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2018
11.03

宇宙からの来襲

Category: 日常のこと
先週訪れたサンクスツアーの会場付近には、立派なススキや黄色いセイタカアワダチソウが『秋やね』という面持ちでワサワサ生えていた。

『これは危険なヤツですよ』

のそのそとしたサイのように鈍重な私を、博多ナビしてくれた美女がつぶやく。

『アレもイネ。これもイネ。たぶんイネ。きっとイネ。』

イネ科の植物がこんなに身近に色んな形態で生息しているとは。

翌日、会えた記念に美女と一緒に撮ってもらった写真には、真央ツアーに泣いたせいかスカばれた顔のオバさんが写っていた。

『泣き腫らしちゃったよ。』

そう思っていると、その顔は木曜日になってもそのまま変わらない。

なんだか目もシャバシャバとして視界がボヤけている。

『歳も歳だし、まぶたも下がってくるわけね。でもやけに赤いわね。』


大人ニキビの治療に通っている皮膚科に行くと、
私の顔を見た女医さんが診察室で叫んだ。

『アレルギーの薬、飲んでないでしょ!』

はい?

『ずっと扁桃腺が腫れて、そっちの薬飲んでたんですけど。』

『ここまで目が腫れて、あなた物も見えにくいんじゃないの⁉️真っ赤じゃないの‼️』

まぶた周りにベタベタする軟膏を塗られ、アレルギーの薬をその場で飲んで仕事に行った。

『その目は眼科で強い目薬貰ってさしておかなきゃダメね。』

女医さんの言いつけに従い、仕事帰りに眼科に寄った。

眼科の洗面所で鏡を見ると、目がデカくなっている。
太り過ぎでこんなに‥‥と泣きたくなっていた顔が、見慣れた顔に戻っている。

『まさかイネ⁉️』

眼科の検査を終えると、無愛想な眼科医が『白内障だね。気休めだけど、進行止めと疲れ目の薬も出しておくから』。

『まさか白内障⁉️』

白内障に気を取られた医者に目の抗アレルギー点眼薬をうっかり出し忘れられて貰い直しに行った。



泣きすぎと太り過ぎだと思ったらアレルギーで、
アレルギーだと思っていたら老化だった。

なんだかよくわからないが、
アレルゲンも今は詳しく特定しないようだ。

『だってあれやこれやありすぎるから、何にしてもアレルゲンから逃げるのは無理でしょ!』
皮膚科の女医さんは容赦なく言った。


帰り道の運転は夜間にもかかわらず極めて視界良好で気持ちの良いものだった。
アレルギーの薬が劇的に効いているのだ。

目には見えないアレルゲン。

逃れられないイネ科植物、ブタクサ類。

いや、これはもしや、宇宙から降ってくる何か。
宇宙人の地球侵略ではないのか❓
もう逃げられない、人類。
老化からも逃げられないぞ、人類。

『リマスター版スタートレック』を毎日録画して観ているせいか、
黄金に光る田圃にさえ、宇宙の驚異を感じてしまう、秋深し。


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長寿と繁栄を!




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2018
10.29

ファン

Category: 日常のこと
サンクスツアーの後、臨時バスから地下鉄に乗り継いで座っていると、前に立っている渋めの青年がピンクのパンフレットをソッと開いて見ています。

真面目そうな男子が、1人サンクスに参戦したのでしょうか。
素敵なショーを思い出しているのか、表情も柔らかです。


うん、どう見ても誠実さの滲みでるその風貌。

『もし、旅のお方。何処から真央詣でに来たんだい?
あんた、見たところ独りもんらしいけど、真央様に落ちたのはどのあたりだい?』

もう9割がた、そう話しかけたくてたまりませんでしたが、1割、理性が残っていました。

だって、
『◎年から◎年シーズンの、あの試合のショートで!』とかスラッと答えられても

『そ、そうかい。』

としか言えないですもん。

老若男女、色んな人が色んな場面で真央さんに落ちてファンになっているんですよね。

その多くが善男善女なのではないでしょうか。

会場の出入り1つとっても、観客のみなさんは整然として優しかったんです。

マオタと一括りにして口を封じてみたところで、
真央さんの輝きはビクともしません。

普通のファンの方が、圧倒的なんですから。




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2018
08.27

ゴリオ、青春の旅立ち

Category: 日常のこと
ゴリオが急ぎの用があると夜遅くやって来た。

一人暮らしを始めて以来、物を取りに来たのは3度目ほど。
お盆もお墓参りに現地集合解散だったので、泊まったのは初めてだ。

遠くない、ということもあるが、ゴリオもようやく年頃らしい独り立ちとやらをやってみたいらしい。

頭はツーブロック、若者らしい乱暴なダイエットで体重を落としたと自慢するが、結局タンパク質を多く摂り筋トレしてるので、単に少々小型化しただけで、益々ガチムチになっている。

バイトで貯金した彼は、来月ちょっと旅に出るという。

あちこち回るというので行き先を聞くと、アニメオタクの聖地巡礼をやることがわかった。

『えー、これ行き先全部アニメの舞台でしょ?』

『‥‥中学の時からの夢だったし。』

笑ったら怒るので、話を聞いている私の目は泳いでいたと思う。
パッツパツのTシャツの下のオタク心を傷つけてはならんのだ。

岐阜にも行くなら、足場は名古屋の方がよくないか?
つい聞いてしまったが、名古屋在住の友達は寮なので泊めてもらえないらしい。

ゴリオは『聖地巡礼』の練習にインターネットカフェに泊まってみるなどの訓練もしたらしい。

『ネカフェはマジで怖いよ。何されるかわからない。怖くて寝られなかったから、カプセルホテルも俺はムリ。』

自分を被害者前提で設定しているところが既におかしいとは思わないのだろうか?

ガチムチのゴリラは小学生の頃から遠くまで行き、運動の合宿に親無しで参加して来た。
合宿なんて何処へ行っても地獄だったし、古家を借りて自炊で合宿した時のトラウマになるほど汚いお化け屋敷さえ平気だった男だ。

夏休みの殆どが合宿と試合だったこれまでを思えば、何故ネカフェを恐れるのか、理解不能である。

こいつはいっそ道端に寝た方が、周りも自分も安心なんじゃ?

いろんな『❓』は心に留め、写真だけは送ってもらうことになった。

これまで指導者の言う通りにだけ生きてきた反動で、思い切りオタクな俺に覚醒して来るが良い。

大学に入って以来、突然『オレが じ・ぶ・ん でやる〜〜』という懐かしい反抗期に入ったゴリオ。

親子の会話も途絶えていたが、お互い少し距離を置くことに慣れたのかもしれない。

何しろビビリのゴリラがオタク街道を突っ走る、その様子をもう少しだけウォッチャーとして楽しませてもらえれば、それでいいのだ。













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2018
08.21

ターミネーターな夏

Category: 日常のこと
今日はちょっとグロい話ですので、グロは無理っ!てな方はご遠慮くださいませ。 続きを読む
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2018
06.16

