝てると応援しているチームの敵方にその選手はいる。

フクザツな気持ちと裏腹にゲームは進んでいるのだが、
緊張しすぎて現地観戦をやめたほどなので、
言いたい放題のテレビ前である。

お茶の間観戦はありがたい。

いかに屋外ゲームとはいえ、チームカラーで埋まっている席を避ければ
大声でゲキを飛ばせるかと言えば、今日のような場合はそうもいかない。

こんな大事な試合では、いろんな人がいる。
チーム関係者、ご家族もいらっしゃる試合で、そうそう叫ぶこともできない。

ああ、それにしても、例えば15番がふさわしい選手が№8で出ている。
彼の能力を考えれば、カナメの選手だということはわかる。
わかるけど、彼は走りたい奴なのだ。
走らせてやりたい!
思い切り相手をかわしながら走り抜けて行ってほしいのにっ!

といったことを、お茶の間観戦ならば何とでもあたりかまわず言いながら見ていることもできるのだ。
最後はもう、座っていることもできない。
テレビの前でウロウロしながら、ついでに床など拭いてみたりしながら
落ち着きなく耳だけがテレビから離れない。

こういう時の解説はまことに有難い。
解説も興奮で時に間違うことがあるのもご愛嬌。

結局、応援しているチームは勝ち、私の大好きな№8はがっくりと肩を落とした。

これも勝負の世界。

・・・・・さて、ロステレコム杯。
あちこちで色々なご意見を読んだが、
私はまたしてもフクザツな気持ちでいっぱいなのだ。

応援している選手と、好きな演技タイプの選手。
競技としての見方も技術に疎いこともあって、
どうしても「見た目」に偏りがちだ。

それでも、あのブログ様の見方も、このブログ様の見解も、
なるほどなあ、と思ってしまったのが今回のロステレなのだ。

どうにもなんとも難しい。

「これも勝負の世界」と言い切ってしまえないのが
フィギュアスケート。

本郷選手はショートの点数に決して納得できなかったと思う。
フリーの演技の前半、いつもの勢いが感じられなかったことにも、ショートの影響があったのではと思わずにはいられない。

スカッと気持ちよくはいきませんわ。




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2015
11.22

JB, NHK杯を断念

http://figureskatersonline.com/jasonbrown/news/

JBの公式HPで発表されておりました。

November 21, 2015: Jason Brown has withdrawn from the 2015 NHK Trophy due to a back strain incurred during training. In a release on the U.S. Figure Skating website, Jason is under the care of Olympic Training Center medical staff. He is continuing to train with restrictions. His doctors expect him to make a full recovery.

Jason released this statement, “I absolutely love competing in Japan and will miss being around the most incredible fans. I look forward to returning to Japan very soon. I’m so disappointed to withdraw from NHK Trophy, but I know how important it is for me to get healthy for the rest of the season and this will give me time to rest and recover.”



「トレーニング中に背中を痛めた」、とありますが、彼は男子選手の中でも軟体で、難ポジ、鬼繋ぎの連続技。
身体も悲鳴を上げるのかもしれません。

ああ、でも日本とは相思相愛なのに、なんでこのタイミング~~~( ノД`)シクシク…

早く良くなって、全米2連覇目指してくだされ!

JBのTwitterやインスタ、HP、ステキな写真のコラが多くて見ているだけで楽しい。


これが11月8日の写真のようです。怪我は本当に一瞬なんですよね。
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GG、お人形みたいにカワイイ!

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小塚選手も、ロシア杯、残念な結果になってしまいましたが、全日本でのツルスケ、楽しみにしております!
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2015
11.21

二人にしかわからない言葉

ロシアで頑張っている小塚選手や、女子選手たち、
フリーも応援しております。
・・・にしても、まず
yahoo記事について書かずにいられないとは、
嬉しい誤算で始まった3連休でございます。


そうそう、yahoo記事の前に、まずNumberですね。
Number890「浅田真央 スマイルアゲイン」の話です。




1冊丸ごと、「キラキラ✨」であふれております。

真央選手記事ではありませんが、
Cheers and chants Who is a dreamer? 5 「あなたは、風吹くところで。」の水野良樹さんの記事。
五郎丸選手が今何者と戦っているのかについて書いてくださっていました。
Number、やはりいい雑誌だなあと、こういうのを読むと思います。

三輪さんのコラムはさすがでした。
真央選手についてもですが、
スポーツ選手にも見られた「ヤンキー文化」に触れ、
あの「冬ソナ」がなぜブームを起こしたのかさえ、
見事に喝破されておられました。
その上で「浅田真央」について書かれているから、説得力もあるのです。


杉田&岡部さんインタビュー。
他と比べてこんなに「浅田選手にだけ」言わなきゃいけない「重箱の隅」がまだあったんかい?と驚きましたわ。
じゃ、ほかの選手たちの「重箱の隅」、あげつらってごらんなさいませよ。
Number50冊あっても足りないでしょうよ。

鉄拳さんのお話は説得力がありました。
私は鉄拳×水野敬也の「それでも僕は夢を見る」をうっかり出先で読んで
化粧がとんでもないことになりましたので、外では絶対に読むまいと思っていたのです。
彼の描く対象への冷静な目が印象的でした。
ブラボー真央スピン。

デザイナー、丸山敬太さんの記事は一行で惹き込まれました。
「とてもハードなのに、ビューティーでなければならない。」
ハードでビューティーなのは、衣装ばかりでなく、浅田選手自身についても言えるからこそ、
丸山さんは、彼女の衣装を作ってみたいと思われたんでしょうね。
コスチュームが演じるための「スキル」だなんて、
ぜひそのあたり、ミヤケン先生とも語り合って頂きたい。

で、タラソワ先生のお言葉は、最高でしたね。

「あなたはこれまで私が教えてきたスケーターの中で、最も素晴らしい選手です。」

スケ連には永遠にわからない日本語でしょう。

さて、やっとyahooの記事です。

こんな記事を書ける記者がいるのなら、
もっともっと書きゃいいのだ。




http://news.yahoo.co.jp/feature/60

作家・朝井リョウを突き動かす 「圧倒的な絶望」  
11月20日(金)11時12分配信
(構成 吉田大助)

~中略~

「絶望」が創作活動の源

朝井がバレーボールへの情熱を再燃させたきっかけは、今夏開催されたワールドカップだ。今回初めて全日本チームのキャプテンに指名された清水邦広選手は、自身がバレー部だった頃から注目している。さらに今回のW杯では、2人の若きスーパースター、石川祐希選手と柳田将洋選手に魅了されたという。


「石川選手は高校時代に、春高・国体・インターハイの3冠を2年連続で制覇しています。公式戦は99連勝。マンガの主人公みたいな人ですよね。その石川選手が高校時代、フォームを参考にしていたのが3つ年上の柳田選手なんです。柳田選手も高校時代からとても注目を集めていました」


こうした細かい情報は、雑誌を片っ端から買い漁り、ネット記事をくまなく読むことで収集していく。なぜ2人の選手にこれほど注目しているのか。その答えには、「小説家・朝井リョウ」の感性が顔をのぞかせる。


「両選手ともに、エースという運命を背負ってきた人間。そうなると、例えば試合中に2人が交わしている言葉って、もしもマイクに音声が拾われてテレビで流れたとしても、本当の意味で理解できる人っていないんじゃないかな、とか思うんです」

