FC2ブログ

老嬢の鼻眼鏡

Welcome to my blog

Category本 1/3

『月の満ち欠け』

No image

『月の満ち欠け』佐藤正午直木賞を取った作品だそうで、選者の1人だった林真理子はこの作品を『気持ち悪い』と言ったそうだ。乗り物酔いに似た感覚は覚えるけれども、それをどう捉えて良いのかわからない感じ。久しぶりの一気読み。長さを感じさせない素晴らしい構成。登場人物それぞれの立場から物語が語られる。時間が行きつ戻りつするが、電化製品で時代を表現するのはわかりやすくていい。主人公(おおもとの)三角と瑠璃の出...

  •  0
  •  -

特急二十世紀の夜

『特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー』カズオ・イシグロが2017年、ノーベル文学賞を授与された折に行った受賞記念講演が収録された本である。スピーチを書き起こしてあるので短時間で読める。タイトルに惹かれて買った本だが、どういうわけだろう。涙線にくる。カズオ・イシグロは自分の幼少時から20代、30代、40代と、創作のエポックとなった出来事を実に理路整然と語る。日本語訳が素晴らしいこともあるが、ペ...

  •  0
  •  -

もう、笑い屋はいらない

私は多読ですが、忘れっぽいので気に入った本はそれこそ何回でも何十回でも読むタイプ。ドラマも映画も同じなので、偏りが激しい方だと思います。結果ブログに書く感想も、いつも同じ系統の本ばかり。ということで、またナンシー関の『何様のつもり』を読んでいます。夫が今日入院、明日手術になり、命には関わらないものの、仕事を休んで病室の硬い椅子に長く座っていました。椅子の責め苦に耐えて座っている間、ナンシー関なら楽...

  •  0
  •  -

5歳の真央から

宇都宮直子さんの『浅田真央 age 18-20』を読み返しています。真央さんが幼い頃から浅田家と極めて近い所でフィギュアスケートを取材し続けたライターが書いた、真央本の中では後期にあたる文庫版です。もしかして今までに書いた宇都宮さんの本の感想で同じことを書いていたかもしれませんが、読むたびに感想を書きたくなるので、また書きます。真央さんがまだジュニアだった頃、姉の舞さんがいち早くマスコミの注目を浴び始め、テ...

  •  4
  •  -

『キン肉マン』と「学研の図鑑」で育ったかつてのよい子たちへ

学研の図鑑 『超人』←リンクしてます。これは、大人狙い❓買うでしょ。お孫ちゃんがいる方も、まだいない往年のファンも。『キン肉マン』と「学研の図鑑」で育ったかつてのよい子たちへすごいぞ、学研。キン肉マン40周年☓学研の図鑑50周年が究極のタッグ! 超人約700体を生き物として分類・網羅した、誰も見たことのない超人図鑑が誕生!子供時代、図鑑のページをめくって、ただただワクワクしていた頃の感覚を覚えているだろうか?...

  •  0
  •  -

『きみたちにおくるうた』

きみたちにおくるうた―むすめたちへの手紙―バラク オバマ明石書店2011-07-06Wiki 先生よりOf Thee I Sing: A Letter to My Daughters (邦題『きみたちに おくるうた――むすめたちへの手紙』)は、アメリカ合衆国大統領バラク・オバマが書いた児童書(絵本)であり、そのイラストはローレン・ロングが担当した。現在、世界12カ国で刊行が決定している。この本の題は、アメリカ合衆国の愛国歌 “My Country, 'Tis of Thee”(マイ・カ...

  •  0
  •  -

ナンシー関に倣おう

No image

ナンシー関。世界初の消しゴム版画家。コラムを書かせても、ハヤシマリコの比ではない芸能人論を展開した。今読んでも色褪せることのない、どストライクをポンポン読み手に投げて来るライターだった。彼女の価値を見出し世に送り出した人々がいた、良い時代だった。先日古書店で買ったナンシー関の、『何がどうして』、『何様のつもり』。この人の視点は、どうしてこうも時代や事象も超えたところに達しているのだろう。本質を捉え...