とりとめもない話

Category: 日常のこと
もう先月のことになってしまいましたが、

近所の小学校では運動会の練習なのか、
ノリノリの『YMCA』が大音響で毎日のように鳴り響いていました。

若い頃には全く理解できなかったあの歌詞を。
初めて心の底からその通りだと思いました。


『若いうちは、やりたい事 何でもできるのさ』


丁度その頃、西条秀樹さんの訃報が伝えられたのでした。

若いうちに何でもできるはずの『こと』を本当に実行できる人は、
実はそれ程多くはない、
自分の苦い経験からそう思ったりもします。

真央さんの『サンクスツアー』。
これこそ今の若さでしかできない事。

まだ雲をつかむような一歩でも、大きな一歩です。
時機を逃さず、今やり始めたことが何より良かったと、
あの歌声を聴きながら思っていたのでした。


運動会が終わると、次は少し離れた高校から、応援歌の練習が聞こえるようになりました。

『どうしたんだ hey hey baby バッテリーはビンビンだぜ』

今度は清志郎。

もう何年も前から、学生のスポーツ観戦に行くと必ず何処かから聞こえてくる、変な替え歌。

実に清志郎らしいダブルミーニングの歌詞なんですが、
まさかこの歌がスポーツの応援歌になる日が来ようとは。

昔の彼にでも出会ったようで、聞くたび切なくなってしまいます。

あのワンフレーズで一瞬、
アルバムを抱きしめるように愛しんでいた頃が蘇るのですから、歌というのはすごいものです。

彼等がすでに亡き人であるからこそ時もそこで止まり、
光は失せぬまま心にとどまる。


さて私はメリル・デイヴィスが大好きで、彼女のインスタは欠かさず読むのですが、
そのインスタは字数の多さで他のスケーターとは一線を画しています。

言葉でも表現力の抜きん出た人。
生き方のスタイル、スケートとの向き合い方。
家族、友人、スケーター仲間への惜しみない感謝や愛情。
写真に添えられる力強い言葉の数々には、写真以上に強烈な美意識を感じます。
ストイックだった現役時代から、体型を維持しつつも現在の身体の内部バランスの変化を前向きに受け止める。

お姫様のような華奢な身体にゴージャスな美貌。

その彼女から溢れてやまない言葉の数々に、毎度痺れます。

『若いうちに』やりたい事、なすべき事が明確である必要はなく。

その時々の精一杯を、如何に生き切れるか、結局のところそこなのかと。

って、それ、真央さんの本に書いてあった事でした(=´∀`)





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2018
06.11

39プライム

Category: 日常のこと
パソコンを買い直す気も失せ。
タブレット生活にドップリ浸かり。
情弱の日常にすっかり慣れてしまいました。

そんなところに、

インド映画『バーフバリ』2作が面白いという話を
ブロ友様に教えて頂いたので、一気に観たくなってしまいました。



で、上映館など調べていたのですが。

ふと、『密林プライムビデオ』を思い出したのです。

あれ、入っておくと家族も使えるはずなのですが、
うちはある日気がついたら、
みんな別々にプライム会員になっていました。

1人暮らしになったゴリオは『アレクさん』を家族に加えて毎日会話し、
ポイント使いまくって実家から送って来る段ボール箱のごとく、生活必需品をstudent箱買いしています。
オットはPC周辺機器が何でもあっという間に届くので、Amazonさんが来る時間に合わせてしか外出できない男になりました。

で、『バーフバリ』なんですが。
なんと2作共399円で、我が家にいながらにして観られるではありませんか。

ついでにミュージックの方にも無料聴き放題にサントラが入ってました。

ここで私もようやく重い腰を上げ、『てれびstick』なるものをついに購入することにしたのです。

さあ、DoraemonならぬAmazonさんがスティックを運んできたら、私もタブレットではなくテレビでビデオの見放題。


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ネトゲ廃人にも似た、密林廃人になりそうです。



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2018
06.01

言葉あそび

Category: 日常のこと
雨の季節。


谷川俊太郎さんの作品に、小さな子ども向けのオノマトペ絵本があるのですが、

雨音にさえ、味わいがあることを教えてくれます。

『ぽつん』

『ぱらぱら』

『ざあざあ』

『ばっしゃーん』

目に見えるような言葉の数々。



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2018
05.26

芸術家との付き合い方

Category: 日常のこと
大量の本を前にして。

これはいける、これはどうだか、と自分の中で振り分けてしまうことがあります。

装丁、字体、最初の1行。

グッと堪えてパラっと数ページ読んで、
これはもういいや、と脇に置き。

書いた人には申し訳ないけれど、瞬時に一線引いてしまう何かがそこには横たわっていて、
食わず嫌いはよろしくないと思うのですが。

流石に今回、自分で自分に問うてみました。

これは何なのだろうと。


先に書いた、『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』でのワンシーン。
主人公夫婦の友人が、息子を画廊の共同経営者にすると話すレストランでの会話で。
絵描きの夫の絵は、今は売れ筋ではないと言い放つ友人の息子。

『You wanna sell your stuff ❓』

そこで妻はカチンとくるんですね。

『絵は芸術作品よ。モノ(stuff )じゃないわ。』

『画家は市場のために絵を描くんじゃない。自分のために描くのよ。』

『アレックスは人が好む絵を描く描くべきだということね。
それで見込み客が現れたら、その客の家へ行くんでしょ?
絵を掛ける部屋を見て、色見本でも見せながら
壁の色を相談する。』

本にも、同じ事があるんですね。
ダイアン・キートンの台詞を思い出して、胸にストンと落ちました。
この映画の画廊の息子も、それまでは自己啓発本のゴーストライターをしてたっていうんですから。
同じやり方で行こうと言うわけです。

私がソッと横に振り分けた本には、
いくつかの特徴があったのです。

まさに、市場の満足のために書かれた本。

仕事だから、受け入れなくてはならない?

仕事だから、スルー物件に振り分けました。

結局、本物しか残っていかない世界です。






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2018
05.06

連休終わったので

Category: 日常のこと
なんだかすでに連休が終わってしまった気がしている最終日。

ゴリオが大学生になり、
長かった『合宿炊出し&試合の日々』が終わりを告げた今。
ようやく普通の連休を迎えたはずでした。

が。
私を待っていたのは、
『ちょっと聞いてもらいたい話』のオンパレードでした。

息子も家からいなくなり、歳だけとって趣味もなく。
「ブラウン神父」と「夏目友人帳」の最新シーズンを一気見し、
映画を観てまったりする筈だったのです。

それが。
オット実家に帰り、
6年ぶりに一緒に行ったゴリオの存在を吹き飛ばすほど、
オット妹の子供達自慢を散々聞いて帰って来たのを皮切りに。

退職後に始めた仕事が大成功に向かっている先輩の『誰にも言えないよなぁ』な話を聞きに呼ばれて行き。


どうやらちょっとホームシックらしい娘ほど歳下の元同僚からお誘いを受け。
連休で混み混みの危ない道路を、弾丸日本語混じり英語で喋り倒しながら運転し。
南半球から来た元同僚から、元の職場のその後の話を聞いてる自分が不思議でした。

次の日は介護と親戚付き合いに疲れた友人と、あてもなく街を歩きながら語り合い。

トドメに母の泣き言をなだめながらお出かけに付き合って。

ようやく昨夜、見たかったドラマを一気見していたら夜が明けてしまいました。

女子は年齢国籍にかかわらず、
ランチとお茶とスイーツと、愚痴を言える相手が必須アイテムなんじゃ?
と妙に感心した次第です。

こうして休み中、食べて聞いて、お茶しているうち、
ふと、オットとろくに話していないことに気がつきました。

あれ?

オットは私がいない間にゴリオをランチに誘い、
いつのまにか最新のゴリオ情報をたくさんゲットしていたのでした(°▽°)

結局、今年もたまった仕事は手付かずのまま‥‥( ̄◇ ̄;)


私の『ちょっと聞いてほしい話』は、相変わらずブログに書かれていくのみなのでした。



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2018
05.01

連休の合間に

Category: 日常のこと
連休の合間の平日。

お休みの方もいらっしゃるのでしょうが、
私は仕事でした。

で、グラフでも作って比較をしなくてはならない場面で、
仕事なんですけど、もうその比較がアホらしくなり。

数値を『何か有名なものの全長』と置き換えて比較して遊んでみていたのです。

ネットで検索したら、そういうまとめサイトがあって、面白かったんです。

その名も、『天国への階段』というサイト。


・宇宙戦艦ヤマト 266m (全長)
・エヴァンゲリオン2号機 80m
・ボーイング747 76m (全長)
・太陽の塔 70m 【大阪府】
・五重塔(東寺) 55m 【京都府】
・ウルトラマン 40m
・カンダム RX-78 18m



エヴァ2号機、ウルトラマンの2倍?
ガンダムなんてこの比較なら人間並みにちっちゃ!