それを痛感させられたのが、試合後のインタビューや、ドキュメンタリー番組で耳にした両選手の言葉だ。


「石川選手や柳田選手を見ていて感じるのは、『エースやスターとして輝き続けてきた、その歴史を歩んできた者同士にしか分からない言葉がそこにはある』ということ。


そういうものに触れると、言葉を生み出す仕事をしている人間としては、絶望的な気持ちになるんです。小説家って、あらゆる人たちの言葉を書く仕事なのに、この2人の言葉にはきっと一生たどり着けないって」


自分が一生かけても到達できない領域で活躍するエースたちの言葉は、自分の思考回路からは出てこない。その絶望は特別に重く、深い。




朝井リョウさんは『桐島、部活やめるってよ』で大学在学中にデビューした作家。
『何者』で戦後最年少の23歳で直木賞を受賞したそうなんですが。

今頃若い人の小説読んだってね・・・と避けてきた分野。
「少女は卒業しない」でふーん・・・というくらい。

でも、こんなにもスポーツに思い入れがあったのかと驚いた。

『エースやスターとして輝き続けてきた、その歴史を歩んできた者同士にしか分からない言葉がそこにはある』

Numberを読んでいて、書き手が如何に浅田真央を書こうとも、
彼女の演技以上に彼女を語るに饒舌なものはないなあと思っていたのだ。

実際にはみどり様記事にも、どの写真にも目から汁がボトボトでしたが。

みどり神が浅田選手の表現力の変化について語っている。

「ただ単に曲を理解することと、それを自分のものとして表現することって、違う領域のことなんです。
真央自身の人間的な器が大きくなったからこそ、味わい深さが出ているのではないかしら」



みどり神、一般向けにわかりやすく話して下さっていますね。
それでもやはり、
ただ一人、「伊藤みどり」だけが「浅田真央」と、彼女たちにしかわからない「言葉」を交わすことができるのではないかと、
朝井さんの記事を読んで、思ったわけです。

だからこそ、浅田選手はトークショーで、引退と復帰した時の気持ちをみどり神に尋ねた。

「両選手ともに、エースという運命を背負ってきた人間。そうなると、例えば試合中に2人が交わしている言葉って、もしもマイクに音声が拾われてテレビで流れたとしても、本当の意味で理解できる人っていないんじゃないかな、とか思うんです」

私もきっと同じだ。
みどり神と真央ちゃんについて、読むことのできる記事や言葉は、
本当の意味では永遠に理解できないのかもしれない。
あの二人の間にある何かを、わかることなどできはしない。

それでもいいのだ。
少なくとも、私たちは見ることができる。
彼女たちの奇跡の演技を。
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2015
11.19

みどり様が語る、浅田真央の挑戦

Category: 浅田真央
NumberWebに、発売中のNumberの一部が掲載されておりました。

http://number.bunshun.jp/articles/-/824564←こちらです(リンクしていません)

Number,まだ手に入れておりませんでしたので、大喜びで、読ませて頂きました。
買いに走らなくては!

仕事は明日までがピーク。
あと1日!

トリプルアクセル、休養からの復帰――。
伊藤みどりが語る、浅田真央の挑戦。

Number編集部

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幼い頃から「天才少女スケーター」として注目され、トリプルアクセルを武器にオリンピックの金メダル候補に。オリンピックで銀メダルを獲得の後、引退したものの競技に復帰し、その年いきなりトリプルアクセルを決めてみせ、日本のトップとして活躍を続ける──。

 これは、中国杯で見事な復帰戦勝利を飾った浅田真央選手の経歴ではない。女子で初めてトリプルアクセルを跳び、数々の記録を作ってきたフィギュアスケーター伊藤みどりさんが辿ってきた道だ。

 Number890号では、浅田真央選手が「憧れの人」と語る伊藤さんが、復帰した彼女に送った特別メッセージを収録。1時間半にも及んだそのインタビューは同じ経験をしてきた者だけが語れる共感と愛情に満ちたものとなった。

「やっぱり彼女はスターだよね」

 インタビューに際して、伊藤さんには復帰宣言後の初試合となったジャパンオープンでの浅田選手の演技をじっくり見ていただくことになった。会場はさいたまスーパーアリーナ。浅田選手の演技が始まる前に、光り輝くリンクをバックに伊藤さんの写真を撮影したのだが、すぐに近くにいた観客が気付き「伊藤みどりさんですよね」と声をかけると、自然に笑みを返す。この人もずっと、銀盤の上で笑顔を見せながら必死に戦ってきた人であることを、改めて感じさせる瞬間だった。

 浅田選手のフリーの演技が始まると、真剣な眼差しで“後輩”の滑りを見守った。ジャンプに若干のミスが出たが、自己ベストに迫る141.70という得点が出ると「真央ちゃんはすごい」と思わず言葉が漏れた。

「やっぱり彼女はスターだよね。大事な初戦でここまでの滑りができるまで調子を合せてきた。休養明けの初戦である程度滑れないと『やっぱり復帰は無理なんじゃないか』という声が当然上がるし、その後調子が上がらないと自分自身もやっぱり不安になるだろうし」

 その言葉は自身の経験も振り返るかのような温かさにあふれていた。

 そしてジャパンオープン後に行われたインタビューでは、まず今年の春に行われた浅田選手と伊藤さんのトークショーについての話から始まった。

伊藤さんが感じた、浅田選手の迷い。

 その時まだ現役復帰を宣言する前だった浅田選手は、伊藤さんにこんな質問をしたという。

「どのような決心をして引退されたのですか?」

「引退発表してからまた現役をやりたいな、という思いは出ましたか?」

 伊藤さんは「真央は現役か引退か、かなり迷っているんだ」と感じたという。そしてどちらの道に行くにしても幸せになって欲しいと願い、自分自身の経験も踏まえたある言葉を送った。

 その言葉が何であったかは記事をお読みいただくとして、浅田選手はトークショーの1カ月後、「現役続行」を宣言する。その一報を聞いた時、伊藤さんの目には自然と涙があふれた。

「やりたいと思った時こそ、大きなチャンス」

「真央のチャレンジ精神は素晴らしいもの。やりたいと思った時こそ、大きなチャンスです。決断したからには、真央は迷わず強く進んでいけるでしょう」

 伊藤さんはこうアドバイスを送る。そして休養後に復帰する選手の心理をこう表現した。

「試合ってとても緊張するけど、やり終えた時の達成感はアイスショーの数百倍。ベストコンディションに持っていくための過程はすごく苦しいけれど、試合でうまく演技ができた時に『ああ、私は生きているんだ』というのを感じる。真央も私もそういう達成感を味わいたいタイプのスケーター。真央の気持ちには本当に共感できます」

 同じ名古屋で生まれ、「女子もトリプルアクセルが跳べる」ということをスケート界に知らしめた伊藤さんだからこそ語れる「新しい浅田真央」について、話は休養を経て生じた浅田選手の気持ちや滑りの変化、そして次のオリンピックまでにも及んだ。
 

インタビューの続きは是非、発売中の「Number」890号記事「伊藤みどり『私が真央を尊敬する理由』」でお楽しみください。 


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真央選手の決断にみどり様が涙したように、みどり様の涙に、不肖、私のようなものまで涙が出るのでございます。

今、夜7時のNHKニュースで、ロシアのドーピング問題から、GPSロシア杯についてもほかの競技同様取り上げられています。

国際大会の開催に、ドーピング問題のため、ロシアが不適格とされたことで開催がどうなるかという話をしています。
今のところ日本のスケ連は「現時点では何の連絡もない」と言っているそうです。

他のウィンタースポーツも同様に今のところ何の連絡もあっていないそうですが、
テロの関係もありますので無事に開催されるかどうか、判断が難しいところかと思います。

何より選手と観客の皆さまの安全を最優先に、と願わずにはいられません。
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2015
11.16

