2017
07.11

my垂涎本

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あかね書房の推理・探偵傑作シリーズは、1975年頃が初版だったと思う。
責任編集にあの『福島正実』が名を連ねる。

黄色い部屋の秘密 (推理・探偵傑作シリーズ 15)


『オペラ座の怪人』を書いたガストン・ルルーの状態の良いこのシリーズの本を見つけて、即買い。
綺麗だと思ったら1997年に再販されたものだった。

シリーズのお仲間には『少年少女世界SF文学全集』もあって、昨日古書店ではこちらのシリーズまで見つける時間はなかったが、次は必ず見つけ出そうと決めている。

私が小学生の頃、このシリーズは出版されたばかりだったはずなのに、誰も来ない図書室の本は、もうすでに落丁があったり傷みが激しかった。
図書室の書架から外れてしまったページを探し出し、1人で補修して読んだ。
推理小説の数ページが欠けているだなんて、残念すぎる。

このシリーズで海外の有名どころの推理作家を知った。

翻訳に勢いがあり、選び抜かれた作家と作品は、私をそのままハヤカワミステリや創元社文庫に誘った。
『各務三郎』の名前を小林信彦の本で見つけた時の興奮といったらなかった。

『World Famous Mystery Stories 』
原題のタイトルが裏表紙に載せてある児童書の翻訳本なんて、今時あるだろうか。

しかも海外大人向けの基本のキ、を児童向けにした一流の翻訳で。
ルビが振ってあることは当然だが、小学生が教わらない難しい漢字はひらがな表記にしてある。

翻訳そのものが子ども向けなので非常にわかりやすい。

挿画は『横山まさみち』と、これまた珍しい。この方の作品では、間違いなく異色の仕事だろう。
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コメント
遅れたコメントですみません(__)

記事を読みながら、「そうそう、あかね書房にはお世話になった」と懐かしく思い出していたのですが、横山まさみちの絵には記憶がない…

それもそのはず、私が読んでいたのは、同じあかね書房でも先行の「少年少女世界推理文学全集」の方でした(年齢がバレバレ(^-^;)

このシリーズでミステリに目覚めた人は多いでしょうね。
きょうこdot 2017.07.24 14:51 | 編集
きょうこ様

おお、あかね書房の全集には、もう一つ先行していた全集があったのですね。
今ググってみたら、これもまたビッグネームが揃っていてすごいです。

表紙はきょうこ様がお読みになられていた方がわたしは好みです。

ミステリの子供向け簡略版とはいえ、名作を揃えた意気込みが伝わってきそうです(*^▽^*)
mikaidoudot 2017.07.24 22:14 | 編集
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