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2014
03.19

GET BACK

Beatlesの「GET BACK」の歌詞にはポールからジョンへの「ヨーコの元から俺たちのところへ戻ってこいよ」というメッセージが込められていたという。

Get back, get back.
Get back to where you once belonged
Get back, get back.


「君がいたところに戻るんだ」
ジョンの居場所は、結局彼が選んだヨーコの傍だったのだろう。

Glee5でカートとレイチェルが軽妙に歌う「GET BACK」を聞きながら、くどい日本語にすれば「君がかつて属していたところへ戻って来るんだ」という歌詞が、今の私にずしんと響いた。

あのソチで、浅田選手のフリーからは「これが私。これが私のやりたかったこと」という彼女の心の叫びが聞こえるようだった。自分が自分であることのむずかしさ。時に自分らしく生きようとすることがまるで悪いことのように周りから受け取られてしまうその苦しさ。

私もこの春、ようやく自分のいるべき場所に、実際は初めてなのだが、帰ることになった。
30年前に、気づくべきだったのだ。でも多分、遅すぎるということはないと思っている。きっと元々そこにいるべきだったのだから。
周りに求められる場所ではなく、そこに居るべきだったであろう自分の居場所へ。
それを仕事としてうまくこなせるかどうかはわからない。
夢が叶う、という話でもない。
ただ帰るだけ。自分の属する世界に。
これまで積み上げてきた仕事上の経験は、きっとこれからも私を助けてくれるだろう。

また一からやり直し。
それでももう、場所は間違ってない。




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2013
12.15

金縁の鼻眼鏡

変えたばかりのブログ名を見ていたら、つくづく年取ったのねえ、と身につまされた。
ふと思い出したのがドイルの書いた「金縁の鼻眼鏡」。
昔私が読んだ子供向けのシャーロックホームズシリーズでは、「老女の鼻眼鏡」というタイトルがついていたと記憶している。

これは面白い短編で、鼻眼鏡ひとつで、ホームズが眼鏡の持ち主の容貌をあててしまうのが見せ場の一つだった。
「鼻はきわめて肉が厚く、両眼が鼻に接近している。額には皺(しわ)があり、物を凝視する癖があり、おそらくは猫背であろう」(阿部知二氏訳)
この老嬢は強度の近眼だったそうだが。

というわけで、再びブログ名を変えることにした。


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