はみ出し者

Category: 日常のこと
「できるところまでやっぱり、やりきらなきゃだめだろうなって。」
こう言って、競技に復帰した浅田選手。

「迷ったら、やる。それが私のルール」
ECCのCMでは、こうもおっしゃいました。

「やりたくてもやれない時は来る」――ならば浅田はやる。
私の年齢では、「やりたくてもやれない時」はもう目の前だ。

『自分の居場所はここだ』
浅田選手がそう信じた場所に、彼女は立ち続けることを選んだ。


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浅田選手の残す足跡をたどって、私も自らに鞭打つことがある。
ゆるーーーーーくですが。


私の仕事は、できることを精一杯、やってもやらなくても、別に評価は下されない。
数字となってはっきり出ることはあるが。

ましてや本業をはみ出した依頼が来たところで、
いつもと同じことをやるのが当たり前の世界。

目立たぬよう、淡々としていることが望ましい。

でも、元から私は、はみ出しものだ。

失うものは何もないのは宇野選手と同じはず。

この2か月近く、仕事の傍らその準備に没頭してきた。

できる準備はほとんど終わっているが、後は自分の心持だけ。

リスクは高いのに、何故それに拘るのか、という拘りどころが私にもある。
散々悩んだ末、今回もそれは外さないことにした。
前半に入れるか、後半に持ってくるか。



「気持ちは決まっています」
って、真王さまも言ってたもんね。
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2015
11.14

ウチの選手たち

Category: ヤマト先生
フランスのテロ事件と、エリボン杯の中止で、
萎れておりましたが。

ニュースを巡っている途中で
いつの間にか、あのヤマト先生のブログが更新されていたことに気が付きました。

この方、解説もよろしいのではと思わせる選手たちについてのお言葉の数々でございます。

田村岳斗 華麗なる舞

「今シーズンもよろしくお願いします。」では、
日本男子選手と4回転のボーやん選手について語っておられます。
アニキ、です。

「今シーズンの選手たち」では、
「ウチの選手たち」について、一人ひとり丁寧に紹介してくださっていますの。

最後の部分は、完全にバキュン撃ち抜かれましたので、ここだけ紹介させてくださいませ。

ジュニア、ノービス世代の成長は、ウチのボス、濱田美栄先生の技術、熱意はもちろんですが、
宮原のスケートに対する態度が後輩たちにいい影響をあたえている事が大きいと思っています。
この2人は僕にも大きな影響をあたえてくれています。
 
選手たちが結果を出してくれるのは、とてもうれしいことです。
僕自身、選手時代を振り返ってみると、「楽しく滑れた」はただの負け惜しみで、
結果として勝てなければ悔しさが残るだけ。勝った時が一番楽しかった。
だからこそ、ウチの選手たちには、しっかりと準備をして、
より上のステージで「本当の楽しみ」を経験してほしいと思っています。



アスリート魂をよくおわかりのコーチ。
そのような気持ちで選手を育てていらっしゃるところが素敵です。



ウチの子も女の子だったらなあ・・・。
ヤマト先生の「ウチの子」の一人だったらなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・。



隣を見ると、いつものパンツ一丁で寝転んでライン中のゴリオ(仮名)。

最近益々ゴリ化が進んでいるので太腿周りを図ってみました。

左の太腿1本で
62センチ。(今測りなおしたら64センチありましたわ"(-""-)")

大根足じゃなくて、軽く電柱ですね。

人間のウエストサイズでございます。

恐ろしくて胸や胴回りを測ってみる気にはなれません。

ゴリオ(仮名)は、男でよかったのかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・。

綺麗なお嬢さん方、どうかヤマト先生のもとで、素晴らしいスケーターに育ってくださいませ。

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写真、お借りいたしました。
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2015
11.14

エリボン杯FSは中止

エリック・ボンパール杯は
中止になったそうです。

命が最優先。
それだけ事態が緊迫しているということだと思います。

犠牲者の方々が民間人だということがテロの恐ろしさを一層募らせます。
スポーツ観戦や劇場を楽しみに来ていた方々も遭われた悲劇。
堪りません。

ご冥福をお祈りいたします。

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宇野「本当に言葉がない」 テロ影響で大会中止受け
スポニチアネックス[ 2015年11月15日 05:04 ]

 フランス南西部ボルドーで開催中だったフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、フランス杯が14日、パリの同時多発テロの影響で中止となったことを受け、宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は「僕が感じる気持ちもたくさんあるが、それ以上に今回のことでたくさんの方が犠牲になられて、本当に言葉がない」と語った。

 13日の男子ショートプログラム(SP)で首位に立ち、14日は午前中の公式練習で何度もジャンプを跳んだ。普段通りの様子でフリーの演技に備えていたが、練習後に戻った宿舎で中止の知らせを聞いた。国際スケート連盟は、SPの成績をそのまま12月のGPファイナル(バルセロナ)出場を争うポイントに換算する方向で、確定すれば初の進出が決まる。それでも「出られた気持ちは今、考えてはいけないと思う。いつでも出られる状態で練習して、また試合に向けてレベルアップをしたい」と話した。

 女子SP4位の村上佳菜子(中京大)は宿舎出発の直前に中止を知った。「フリーを滑りたかったが、自分のことを言っている場合ではないので」と神妙な表情だった。

 日本チームの関係者は出発の予定を当初より1日早め、日本に帰国する選手の飛行機は経由地もパリを避けるように変更するなど、慌ただしく対応に追われた。(共同)



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000155-jij-spo
時事通信

フランス杯が中止=仏政府、テロで許可せず―フィギュア
時事通信 11月14日(土)20時25分配信

 【ボルドー(フランス)時事】国際スケート連盟(ISU)は14日、パリで13日に大規模なテロが起きたことを受けて、フランスのボルドーで行われていたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、フランス杯の各種目フリーの演技を中止すると発表した。
 同国連盟によると、政府の許可が下りなかったという。
 フランス杯は13日にショートプログラム(SP)が行われ、男子では宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が首位に立ち、村上大介(陽進堂)は3位につけていた。女子は村上佳菜子(中京大)と今井遥(新潟県連盟)が出場していた。
 




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000134-spnannex-spo
スポニチ

フィギュアのフランス杯 同時テロで中止に 成績の扱いは今後協議
スポニチアネックス 11月14日(土)21時10分配信

 国際スケート連盟(ISU)は14日、フランスのボルドーで開催中のフィギュアスケートのグランプリシリーズ、フランス杯を中止すると発表した。

 13日にパリで発生した同時テロのため。当初は競技を開催するとしていたが、その後競技の結果、各種目フリーの演技を中止すると発表した。

 13日の男子ショートプログラム(SP)では宇野昌磨(17=愛知・中京大中京高)が首位、村上大介(24=陽進堂)が3位、村上佳菜子(20=中京大)が4位、今井遥(22=新潟県連盟)が9位につけていた。成績などの扱いについては、今後協議するという。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000083-dal-spo
デイリー

フィギュア フランス杯は中止、一時は続行発表も
デイリースポーツ 11月14日(土)19時30分配信

 国際スケート連盟(ISU)は14日、首都パリで同時テロが起こったフランスのボルドーで開催中のフィギュアスケートGPシリーズ、フランス杯について、14日の競技を中止すると発表した。

 この日の朝に、ISUとフランススケート連盟が協議し、判断をフランス当局に委ねた。一時はISUはツイッターで競技を続行し、競技開始前に犠牲者を悼み、黙祷を捧げると発表したが、その後、ISU代表者会議で中止が決定した。

 大会は13日に男女SPなどが行われ、男子では日本の宇野昌磨(17)=中京大中京高=が首位に立っていた。




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2015
11.14

フランスが・・・

エリボン杯、昌麿➡磨選手、ショート首位です!
昌磨君の磨の字、ずーっと間違ってました。
やっぱり眼鏡、あってない・・・。
教えてくださってありがとうございます~!