  •  2
  •  -

『浅田真央は何と戦ってきたのか』というタイトルの時代遅れ

自分で読み返しても、上から目線の読書感想文で申し訳ありません(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)喧嘩は売ってないですので、悪しからず。この本が届いた今日という日は、朝のニュースもワイドショーも、紀平選手の快挙を当たり前に報じていました。このタイミングの凄さ。正直、私は今回の真嶋さんの本には疑問がありました。読みたいとも正直思いませんでした。『真央さんが新しい道に邁進している今、何故❓』『プロが(ワザと)検証し...

  •  1
  •  -

ドラマ『赤い月』と原作の間

No image

『高校殺人事件』松本清張松本清張唯一のジュブナイルミステリ。あとがきで初めて知ったのですが、松本清張自身は通常の高校生活を体験していなかったとか。登場人物の高校生のキャラクターにリアルさが欠けるのはそれも関係があるのかもしれません。殺されてしまった主人公の友人の『ノッポ』。彼の不思議な個性とは裏腹に、友人達がキャラ立ちしないままだった事がタイトルを考えても惜しい気がします。ミステリとしても清張らし...

  •  0
  •  -

『ツヨカワ』なひと

願いがかなう! 「夢ノート」のすすめ なりたい自分、してみたいこと (YA心の友だちシリーズ) 中山庸子 (著)図書館でたまたま立ち読みしていましたら、終わりの方に、こんな章があったんです。116ページです。『ツヨカワ』な自分になろう」『どんな環境でも、いくつになっても、最高にチャーミングな女性とは「強くてカワイイ女性」だと思います。強さとカワイさは両立しない?いいえ、決してそんなことはありません。こんなとき...

  •  0
  •  -

自転車に乗る美しいひと

真央さんなら、『美しき稲刈り人』とでも言うのでしょうが、今回は読書の秋ということで、備忘録を。『図説 ヴィクトリア朝の暮らし』Cha Tea 紅茶教室/編この『ヴィクトリア朝の暮らし』にはイギリス、ヴィクトリア朝時代、中産階級の女性の話が載っています。『ビートンの家政本』と呼ばれる中産階級の主婦を対象にした家事の本を作ったビートン夫妻の生涯と共にこの時代のイギリスの生活がつぶさに描かれていきます。結婚式、家...

  •  0
  •  -

もものかんづめ

No image

『もものかんづめ』さくらももこ/著月刊誌『りぼん』で『ちびまる子ちゃん』の連載が始まった当時、第1話を読んだ時の記憶は鮮烈です。現実感もなく、信じられません。エッセイストとしてのさくらももこが、私は大好きでした。漫画も当初『エッセイまんが』と呼ばれていましたね。『コジコジ』などでは緻密な絵とデザインの才能も見せていました。健康オタクだとあれほど書いていたのに。もしかすると病気を抱えていたからこそ、気...

  •  2
  •  -

小説『ペンギン・ハイウェイ』🐧

『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦/角川文庫試写会に当たったので原作を読んでおこうと本棚を探してみたらゴリオが持って行ったらしく、買い直した。映画の公開に合わせてブックカバーの形で表紙も映画のキャラクターになっていた。映画は17日公開なので、映画の感想はその後追記すると思う。以下ネタバレ有りで筋書き無しです。『ペンギン・ハイウェイ』は森見登美彦の長編で、第31回日本SF大賞受賞作。文庫版の解説は萩尾望都...

  •  2
  •  -

大輔ショックからの現実逃避でダールの衝撃

No image

大輔さんの復帰で、もうすっかり腰が立たず状態。もう色々な感情が渦巻くもので、現実逃避のため、本の話を。多分しっちゃかめっちゃか。ロアルド・ダールの『魔法のゆび』『マチルダは小さな大天才』を読んで、特に『マチルダ』のあまりの面白さに、昔読んだ『あなたに似た人』を今読んだらどうなのだろう?とふと思った。ミステリ的カテゴリーのダールを初めて読んだのが確か小学校の時。最近、英国ドラマ『シェイクスピア&ハサ...

