FC2ブログ

老嬢の鼻眼鏡

Welcome to my blog

グランプリシリーズの始まり



スケートアメリカ、録画で観ました。放送はこのくらいシンプルで丁度いいですよね。

ネイサン首位発進。
明日のフリーは完璧ではなかったショートを払拭したいということですが、プレスカンファレンスではアメリカでの初戦を喜んでいる様子。

友野君、島田君、頑張りました。インタビューも誠実でいい。

ミハルさんへの黄色い声援。
ですよねー。
息の長い選手は、それだけでも価値があると思うんです。相変わらず素敵です。

プロトコル見ていませんが、ジェイソン・ブラウンは4回転無しでも、あれでアクセルが抜けなければ突き抜けた上位3人にもう少し詰め寄ることができたんでしょうね。
ジャンプの入りや、スピン、ステップでも頭2つ程抜きん出た完成度。
すごい装飾を施された美術品のようなプログラムですが、興奮を呼び起こさないのは何ででしょうね?
もっと加点を引き出したかったところでしょうけれど、この作戦では1つのジャンプミスも許されないところでしょう。

ところでネイサンが乗るリンクは、重力が10分の1くらいなんでしょうか?
気持ち良いスケーティングに一緒に乗せられた挙句、最後の最後でフワッと放たれて、笑ってしまいました。
観ているだけですんごいワクワクするスケート。
ジャンプも大きく崩れず、結局冒頭跳べなかったコンビネーションを後半に持ってこれたのでok。
明日も楽しみです。

アリエフさん点数出ましたね。

メッシングさん素晴らしかった!
家族を亡くしたばかりの彼にとって、Twitterにも書いてありましたがこの試合に臨むことは闘いだった。
結婚生活も彼の競技の支えになっているのでしょう。
情感溢れる演技にジャンプもついて来て2位と僅差のショート3位。


それにしてもボヤンはどうしたショート9位。
演技見ましたしジャンプのミスが大きく響いているんでしょうけどさ。
繋ぎもステップもスピンも、ジャンプ以外にまだまだ見直すところがあるのもわかるんですけどさ。
こんな順位にいる選手じゃないでしょ。ボヤン頑張って。



2019101921214758e.jpeg



女子校育ち

去年の今頃、1人の女性が小さな本屋を立ち上げた。

観光客しか通らない路地のビル2階。

入り口も目立たない狭い本屋で読書会を開いている様子が度々SNSに載っていた。

へそ曲がりの私はこんな気取った店に行く人は少ないよなと思っていて。

同じようなコンセプトのお洒落で小さなカフェ併設の本屋は他にもあるし。

意識高い系の人は苦手。

この店に出入りしている私の知人の顔ぶれを思い浮かべても、わざわざそんな本屋まで出かける気は起きなかった。


『ライ麦畑でつかまえて』の読書会はこの小さな本屋で開かれた。

映画『天気の子』の主人公がこの本を携えてさえいなければ、今更サリンジャーを読むこともなかった。

初めてその本屋の階段を登ってドアを開けると、店の主は読書会の準備に追われていた。

彼女は想像していた痩せた髪の長い女性とは比較的真逆の、何というか、トンがった過去がまだ透けて見える程度に若い人だった。

本棚に並んだ本を端から確認すると、笑いが込み上げてきた。

並んだ本の背表紙があまりにもわかりやすくこの人を伝えている。

傷を負ったフェミニスト。
反抗的。
大きなコンプレックス。


失礼にも本棚の前で笑い出した私をまん丸な目で彼女が見ていた。

理由は無いけど、私にはその本棚が彼女自身に思えて好きにならずにはいられなかった。

その本を選ぶ気持ちが痛いほどわかる、気がした。

自分と似てるし。

いくつになっても何かに反抗的なところが。



それから時々私はその本屋の階段を登るようになり、彼女が選ぶ本を楽しんで買うようになった。

彼女とはその後も親しく言葉を交わしたことは無いけれど、いつからか始まったラインでのやり取りはベタベタに甘い。

聞かずとも確信がある。

私と同様、彼女も女子校育ちに違いない。

女同士独特の、秘密めいた友情。

つるまないけど、ガッチリと互いの首根っこは掴んでいる。
相手がどんな人間なのか、瞬時に理解してしまったもの同士。

彼女と私の間にあるのは、多分何やらそういうものだ。


今、気持ち悪いと思った方。

安心してください。

私も、自分がキモいですから。






『闇金ウシジマくん』と『悪貨』ー林遣都の質感

今日は、取り敢えず終わった。

明日のことは明日早起きして考えよう。

今日はなんか、面倒ごとが1つ終わった安心からなのか、やり切った感じがあったせいか、仕事が終わった帰り道、ちょっと涙出ました。
幾つになってもプレッシャーに弱いヘタレ。
ま、車ですから人目は無いし。

ご飯を作って後片付けして、晩酌の長いオットを待っている間に食べ過ぎてしまった。

今日は頑張ったんで、まあいいか。

さあ、今日のケント沼は『闇金ウシジマくん』。

いやこれ、山田孝之カッコいい。
林遣都との共演が多いせいか、よく観ている俳優さんですが、これは最高。
『東京都北区赤羽』が面白かったので嫌いではなかったのです。
これはいい。

徹底して無表情なのに、あの映像世界の中でよくぞあれだけ複雑な男をみせられるなと、参ります。
セリフでの説明もナレーションも要らない。
黙って立っていてもわかってしまうって、すごい。

で、この映画の林遣都のチャラ男っぷりがまた見事です。

チャラ男というよりクズの中のクズなんですね。

それはもう、本人の質感さえペラッペラに薄く見えてしまうくらい。
ちょっと狂ってるくらいの男なのにその狂い方さえ軽い。

この男、結果的にウシジマに命を救われたことに気がつく日が来るのでしょうか?