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●フランス杯(エリックボンパール杯)
日程:2015年11月13日~15日(現地時間)
会場:メリアデックスケートリンク(フランス・ボルドー
TV放送:テレビ朝日
    11月14日(土) 14:55~(男女ショート)
    11月15日(日) 20:58~(男女フリー)




パリで同時テロ、120人以上死亡=銃撃に自爆、仏大統領「前例ない」
時事通信 11月14日(土)12時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000082-jij-eurp

ゾッとしました。

ボルドーでの試合とはいえ、出国の時、選手はどの空港を使うのかと思います。

国境は封鎖というし。

色んな国から集まった選手たちです。
無事に試合が終わりますように。
無事にそれぞれの国に帰れますように。





ところで、ですが。

女子ショートのプロトコルです。

GGのSP、こんなに出すの・・・。


足換えコンビネーションスピン、リプと同じレベル4。
GGにはジャッジ全員から+2のGOE。
あのリプのスピンには、+3が3人、あとは+2。
そしておひとり、-2をつけたジャッジが。

なんなんでしょうか?これ?
上下切り捨てでも、本人だって見るでしょうよ、プロトコルは。

何で差をつけるって、やっぱりGOEとPCSでしょ。

他で詳しい方が書いていらしたリップの見逃しとか。

見逃されないでプラス要因もつけてもらえないのがかなこちゃん。

ショートは試合の前半。
ここで鳴らされる「審判の笛」に疲弊し、何とかしなくてはと焦る気持ちが誘発されれば、
それは後半のフリーの演技に響いてくる。

とにかく今季、ジャッジのイチオシがGGであることはわかりました。

それにしても、なんだかなあ。

オシ、の選手とそうでもない選手、その色分けが見えてしまうと萎えます。

そしてリーザとリプのGOEが、メドべちゃんのロシア枠に行ってしまったように見えたり。

私の老眼鏡、もしかして目に合ってない?





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2015
11.09

スケートじゃない話

Category: 日常のこと
すみません。
完全に独り言日記に書いておこう、の回ですので、
スケート関係の話ではございません。


先日もスケカナで銅メダルを獲った永井選手が、早朝練習の送迎をしてくれたお母さまへの感謝を口にしていました。
メダルを獲るような選手の家族の方は、それこそ大変でいらっしゃると思います。
宮原知子選手も、早朝からお父様の車で練習に行く姿も、車内で食事をとる様子も、テレビで以前放送されていましたね。
皆厳しい練習を積み、厳しい生活を律して競技会に出ることのできる選手に育っていくのですよね。

五郎丸選手の著書の中には、プロラグビー選手の食事を、チームが早朝から準備してくれるありがたさが書いてありました。
子供もいる家庭で、家族が早朝から量、質ともに慎重に考えてすべての食事を用意することは実質厳しい話のはずなのです。
結果を出さなければプロはチームから放出されます。
ああいった競技だからこそ、食事の管理をチームがしてくれる環境は尚更必要。







色々ありまして、日曜日の夜、仕方なく、とある会合に出てまいりました。

テーマは「試合に負けたのは何故?」

これは選手である子供たちと指導者がチームで考えりゃーいいんじゃないかと。

親が考えるべきは、そこじゃないと思うのですが。

試合に勝てなかった前後の細かな文句を、先生に言いに集まったという素敵な会でございました。

どのチームにも、よくある話ではあるそうです。

確かに、強くなるためのスキルは?のチーム。
練習内容も、栄養の摂り方も実力通りでしょう。

確かに指導者がダメ、というケースはアマチュアスポーツには多いと思う。

でも強くなることだけを第一義に考えるならば、ノウハウを持った専門家のいるチームに行けば良かったのでは?と
私は思ってしまうのです。

弱小チームを熱血先生が指導力でトップに引き上げるということもあるでしょう。
たまたまいい選手が揃う年もあるでしょう。

でも一般的に言って、ほとんどの指導者も、選手たちも、普通の人たちなのでは?



親が子供に躾けなければならないことを、
先生の指導が足りないからだとか。
おいおい、もうみんなほとんど大人だよー。


心の中の呟きを
顔でtweetしていたと思います。


子供がとりあえず朝起きて、学校に行ってくれれば十分だと私は思う。
これってレベルの低すぎる話だろうか?

その上運動までさせてくれて、チームワークを教わって帰ってきてくれるのだ。
こんなに有り難い話はない。

捕食の内容に難癖をつける。
ならば他の選択肢を増やせばよいのに。


基礎体力がつく練習をさせてくれない、というならば、
専門のジムにチームごと通える環境なのだ、そちらに少しお金を払って行けばよい。
そういった話も出なかった。

勝てるチームにしたいなら、そういった話をしたほうがよほど建設的なのでは?


「負けたのに笑っていた子たちがいた」と怒る方がいた。

子供たちは振り返らない。
最後の試合を、逆転されて負けてしまっても、自分たちなりに頑張ったのだ。
伝統とか、引退式とか、周囲に見せるためのそれらが、彼らにそんなに重要なのだろうか。
終わってしまっても、彼らにはまだこの先がある。
競技とは違う新しい未来が。

「あーあ、俺らの3年間、おわっちゃったな。」
「そうだな。よく走ったな。」

で、笑って終わっちゃだめなのか。


まだ若いのに、「スケートに全てを捧げてきた」と言えるスポーツ選手がいる。
生活の、人生のほとんどをそのスポーツに賭けて、観る人を熱狂させ、感動を与え続けてきた。

その血のにじむような努力に、多くの人が敬服し、励まされる。
称賛の影には、あきらめたものも、できなかったことも、楽しめなかったことも山ほどあっただろう。

競技に払った犠牲が大きければ大きいほど、涙も出れば悔しさも増すだろう。
彼女はそれすらも演技のレベルアップにぶつけてきた。

復帰戦で彼女が見せたのは、「挑戦することに楽しさを見出した」競技者の姿だった。


世界レベルで戦う人たちとは違うフィールドで。
心に残る競技経験を、楽しい思い出にできるよう
一般レベルであれば余計に、学生スポーツも、もっと楽しんでもいいんじゃないのか。

試合に負けたら泣かなきゃおかしい、とはどういう理論なのか私には全然わからない。

それほど練習してこなかった結果がそこに出てしまった、その自分たちのふがいなさ。
終わったあとに後悔する姿をわかるように見せろとでも言うのだろうか?

五郎丸選手が、試合のビデオを後日観る時、自分がトライに行くまでに、ほかの選手がどれほど体を張って頑張ってくれていたのかを知ると感動するといったことを書いていた。

反省するためだけに、ビデオを見直すわけじゃない。

私を含めたこの親たちの勝手な言い分も、
もしかするとスポーツファンの言い分と似ているところがあるのかもしれないl。

浅田選手が結果として勝っても負けても、
彼女が滑ることに生きがいを感じ、楽しんでいてくれる限り、
丸ごと、喜ぼうと思った。

ジャッジや連盟にはもちろん変だったら変だと思うし、書きもするだろうが。

応援する側は、
「がんばれっ」と願いながら、応援ポチを押すのみだ。





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2015
11.07

初戦優勝、おめでとう!