  •  4
  •  -

まっさらな

このフォトエッセイにおける浅田真央の印税は全額、東日本大震災で被災した 子どもたちを支援している「Support Our Kids」に寄付されます。読みました。表紙の中まで、桜色。装丁、写真も勿論ですが、編集による語り口調の再現は素晴らしい。そして字体。ページを開くと、真央さんの笑顔の写真。雪一面の平野の風景に、『今の気持ち』と書かれた序文。引退会見の日のこと、それから1年たった今の気持ち。何とも言えないピンク色の...

  •  0
  •  -

アンソロジー 『オリンピック』

No image

『オリンピック』三島由紀夫ほか/角川文庫『オリンピック』に纏わる諸々を見事に切り取ったアンソロジー。『東京五輪観戦記』三島由紀夫『明るく朗らかな運動会』中野好夫『冠(コロナ) 廃墟の光(抄)沢木耕太郎『オリンポスの果実(抄)』田中英光『たった一人のオリンピック』山際淳司『冬季オリンピック』ロジェ・グルニエ『走る男』筒井康隆『ギリシア奇談集 より』アイリアノス『ハモニカ兎』小川洋子読む前からワクワクす...

  •  0
  •  -

フォトエッセイ

集英社から、5月2日発売だそうです。浅田真央オフィシャルフォトエッセイ『また、この場所で』Amazon より現役引退から一年。“第二のスケート人生"のスタートラインに立つ浅田真央が、大好きなスケートともう一度向き合う覚悟を決めた現在の心境を書き綴る、自身初のフォトエッセイ! 写真家・川島小鳥が福島、名古屋で完全撮り下ろし! 日本中の注目を一身に集めた引退会見から一年。 2018年5月からアイスショー「MAO THANKS TOUR」...

  •  0
  •  -

『賞をもらわない99人』

No image

『「新しい人」の方へ』大江健三郎/朝日文庫語り口が穏やかで時に深淵で。大江さんのこの本は、青少年向けに書かれていることもあって、大人の疲れた心にも暖かいのです。以前この本から『嘘をつかない』についてふれたディケンズ作『デイヴィッド・コッパーフィールド』と、その登場人物ユライア・ヒープについて備忘録を書いたことがありましたっけ。オリンピックの禍々しい報道を目にしながらまたこの本を開くと、『賞をとれな...

  •  3
  •  -

古典はにがて。

No image

やっぱり古典は苦手です。現代語訳している作家は皆一様に、『ぜひ原典を味わってほしい』とか書いてますし。実際ここまで読んできた現代語訳はめちゃめちゃ話は面白いんですが、語り口的には物足りず。かといって橋本治氏の『絵本 徒然草』では濃すぎます。『転校生』⇒『君の名は。』⇒『おれがあいつであいつがおれで』⇒『とりかえばや物語』⇒田辺聖子田辺聖子⇒『古典の森へ』⇒『永井路子の方丈記 徒然草』⇒『四畳半神話大系』...

  •  2
  •  -

四畳半のミニマリスト

No image

古文漢文微分積分あたりすべて苦手だった私が、『方丈記』の詳細など覚えているはずもないのですが。昨日、訳あって(大した理由じゃないんです)とある建築家のお話をうかがったんですね。少人数の勉強会的な。いきなりマラケシュあたりの建築物から話が始まったのですが、地中海の街並み、ローマの建築物を過ぎ、講義も1時間近く経つと、何故か話は『方丈記』の鴨長明の方へ。京都?全財産を失い四畳半作ってそこで全て賄えるよ...

  •  0
  •  -

自分が信じる素晴らしい何かのために

『Goldie the Dollmaker』『ゴールディのお人形』M.B.ゴフスタイン著作者のM.B.ゴフスタインは、アメリカの中西部、セントポール市出身の作家です。著者紹介を最後に読みながら、何とも言えない喜びと誇りにも似た感情で、しばらく気持ちがざわめきました。彼女はこの本のあとがきに両親から学んだことを書いています。『弟と私はミネソタ州セントポール市で過ごした子ども時代に、人生において価値のあることは、そして本当に幸せ...