ウシジマはカッコいいんですが、存在的に少しだけ『笑ゥせぇるすまん』みたいです。

そして朝ドラ『スカーレット』でも好演の大島優子。
何でこの人こんなにいいんだろう。
チャラ男とは対照的に魂まで汚されることなく生きようとする女の子を自然に演じています。


『闇金ウシジマくん』の林遣都とは対照的だったのがドラマ『悪貨』。

島田雅彦原作のサスペンスドラマです。
面白かったのですが、ちょと微妙です。
でもこのドラマでのケント君は素晴らしい。
ここでの役どころは、大好きなんです。

特に目を酷使して偽札の見極めをするシーンでの、あの大きな目が真っ赤に充血してギラギラしてるとこ。
どんな男なのか事情はわからない。でもこの場面ではこういう男なのだと表情1つで納得させてしまう。
後半、彼の過去が明らかになるにつれ、ヤバい男が別人に見えてくる。

林遣都と高橋克実のストーリーが主役の黒木メイサと及川光博の非現実感に奥行きを与えて、特に後半はグイグイ話に引き込まれました。

こういった暗くて重い、危険な男を演じさせると林遣都は威力があります。
危険な男に幾重もの層があって、その皮が次々に剥がれていく様を見せるのも上手い。
しかもテクニックに溺れない。
魅せるメソッドを見ている方に感じさせるとナルシストがバレて見る側はスッと冷める。
林遣都の場合は、そういったあざとさがない。

人間の質感さえ自由自在なのがケント君なんでしょうか。

同じワルでも、同じゲイでも全然違う。

これまで演じてきた役全部違って全部いいわけですが、ここまで観てきてやっぱり『おっさんずラブ』で演じた牧凌太がどんだけ凄かったかが改めてわかってきましたよ。

抑えた演技ですしセリフも決して多くはないのですが、雰囲気は女形と言っていい程です。
立ち居振る舞い、熱を持った視線の色っぽさが、他の役を演じている時に見せる色気とは全然違う。
多くのファンを掴んだ役。この先の春田と牧をもう見られないのが心底残念です。

こうして結局また1話目からのループ視聴が続くんですねwww



正義の仮面

https://www.mag2.com/p/news/419391
『小学生レベルの言い分。他人を叩く「正義の仮面」を被った人々』

正義とは仮面だ
タイトルは、次の本からの引用。

『ことばの贈りもの』松岡享子 著/東京子ども図書館

「正義とは仮面だ」とは、ウルトラセブンや仮面ライダーの脚本家である市川森一さんの言葉である。我々、ウルトラマン、仮面ライダー世代の人間からすると、衝撃的な言葉である。

つまり、誰でも正義の仮面を被れるということ。

この本の中では、地下鉄サリン事件におけるオウム真理教信者の「正義」についての記述がある。正義の仮面さえ被れば、どんな卑劣なことも「正しいこと」としてしまえる恐ろしさである。原爆問題と同じ構造である。

ここからは私見。「正義」についての疑問は、以前から何度も書いてきた。例えば、次の記事である。

● 日本語の「正義」にあって英語の「justice」にはない、大切なもの

「正義」というのは、正しさである。正しさというのは、常に相対的である。物差しがあるからこそ、正しい(プラス)と誤り(マイナス)が規定される。誰かに与えられたものといえる。

「正義の仮面」を与えられたと勘違いする人間は、危険である。正義を他者に規定されるため、思考が停止する。「正しいと言われたから、やってもいい」ということになる(「ウルトラマン」で子どもの頃からずっと疑問だったのが、破壊されるビルの中の人々のことである。ハリウッド映画での様々なヒーローの、街中の逃走・暴走・追跡シーンも同様である。正義のためだからやっていいという類のものではない)。

これは子どもの「先生が言ってた」と同じ幼稚な思考パターンである。子どもは、子ども同士を自分の考えに従わせる場合、子どもにとって強い「正義」である先生や親を利用する。そこに正義が規定されているのだから、「錦の御旗」「絶対」として堂々と正義の剣を振りかざせる。

これは、大人社会でも同様である。相手より上の立場の意見である「正義」をちらつかせれば、弱い者は言うことをきく。自分の存在の大きさは関係なくなる。「あの偉い人が言ってた」となれば、それは急に正義になる。

教育現場では黒いカラスが白くなることなど、ざらにある(ゆとり教育などは、その最もわかりやすい例である)。

ネット上で、「叩く」行為も全てこれである。この場合の正義は「世論」という架空にして確かに「ある」存在から与えられている(それが故に完全に責任者不在なのが厄介である)。

思考停止してはいけない。絶対的な正しさは存在しない以上、常に考える必要がある(この一文自体も矛盾を含むのが、悩ましいところである)。正しさは、常に自分の心で追い求める。






ショーマのあの滑らかなスケーティングにまるでヨナのように「漕ぐ」とか。

wingsが「羽」とか。
せめて「羽根」って書けば。「翼」って言葉を知らないのならね。



自分がとても嫌だったので、○○ファンと一括りにしたくはないのです。

『正義』が違う相手なんですから、相入れないのは当然としても、『小学生レベル』の言いがかり。

ショーマ頑張れ。








ナミヤ雑貨店の奇蹟ー火花の後

林遣都インタビュー「気づいたら心を打ち抜かれる瞬間がある」『ナミヤ雑貨店の奇蹟』←リンクしてます。

原作:東野圭吾(『ナミヤ雑貨店の奇蹟』角川文庫 刊)
出演:山田涼介、村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦、林遣都、鈴木梨央、山下リオ、手塚とおる、PANTA、萩原聖人/小林薫/吉行和子、尾野真千子/西田敏行
監督:廣木隆一
脚本:斉藤ひろし
主題歌:山下達郎「REBORN」(株)ワーナーミュージック・ジャパン