Category: 浅田真央
GPS中国大会、女子シングルは日本人1、2フィニッシュになりましたね。
本郷さん、フリーで1位。
素晴らしかったですね。
大歓声でした!

そして浅田真央選手、おかえりなさい、優勝おめでとうございます!

動画主様、素早いUP,感謝してお借りいたします。




写真は随時追加していきたいと思います。

chainacupmao6.png
真央蝶々

chainacupmao8
浅田選手、SPは妖精さんなんですが、蝶々夫人では風格が。
これを普通、表現力と言いませんの?
ところが、またプロトコルに不思議なものを見てしまいました。
Performance/Execution(演技力?)の項目で、うちの真王に7.0つけてたジャッジがおりましたわ。


chainacupmao7
笑顔が美しい。


今日の3A、なんて大きくて美しく流れたジャンプだったことか。

インタビューで

「結果は結果で、ファイナルにつながったので、良かったかなという風には思うんですけど、
自分の演技としては、このフリーもショートもですけど、アクセル(3A)だけではないので。
やはりまだまだ自分にとって、やらなきゃならないことがあるんじゃないかなと思いました。」


引き締まった表情でこう答えていました。

高いのはジャンプばかりではありませんのよ。
「志」がちゃうっ!

3Aには、今日は加点もついてましたね。
GOE1.86で、3Aひとつで10.36点!
本当なら全員+3つけてもいいでしょうよ。
あのジャンプですのよ。

本郷選手の3Fー3Tが10.50点でしたので、やはり加点がついてくると、
3Aは大きい。


メドべちゃんにあのPCSつけた甘々だった(知子ちゃん除く)スケ雨ジャッジ、
パトリックにちゃんと10点だしてた先週のスケカナジャッジ、
いくらなんでも基準が違いすぎでは?


3Fー3Loの転倒の時は、先に見たユロスポでは、一瞬ヒヤッとしました。
ケガがなくて良かった。

ドキドキわくわくの真央復帰戦。
無事に終わって脱力しております。

他の選手のことまで書く気力がわきません。

中国男子がすごい4回転伝説を作ったようです。

GPFの出場枠、今年は2倍でいきませんか?



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2015
11.06

素敵すぎ

Category: 浅田真央
今日のような大事な日に、
夜、会議が入るとはっ!( ゚Д゚)

やっと帰宅して、さてとにかく録っておいた中国杯を見なくては!

動画主様、本当にありがとうございます!仕事はやっ!

ああ、なんてなんてなんて凄い選手なの?

何十倍も魅力を増して、
前人未踏の難度に挑んで、
帰ってくるだなんて。





chinacupmao4.png
どーよ、これが浅田真央!

chinacupmao3.png
この活きた目の表情!

chinacupmao5.png
こんな顔の浅田選手を見ることができるだなんて!!!!!!!!!!!!


chinacupmao2.png
真央ガッツ!
うれしいうれしいうれしい!


3アクセル
3フリップ+3ループ
3ルッツ(後半)

素敵なあなた、どこまで行ってしまうんでしょう?

点数もどこまで・・・・・

ん?

プロトコルを見て愕然・・・。
何も変わっていない。

引けるだけ、引いておく。

素人目ではちいともわかりませんが、これで刺すんですのね。
厳しいですね。
浅田選手のショートの点数を見ると、
スケ雨のメドべちゃんは高すぎたと思いました。

PCSでさえ、これですか?

あれだけ調子の悪かった(大好きですが)ラジオと3点ほどしか変わりませんよ?

これだけさっぴかれてもトップに行けるのが浅田選手なのですが。

ジャッジは全員オープンにしていただきたい。

必要なジャッジは眼科に連れて行ってあげましょう。
事情がおありのジャッジには、優しくお話を聞いてさしあげます。
ついでに全身にたっぷり油を塗って、オーブンに入れて差し上げてもいいんですのよ。
心が凍りついていらっしゃるようですので。


ほかの選手にも、同じように回転不足やエラーを取るならいいんですわ。

他の選手たちにはGOEやらで加点していきますけれど、
浅田選手単独ルールでは、満点からごっそり引いていくようにルールブックに書いてあるのでしょうか。


浅田選手は控えめな人ですが、
その彼女があれだけ手ごたえを感じていた。

あれだけの実績と技術を持った選手。
自分でわからないわけはない。

男子の3Aや3-3と比べてみるといい。
浅田ルールでいけば、回転不足だらけなんじゃないの?

3A、認められてはいましたね。

でもスケカナのトゥクタミちゃんの3Aだって認められて、点数はGOE分だけしか変わらない。
浅田選手は加点無し。

なんじゃこりゃ?



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2015
11.06

すてきなあなた

Category: 浅田真央
『すてきなあなた』とは、あなたのことよ。

chinacupmao1.png

公式練習です。
動画主様感謝してお借りします。

キレッキレですね。

振付はいつものローリー、という感じもありますが、
浅田選手は自分のものにして滑ってくれると思います。


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2015
11.04

BIG MOUTH

同じライバル対決でも、ずいぶん様子が違うようで。

スケ連の理事や、「スポーツライター」なる匿名の人物が
選手のことを語る時、同じ日本人選手であっても
これまでどんなことを言ってきたか。
何があっても私は忘れませんわ。

ところがこの記事では。
同じライバル煽りでも、ずいぶん様子が違うようで。
驚きです。

あんなに他国の選手(本当は浅田選手とは比べるレベルにもありませんでしたけれど)を持ち上げ、
素晴らしい選手と讃え、浅田選手を叩きまくったメンツが、
選手が変われば、ライバルをこんな風な記事にする。

驚きです。

パトリックがこんな風に書かれる言われは全く無いと思うのですが。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151030-00020142-jprime-ent
↑こちらの記事


「羽生結弦、再戦控えるパトリック・チャンからの”口撃”過去」
週刊女性PRIME 10月30日(金)5時0分配信


10月29日(現地時間)から開幕するグランプリ(GP)シリーズ・カナダ大会。12月のGPファイナル出場に向け、これから負けられない戦いが続く羽生結弦。ただ、今季は最大のライバルといわれる、ソチ五輪銀メダリストのパトリック・チャン(カナダ)が復帰。カナダ大会でいきなり激突する。

「'11年から3年連続で世界王者に輝いたチャンのポテンシャルはゆづクンと遜色ない。彼はビッグマウスだけに“場外乱闘”もありますが、まあ、ゆづクンが受け流していますから……(笑い)」 (スポーツライター)

 今年5月、復帰の際のインタビューで、ほかの選手について聞かれたチャンは、

《YouTubeでしか見ていないんです。ハビエルの4回転も、ユヅルの3アクセルなども、相変わらず素晴らしいなと思いました。でも正直に言うと、途中は早回しで見ました。今までのプログラムとあまり変わってない印象だったので》(『Number Web』より)

 とライバルを軽く“口撃”。もちろん、彼に指摘されるまでもなく、歯がゆく、悔しい1年間だったことは、羽生自身がいちばん感じていることだろう。

元フィギアスケート選手で、解説者の佐野稔氏が代弁する。

「本当は昨シーズンのうちに4回転を3回跳びたかったと思います。でも、中国杯でケガをしたり、お腹を手術したりと、結局、4回転ジャンプを3回跳ぶことができませんでした。やはり、4回転を3回跳ぶというのは、ものすごく難しい。

 ソチ五輪のプログラムを仮に100だとしたら、今回は130から140くらい難しくなっていますよ。後半に4回転トゥーループとコンビネーションジャンプを入れ、体力的に本当に厳しいプログラムです」