  •  2
  •  -

心から

読み終わりました。涙で、言葉が見つかりませんが、とてもとてもとても素晴らしい。至言だらけ。思い出す、あの日の試合、あの時の浅田真央。母、匡子さんが好きだったバレエよりフィギュアを選んだ理由は、勝敗がつくから。試合前のルーティン。選手仲間との黄金時代。恩師、ローリー、タチアナ、そして佐藤先生。家族(勿論エアロも)。舞さんの舞台挑戦に刺激を受けた真央さん。いつまでも舞さんは良きライバルであり、家族です...

  •  0
  •  -

欲のない出版社(仮)

『新書館』という出版社から、『浅田真央/著』の本が出るそうなんですね。Amazonでは早速予約買いしましたけど、肝心の出版社のHPには何の情報も今の時点では載っていないんです。でもですよ。ISBN(国際標準図書番号)付いて予約販売までしてるんですから、生産ラインにはとうに乗ってる筈なんです。でも情報が無い!そっと予約にポチするしかない私です。新書館さん、ラインナップにはバレエ、ダンス、フィギュアスケートの本が...

  •  4
  •  -

科学的を空想する

No image

『空想非科学大全』柳田理科雄/著目次ですでに色々な想像が駆け巡る🤣法則1 ヒーローは、たった3分間で地球の平和を守らねばならない!法則2 正義の組織の基地は、絶対に秘密でなければならない!科学的に大真面目にヒーローのツッコミどころを語ります。ーーーーーーーーーーーーー『だが、ちょっと待て。わずか3分の活動時間で、この広い地球を守る。本当にそんなことが可能なのだろうか?』『各種の怪獣図鑑によれば、ウルト...

  •  2
  •  -

my垂涎本

No image

あかね書房の推理・探偵傑作シリーズは、1975年頃が初版だったと思う。責任編集にあの『福島正実』が名を連ねる。黄色い部屋の秘密 (推理・探偵傑作シリーズ 15)『オペラ座の怪人』を書いたガストン・ルルーの状態の良いこのシリーズの本を見つけて、即買い。綺麗だと思ったら1997年に再販されたものだった。シリーズのお仲間には『少年少女世界SF文学全集』もあって、昨日古書店ではこちらのシリーズまで見つける時間はなかったが...

  •  2
  •  -

路面電車の休日

No image

『袋小路の休日』小林信彦の連作短編集。乾いた、と評されるクールな文体で東京の人、街の変貌をスケッチしたかのように描く。文字で残さなければ、という小林の意識がそこここに感じられる。私小説に限りなく近い文学。彼以外に誰がこの高度成長期の東京と、そこに生きる人々をこんな風に描けただろう。彼の物事の捉え方、笑いのセンス、透徹する目。全てが教科書だった。芥川賞、直木賞に5度もノミネートされながら受賞を逃した...

  •  0
  •  -

カエルの君

No image

『青木雨彦』紫陽花の頃、雨といえば思い出すのが、コラムニストだった青木雨彦のことである。最初に出会ったのが、高校生の時、この『夜間飛行』だったと思う。私が只一度、著者のサイン会の行列に並び、サインを貰った人である。おじさんおばさんの列に1人混じった19か20歳の私は、場違いな雰囲気に恥ずかしくて堪らず、終始俯いていた。青木氏の顔は、見ることもできなかった。ミステリを語りながら男女のなさぬ仲をいつの間に...

  •  0
  •  -

出会いのタイミング

No image

『あしながおじさん』を数十年ぶりに読んだ。言わずと知れたウェブスターの名作。アステアの映画は借りてきたのに見ることができなかった。原作もアステアも好き過ぎて、どちらのイメージも壊したくなかった。大人になって読み直すと、以前は気づかなかったことに気がつくものだ。ジューディーが『普通の女子学生』の中に入る時の第1のハードルは、皆が成長過程で当然知っているはずの一般常識的事柄がすっかり抜け落ちていたこと...