『莫逆ファミリー』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を続けて観ました。

『莫逆』は、ちょとツライものがあったので飛ばし飛ばしでごめんなさいでした。

が、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、ちょっとハマって観ました。

廣木隆一監督作品に、小林薫、林遣都、門脇麦そして井下好井の好井という、『火花』チームが参加していたわけですね。

よろずお悩み相談所となっていた『ナミヤ雑貨店』を巡るストーリーの最初の話の登場人物が火花俳優3人。
好井さんは後半、尾野真千子さんとチラッと出てきます。

この最初の話に入り込めるかどうかで、『泣ける』とか『残念』だとかの評価も決まるのかもしれませんね。

私は入ってしまった派でした。

低評価のレビューが多かったのは、うーん。
仕方ないかな。

ファンタジーものは難しい。

で、この林遣都インタビューを読んだんですけど。

最後にケント君がこう言っていたんですね。

手紙がタイムスリップして過去の人と未来の人がやりとりをするって、実際はありえないファンタジーなんですが、そのありえない話にのめりこんで見ていると、気づいたらとっても心を打ち抜かれる瞬間があります。感動するところや、感情移入の仕方は人それぞれだとは思うんですが、何も考えずに楽しんで見てもらえたらと思います。



まあ、ネット記事のインタビューを鵜呑みにするわけではないんですけど、色んな映画の舞台挨拶で言っていることとか、雑誌のインタビューを読んでいても、この人の言うことは年々1つに集約されて行っていて、一貫してはいるんです。

で、『気づいたらとっても心を打ち抜かれる瞬間があります』と、私も撃ち抜かれたわけです。

東野圭吾は『夜明けの街で』が好きだったので、少しだけ似た匂いの話なのかもしれません。

明日明後日と、連休明けにはちょっと自分の中ではハードルの高い仕事が待っています。

私の仕事は自分の裁量でやれる分、モチベーションと目標の置き方によっては随分中身が変わってしまいます。

レビューではコテンパンに書かれていることもあるこの映画に気がつくと射抜かれていたように、言ってることの一部でもいつか思い出してくれる相手がいるかもしれない。

準備してきたこと、没頭してきたことを一旦手放して、客観的になること。

これは大事なことかもしれないな、なんて思います。

フィン杯と台風とラグビーと(追記と)




宇野昌磨、山本草太選手、おめでとうございます!

横井ゆは菜選手も銅メダル銅メダル‼️『黒い十人の女』の編曲と振り付け、本当に素敵でした。


今更だけど、やっとTwitterの埋め込みができていたことに気がつきましたよ。

今見ている編集画面では文字の一部しか表示されなくて、てっきりできないのかとずっと思ってました。

ああ、これでやっと記録が楽になるわー。

ケント沼で写真upしているのが後ろめたく、というか肖像権があるのでそろそろ削除だなぁと思っていたので、Twitterから持って来れば映画の情報もokかと。

好き勝手に書いているブログですが、これが忘れっぽい私にとっては膨大な検索資料になっていまして、時々『下書き』状態にしていた記事に載せていた情報を探せなくて自分で困るのです。

写真、動画、観たもの読んだもの。

自分の記録は記憶なんかより裏付けという点で少しですが信用できますので。

とにかく今日は、ショーマの『独りで踊る』に感動している、とだけ書いておこう。


さて、台風が直撃した地方の友人達が無事でホッとする一方、災害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

そんな中で行われたラグビーワールドカップの試合。

なんか、不思議なものを見ている気がしました。

未曾有の災害と『ビッグゲーム』が同居する世界。

試合が中止になったチームの選手がボランティアをする一方で、周囲が水浸しのフィールドでは開催国の代表選手が遂に悲願の決勝トーナメントに駒を進めました。

勝ち負けには文字通り命がけで臨んでいる選手達が、巨大台風の只中で競技者ではなく一人の人間としての立ち位置を守っている姿、なのにその中で自分達の力を発揮できたこと。

この状況でゲームを心から楽しんで応援できる観客の皆さんもすごいと思いました。

ゲームは命がけだけど、ゲームだから楽しむ。

それにしても、ラグビー用語は難しいからテレビのテロップも実況もワイドショーの皆さんも言葉として出てこないのはわかりますけど、せめて選手のポジションくらいは言えるようになって頂きたい。

私みたいな全然わからん人間でさえ、ポジションで言われれば選手がどの立ち位置でプレーしてるのかイメージできるんですけど。
陣取りゲームの側面がわかると楽しいですし、ラグビーの場合は何しろポジションが語るものが非常に大きいわけですから。
サッカーだって人気と共に『用語』も普及したんだし。

追記

夜、ゴリオ(息子)から電話が。
『ラグビーボール、取りに帰るから。』
ライストだったのか、スコットランド戦も観たんだな。

地元を離れたラグ部仲間とも久しぶりにラインで連絡を取ったと言います。

ゴリオにとって、ラグビーボールを追いかけた6年間は彼なりに波乱万丈でした。

結局ラグビー部のある大学を避けて進学した程でしたので、卒業と同時に2度とボールに触る気も無いのかと思っていたのです。

日本代表の桜は伊達じゃないなとつくづく思います。

あんなに苦しかった日々を『同じ競技をやってた』という誇りに変えてしまうパワーが、彼らのプレーにあったということです。
ゴリオは日本代表が試合に勝ったこと以上に、その試合運びに痺れたらしく、そこがゴリオらしくて笑いました。

私はゴリオが試合中に胸を押さえて倒れた姿を一生忘れられないと思います。
病院を4箇所も周り、検査を重ねた挙句、主治医のヒデキから『僕が親なら絶対にやめさせる』と言われて泣いたことも。スタメンを外して貰うよう監督と何度も話し合った時の冷酷な自分のことも。

1度は砕け散ったもの、無くしたものを取り返すことはできないかもしれない。

でも身体を張った選手達のプレーは、楽しかった事もまた思い出させてくれたのだと思います。


ありがとう。


フィンランディア杯昌磨SP

動画主様、素早いupありがとうございます!