 過去、羽生とチャンの直接の勝負は、7戦して羽生の3勝4敗。ラストはソチ五輪の舞台であったが、そのときもチャンの“口撃”が止まらなかった。羽生がSPで世界歴代最高得点となる101・45点を記録し首位を奪うと、こう話している。

「彼(羽生)の得点が高すぎるとは言いたくない。審判を批判するつもりはない。しかし、明日には多くのことが変わるだろう」

 また、ソチ五輪後には、こんな出来事も。

「エキシビションで、羽生のスケートのエッジが誤ってチャンの腹部に当たり、服が破け、腹部に傷を負わせてしまった。もちろん、羽生はすぐに謝罪しているんですが、五輪後にその傷を自分のインスタグラムでネットにアップし世界に配信したのです。羽生サイドは“そこまでしなくても”と気分を害していましたね」 (前出・スポーツ紙記者)
 チャンがアップした写真には、彼からのコメントがこう付け加えられていた。

《オリンピックのガラ(エキシビション)でオレがろっ骨を蹴られちゃったときのだよ。(なんで僕が自分のコスチュームをいじっていたか、不思議がっていたみんなのために言っておくけど)》(公式インスタグラムより)

 ソチ五輪から2年、因縁の対決が再び始まる。もちろん、リンク上で心に残る激突を見たいものだが、チャンの調子を心配する声も。

「ジャパンオープン(10月3日)はひどかったね。“あれっ?”って感じ。羽生くんよりパトリックのほうが心配です。それに、彼は1種類の4回転しか跳べないですから、厳しいですよ」 (前出の佐野氏)

 今季、世界チャンピオンへの返り咲きを目指し、羽生の“負けられない戦い”が始まろうとしている─。



どんな選手だって、負けられないのは同じ。

なぜ、スケ連は選手に色分けするのだろう。
選手を格付けするのだろう。
今もなお。

お金になる選手だから大事にする、という単純なものではない。
それならば浅田選手にあんな仕打ちはしてこなかったはず。

ソチシーズンまで、何年もにわたり、スケ連のお偉方は、女子選手のライバル対決について、
こんな擁護をしたことは一度もありませんでしたね。
それどころか、自国の天才スケーターに対し、他国のライバル選手には「絶対に勝てない」と
宣言さえしていました。


ビッグマウスはどちらなのか?

いらないことをベラベラリークする理事たちと、お抱え「スポーツライター」。

パトリックの揚げ足をとる暇があったら、
強化選手が好きなだけ練習できる専用リンクでもお作りになられては?

今朝もテロ朝で永井選手が、早朝練習のためにお母さまが朝早くからリンクに送り迎えをしてくれたという話をしていましたが。
あれを美談で終わらせていいものか?
年端もいかない少年少女たちが、十分に練習するには早朝や夜間の人のいない時間にリンクに行かなくては練習できない。
そんな環境で若い時から訓練しなければならない。
夜きちんと寝て朝起きる、その当たり前のことが、選手たちにはできないのだ。

なぜそれを早く解消できるよう、選手たちの練習用リンクを増やす努力をしない?

荒川シズカは今も自分が滑っているそのリンクを、後輩の練習に譲ればいいのだ。

それがせめてもの「理事」としてのつとめではないのか?



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2015
11.03

エルトゥールル号

Category:
今年の夏、ふと手に取った絵本がこれだった。

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エルトゥールル号の遭難 トルコと日本を結ぶ心の物語
寮美千子/文 磯良一/絵  小学館

トルコが親日国だということは有名な話だが、こんな事件があったことは、知らなかった。
素晴らしい絵本で、実際に起こった海難事故を伝えているのだが、
子供向けとは思えない読み応えがあった。

こちらにこの海難事故の詳細が載っています。
http://dic.nicovideo.jp/a/%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%88%e3%82%a5%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%ab%e5%8f%b7%e9%81%ad%e9%9b%a3%e4%ba%8b%e4%bb%b6

ざっと要約すると

日本から明治天皇の甥が欧州を歴訪した折、オスマン帝国(崩壊後の一部が現在のトルコですね)も訪れた。
オスマン帝国の皇帝には、明治天皇から親書や勲章が贈られた。
このことへの答礼として「エルトゥールル号」が派遣され、「エルトゥールル号」は寄港した国々で歓迎を受けながら1890年、日本にやってくる。
「エルトゥールル号」は日本でも大歓迎を受けたが、その帰途、和歌山県沖で台風に見舞われ、乗員609名が嵐の海に割れた船体から投げ出されるのである。
冷たい海から生きて灯台へたどりついた船員が、この惨事を伝えようにも思うように言葉が通じない。
灯台守は近隣の村々に応援を要請し、村人たちは総出で乗員の救援に向かう。

多くの遺体が打ち上げられる中、生き残った69名のトルコ人も、重症者がほとんどだった。

言葉も通じない傷を負った異国の人々を、小さな村の日本人たちはどうしたか。

当時の和歌山県串本大島の村は、台風の影響もあって、自分たちの着るもの食べるものにも事欠く状況だった。
そんな状況でも、彼らは瀕死のトルコ人たちを必死で介護したのだ。

村人は少しだけニワトリを飼ってはいたが、ニワトリが産む卵を少し食べるためだけだった。
そのニワトリを食べてしまえば、自分たちは卵を取ることもかなわなくなる。
けれどトルコ人の命を救うため、彼らはそのニワトリをつぶし、供する。

命を助けられた船員たちは、国に帰った後、この話を長く語り伝えるのだ。


youtubeにこの海難事故とその後のイラン・イラク戦争下におけるトルコ政府の日本人救援について、動画がありました。




先日やっとの思いでハロウィンの雑踏を抜け訪れた先で、「これ、いいよ」と勧められた本がこちらだった。


「海の翼 エルトゥールル号の奇蹟」
秋月 達郎/著 PHP研究所

絵本も素晴らしかったのだが、更に踏み込んだ取材とフィクションとしての肉付けで現代に繋がるトルコと日本の絆を描いた「海の翼」。
こちらはエルトゥールル号事件そのものを扱った本ではない。
エルトゥールル号海難事故から100年以上もたったイラン・イラク戦争時の話である。

昭和60年、フセイン大統領がイラン領空の無差別攻撃を宣告する中、日本政府は現地イランに取り残された200名以上の駐在員やその家族などの日本人救出に手をこまねいていた。
日本人にとっては絶望的な状況の中、救出に手を差し伸べた国があった。
それがトルコ政府だった。

http://dic.nicovideo.jp/a/%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%88%e3%82%a5%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%ab%e5%8f%b7%e9%81%ad%e9%9b%a3%e4%ba%8b%e4%bb%b6
↑ニコニコ大百科(仮)よりこの経緯について一部お借りいたします。

イラン・イラク戦争における恩返し

このエルトゥールル号にまつわる話に関連して、こんな有名なエピソードがある。

1985年、イラクのサダム・フセインが、「40時間後、イラン上空の航空機を無差別に攻撃する」という布告を行った。これを聞いてイランにいた外国人達は全員イランからの脱出を試みることになり、各国が迎えの航空機をよこす中、日本は憲法9条が仇となり、その原則から救出のための自衛隊を送り込めなかった(なお現在は自衛隊法が改正されており、限定的に派遣が可能となっている)。
ちなみにこの時、自衛隊派遣に反対したのは当時の最大野党であった社会党、現在の社民党である。
さらに民間の日本の航空会社も、イラン・イラクの情勢が安全とされるまで航空機は出せないとした。
これもまた組合に所属する共産・社会党の面々が社内で猛反対したためである。
かくなるうえはと各国に救援を要請したものの、どこの国も自国民の救助で手一杯となっており、とても外国人を乗せているような余裕はなかった。