って、実際、画像貼り付けて比較表を作って遊んでしまいました。
いやあ、ウルトラマンよりでかい太陽の塔。
シュール〜〜。




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2018
04.12

春は嵐

Category: 日常のこと
自分のブログの管理画面を、久しぶりに開いております。

あっという間に四月も半ば。

車だと40分の距離が公共交通機関では2時間かかる、というおかしな立地のため、結局ゴリオはひとり立ちし、女子が選びそうなガッチガチのセキュリティー付きワンルームに越して行った。

あのゴリオが部屋でも服を着て、クックパッド先生の指南でめしを作り、
部屋のゴミはゴミ箱に。
掃除して洗濯している。

早速友人達の憩いの宿となっているようだが、
『アレクさん』を導入し、彼女に『おはよう』と言ってはニュースや音楽をかけて貰っているらしい。
なんだかSFみたいで不思議。


私はといえば、理不尽な異動ではあったものの、新しい職場でなんとか生きている。

楽になるどころか、毎日夕食後にはバタンキューで眠ってしまうほどの仕事量。
新しい同僚が合わせて約80人。

ゴリオを外に出して正解だった。

うちは『アレクさん』ではなく早起きのオットがニュースをつけてくれるが、
煩いので消してしまう。

もうしばらくは、仕事に没頭することだろう。

気がつくとサンクスツアーが終わってた、だなんてことはご勘弁を!




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2018
03.01

コメ欄の端々

Category: 日常のこと
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2018
02.23

倍率どんだけ‼️

Category: 日常のこと
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スミセイ さんのイベント、観覧のみなら北九州市内に在住でなくても応募ができましたので、1000人なら大丈夫かと応募していたら。
忘れた頃に『落選しました』とお返事が!

『観覧のみ1000人』の中にも入れないなんて〜‼️

一瞬でも真央さん舞さんを観たい方が遠方からも応募されたのでしょう。

考えることは皆同じ〜(T-T)






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2017
10.20

オワタ(°▽°)追記

Category: 日常のこと
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2017
10.20

インスタ映え

Category: 日常のこと
いやあ、真央ちゃんインスタ、可愛くて、何度も何度も見てしまいます。

で、昨日も横浜高島屋のグッズ写真を
友人が送ってくれるんです。

横浜での着物姿、本当に美しい!

もう、ホノルルまで行くしかないと思ってしまいますね。

引退してからインスタ始めるタイミングも最高。

浅田真央は、浅田真央のプロだなと思います。

ファンに向けた近況報告、本当にありがたい💕




他のスケーターのインスタも色々見ますが、
其々素敵です。

メリルとジョニ子は美意識が大気圏外。

同じインスタでも、個性が出ますね。

ゴリオの携帯は手と繋がってるんじゃないかと思っていましたが、
私の手もそうなりそうで怖いです。

いやいや、側から見ると気持ち悪いので、やめておきましょう。


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2017
10.18

お直し

Category: 日常のこと
選挙戦もたけなわ。
近所を歩くと候補者のポスターを見かけることも多い。

『あ、この人盛ってるよねー、頭頂部。』
とか。

『あら、この方シワもシミも消しちゃってさ。』
とか。

『やだ、こんなに引きつるくらいなら笑わなくていいのにー。』
などとつい足を止めてじっくり眺めていると。

1人だけ、顔色も冴えず、髪の艶もなく、
疲れた顔におざなりの笑顔を貼り付けて
ポスターにおさまっている妙齢の女性がいた。

所謂二世議員なのだが、
主婦であろう彼女の、ちょっとくたびれた顔に
妙な親近感がわく。

お直ししないポスターなんて、今時珍しい。
いや、敢えてそこを狙ったのだろうか?
もしかして、精一杯お直ししてこれとか?

ポスター1枚とはいえ、有権者には立派な判断材料。

ポスターだけで言えば、

『正直そう』というポイントは、
この『お直しなし』の人に入れたい。
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2017
10.08

# アップデート

Category: 日常のこと
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2017
09.30

リンダ 風立ちぬ

Category: 日常のこと
「きょ~お~から わたしぃいっわぁ~ こ こ ろっ のっ たぁぁびぃいびっとぉーーーー」

心の中で歌いながら職場への道を急ぐ昨今。
気が付いたら季節も変わっておりました。

真央ちゃんのインスタという楽しみが増え、
ジェイソン・ブラウンが載せる面白動画を繰り返し見てはおりますが、
スケートそのものにはさっぱり食指が動かず。

で、仕方なく仕事をまじめにしていたんですが。
基本ひとり仕事なので困った時には偉い人に相談するしかないんです。

でも、めんどくさい。
特に意地の悪い上司には何も言いたくないわけなんです。

でも最近、
自分の仕事を増やすより、

「リンダ、こまってるの」

と言ってしまった方が楽かも。
と気が付いたんですね。
遅いですね、気づくのが。

(ちなみに山本リンダさんをご存じない方は・・・こんな日記を読みには来られないかと・・・)

で、サラッと言ってみました。

「リンダ、こまってるの。まじで。


するとどうでしょう。
この3年近く、私を胃腸科に通わせ続けた上司が、
挨拶に返事もしない男が、

「ほおっ!リンダさん、困ってるのかっ!
しょーーがないなあ、ほんとにまったく。
いいよ、わたしが全部やっとくから。
大体ね、こんなことは最初からわたしに言えばいいんだよ!」


こんな感じで
面倒な仕事(そもそも私がするような仕事ではない)を
まるまるお引き受けくださったんです。


可愛げのない女だったんだろうなーと、
反省しました。
5秒くらい。

というわけで、
肩の荷が少し降りたところで、
超過勤務分、休暇を取って髪を切ったり買い物に行ったり。

本を読んだり映画を観たりと
「こころの旅人」をいたしております。

「真央むすび」の真央ちゃんの笑顔に、癒されながら。



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2017
08.05

『ぽ』

Category: 日常のこと
』って、なに❓


『ネガポ辞典』なるムック的な本は、普通に考えて『ネガティブーポジティブ』ってわかるんですが。

『ダメぽ』はダメっぽいだし、

『ぬるぽ(ヌルポ)』に至っては
wiki曰く、


『プログラミング言語であるJavaにおいて、処理に異常(例外)が発生したときに表示されるメッセージのひとつであるjava.lang.NullPointerExceptionの略語で
単にその場を茶化したいときなどに意味も無く書かれることが多い。』



また、

『NullPointerExceptionはJavaによるプログラミングでのバグにより実行時にエラーとして見かけることが多いため、「良くないこと」「あってはいけないこと」の揶揄として使われることも多い。』