ランビエール師匠は地上で回る時のクラッシックでやるような目線の固定具合みたいなものもショーマに教えたんでしょうか?スピンと同じかといえば、地上で踊る時のそれは少し違うと思うんですよ。
ネイサンとのインタビューの中でも、ネイサンのダンス基礎(これはクラッシックの意味だと思う)について羨ましい、などと言っていましたね。
吸収早いな、ショーマさん。

ジェイソン・ブラウンもある時期からちょっとお尻が突き出る姿勢の癖を綺麗に直してきましたが、ショーマの身体の使い方も昨シーズンから随分洗練されているのがこのフィンランディア杯ではっきり目に見えてきましたね。
お尻引っ込んで背中のソリも気にならなくなりました。こういったところから修正するのは実に難しいことだと思うんですけど。頑張って身体大きく使ってます、という『大きさアピール』が無くても十分に伸びやかです。
肘の使い方も柔らかく見えるのは、振り付けのせいだけではないでしょう。

演技後、ジャンプよりスピンのことを気にしていましたが、それを聞くなら相手はランビエール師匠でいて欲しい。
と、2度美味しいグリコ狙いがダダ漏れです。

フィン杯のカメラワークが良いのでしょうか、スピードが画面から伝わります。
グレスピはEXの時はそれ程思わなかったのですが、今季SPになってからは何度も何度も繰り返し見たくなるプログラムになりました。

で、不思議なんですけど、このSPで山本草太君が1位、というのが本当に嬉しくて。
彼の演技がいつ、私の須く遅いブームに火を付けてくれるのか、楽しみです。

ショーマの演技が好き、ということは、何が何でもトップになって欲しい、とイコールにはならない。

数字は嘘をつきませんけど、数字は数字でしかありませんものね。

ところで島田高志郎君のスイス生活、テレビで放送されていたんですね。



JOの演技も動画で観ましたが、華がある選手ですよね。この明るさ、もしかして環境にもよるのかなと思います。苦しさ寂しさを越えた強さと表裏一体の。

ランビ師匠の愛が伝わるインタビューと、高志郎君の『パワーワード』。

この短いドキュメンタリーはGET SPORTS、テレ朝ねえ。
とても内容のある、聞きたかったことが詰まった番組でした。

煽りや都合に左右されないと、途端にメディアは良い働きをするもんです。



スイスに渡ったのはそれまで教えてもらっていたコーチが拠点リンクを離れたからで、当時は指導者探しに悩んだ話や、自分が滑って見せられるコーチの重要性を高志郎君が語っていましたが、こんな話を聞くと、織田さんをコーチとして育てることのできない日本のスケート界が残念でなりません。

何でもかんでも組織で動く、っていうのは人の成長には余計なものなんでしょうね。


ノーベル文学賞はまだだけど

201910102108052a8.jpeg
『なにかが首のまわりに』チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ/河出文庫



最近読んだ本で、1番遠いところに連れて行ってもらったのがこの本。

作者はナイジェリア出身の生まれながらの『フェミニスト』。

凄い美人。

この短編集は、短いセンテンスのクールな文体に翻訳されている。

全く想像のできない暮らしと価値観に引き回される。

表題作は、アメリカに住む親戚のおじさんが家族全ての名前でヴィザの抽選に申し込み、自分のヴィザを手にしてアメリカに渡った若い女の子の話。

全編これ塩コショウ。

どこにもかしこにもピリピリとした痛みがひしめいていて、読みながらその痛みを取りこぼしていないか後ろを確かめながら読んだ。

自分の体験ではカバーできない『彼女が生きてきた場所』と、アメリカに渡ってさえ彼女の首のまわりに忍び寄る何か。

ナイジェリアから来た女の子が1人生きていくには。

彼女と親しくなったアメリカ人の白人の男とその家族は、フラットなものの見方をしてくれる。

なのに不穏で不吉な何かはページの隅から消えることはない。


『結婚の世話人』なんて、明治生まれだった祖母の話のよう。
殆ど知らない男性に嫁ぐのだから。

故郷からアメリカに渡り、一応の成功を手にしている男に嫁いだ女性。

彼女の失望は行き場がない。
同じアパートメントに住むアフリカ系アメリカ人女性の言葉によってポジティブな気配が漂う。
なにせ今は21世紀。

私は最初の本を読んだ時からこの作家がいずれノーベル文学賞を獲る人ではないかと勝手に思っていて。

ノーベル賞にはまだ若いから。

そう誰かが言っていたけれど。

今年の文学賞が、発表された。

この作家は受賞しなかった。


ノーベル賞は本を売るビッグチャンス。
本屋さんは今頃てんやわんやかも。




「デニス・テン・メモリアル・チャレンジ」

非業の死を遂げたデニス・テンさんの名前を冠した競技会開催へ  追悼式には高橋大輔、浅田真央らが参加〈週刊朝日〉
10/9(水) 7:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191005-00000019-sasahi-spo&p=1

フィギュアスケートの「ISU(国際スケート連盟)デニス・テン・メモリアル・チャレンジ」が10月10日から13日まで、カザフスタンのアルマトイで行われる。2014年ソチ五輪男子で銅メダルを獲得し、昨年亡くなったカザフスタンの英雄、デニス・テンさんの名前を冠した国際競技会だ。

 テンさんが亡くなったのは昨年7月19日。故郷アルマトイの路上で強盗に刺された。25歳だった。ソチ五輪で母国にフィギュア初のメダルをもたらした一方で、映画のシナリオを書いたり作曲を手掛けたりするなど、幅広い才能の持ち主だった。



デニス・テンの名前を掲げた競技会が行われるのですね。

前に進むには辛すぎるテン君の非業の死。

競技会が成功しますように。

三原舞依さん、コリヤダ君も、元気な姿でリンクに戻って来る日を待っています。

変なスイッチ入った

ふと気がつくと、正午を過ぎていました。


とりあえず、アクセスしてみるか。


チケットの予約サイトを開いて舞台の日程を見ていると、そこに電話が。

何で今かなあ。

電話を済ませてもう一度確認すると、希望の日時のチケットは既に売り切れ。

もう平日のチケットしか無い‥。


いつもならここで諦めるところです。


有休は体調の悪い時のために取っておかなくては。


昨夜、坂口安吾の『風博士』と太宰治の『東京八景』を青空文庫で読んでいました。

『風博士』にはウケまくり。




これ面白いな。

滅茶苦茶だな。

けんと君、この舞台に出るんだよね。


この時、私の背中の変なスイッチが入ったんだと思います。


自分の予定も確かめず、思わず残っていたチケットにポチしてしまった。

やだどうしよう。


青空文庫は版権の切れた文学作品をネットで無料公開しているサイトです。
昔の小説はここでかなり読むことができます。

林遣都沼においては、この青空文庫でさえ『スイッチのボタン』と化すことを、思い知ったのでした。


青空文庫は、著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品のテキストを公開しているインターネット上の電子図書館である。