こうしてイランに取り残された邦人約250名は、刻一刻と迫る刻限の時を、絶望とともに迎えるしかなくなっていた。
イラン駐在の野村豊大使は最後まで他国の大使館に要請を送り続け、やがてトルコ大使館に辿り着いた。もしかしたら要請をしていた本人はまた断られると思っていたかもしれない。

だが、当時のトルコ大使イスメット・ビルセル氏(İsmet Birsel)は、

「わかりました、ただちに本国に救援を求めて救援機を派遣させます。かつてのエルトゥールル号の事故で日本の方々がしてくださった献身的な救助活動を、今も我々は忘れてはいません」

と答えて要請を快諾。実際にトルコ政府はトルコ航空の救援機の最終便を2便も増やした。そのうえでトルコは自身の国民も苦難を抱える中で、自国民よりも日本人を優先的に乗せてくれたという。それはタイムリミットまで1時間15分に迫った時のことだった。
当然乗りきれなかったトルコ人が出てくるわけだが、トルコがイランからそれほど遠くなかったことから、彼等は陸路を自動車でイランから脱出したという(その数なんと日本人の倍の約500名)。

日本のマスコミは、当然そんなことなど知らないので一様に首を傾げ、朝日一部の新聞社に至っては「日本が対トルコ経済援助を強化しているからでは」という当て推量(つまり「これで恩を売った事にする気ってことかwwww金目当て乙wwww」という意味である)を紙面に載せる有様だった。その後、1992年から '96年まで駐日大使を務めたネジャティ・ウトカン氏(Necati Utkan)は、産経新聞のコラムにて1世紀近くも前の出来事を採り上げたのだ。

ただ一言、「我々はこの恩義に報いただけなのです」とのみ伝える為に。



この本を貸してもらったので、早速読みながら、何かほかに情報はないかと探していたら、来月映画が公開されるというではないか。
http://www.toei.co.jp/movie/details/1204606_951.html
<日本・トルコ合作映画>海難1890
2015年12月5日(土)公開

kainan1.png

日本人は、自分たちのことをよく知らない。
自らのよって立つところを、伝える努力を怠っているのではないか。

映画化されたことがとても嬉しい。





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2015
11.02

猫の矜持

Category:
猫を飼っていらっしゃる方のブログを読ませていただくと、
その写真にほっこり癒される。

先日JOの時にお世話になったSちゃん宅にも、それは美しい猫が2匹いて、
私のパソコンの「ピクチャ」には彼らの写真がちゃんと保管してあるのだ。

で、
川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」を読んでみたりする。
これは私の年齢になると読むのが悲しく、ちょっとばかりツラかった。


今日は目を手術されたばかりの猫さんの、実に良い面構え(こんな表現でごめんなさい💦)の写真を拝見して、
ふと
「ルドルフとイッパイアッテナ」を思い出した。



「ルドルフとイッパイアッテナ」
斉藤 洋 (著), 杉浦 範茂 (イラスト)  講談社

本はもう手元にないのでwikiをのぞくと、なんと来年映画化されるというではないか。
3DCGアニメで。
挿絵のままで映画化してくれよ、と願ってやまないのだが、どうなることやら。

wikiからあらすじをお借りいたします。

あらすじ

ひょんな事から岐阜から東京へ行ってしまった猫のルドルフは、そこで教養のある猫イッパイアッテナに出会う。ルドルフはイッパイアッテナと気が合い、イッパイアッテナはルドルフを岐阜に帰らせる方法を模索する。ルドルフはその間にイッパイアッテナから字の読み書きを習う。その後、友達となる飼い猫ブッチーとも出会い、岐阜へ帰る方法を発見した。しかし岐阜へ出発する前日にイッパイアッテナがブルドッグのデビルとの喧嘩で重傷を負ってしまう。

キャラクター


ルドルフ
主人公の黒猫。リエちゃんという女の子に飼われていたが、トラックに間違って乗ってしまい、東京にまで来てしまった。イッパイアッテナと出会い、彼に世話になりながら、りえちゃんの元に帰る方法を模索する。自分の町の名前を知らなかったため、帰る方法も分からずにいたが、甲子園に出場した「岐阜商業」の地元紹介でその町が映った事で、自分がいた所が岐阜であると知った。イッパイアッテナに習ったり、小学校に忍び込んだりして文字の読み書きができるようになった。この作品は、ルドルフがゴミ捨て場のインクを使って自分で書いたもので、それを斉藤が肩代わりして出版したという設定になっている。

イッパイアッテナ
ルドルフが東京で出会った虎猫。以前は人間に飼われていたが、飼い主が引っ越してしまったため、野良猫になった。現在は神社に住みながら、様々な人間から餌をもらって生きているノラ猫。日本語の読み書きができる。これは、元の飼い主が面白がって教えたためである。餌をくれる人間からは、それぞれ自由に名前をつけられている。そのため、初対面のルドルフに「俺の名前はいっぱいあってな…」と言った事から「イッパイアッテナ」という名前だと勘違いされ、ルドルフからはそう呼ばれるようになった。なお、元の飼い主からは「タイガー」と呼ばれていた。具体的な名前としては、近所の猫の間では「ステトラ」近所の警察官は「ドロ」近所の魚屋は「デカ」学校の先生(給食室のおばさんと通称クマ先生 本名 内田先生)が「ボス」近所のやさしいおばあちゃんが「トラ」である。

ブッチー
ルドルフやイッパイアッテナの友達で、近所の金物屋の飼い猫。ルドルフより少し年上。

デビル
近所の猫たちの間で凶暴な犬として知られているブルドッグ。イッパイアッテナのことを憎んでおり、イッパイアッテナの肩にかみつき、殺しかけた。



これは先日から読んでいる本ともつながるのだが、
誰しも読み書きに始まる「知る」を起点として、
そこから広がる世界、目に見える出来事がすっかり変わってしまうという経験が少なからずあるのではないだろうか。

これを、この本では野良猫の世界でやってしまうわけだ。

猫が読み書きを勉強して、飼い主の元に戻ろうとする。
猫が自分たちに起きた出来事を書き留めておこうとする。

猫には猫の矜持があるのだ。
きっちり筋を通す。
その生きざまが、カッコイイ。
そして、優しい。


何にも言わないけど、実は何でも知ってるんでしょ、あんたら。

猫にそう思ったことのある方には、この本は楽しいかもしれない。

シリーズが進むごとに主人公が成長していくのだが、
それが私には切ない。

大人が読んでもいい本はいい。
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2015
11.02

ハロウィンの日のカブ顔

Category:
季節は違うが、ハロウィンを日本の行事に置き換えれば、「お盆」に最も近いと言われている。


「カボチャの絵本 (そだててあそぼう (12))」
いとう きみお (編集), ささめや ゆき (イラスト)
農山漁村文化協会

Amazon商品説明より

シンデレラのカボチャの馬車に、ハロウィーンのおばけ。自分だけのカボチャを育てて、まるごとカボチャを楽しもう。おいしい食べ方、おもしろ実験、歴史、品種紹介、栽培ごよみなどを収録する。



この絵本のシリーズは一つの作物を色々な視点から語っており、いわゆるお話し絵本ではないのだが、面白くてためになる良書だ。
子供向けのはずだが、情報量と中身の幅広さは大人がちょっと調べ物をするのにピッタリである。

私はこの絵本でカボチャの種類が世界各地にどのくらいたくさんあるかを知った。
形、色、大きさの違いも一目瞭然である。
栽培についてもいい加減ではなく、まじめに取り上げてあるところが好ましい。