とある。


かつて『ぽ』にこんなに多くの意味が付加された時代があったのだろうか⁉️

『ぽ』を舐めてはいけない。

『ぬるぽ』と聞いて
『お湯でもぬるい感じなのかしら』とでもうっかり口に出してしまったら。

口の端をフン、と上げた嘲りの表情で
何も言わずパソコンの画面に視線を戻す
若いもんのリアクションが
もれなくついてまいります。


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2017
08.01

See you tomorrow

Category: 日常のこと
7月は飛ぶように去ってしまった。

公私ともに忙しく、それだけに夜寝る時間も惜しかった。

8月はもう一つの別れと出会いの季節。

4月ほどの節目でなくとも、春の別れとはまた違う。

『また、明日ね』

ある日突然、そう言えなくなる。

4月の節目とは違って、別れを惜しむ雰囲気でもなく。

なんと言えば表現として適切なのかはわからない。


今までにない不思議な感情とせめぎ合っている。


まだ若い友人は、
羽を準備する間も無く飛び立とうとしている。

SNSがどれ程発達しようとも、

ただ、『また明日』と、

互いの存在を確認しながら別れる。

そうできなくなる日。

それが、こんなに寂しいとは。

フィギュアスケートを見る、
あの日あの時の感激と興奮が2度と戻らないように。

今回の別れも、楽しかった時間は、
もう、2度と帰らない。

1人で呟く、『また、明日ね』。

あなたの幸せを信じて。



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2017
07.25

共通のナヤミ

Category: 日常のこと
友人のIzuちゃんとヒロちゃん。

40年近い付き合いの間、私たちは様々な悩みを相談し合ってきた。

共通の悩みに突破口を開くのはいつもヒロちゃん。

結婚、子育て、仕事復帰、そして親を看取ること。
ヒロちゃんはいつも果敢に人生を歩く。

彼女がまたしても新しい分野で先陣を切ったのは去年のこと。

私たちの共通の悩みは、「お肌」。
この改善に着手したのである。

効果は劇的だった。

高校生の頃よりピカピカになった白い肌。
すっぴんでファミレスに颯爽と現れた時には驚いた。

肌の悩みは人それぞれ。


ヒロちゃんの悩みは「そばかす」。

私は紫外線による大きくて深い「しみ」。

そしてIzuちゃんの目下の悩みは「肝斑」だ。

ヒロちゃんは大成功。

続いてレーザー治療を受けた私はまだまだボヤーンとした肌。

さて、次はIzuちゃんが「肝斑」に挑む。



これが何とかレンジャーだったら、私たちの名はなんだろう?




「そばかすのヒロ!」

「シミのミカイドウ!」

「肝斑のIzu!」

見栄をきったところで、ちっとも強そうじゃないな。


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2017
07.16

ダイエット

Category: 日常のこと
体重を測ることなく、毎日鏡を確認することで

ダイエットに挑戦中。

体重計の数字より、
実物を見た方が
「何とかしなくては」という
切実さが増す。

夜の炭水化物を控え、寝る前にストレッチを十分に。

可能な日は、夕方できるだけ早い時間に食べたいおやつか食事を済ませて家に帰り、
夕食は作っても、自分は翌朝まで食べない。

すると、顔のラインから変わり始めた。

今は背中とおなかだ。

12年ぶりに大好きな友人と会う、ただそれだけのために、
重い腰を上げる気になるものなのだ。







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2017
05.28

快速船で宇宙にはなかなか行けない

Category: 日常のこと
夕べ、洗濯も終わり、洗い物も拭き掃除も終わり、さてアマゾンプライムで『宇宙快速船』を開こうとしたその時。

ゴリオが『足の親指の生爪剥がれた』と部屋から出てきた。
完全に剥がれて出血というか、体液っぽく粘っている。

先日、ゴリラ仲間のあっちゃんは足のすり傷からバイ菌が入って足全体がパンパンに膨れ上がり入院。
歩けるようになるまで車椅子だった。

菌でできるイボは年中部員内で移しあっているので、
皮膚科の先生はその度嬉しそうに
『どう? イタイ?』と
液体窒素でジューっと焼いてくれるのだ。

グラウンドの土には破壊力のある雑菌がたくさん棲息しているらしい。

もう11時過ぎ。

試合前の練習を、試合に出られない位でゴリオが休んでくれるはずもない。

『舐めて治せ』と言いたかったがその後に行くグラウンドの土は怖い。

12時まで開いているドラッグストアまでトンネルを越え車で走った。

ゴリオは普通に靴下を履きランニングシューズを履いてついてきた。
イタイより、腹が減ったのだ。

ドラッグストアでキズが早く治るパッド(高いんですよ)を買ったら
『それ、病院に行った方がいいですね〜』と言われ、そのまま夜間救急外来に走る。

処置が終わった途端、『腹減った』。


ところが込み入った住宅街に迷い込んで夜だったこともあり、またしても道に迷う。

昼間、たくさん歩いたので眠くなってくる。

どういう訳かグルグル同じ所を回って出られない。

無事にコンビニにはたどり着いたものの、

ヘトヘトになって空っぽになった財布を手に、夜空を見上げる。

旨そうにコンビニの焼き鳥を頬張るゴリオを横目に、

月に向かって吠えたくなる。

どうしよう、宇宙快速船に乗る前に獣に変身しそうだ。

kaisokusen.jpg
画像お借りしました
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2017
05.08

連休総括

Category: 日常のこと
この連休中、我が家で一番働いていたのは、
誰あろう、空気清浄機の「キヨコ」だろう。

黄砂が飛んできているらしく、窓を開けていると
ゴォォォ~~~~~~~~!と左右に赤ランプを点けながら全力で何かを除去している。

ゴリオ(仮名)のニオイ以外にこんなに反応するのはかつてないことだった。

キヨコはついに自分の本領を発揮しはじめたのである。
「高感度モード」でもないのにランプはマックスの赤、
回転する音は夜中まで続いている。

せっかくなのでしっかり働いてもらおうと「静音モード」にもしないでいると、
キヨコは本当に休むことなく動き続けた。

我が家の空気は、どんだけ汚れているんだろう?


古本屋で見つけたムック本のおすすめ家電を見ながら、
「ルンバ」の拭き掃除版を買ってもいいかなと一瞬思ったが。

うちの砂と泥だらけの床を思うと家電に気の毒でそれはできない、と思う。

働き者のキヨコに晴れやかな休日が訪れるのは、一体いつだろう・・・。



というわけで、
連休も終わってしまった。

どこにも行かず、なーんにもしなかったと思っているのだが、三原ちゃん式に「嬉しいこと」を数えてみたら、結構あった。

まず、

巨大な古本屋でゆっくり本を選び。



onnsenn1.jpg

温泉で汗を流し。



sinnkyuu.gif


人生初の「鍼」をうってもらった。
「鍼」がとてもよく効くタイプらしく、一発で楽になった(部分もある)。


身体のケアをするとテンションも上がる。


学生時代の友人たちと旧交を温めもした。

数十年ぶりに再会した友人とは、
誰だか一瞬わからなかった場合もあるにはあるが、
それはお互いさまだろう。

話し始めると、長い年月は吹っ飛んで、
まったく普通に話がはずんでしまうのが不思議なほどだ。

古い町並みを歩き、空き家の冒険を果たし。

賑わう場所には一切近づかず。

いつもは連休中も持ち帰りの仕事をするのだが、
とうとう一度もUSBをパソコンにささなかった。


ロシア版のシャーロックホームズ(リヴァーノフ版とペトレンコ版ですね)を堪能し、
録りためていた古谷版金田一シリーズに拳を握りしめて(心の中で)ツッコミを入れ続け、
アニメ「団地ともお」に涙し、

建設的なことは、何もしなかった。


休みだから休んだ、それでよかったということで。

今日からまた働くのだ。

行ってまいります。



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2017
05.05

ゴリオ(仮名)の日

Category: 日常のこと
先日CSで大昔のディズニー映画、アニメーションの「シンデレラ」を観ていた。
ああ、この曲はいつか繰り返し聴いた曲・・・。
映画の一部からそのままCD化されていたんだなあ、と懐かしい。

ゴリオ(仮名)がまだ腹の中にいた頃、繰り返し聴いていたのはディズニーの映画音楽だった。
つわり症状の一環か、ホルモンのせいだったのか、妊娠中は食べるものだけではなく、
聴ける音楽、観られるテレビ番組が極端に変わっていた。

「名探偵コナン」のコミックスを甥っ子が暇つぶしにどっさり貸してくれたのに、とうとう一冊も読めなかった。
テレビは相撲と野球しか見ることができなかったし、
音楽は一日中胎教用のクラッシックかディズニーの二択。

まったくどうかしていたとしか思えない。

さて、アニメーションの「シンデレラ」である。

シンデレラの住む家から王様の住むお城の窓にカメラが鳥のように飛んでいく。
鳥たちと窓に近づくと、いきなりガシャン、と王冠が窓から飛び出てガラスが割れ、
お城の中の様子に場面が切り替わる。