なんか変なスイッチ入る

今朝、昨夜のCaOIの話を聞きたくてさっちゃんとlineをしていますと。

やはりネイサンがキレッキレだった話になりました。

今テレビで録画したCaOIを見ていますが、昼間のJOより遥かにいつものネイサンで、ショートは滑り込んでいるのでしょうか、素晴らしいラ・ボエームでしたね。
フリー、ロケットマンもこれぞネイサン!と胸がスカッとするステップ。

いいなぁ、さっちゃん。

で、やはり大輔さん出てきた時の会場はすごかったそうですね。

今映像で繰り返し観ていますが、ゾッとする程命削ってるナンバーですね。

よくアンコールまで持ち堪えてあのキレで。

さっちゃんが、『選手の皆さんは、あったりまえだけど、みんな上手だよねー』って書いてましたけど、引退したって織田さんもステファンも(何とテレビでは放送されませんでしたけど)メリチャリだって、進化こそすれ全く劣ることなく魅力的ですよね。

さっちゃんはコンサートにも全国あちこち行ったりするんですよ。

『もう、変なスイッチ入っちゃうよねー。』なんて言いながら。

人生も後半の今、元気なうちにやりたいことはやっておきたい気持ち、お互いによくわかるんです。


あ、CaOIの話でした。

宇野昌磨さんですよ。

『See you again』
最後のジャンプ、決まってよかった〜ヽ(;▽;)ノ


何で林遣都が時々ショーマに見えるのか、何となく掴めてきた気がします。

情熱に量とか大きさがあるとしたら、マグマなそれが結構大きいのに内側に流れてるのが印象が似てしまう理由の1つじゃないんですかね。

で、そこが好きなんですけどね。

でもやっぱりスケーティングの美しい選手は観ていてうっとりします。
ショーマ、若いのに揺るぎないスキルを持っているのは強みです。

さて、陸のショーマもとい、友人の池松壮亮からも『愛情が大きい人』と称された俳優林遣都さんのロングインタビューを+actで読んでしまいましたよ。

『映像作品は上手い・下手より人柄』って言われたそうですけど、それ、フィギュアスケートでも似たところはありますからね。
それでもまずテクニックや情熱や、基本的なものありきだとは思いますが。

201910062159150ad.jpeg


このインタビューは、ほんとに良かった。
201910062159148e3.jpeg

今頃去年の雑誌を読むかなって話ですが。
読みますよ。

Amazonさんありがとう。

まさかの林遣都オチwww





The Catcher in the Rye 再び

読書会と言えば、の自分用備忘録です。

先月のことでした。

映画『天気の子』を観た後『ライ麦畑でつかまえて』をもう一度読んでおこうかな、と思っていたところに、この本の読書会が開かれるということを知って参加して来ました。

2時間半たっぷり、講義とかゼミの感覚でお話を伺い、楽しんで。

そして、この本を初めて読んだ時のイラっとした感覚をまざまざと思い出したのでした。

ユダヤ人の父、カトリックの母を持つホールデン少年の複雑な内面。

様々な出来事があっても、成長しないままの彼を。

戦争のPTSDによるフラッシュバックと戦いながら書き続けたサリンジャー。

永遠に共感できそうにないホールデン少年は、妙に鋭い指摘をする周囲の男子にそっくりで。

高校生で読んだ時にはなかなかショックで、その後しばらく反動のようにサガンの小説から抜け出せませんでした。

そして今回、『ライ麦畑』の後に買った本を改めて見ると、女子本のオンパレード。
40年近く経ってもちっとも変わっていない自分に驚くのです。

サリンジャーを読み直すなら、『ナインストーリーズ』か、『フラニーとゾーイー』かな。

でもその後に買った本を見ると、なんだか軽く楽しんで読むものばかり。

20191006133226a28.jpeg


先週も、またまた以前借りて読んだ本、昔読んだ本を結局買い直し。

コスパの悪い人生も良いところ。

20191006133229ae5.jpeg


本棚には中国SF『三体』が読みかけのまま待機状態。

もう目がもちません(@_@)

これもね。この1カ月でこれ。

20191006234207ca2.jpeg

浅田真央を知らないのはテレビ

ニノさんTV『浅田真央を知らない人はどんな人?』の録画を観ました。

よくお母様の映像や難度無視ジャンプだけの演技切り取り、演技構成No説明、あらあらライバル設定を浅田さんサイドは許したなと思いましたが、真央さんはお母様の映像にこみ上げて来るものを僅かにしか感じさせず、終始和かで柔かでした。

これって前も放送されてなかったか?という既視感で真央さんのパートは終わりましたが、ほんと、これだから地上波見たくないんです。

こんな切り貼り映像でも泣いてしまった自分が悔しいのですが。

同じく、『知ってたけど感動しました』と涙を拭っていたギャル曽根の、メガネのレンズが入ってない絵面には目が点になったんでした。

201910060847318e1.jpeg

『しくじった。惚れちゃった。』

録画していたJapan Openを観ながら書いています。

夕方、買い物を終えて駐車場に停めた車に乗ったところへ、さっちゃんからラインが入りました。

何と今からCaOIを観に行くと、会場前の写真を送ってくれたのです。
私なんかより余程リアルスケートファンなさっちゃん。

あまりに羨ましくて、ぐわあああ!と、車の中で悶えましたよ。


一方冴えない私がそこから向かった先は、太宰治の『斜陽』を読む読書会だったのでした。

私は月に 2度程違う場所のゆる〜い読書会的な集まりに行くのですが。

今日は 2時間程かけて1つの作品をじっくり読み解く方の集まりでした。

『好きな太宰治作品は?』と集まった10数名が自己紹介代わりに順に言うところから始まった読書会。

好きな太宰治作品ねえ。
私以外の全員が『斜陽』か『人間失格』って答えた中で、『皮膚とこころ』とか『紙幣』としか答えられなくてごめん。

ナビを務める書店経営者の女性が準備した本文の抜粋を載せたテキストに目を通すと、びっくりする程どのページの言葉もセンテンスも覚えていました。

私は太宰の後期の作品から最後の『グッド・バイ』あたりは好きになれず、そんなに繰り返し読んだつもりはなかったんですが。
ああ、この人のこういうところが、好きだった。
まるで昔の恋人にバッタリ会っちゃった。みたいな。
きっと私はすごくこの人(本)が好きだったんだな、と、おかしな笑いがこみ上げてきました。