  •  4
  •  -

Chitty Chitty Bang Bang

『わたしの絵本、わたしの人生』ジョン・バーニンガム/著高かったが、どうしても買わずにはいられなかった。この素晴らしい挿絵は、007シリーズで有名なイアン・フレミングが書いた、あの『チキチキバンバン』のためにバーニンガムが描いたものだ。バーニンガムの挿絵に、フレミングは殆ど注文を付けなかったそうである。この本の挿絵がバーニンガム、映画の脚本はあのロアルド・ダール! 『チキチキバンバン』は私が本当に小さな...

  •  0
  •  -

「たつのこたろう」も少年だった

No image

「赤神と黒神」は2人の男性に慕われるモテ女子の話だった。➡「赤神と黒神」今回、松谷みよ子の名作『たつのこたろう』=少年ジャンプ説を私は唱えたい。私が読んでいるのは絵本なので、元の話はかなり端折られていると見た。にしても、パロディーにしたらワンピースっぽくなった、というより、話そのものがアクションシーン満載のマンガなのだ(と、私には読めてしまったので松谷さんの偉大な本を尊敬こそすれ揶揄する気持ちはみじ...

  •  2
  •  -

アンでダイアナで

CMでもよく見る眼鏡型ルーペで続けざまに本ばかり読んでいたら、目・肩・腰、全身に痛みが・・・。そうだった。私はハドソン夫人。老眼鏡どころか、ルーペで目の疲れを癒さなければならないほどキテいたのだ。最近読んだのは重松清 『きみの友だち』これは構成が・・・。良い話だが読み辛かった。この書き方を敢えて押し通してもそうしたかった理由があったのだろうとしか、思いようがない。ただ、最後まで読み通して、本当に良か...

  •  2
  •  -

活字中毒の業

No image

...

  •  2
  •  -

はなのすきなうし

No image

...

  •  0
  •  -

誰にも見えない

No image

...

  •  0
  •  -

牛飼いになるには

No image

...

  •  0
  •  -

沈黙の中の饒舌

No image

以下の日記は本の内容に踏み込んでいます。キリスト教に関しては知らないことも多いので。単に「沈黙」を読んだ感想を書いた日記ですのであしからず。...

  •  4
  •  -

アマリリスが残すもの

No image

...

  •  2
  •  -

Dilly Dilly

No image

...

  •  2
  •  -

マオリ族の昔話(追記あり)

3月公開のディズニー映画「モアナと伝説の海」の元になったというニュージーランドのマオリ族に伝わる物語の絵本を読ませてもらった。「Maui and Other Maori Legends: 8 Classic Tales of Aotearoa」PETER  GOSSAGE /著映画では風と海の守り神となっている「マウイ」が主人公。最後の方はマウイは出てこないが、自然豊かな伝説が美しい絵と共に描かれる。何しろ絵が素晴らしく大胆でアート。太陽から放射される光を「マウイの綱...

  •  0
  •  -

全員探偵団でチェロも弾く

No image

パソコンを開く余裕のなかった間も、寝しなの本は開いていた。1度に何冊も読むのは好きではない。でも致し方ないこともある。「読書日記」や「記録」を付けている方々は偉いと思う。読書系のWebサービスやSNSもわんさかある。使いこなせれば本当に便利だ。私にはそういうことができない。「きちんと」記録を残すということができない。なので日記に時々忘れないための記録を残すのみ。最近読んでしまったり、読んでいる途中だっ...

  •  2
  •  -

レッツゴー ROAD TO THE DEEP NORTH

『ちはやふる奥の細道 (新潮文庫) 』小林信彦/著W.C.フラナガンという、日本文化研究における第一人者と自称する架空のアメリカ人が書いた“芭蕉と日本”を、あの小林信彦が翻訳した、という設定の元で書かれた、小林信彦による著書。なんだか回りくどくて面倒くさいのだが、実際の著者は小林信彦ということだ。私がこの本と再び出会ったのは、PTAの会議場になった、ゴリオ(仮名)の学校の図書室だった。なんと、「俳句・短歌・和歌...

  •  4
  •  -

ライムライトの君の名は億単位の価値がある

No image

「自分と戦うからだよ。諦めてはいけない。幸福のための戦いは美しい。幸福は実在しているよ。」映画「ライムライト」より私も道化師となって、真央ちゃんにこう言ってあげたい。...