王様は王冠を窓に投げ捨てて王子に怒っている。

「言い訳は聞きあきた!
息子が王子としての責任を自覚しておらぬのがじれったい。」

「余はもう若くない。
年ごとに、老いていくだけだ。
生きているうちに、孫をこの手に抱きたいのだ。」

「いや、一人息子に親離れされる親の気持ちはそちにはわからん。
息子というのは、大きくなるにつれ、
親から離れていくものだ。
余は、この古い王宮の中でひとりぼっちで・・・。
もう一度、バタバタと走り回る小さな足音を聞きたいのじゃ・・・。(泣く)」



といった複雑な親心で、例の舞踏会は開かれることになったわけだ。


今日はこどもの日。

ゴリオ(仮名)は、言うまでもなく我が家の子どもだが、
とてもじゃないが、「こども」という雰囲気は既に微塵も残っていない。

今の私には、王様が王子に怒っている気持ちがよくわかる。

すっかり大人のくせに、大人としてなすべきことをしない歯がゆさ。
一方で親離れしていく息子が何かと小憎らしい。

小さかった息子がパタパタと走り回る、その足音までが愛おしかった。
幼いあの子がもう懐かしい日々と共に戻ってくることがないならば、
「孫をこの手に抱きたい」のがせめてもの願いではないか。

私も、あの日のゴリオの小さくて元気の良い足音をもう一度聞きたい。

そんな思いは「シンデレラ」に秘め、
ゴリオの未来に向かって、私も走り出さねばならない。

ああまったく、それが舞踏会だったら、いいのだけれど。

king.png

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2017
04.24

水平線の向こうには

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2017
04.20

全力疾走

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2017
04.02

GとJK

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2017
03.28

ゴリオのQOL

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2017
03.25

送別会

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2017
03.14

早春

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2017
03.05

いつまでも女子

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2017
03.01

高さと奥行

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2017
02.17

予防接種も効かなかった

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2017
02.13

未来から来る少年

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2017
02.12

全力空気清浄機

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2017
01.24

職人さんの邪魔係

Category: 日常のこと
前回ブログを更新して以来、
実は初めてパソコンを開きました。
やっと引越が終わったのです。

スマホで皆さまのブログは読めるのですが、
携帯での入力は何しろ時間がかかるので
自分は何も書けぬまま、
時間ばかりが経っておりました。

毎日引越していたわけでもないのに、
何故パソコンすら開く間もなく毎晩寝落ちしてしまっていたのかと言いますと。

そう、現場通いをしていたのです。

引っ越し先の工事が遅れていたこともあったのですが、
子どもの好奇心と同じで、
大工さんが働く様子を見ているのが楽しくて、
毎日出勤前、出勤後と、差し入れついでに
邪魔しに通っていたのでした。

若い頃、中華料理のコックさんの料理教室に通ったことがありました。
25年も昔のことですが、今も忘れていないのは、レシピではありません。

「片付けながら料理する」

私はあのコックさんから、これを教わったのだと思います。


あれから四半世紀。


「片付けながら工事する」


またしても職人さんの手際に舌を巻いたのでした。

汚さないための養生の仕方一つとっても、
場所と上に置く道具で養生の仕方も変わる。

毎日毎回、マンションの出入り口を汚さぬように玄関の手前で靴を履き替える。

床の段差をなくすと同時に、壁や天井の段差もなくすために
下地の補強も兼ねて徹底してフラットに作り直す。

素人の私の無茶な要求や単なる思い付きに付き合ってくれた営業の方は、
大工さんの手伝いをしながら実に上手くコミュニケーションをとっておられました。

最後の仕上げが終わった時に、彼が言ったのは

「うちの職人はほんと、いい仕事するなって思いました。」



これです。


毎日自分たちの仕事を覗きに来てはあーだこーだ関係ないことを喋りまくる私に、
色んな分野の職人さんたちは、
嫌な顔ばかりしていました。

けれど、朝お願いしたことは、
夕方にはその通りに仕上がっているのです。

壁の下地を塗っているおじさんに向かって
その仕上がり具合に、

「魔法?」


と言って失笑も買いました。

そんな日々を送っておりましたが、
とりあえず、日記の続きは、段ボールの山が片付いてからでしょうか。


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2017
01.02

明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます


酉年。

鳥。

2016national6.png



連想ゲームのオチはいつも通りです。

今年もよろしくお願いいたします。

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2016
12.18

本当に大事なものは少ない

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2016
11.18

大工の息抜き

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2016
11.02

「技師の親指」ならぬ、「職人の指」

Category: 日常のこと
スケ雨もスケカナも、ステップのレベルやら何やらでジャッジやルールについて細かく検証されておられるブログ様のフィギュア愛には頭が下がる。

結果ありきの後付けで理由を探すためにルールブックがあるんだろうかと思ってしまう。

キスクラで選手もコーチも一瞬驚くレベルだと、素人には余計に難しい。

毎回重箱の隅をつつくように、ルールブックに載っている「理由」を探さなければ理解できない競技って・・・。

私もフィギュアスケートはやはりスポーツで、勝ち負けがあるからこそ面白いと思っているし、
ショーだけだと、正直満足できないところもある。

でも同時に、スケ雨の真央EXや、スケカナのパトEXなんかを見てしまうと、幸せ過ぎて、本当に順位など
もうどうでも良いと思う瞬間もある。

パトリックが地元で優勝したことや、そのプロトコルなんかより、あのフリーやEXにはシンプルにスケートの楽しさと美しさがあった。
真央スイートも同じ。
美しさを裏付ける確かなテクニックの積み重ねにどうにも気持ちを持っていかれてしまう。

レベル取りこぼしの原因を探り、対策を立てる。
どの選手もチームも必死だろう。
ファンもだ。
そこに注目しない私は、純粋なスケートファンではないのかもしれない。

ジャッジの無能より有能な証拠を見つける作業なんて、私にはできないから。

//////////////////////

全く違う話だが、今朝も書いたうちの食器棚は、2本の手の、9本の指で作られたものだ。

有名なデザイナー家具や、お洒落な店の品物でもない。
北欧風でもないし、シャビ―でアイアンなものでもない。

世間の評価がどうであれ、私にはとても価値のあるものだ。

家具を売る店で、商品ではなく、店の什器を売ってくれと迫った私に、家具屋さんが親切にも紹介してくれたのが、今私のつたない絵をリアルな家具に仕立ててくれる家具職人さんだ。

彼は10年ほど前、仕事中の事故で指を1本失っている。

ゴリオと同じ位の子どもさんと、明るい奥さんのいる家庭をそれでも支えるため、9本の指で、家具を作り続けている。

尊い手で作られたシューズボックス。
一切のたわみもゆがみもないそれは、古いマンションの狭い玄関の壁が、断熱材のせいなのか何かで、すでに真っ直ぐではないことを明らかにするほどだった。
背板一枚、材料に手抜きはしない。
昔ならカンナで家具の方を削ったそうだが、今はコーキングで綺麗に処理してくれる。
その手際は、指のことなど微塵も感じさせない。


短期間で引っ越しを決める決定打になったのは、「作り付けの家具がとても気に入ったから」という買主さんの一言があったからだ。

家具を作った彼は電話口で「こんなに嬉しいことはないです。」と喜んでくれた。

技術や出来栄えでも申し分のない家具だが、
その家具には職人である彼の魂が宿っている。

高く売るために、稼ぐためだけに作っているわけではないことがよくわかる。
喜んでもらえるようにと、精一杯の仕事をしてくれた。

次の古くて使いにくい箱を使えるものにするために、
また彼の手は忙しく動くだろう。

ゴリオはいずれ家を出るし、私たちは年をとる。
オシャレやステキとは無縁だが、年寄り向けの住まいにはなるだろう。

このように、価値観というものは本当に人それぞれ。


同じものを見ながら、気になる部分が違うのも、当たり前なのだろう。




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2016
11.02

サンダーモーニング

Category: 日常のこと
水曜日に何寝ぼけてるんだと言われそうですが。

こちらの「サンデーモーニング」がサンダーでしたので。
びびびびびっ!ときてしまって、我ながら驚きです。

パトリックのエキシ、やはりエアリーエアリーしていてびっくりしました(@_@)
なんじゃこれ!