先日も森見登美彦が編んだ太宰の短編集『奇想と微笑』を読みながら、失礼ながら森見さん最高の文章はこの本の後書きなんじゃないかと思ったりしていたところでした。
私が好きな太宰治も、この短編集の中にいるものだと思い込んでいたのです。

『満願』とか『服装に就いて』なんて痺れるし笑えるし。ほんと、素晴らしいですからね。

会場の本屋さんで思わず坂口安吾の『不良少年とキリスト』を買ってしまった。
どこの文スト(文豪ストレイドッグス)、どこの文アル(文豪とアルケミスト)萌えかい。
この本に載っているか読まなきゃわかりませんが、太宰の自死に際して手記を書いてませんでしたっけ。
→https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43137_30135.html
『青空文庫 坂口安吾 太宰治情死考』こちらで読めますね。

今日の読書会の参加メンバーは10代から70代。幅広いですね。

男性の方が多く、皆さま真面目にメモを取りながら、『ちょっと理屈っぽい話になるんですけどね。』
なんて言いながら、どうでもいいようなところを(失礼)是が非でも親父ギャグ的につなげてみたりなさっていました。

『斜陽』を『没落貴族の話』と大真面目に語る皆さまを目の前にして、私はようやく目から鱗が落ちるような気がしました。
この作品は確かに美しいけれど、大先生が書いた『純文学』として有難がって読むような本じゃないんじゃないの?

直治も言ってましたよね。『僕が早熟を装って見せたら、人々は僕を、早熟だと噂した。云々』
道化の仮面を剥いで見せてもそこは信じてくれないくせに、世間。みたいな。

不自由な道徳の犠牲者だったかず子さんは恋の革命家として生きようとするんですよ。

ファザコン、マザコンの姉弟。
『ひめごと』で思い出すシーン。

大真面目に『ここまでは平和な時代を思い出しているところですよね。』という解説や感想を聞いて、思わず。

『ここエロいところじゃないですか?ひめごと、として思い出した場面で艶めかしく描かれるのは、結局脚ですよ。』なんて口から出てしまっていました。

ヒロインかず子をあくまでも神聖化したい皆さまと私の間には深くて暗い川でもあったんでしょうか。

かず子を『没落していく薄幸な‥』なんて枠にどうしてわざわざ閉じ込めなきゃならないんだろう?
赤い縞模様の蛇じゃん。

いやいや、仕事はヘッポコ、読書会ではふざけたBBA。

会が終了した瞬間、これから電気ブランやアブサンを飲んで更に文豪トークをするという皆さんにサッサと別れを告げ、慌ててスケートの湖に舞い戻って来たのでした。


さっとんのシンドラーのリストは良かったですね。ジャンプはどうしても低いのですが、彼女が育って来た時代、まだヨナルールの名残りと言えば良いのか、『ジャンプには幅』が必要でしたもんね。

異次元の選手トゥルソワが跳ぶ高く回転軸が針みたいに細いジャンプを見ていると、『ジャンプは高いだけじゃダメ、幅がなくっちゃね』という評価のポイントが変わってきた今で本当に良かった、と心底思います。回転もうるさく言われませんし。
言いたかありませんが、真央さんはトリプルアクセルにさえ『幅がないからダメ』とかいう扱いでしたからね。

ザギのクレオパトラも美しいんですが。
今はみんながジャンプにタケノコ付けてアピールしてますけど、真央さんのタノは本当に効果的で演技に花を添えていました。
でも何の得もしていなかったように思いますけどね。

あ、うっかり本音が。

今日の昼間、林遣都が多分19歳くらいで演じた『Rise up』を観たんですけど、その中で真央さんのプログラムで忘れられない『月の光』が使われていて、それはもう良い浸かり心地の沼だったんですよね。

話が外れまくりですね。

ネイサンもショーマも課題が見えた試合ではありますが、いよいよ楽しみなシーズンの始まりです。

火花ー500分の映画

このカテゴリ、『映画の話』に入れてからふと、あ、これ林遣都物件だった、とそこから気がつくほど、飛ばされていました。

でね、書きかけて途中で諦めたものに追加してupして仕事に出たら。

なんと朝から外勤で研修会に出るのをすっかり忘れて普通に職場に行ってしまって、電話がかかってきてOMG〜。

もうダメでしょ私。

なんか、視野狭くなり過ぎて目の前の仕事とけんと沼のことしか考えてなかった。

反省してます。

でも懲りずにup。

Netflixのオリジナルドラマ『火花』です。

20191004171928ab1.jpeg

2019100417161027b.jpeg


又吉直樹の原作『火花』に、『劇場』、『東京百景』を散りばめたようなエピソードを加えて全く違和感なく作品をひとつの世界にしてしまいました。

局の都合に縛られないと、これだけのクオリティーの映像作品が生まれるっていうことなんですね。

全てにおいて贅沢なのに無駄が無く、俳優、芸人が入り混じってこの世界を織り上げた。

2019100417161142a.jpeg


500分の映画。その言葉に相応しい素晴らしい作品だと思います。

いやまじで。


若手芸人の10年を、街の空気と一緒に飲み込ませてくれる。

20191004171611192.jpeg


中編と言ってよい長さの原作世界をここまで膨らませ、何も損なわずに微細な感情までを描く。

おかしくてバカバカしくて笑ってしまうのにキリキリと胸が痛くて辛い。

坂道を登りつめる、転がり落ちる、あるいはそこで腐って行く。

50分、全10回。
若手芸人が10年間走りきる様を追って、カメラが遠景から撮る街の風景。
熱海から始まり、高円寺、吉祥寺、新宿などなど。

201910041726482b4.jpeg
20191004172649db2.jpeg
2019100417264855f.jpeg
20191004172646926.jpeg