  •  0
  •  -

「絵と言葉で語る」―アリスの同類

本当は全日本の後にゆっくり書くはずだったが、今夜の試合を思うと落ち着いていられないので、先に書いてしまおう。但し、私の中で不消化、不勉強なままなので、この記事は随時更新となっていくかもしれない。今年読んだ中で、一番面白かった本。この本一冊の価値は、諸々の本をもっと読みこまなくては私などには理解できないだろう。豚に真珠と言いたくなるほど、私には珠玉の本だった。鳥獣戯画などの絵巻物を、「十二世紀のアニ...

  •  2
  •  -

二番目の悪者

No image

...

  •  0
  •  -

イノセンスとナンセンスの間(10/28)追記

No image

「絵本ジョン・レノンセンス 」ジョン・レノン (著), 片岡義男 (翻訳), 加藤直 (翻訳)Amazon内容紹介より奔放自在なことばあそび。つぎつぎに生み出した詩、散文、ショート・ショート。余白せましとちりばめられた自筆イラスト――。ビートルズの天才詩人ジョン・レノンが、その底知れぬ笑いの世界をこの一冊にこめて贈る、ナンセンス絵本決定版。出版社からのコメント新版の初版には、片岡義男さんの特別エッセイを付録。ええと、以...

  •  5
  •  -

フェアウェルパーティー

No image

連休は特に約束もなかったので本を読んでいる。ゴリオ(仮名)に3連休などあるわけもなく、弁当持参で通常通りの生活を送っているため、私にとっても連休なんていう実感はないのだ。先日から続く「青春小説」の流れで「いちご同盟」以前の「青春」を読んでみようかと思ったが手に取った立原正秋の「恋人たち」(ドラマになった後、夢中で読んだ)、あれは大人の話だった。そこで、出版されたばかりの本を読むことにした。読んでい...

  •  2
  •  -

「キミスイ」

No image

「キミスイ」と、呼ぶらしい。「君の膵臓をたべたい」のことだ。ゴリオ(仮名)のセンパイに本好きオタクがいるので、彼が遊びに来ると、私もおススメの本を貸してもらえる。ゴリオにだけしか見せない怪しげな本もある。それも貸してよ、と言うと「お母さん、これは勘弁してくださいよお~~( ;∀;)」と心底困った顔をされるが、「いやいや、別におかしな下心はないのよ~~~」と気持ちの悪い会話が今や小芝居と化している。彼の薦...

  •  2
  •  -

ゴリラの生態

我が家にもゴリラがいるのですが、彼はどうにか私が産んだ子なので、一応「ヒト科」に属しているようです。では、一般的なゴリラとはどのような生き物なのでしょう?ふとそう思ったのは、キングコングの映画の最後のあたりをチラ見したせいだと思います。ジェシカ・ラングの1976年版ですね。うら若き美しい女性を命をかけて守り、散って行った大きなゴリラ・・・。んなわけないだろ!巨大なゴリラを何故美化する?意味わからん、と...

  •  0
  •  -

王妃の冠

柚木麻子/著 『王妃の帰還』Amazon 内容紹介より"『ランチのアッコちゃん』の次はコレ!いま最も注目を集める著者が贈る、パワー全開! 永遠のガールズ小説!!王冠を手にするのは誰?教室は少女達の戦場!私立女子校・聖鏡女学園中等部二年の範子は雑誌の編集長として勤める母と二人で暮らしながら、チヨジ、スーさん、リンダさんという気の合う仲間たちと、地味ながらも楽しく平和な学園生活を送っていた。ところが、クラスであ...

  •  0
  •  -

君は時計塔に登ったか?

若い頃はジェットコースターも平気でしたが、最近は高いところも苦手です。ましてや時計塔になぞ登れやしません。「登る」というだけでもドキドキします。そんな私も、これには「登って」しまいました。なぜなら、これがあの宮崎駿ルパン映画「カリオストロの城」のモチーフになっているそうだからなのでございます。うーん、「カリオストロ」とは全然中身が違いますので、何とも言えないところですが、ここはぜひ、「幽霊塔」とし...

  •  2
  •  -