(Sunday Morning by Maroon 5)

転んでもわざとなのか本当に滑っちゃったのかもうわからないくらい。

いやもう、こづこづもここまで続けられれば良かったのに・・・・と、悔しいやら残念やら、たまりません。

さて、段ボール食器棚が悲しかったので、
百均のミニ棚と木材で工作してみました。


間仕切りの板に棚をくっつけただけです。
薄くて安定が悪いのと、フラットな部分を80~90㎝取って、炊飯器とレンジを載せるのでそこだけ奥行を45センチ取ろうかと思案中。
shokkidana1.jpg

横から見るとこんな感じで。
shokkidana2.jpg
横幅は240センチを想定。
キッチンの幅を考えると、大体これくらいが限度。
実際のものとはサイズのバランスが全然違いますので、イメージだけしか職人さんに伝えられないのですが、
仕方ないのでテープに大体のサイズを書いて貼っています。
全体の高さが150㎝から160㎝あれば、キッチンが殆ど見えないようになります。
圧迫感を抑えることを前回は重視したのですが、それより台所が丸見えだという方が余程気になるものだとわかりました。
ま、いつも綺麗にしていれば問題ないのでしょうが。

ミニで作っても安定性に欠けるので、何がしか考えなくてはなりません。カウンター上には普段使いの食器やカップ類を。
下にはもう少し棚を増やしてゴミ袋やごみ箱の類が入ります。背の高いたっぷりのゴミ箱がおけるように、
現在の物よりかなり幅も高さも出しました。

手元部分を現在の80㎝から100㎝まで高く持ってきて、
下に入るフライパンや調理器具も、できるかぎりかがまずに手に取ることができるように。

現在はお掃除がしやすく頑丈な白の分厚い合板ですが、
経年劣化を考えると
無垢の白ペンキ塗りかつや出しのみで押さえるか、ちょっと考えてしまいます。

格子状の棚は一番上段にあたる部分まで裏の板を持って来なければ目線の位置に抜け感が出ます。
今はその部分にフェイクグリーンを置いて目隠しを兼ねていますので、同じようにできればと思います。

これ、最下段はお掃除のために下の板はありません。

最下段に板を使わないことで、床との段差も扉もないために、重いお米の袋や焼き肉プレートなどが出し入れしやすく、重宝しています。
何より掃除が楽です。

それにしても、百均って、こんな時は本当に使えますね。

百均の什器に、壁一面の格子棚の後ろに白く透けた薄いプラ板のようなものが貼ってあり、その後ろからライトが当ててあるのがとても良かったので、いいなあ、と思ったりもしましたが。
コストを下げるというお題をクリアすることと、安定性の確保の方が今は重要です。

家具職人さんと、よく話し合いたいと思います。


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2016
10.31

メープルは意味不明。

Category: 日常のこと
週末は、メープル杯だったようです。

メープルは、日本女子にとっては苦い大会になりましたね。

さっとん頑張れ!みんな頑張れ!と。
テレビを流し見しながら見ておりましたが。


女子は「表現力が・・・・。表情がっ!」で塗りつぶすような実況と解説でうんざりしました。
この試合では、「表現力」がTV様のおふれになったようです。

画面右下に予定の演技などの情報が出ていますので、
今更解説のポンデがそれを読み上げる必要などないのですが、
読み上げるんですよね、なぜか。

おぉっ!と思ったのは、ふわ4回転をついに披露したパトリックの演技のみでした。

パトリックのあの「ツルツルスーッ・・・・ふわっ」を見ていると、幸せでした。
解説の殿も、男子の時には専門用語をチラつかせてくれますので、
とっても素敵です。

それにしても私見ですが、スケーティングスキル抜群なこのお方より、
真王さんはもしかするとスケートが巧いのかもしれない、と思ったりしました。

解説ひとつをとっても、
他の選手と、真王の扱いは何故こうに、違うのでしょう。

ポンデリングをくわえ、真顔でグルグル回って見せたあの方は、
メドべのスケート靴の話や体調不良を実況と2人で持ち出し、珍しく選手情報を語り出したと思ったら、
彼女には不調をものともせずに本番に合わせてくる力があるとかなんとか、
そのようなことを強調されておられました。

もちろん、それが何に対する裏返しの言葉なのか、
今までポンデからそんな選手情報なんぞ聞いたことのないものにとっては、
どう聞いても前の試合の選手に対する裏返しのようにしか、聞こえなかったのでございます。

まあ、年寄の戯言ですし。
耳も遠くなり、理解力もなくなってきておりますし。

最初で最後のポンデ流増田明美さん解説だったのかもしれません。

さっとんのステップも行方不明になってしまいました。

ルールが変わったのか、選手にもコーチにも、パッとわからない不明事件が起こるとは。

まったくもって、意味不明な採点です。

それでも銅メダルに手が届くさっとんは凄いです。
本当に、おめでとう!!!!!


さて、週末は。

引っ越しに向けて各方面と話し合いをするなどということで分刻みで車を走らせておりました。




話し合いが終わると、そのまま試合会場のグラウンドへ。

ゴリオ(仮名)は出場できなくなりましたが、チームは花園予選を迎え、勿論全力応援のために遠い試合会場まで出かけることもあるわけです。
急に寒くなりましたので、軽いモッズコートにグルグル襟巻をして。

箱をリノベーションなぞするならば、普通はショールームに行ったりするのでしょうが、私の場合、好みの店の什器(店舗用家具)を見に行くのです。
そして、前から気になっていた障害者の方々が作っておられる家具も見に行ってまいりました。
オリジナル作品なので、シンプルなのにとても良いのです。

床材の研究を一通り終え、結局店舗用の床で見積もりに出しました。
今は新しい食器棚の参考になりそうな店の什器とか、パネル、拡大すると使えそうな小家具を研究中です。

水回り品は全て入れ替えなくてはならないとわかったので、予算の事もあって頭を悩ませました。
交渉の末、意気投合した工務店の展示品で古くなったものを格安で一式譲ってもらうことに。

洗面ボウル位置が通常より高いサイズの洗面台がありましたので、売れ残ったそれも頂くことに。
腰をあまり曲げずとも顔が洗えるのはありがたいので、今回自分で考えていたものはボツに。

ということで、ひとまず見積もりが出るまでの間、段ボールと画用紙などで、楽しい工作をしておりました。

図面を引くより、小さな現物を作って、そこにサイズを書いたテープを貼っていく方が家具屋さんに伝わりやすいかなと思ったのと、メープルが苦すぎて何か手仕事をしたくなったからです。

実際の色はともかく。

ミニサイズの段ボールで作った食器棚は、カウンター部分になる棚の色だけを赤い画用紙で貼ったり。
サイドパネルを黄色にしたりで、かなりカラフルな面白いものになりました。
間仕切りを兼ねていますので、壁になる部分をスノコ状に部分的に開け、抜け感を出してみました。
一部を窓のように開けて、すりガラスを入れたいところでしたが、地震などのことを考えるとそうもいきませんので、苦肉の策です。

近いうちに家具職人さんの工房に行き、無垢の端材を掘り出して材料代を浮かせ、それでコストダウンを狙おうという計画です。
狭くて使いにくい間取りは前回と同じですので、頭のひねりどころです。