20191004172856bdd.jpeg

画像お借りしています

ドローンでしょうか。遠景から撮る主人公たちの疾走感と孤独が街並みに紛れて映される様は、自分でも驚くほど、胸の中に眠っていた何かを揺り動かすのです。

漫才がなんちゃってだったら台無しになるところだった筈ですが、普通に見て十分に面白いんですよ。

しかも10年の時間の流れを感じさせる成長を、漫才の中できっちり見せてくれます。

20191004171929aff.jpeg


20191004171930956.jpeg



私は原作を又吉直樹さん本人とは全く切り離して読んでいましたが、ここでの林遣都は後半に行くに従ってまんま又吉に見えてくるのが不思議です。

8話だったと思いますが、主人公の徳永を演じた林遣都の数分間に及ぶセリフのない顔だけのアップ。

はじめはテレビから流れる『スパークス』の漫才の声と、先輩芸人神谷の恋人の笑い声。
周りの騒音が引いていき、徳永の独白が大きくなると共に歪んでいくその表情。

尊敬する先輩より売れてしまった自分の、テレビ向けに妥協してしまった芸を。
笑うことなくじっと聴いている神谷の顔を見ることもできず、伸びた銀髪の陰で涙を流す徳永の顔を残酷なまでに長回しで写す。
神谷の姿は徳永を真似た銀髪と全身黒い服。かつて一緒に過ごしたマキさんではない新しい恋人。悔しくて憎い。
その言葉で表せない感情をセリフの無い徳永の延々と続くアップだけで聴かせる。
何も言わないのに、聞こえる。

最終話、解散が決まった徳永達スパークスの最後の舞台は圧巻。

その後の相方との別れのシーンで、相方が恋人と去って行くタクシーを追いかける徳永をカメラは上から写すのですが。

タクシーが走り去った後の一瞬、徳永の顔をアップで見せるのです。

どんな言葉でも表現しようのない、自身の夢、希望、若さ全てとの別れのシーンで、あの表情。

これまで観てきた『青年の旅立ち』的映画の全てを総動員しても、この一瞬の顔が見せた『さようならメーテル!』の後のフッと抜けた貌には敵わないと思いました。あくまでもここ、個人の感想ですけど。


同じく最終話のラスト前。

とんでもない全裸姿で風呂に浸かる神谷を見遣る徳永の顔の凄まじさ。

複雑に絡み合った、愛にも憐憫にも似た、でも憎悪と軽蔑であってしかるような。
なのにそのどれでもない。すでに若くもない元芸人の顔。

そこから徐々に赤くなる瞳と和らぐ表情。

目が離せませんでした。

音楽がまた本当にいい。

本物の芸人さん達の演技も、何より神谷役の波岡一喜の存在も。

この映像作品に、きちんとまとめた感想などとても書けそうにないのでこの辺にします。

今後、これ以上の作品に出会える気が全くしません。


暴走する何か

あれほど。

オタという括りで一絡げにされて、口を封じられてきたマオタです。


織田さんの件で話が明後日に暴走してるようですが。

なになにあくのそしきなの?



その口で、どの口が。

何言ってんの妄想で。

驚くしかない。

草も生えなくなるまで。

黄熊を投げ続けるんでしょうか。

一部の声高いオタ以外のファンの方が圧倒的に多いことも、よくわかるんです。

それにしても、2連覇でなんとか栄誉賞で、海外でも大人気。

何で満足しないんですかね?

『デーオタガー』『ウノタガー』って、『圧倒的に』勝ってるんでしょ?いいじゃないの。

センパイがシングル最後のシーズンになるのにも、何であんなに噛みつかずにはいられないのか。

なんかもうお気の毒な感じです。

マジデリカシー

織田信成モラハラ告発 疑惑のコーチが反論
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191002-00014467-bunshun-spo

ハマコーが? な話になっているんでしょうか?

織田信成が告発したモラハラの根底にスケート界の熾烈な派閥争い
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000032-nkgendai-spo

モラハラを派閥争いの話にすり替えるなという意見を目にするんですけど、まず原因があって結果があるのでしょうからそんなの別問題にはならないんじゃないの?

スポーツって、この辺りドロドロですよね。

どんなスポーツでもあるあるだと思います。

これ、学校の部活以外でもスポーツしてきた経験のある人は大なり小なり
『ありよりのあり』だとか思うんじゃないでしょうか。

うちも昔、ありましたもん。
コーチ同士の争いから片方のコーチの逆恨み、嫌がらせの挙句それが親同士を分断して子供同士もダメになり。
思い出すのも嫌。

狭い世界なだけに、織田信成さんのメンタルが心配です。

このことで、傷つく選手がいなければ良いのですが。



“I love you, thank you ”


ビッグバンセオリーの動画を見つけてしまった。

シェルドン・クーパーと妻になったエイミーの2人がついにノーベル賞を獲り、夢に見たスピーチをしている場面です。

これはずっと彼らを見てきたファンには感無量。

ただ、他のファンが書いていたように、ここにラージの友達の女の子なんていらない。
ここにはウィル・ウィートンがいて欲しかったな。

I love you, thank you 

シェルドンのスピーチが、こんな言葉で終わるのです。


陽のあたる坂道を登る彼らを観るのは、本当に楽しかったのです。

彼らの物語が終わるのは日本ではまだしばらく先のこと。

もう少し楽しめそうです。


反・小公女

若けんと君が観られる『ラブファイト』、けんと君初の連続ドラマだった『小公女セイラ』を観ました。

『ラブファイト』はボクシングに打ち込む高校生の話です。

20191001214246708.jpeg


スタント無しでこの役にぶつかって、首筋まで赤くなりながらのキスシーン。

ただし意外にもかなり硬派な映画でした。
大沢たかおさんが心に沁みてくるような演技をするんですよね。

2019100121424879b.jpeg


林遣都と北乃きいの2人が演じた幼なじみの2人。
ボクシングを介して互いの気持ちが通じた時には、きっとこれが生涯ただ一度ではないかと思うほどの激しい恋に落ちていて。
どこにもそんな説明はないのに、あのキスシーンにはそう思わせる激しさがありました。