私はハロウィンの起源や、古代ケルトのカブのジャック・オー・ランタンについてもこの絵本に教えてもらったのである。



さて、ハロウィンの前日でした。
私は所要で繁華街を急ぎ会場に向かっていた。

奇天烈な格好の若者たちを遠近両用メガネの端で確認しながら、
彼らを避け、会場の裏口から中に入る。
待ち合わせの同業者に連絡すると、
やはり表の入り口で私を待っていたと言い、
ハロウィンの行列が面白いのでギリギリの時間になったら会場に上がってくると言う。

ハロウィンの日、職場は早朝から丸1日忙しい日で、その後駆けつけた息子の学校でも行事の準備を手伝い、
それを抜け出してこんなところまでやってきたのだ。

疲れ果てた私の顔は、きっと「カブのアイルランド系ジャック・オー・ランタン」になっていたに違いない。

カブのジャック・オー・ランタン(アイルランド)
800px-Traditional_Irish_halloween_Jack-o-lantern.jpg

カナダ在住のギフティッド(天才)である大川君のブログに、「大人のハロウィンの過ごし方」が書いてあった。
「11月2日 行事」の記事だ。
こちらをどうぞ→「実録!翔の『極楽カナダ生活』」

カナダのハロウィンについて書いてあるのだが、日本でいえば、彼はふつうなら高校1年生なのである。
その彼が、ハロウィンでの大人の立ち位置について、実に的確なことを書いている。

彼自身が、すでに大人としての振る舞いを心得ている。

大川君の著書はこちら


コスプレして、楽しむのは子供である。
自分たちがしてもらったように、子供たちを楽しませホスト側に回るのが、
大人というものだと大川君はサラッと書いているのだ。

私にはこの少年が(ギフティッドとしてすでに大学2年生なのだが)とてもクールだと思える。



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2015
11.02

スケカナ 感想だけ

前日記にも書きましたが、
先週末はちょっと大忙しでしたので、じっくりスケートを見たりプロトコルと照らし合わせたりはしておりません。

素人の雑感そのままの日記でございます。

スケートカナダ、会場の熱気はアメリカより熱かったですね。
さすがにカナダの方がウィンタースポーツ全般が人気競技なのでしょうか。


まず、女子。

永井選手、銅メダルおめでとうございます!
伸び伸びとした楽しそうな滑り。ジャンプが爽快。


さて、今も見ているリーザですが。
さすがに巻き返してきました。
ショートで波乱があったとはいえ、フリーが終わってみれば、
男女とも順当にメダルを獲った気がします。


リーザのフリーは大好きですが。
今回は腕の動きもいつもより少し雑で、メリハリもなかった気が。

さて、3Aの話です。
同じ出来の3Aなら、これまでは浅田選手なら回転も認められず、GOE減点だけだなんてありえないのでは?


今回のリーザの3Aと、美しく着氷した浅田選手の3Aの点数が
「人間の目で、一つの角度からだけ見た」回転が45度とかそんなくらいで
足りていたとかいないだとかで、見た目と逆転するようなことになったら
やりきれないなあ。

前にも書きましたが、逆にほかの選手も3Aを跳ぶことで、
どう見ても同じ出来の浅田の3Aも、試合によって認めてみたり、
みなかったりがなくなればいいのですが。

この試合、雨女アシュリーとポーリーナは素敵だったな。
特にアシュリー。
ドヤ顔が「表情」になって、輝くような美しさ。
ただ、やはりジャンプは刺さってましたね。
これがワールドあたりでどう響いてくるのか、試合によってどう取られるのか。

男子はもう、宇宙人のようなリッポンが楽しゅうございました。
ビートルズメドレーだからと、
こんなに曲をてんこ盛りにするのか?
という???はともかく。
今季も4回転をルッツで入れ、
3Lzは両手を挙げてまいりました。
ほかの部分については、踊りこなせていない印象でしたが、
もうリッポンだから、いい。

そして圧巻はパトリック。
驚きでした。
心の中が見えるわけではないはずなのに、
彼の気持ちの変化が
テレビのこちらにさえ伝わってくるようでした。

SSをはじめ、PCSに10点がいくつもあって、
驚きでしたが、そりゃそうでしょ、と思ってしまった。

4-3もでしたが、
3Aも決まった。

考えてみれば、カナダの地の利はあったのでしょうけれど、
良いもの見せてもらった、ただそれだけでございます。

ああ、もう少し彼に柔らかい上半身の動きが、とはやはり思いましたが、
もうどーでもいいんですわ。
演技全体に流れがある上に豪快なジャンプ。

演技の後の表情に泣きました。

もう、心を閉ざしたようなポーカーフェイスは見られない。
コーチおばちゃん(失礼)との長いハグ。


ダイスの4回転の高さには驚くばかり。
彼の個性がどんどん出始めた今季。

日本人男子も銀、銅メダルおめでとうございます。

解説者になった途端、
ジャンプの種類を言う係になった殿ですが、
ダイスの演技の後は泣いてましたね。
殿の解説の聞きどころ、
聞いてるこちらも泣き笑い。

あのロボット女でないということだけでも、
幸せな番組になりましたわ。









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2015
11.01

スケートカナダSP

金曜日から怖いほどのスケジュールの埋まりよう。

とにかく時間から時間、場所から場所へわたり、
役割をこなす。

というわけで、スケカナSPは演技よりプロトコルを先に見てしまった。

複雑怪奇なルール。
理解不能のルール変更により、迷路状態。
ジャンプの失敗が大きく響いたのか、
王者ハニューとリーザ。

永井選手、良いスタートを切れました!

演技をきちんと見てしまえていないままですが、
写真の中に、一人宇宙人が紛れていて、
嬉しくなったので
写真だけでも貼っておきます。

まずはSP1位、ダイス!
今季、すごいです!
ジャンプもですが、ほかの要素もトータルで美しい!
4-151031_fig_murakamidaisuke4.jpg


よっしゃ、きました!パトリック!
観客とのコミュニケーション、
これほど楽しんだ表情のパトリックを試合で見る嬉しさ。

5-151031_fig_chan1.jpg


リッポンポンです。
宇宙人のようで素敵。
中身も男前。
挑戦し続けるこの人が、私は大好きなんです。

6-151031_fig_RIPPON2.jpg


ミハルさん。
もう、この姿だけで十分です。
JBの衣装と似ているようで、
全く違うこの色気。

8-151031_fig_BREZINA1.jpg


そして王者、トップとの差はわずか7・63。
いつも通りの演技ができれば、フリーでの巻き返しは十分できるのでは。
ただ、少し顔色が良くない様子なのが気になったのですが、写真のせいでしょうか?

151031_fig_hanyunyuews630.jpg


さて、パトリックをはさんで、不思議な選手がお二人いらっしゃいました。
お一人目は
☆得点は47.19点(技術点18.51点、演技構成点30.68点、減点2.00点)。
お二人目は
☆得点は68.64点(技術点34.39点、演技構成点34.25点)

男子で技術点が18・51点。
で、演技構成点が30・68点?

どちらも、某国の選手ですのよ。

ちなみに日本の川原星選手。
得点は67.36点(技術点35.42点、演技構成点31.94点)。

SPトップの村上大介選手は
得点は80.88点(技術点42.17点、演技構成点38.71点)。

PCSがTESに引っ張られて急に高くなるかと思えば、
TESが低かろうと、TES上位選手とそう変わらないPCSが出たりするようです。
選手によって、「都合」によって。

何かのマジックでしょうか?
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