というわけで、
食器棚の段ボール工作をしていたおかげで、メープル杯も何とかしのぐことができました。

でなければ、今頃怒り心頭だったことでしょう。



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2016
10.25

若毛の至り

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ゴリオ(仮名)の頭は、剛毛で強力な天パだ。

小さい頃は坊主にしておけば
「髪の毛が薄いのかしら?」くらいに見られていたが、
小学生になると、格好のいじめの材料になった。

公園での野球にも、
グラウンドでのサッカーにも入れて遊んでもらえなかった彼を、
剣道でもさせるか、と思い立ち、
近くの道場に連れて行った。
剣道場は武道場の2階にあり、1階は柔道場になっていた。

ゴリオは頭を叩かれるのが嫌、という理由で2階に決して上がろうとせず、
柔道着を借りて、その日から1階の柔道場で練習することになった。

以来、現在にいたるまで
どちらかといえば格闘系のスポーツに足を突っ込み続けている。

スポーツのおかげで、一番多感な中学時代も何とか乗り越えられたのだと思う。
髪の毛のせいで、辛かったことは山ほどあったはずだ。

中学の卒業式には、担任の先生から、「進学前に、ストレートパーマ、かけた方がいいと思いますけどね」とまで言われた。
ゴリオは、「オレは俺のままでいい」と言い放った。

高校に入ると、真っ黒に日焼けした南方系の顔に、モリモリのガタイで
私服で待ち合わせした友達からは毎度「どこのガイジンかと思った」と言われるようになった。

強面なのに真面目な彼は、学校の先生からは異様に好かれる。

学校の容儀検査では、「お前の髪の毛は何をしてもいい」と言われたそうなので、
今は「どこまでこの髪の毛を伸ばせるか」に挑戦している。
なのでそろそろ、陽水のYouTubeを見せる時が来たと思っている。

昨日、そんなゴリオが久しぶりに「髪の毛」について、語り始めた。
それは「〇ーとネイチャー」のCMの最中だった。

「母ちゃん、あっちゃん(部活の仲間)のさ、髪の毛、やばいんだよね。」

「え?なんであっちゃんなのよ?何がヤバイわけ?」

「あれさ、上からかぶせて隠してるからまだいいんだけど、細毛で薄毛の上にヘッドキャップかぶるから、それ脱ぐとペシャンコになるわけ。髪の毛が。なんかすごい気にしててさ。」

「あの、あっちゃんがっ!
でもさ、ジョン(別の友人のあだ名)だって、生え際危ないって言ってたじゃんよ。」


「そーなんだよ、ジョンはまじやばい。」
「ジョンがさ、『おまえその剛毛何とかしろよ』って絡んでくるからさ、『おまえこそその生え際何とかしてみろよ』って言っちゃったよ。
ほら、オレの場合、どうやっても禿げないから。」

「ええええええっ?あんた、それジョンにひどくない?ジョン、きっと気にしてるよ。」

「だよね。でもあいつもウザいんだよ。俺のふさふさの髪の毛がそんなに羨ましいかねえ。」


//////////////////////

公園に行くたび、上級生からも同級生からも「チリチリ頭が来た!」と、
砂をかけられ罵倒され、泣いて帰ってきたあの日の小さなゴリオ。

あれから10年。

こんな(ひどい)ことを言うようになる逆バージョンなんて、あの頃は想像もできなかった。

昨今、若者の薄毛、生え際の後退が早まっているのか?

由々しき問題だとは思うが、
おかげで、
ゴリオがとっくに「髪の毛問題」を乗り越えてしまっていることに、ホッとしてもいる。


別に他意はないのだが、JBのスケ雨FS「ピアノレッスン」の美しさに見惚れながら、お団子ヘアの彼の生え際に、じっと目を凝らしてしまったのは、ナイショだ。








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2016
10.22

飾りじゃないのよ定規は

Category: 日常のこと
ライストでスケアメのショートを見たばかりです。
もう、真央ちゃんだけでいいので。

何かと忙しく、丁度電話中で、PCの前で電話しながら「キターーーーーー!」とガッツポーズしておりました。

何度もリピしたはずの黒リチュですが、このスケアメの黒リチュの妖しさと言ったら!

いやもう、もうもうもうもうもおおおおおおおおおおおおおお~~~~~~~!

まさに宝石(⋈◍>◡<◍)。✧♡

美術品?
芸術品?

いやもう、美しかったです💛



点数はね、驚きましたわ//////////。

以下自粛。


今夜、テレビでとりあえず見て、また別記事にいたします。





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2016
10.11

牛乳―――――♪

Category: 日常のこと
ゴリオ(仮名)が珍しく、
「母ちゃん、あのさ、昔の唄でさ、こんなの知ってる?」と聞いてきた。

「何にもなくって、とにかく何にもないんだよ。」

「でさ、歌ってる人は『さん』って言うんだ。」

・・・・・・・・・・?

ゴリオの知性に元から期待はしていなかったが、
この質問は・・・3歳児か?


「ほら、なんにもねーって言う奴。」

こんなゴリラでも息子なので、
通じるものがある。
私の脳裏に、昭和のあの歌が蘇ってきた。


「それって、さん、じゃなくて、ぞう、じゃないの?」

「とにかく数字で三(さん)って書いてあるんだよ。」

「吉幾三でしょ」

そして私は、夕食を作りながら
「おらこんな村、いやだ~♪」と歌ってみせたのだ。

「それそれそれっ!母ちゃん、すげーじゃん!」

・・・・・・そこでゴリオが携帯で持ち出してきたのがこの曲だった。

元歌はきゃりーぱみゅぱみゅなどのプロデューサー、中田ヤスタカのユニット。
そこに吉幾三さんの『俺ら東京さ行ぐだ』をマッシュアップしたものがあって、
それをさらにリミックスしたらしいバージョンがこれ。
吉幾三の歌がこんな風に聞こえるという英語がまた、!!!!!



ゴリオは小学生の頃からアニマックスの番宣のバックで流れていたこの元歌が好きで、ずっと探していたところ行きついたのがこれだったそうだ。
つべで見つけて聞いたけれど、番宣のバックの曲なんて、ナレーションがうるさくて耳に入っても来ない。

どんな耳で聴き分けているのやら、わけがわからない。

耳だけはいい息子だが、もっと脳みそにもこの才能が欲しかった、と惜しまれる。



それから「吉幾三」で意気投合したゴリオと私が、しばしこれに合わせて腰を振り振り踊ったことは、
誰にもナイショだ・・・・・・・・。

牛乳wwwwwwwww


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2016
09.28

遠足

Category: 日常のこと
今春職場をリタイアされた大先輩は、人間的な魅力も大先輩なお方だ。

彼女と初めて話をしたのは、仕事の依頼の件ではなかっただろうか。
いまだに同僚から、「あの話にはびっくりしたわー」と言われる無茶ぶりを彼女から課せられた私は、
そのおかげで自分の奥に眠っていた「願望」や「欲求」に気が付くことになった。
生まれて初めて、仕事をしていて腹の底から愉しかった。

そんな大先輩を囲んで、様々な催しものが行われる。
私も末席に呼んでいただける身となった。

さて、そのお方がある日、「一目惚れの末に、買っちゃった」と告白した。

「・・・何をでしょうか?」

「築140年の町屋よ💛」

「・・・・・・・・は?」

古い町屋の保存のため、そして一目で惚れ込んでしまった以上、万難を排し買ってしまった、というのである。
家を一軒。

現在も素敵なお宅にお住まいなので、その別宅をどうしようかと、思案中でいらっしゃる。

そこで皆でその「一目惚れの相手」を見学に行くことになった。

大人の遠足である。

男子2名、女子5名の年齢不肖軍団が、
町屋見学に、遠出と相成った。

格子戸の玄関を入ると、台所に通じる広く長い土間。
全てが昔のまま、引き戸の木の色は栗の実のようにつやつやと深い。
右手には大きな石を使った上がり框。
そこに3帖の小部屋があって、奥には床の間のある広い畳が広がっている。
手の込んだ欄間からは、内庭の陽が差し込み、異空間に紛れ込んだようだ。

床の根太も脆く危うい状態なのか、踏んだ畳が、ぼよん、と沈み込む。
お風呂はトトロの家のよう。
漆喰の壁はこっくりと甘いバニラの色。

不思議な場所に、はめ込みガラスが入っていたであろう跡。
今はベニヤ板が打ち付けてあるが、板を外してガラスに戻せば、きっと素敵な明り取りのアクセントになる。
広くつながる廊下の窓も、全て木枠のガラス窓。

長く風雪に耐え、よくぞ今もその形を保っているものだと感慨深い。

私も子供の頃、こんな古い造りの家に住んでいた。

土間や廊下が遊び場だった。
陽の当たる2階の廊下は夏も冬も心地よく、そこでどれほどの時間を過ごしただろう。

懐かしい思いで一杯になりながら、
急な階段を上る。

2階に上がると、そこには木目が怪しい雰囲気を醸す天井が。
寝る時にこんな天井を見上げると、木の模様が色々なモノに見えるのだ。
物入れスペースも小ぢんまりと、全て、昔のまま。

腰かけて外を眺めることのできる窓辺。
頭の中は小説か映画の世界に飛んで行き、
そこに住んでいる自分を頭の中に勝手に描いていた。

天井の電灯用ソケットは映画にでも出てきそうな昔の丸いもの。

光と影のコントラストを、こんなにも美しいと思ったことはなかった。

この町屋を、建て替えをせずに手を入れて残すと、
決心された先輩が誇らしい。






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2016
09.04

所属したい

Category: 日常のこと
ゴリオ(仮名)が、部活の試合中に狭心症発作を起こし、
倒れてから最初の1週間。

引きこもっているゴリオを残し、私は仕事に出ていた。
昼も夜も、ひたすらパソコンで遊んでいるのはわかっていたが、
その間、彼が何をしていたのか、その一端が判明した。

彼は競技と共に、№8を諦めなければならなくなった自分と折り合いをつけるために、
違う所属先を探していたのである。

彼が求めた新たな所属先として現在わかっているのはこの2団体。

日本唐揚げ協会

日本赤十字社 複数回献血クラブ


「食って」

「出す」


非常にわかりやすい選択である。


「チームに所属できなくなる」=ぼっち
これをいかにゴリオが恐れていたかがわかる気がした。

「日本唐揚げ協会」ではwikiで勉強し、検定試験を受けて会員資格を得たらしく、「カラアゲニスト」と認定。
「複数回献血クラブ」ではいつの日か「ゴールド会員」になることを夢見ている。

カラアゲニストでい続けた結果、脂質過剰で献血ができなくなったらどうするのであろうと疑問に思うが、
何がしかもがいている彼の姿は、成長の一過程として非常に興味深いので、
とりあえず「へー」と「ほー」で相槌をうっておいた。


新人戦でチームのサポートを始めてから、
とりあえずチームに戻った形のゴリオ。

走ることは止められているので、
今は皆が練習している間、
筋トレとタイヤ引きで身体をぼちぼち動かしている。

弱小チームは助け合いが命。
夏休み中も殆ど毎日朝から晩まで一緒だったのに、
練習が半日で終わる日でさえ、夜まで一緒にいる。

映画、
温泉、
カラオケ、
ゲーム。

激しいスポーツで疲れ果てた挙句、
同じメンバーで出かけたいと思う気持ちが不思議だ。

彼が「群れ」の一員でいたいという気持ちは、
青少年としての自然な流れではあるだろう。

それにしても、他のメンバーの彼女話を指をくわえて聞いているだけのゴリオ。

「群れ」から「カップル」に前進するまで、
どれだけのクラブや協会に「所属」することやら・・・。


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2016
08.30

俺の名は。

Category: 日常のこと
先日ドクターストップがかかって以来、
ゴリオ(仮名)は1週間ほど自分の身に起こった現実を処理できず、じっと家に引きこもっていた。

練習を終えたチームの友人達が家に来てくれた日も、冴えない顔をしていた。

普通に考えても、これは挫折である。

私は確かに男の子を産んだはずだが、
気づいたらゴリラに育っていたので、彼の気持ちはわからない。

ただ、このままゴリオをチームから引き離せば、
彼の精神のバランスは崩れるだろうと感じてはいた。

青年というものは、かくも脆い。

チームには迷惑をかけてしまったので、
まずお詫びと検査結果の報告に伺った。
ゴリオの今後を考えるのはその後だ。


日曜日の試合に、ゴリオを連れて行った。
彼は、スパイクを持って行かなかった。


一端チームに合流すれば、水を運び、雨でずぶぬれになりながらチームを応援し、
帰り道、ゴリオはチームのバスで皆と帰った。

よく考えれば、ゴリオは今年に入って練習や試合を休んだことがなかった。
怪我で長く試合に出られず、チームの練習道具の準備や水の補給をしてくれていたチームメイトと、
初めて行動を共にした。

これまでチームを支えてくれていたのは、
マネージャーだけでなく、試合に出られない仲間の力があったことを、
私もあらためて知った。

こんな係活動があっても良いと思った。
ゴリオと先生の中では、
多分部活をやめることを考えていたのだと思うが、
この日、空気が変わったのは間違いない。


2度とグラウンドで戦うことはなくても、
チームを支えて行けば良いのだ。
「係」が交代しただけだ。

たまたま翌日、ゴリオの学校では「メンタルトレーニング講習会」が行われた。

今、スポーツだけでなく、例えば吹奏楽部等においてもメントレは重要らしく、
多くのブカツ生徒が参加したそうだ。

ゴリオがただ一つ、講師の先生の話の中で覚えて帰ってきたことは、
「チームワークが大事」という部分だったらしい。

「例え個人競技であっても、チームの力が必要なんだってさ」と、
小学校の6年間を、厳しい個人競技で過ごした彼は言った。


ゴリオはその後、チームの友人達と『君の名は。』を見に出かけた。
「あと3回は見ていい!めちゃくちゃ良かった!」と上機嫌で帰ってきた。

「俺の名」が、何であろうと構わない。

係活動は続く。

卒業すれば、どちらにしても皆バラバラになる。

その日まで。

辛さや悔しさより、もっと大事なものがあるなら、
それを大事にすれば良い。

というわけで、親として私がこれからできることは

ゴリオ色白化計画と、ダイエット細マッチョ計画、そして
脱ゴリオ、祝人間化計画の実行ではないかと・・・。








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2016
08.22

人生のホーン岬

Category: 日常のこと
オリンピックもクライマックス。

今回、直前まで治安や選手村など、不安要素も多かった五輪なのに、
なんと素晴らしい大会になったことか。

チームワークの良さが際立っていた。

陸上男子リレーの4人には、
「ものづくりニッポン」的な努力と工夫が見えて誇らしかった。

不可解判定もロンドンに比べると格段に少なかったように思える。

報道だって、冬季に比べりゃ絶叫しようと失言があろうと、
どれだけましだったことか。

解説には愛があり、興奮があり、感動がそのまま伝わった。

本来、自国選手はこのように扱われるものではないのかと、
つくづく思う。

某TBSは別枠だが。

スポーツを長年続けること、しかも世界でトップクラスでい続けられることは、
ほとんど奇跡ではないか。

持って生まれたもの、運と努力、人に恵まれることは勿論のこと、
ありとあらゆる条件が揃って初めて、あの表彰台に立てる。

スポーツ選手は、宝物だ。

そんなこともわからないで
彼らを持ち上げたり貶める報道や番組はまったく馬鹿だ。


世界の舞台で戦う彼らは、
それがかなわないまま、競技を辞めていったものたちの
星の数ほどいる全ての選手たちの
夢を叶えてくれている。



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