そして『小公女セイラ』ですよ。

この脚本はすごかった。

私が斜めな大人になったのは、子供の頃『セーラ』系の物語を押し付けられて読まされたからじゃないかと思っていましたが、やっぱりそうかも。
だからこそ強烈な笑いを誘ったドラマでした。

きっと誰しもが突っ込みたくなる『小公女』。

原作者のバーネットに悪気はなかったのでしょうけれど、小学生が読んでさえ、『それってまじ綺麗事なんじゃ?』みたいな気持ち的にえんがちょな何かを感じたことは覚えています。

『少女パレアナ』は村岡さん訳で読んだと思うのですが、こっちにはさほど感じなかった何かって何なんでしょうね。

『地獄の沙汰も金次第』。

これが『小公女』で子供が知る世の中の仕組み。

さあ、その地獄においてセイラが言うことなす事に、脚本はバンバン揚げ足を取り、突っ込みを入れ続けるのです。

父を亡くし、一文無しになったセイラは学園の下働きとして働くようになって散々いじめられます。

そこで『神様は私をお試しになっている!』と言った志田未来演じるセイラに、林遣都演じるカイトが突っ込みます。
『じゃあ最初っからこんなところで生きてる俺なんてずっと試され続けてるって言うのか?自分を特別だと思ってるだろ?』みたいな感じで。

だよー。ほんと、それね。

最終回でも亡くなったお母さん(の幻影?)から、『正しさはひとつじゃない』みたいな事説教されてましたが、ほんとそれ、あんさんにはずっと言いたかった!

ドラマ『小公女セイラ』でありながら、全力でセイラのアンチテーゼに走るこの脚本なんなの。

セイラに絡む、樋口可南子と斉藤由貴の怪演も素敵。
若けんと君はもちろんキラッキラッしてますし。
もう二重三重に爽快な気分になる『アンチ小公女』でした。

20191001222654500.jpeg
20191001222651c2f.jpeg
画像お借りしました。この林檎を齧るシーンは最高。


さて、先程オットが『ほら、あの子が出てた、時代劇すごい良かったって言ってたろ?あれ、時代劇専門チャンネルで今からあるよ!』と教えてくれました。

ブロ友さんからもおススメ頂いていた『銀二貫』。

20191001221456a36.jpeg

なんと『番組情報』には

『林遣都★話題騒然「おっさんずラブ」の林遣都が主演の人情時代劇』

そう書いてあります。

わかってるなあ。

こういうの大歓迎。


とはいうものの。

今現在、スカーレットを録画してけんと君を待ちわび、Netflixでドラマ『火花』に毎日泣いている私。

しかも隙間時間に読んでいる本は豊作。

毎日眠いんです💤


遠い芝生

金曜も日曜も、『劇場版おっさんずラブ』3dead目に行こうとするところにゴリオ(仮名)から電話で呼び出され。

映画館に向かっていた車をゴリオの部屋まで走らせました。

彼が免許を取って車を何とかするまでの辛抱ですが、人が忙しい時に限って車要請の電話をかけてくるのはまじ嫌がらせかと思うほど。

重たい楽器を積んだ車の中の話題はラグビーワールドカップ。

土曜の夜は徹夜で高校の時のラグ部の先輩達と飲んでいたというので、その席でもラグビーの話で盛り上がったんでしょう。

もちろんオットと私もテレビの前でヤンヤと声援を送っていました。
今でも横文字だらけのルールの詳細はわかりませんが。


珍しく選手の名前なんて出しながら日本代表のプレーにスゴイを連発するゴリオに、私はちょっと驚いていました。

柔道とラグビーで12年。

彼の12年間は、少しずつ遠い風景になっているのでしょうか。

あんなに楽しくて辛くて、傷ついた日もあったのに。

家ではスポーツ中継など何があっても頑なに見ようとしなかったゴリオが、日本対アイルランド戦を語っている。

『今度のワールドカップは、(五郎丸さんの)ポーズのブームじゃ終わらないんじゃないかな。それがいい感じかな。』

彼は話をこう締めくくりました。

ふーん。



死にそうに暑かった日も、凍りそうに寒かった日も、悩んだ筈の日も。

今のゴリオには、あの芝生も泥も、遠くに見えるのでしょうか。


ところで、元ラグ部のような筋肉質でガタイの良い一団は、夜の街では男性にモテるらしいんですね。

ゴリオは先輩達に男の人のあしらい方を教わってきたそうなんですけど。

『好きになるのに男も女も関係ない』時代をリアルに生きる彼らは、屈託無くその辺りを受け入れているように見えますが。

果たして本当にそうなのか?

別記事に書くつもりの『宇宙探査艦オーヴィル』には、まだまだ一筋縄ではいかないLGBTの現実が衝撃的に描かれていたのでした。

さあ、『宇宙』に戻って書けるのか?
林遣都沼について書き続けるのか?

見るのに書くのが追いつかない!

無駄に見えることの繰り返し

昨年1年間だけ、一緒に仕事をした上司の中に、小学校の同級生がいました。

彼は私のことを覚えていませんでしたが、私には微かに子どもの時でさえ生真面目を絵に描いたようだった彼の記憶があったのです。

異動になって以来、私はこれまでとは違った意味で大変な所に来てしまったという何とも苦い思いで過ごしていました。

同じく昨年異動してきた管理職の1人である彼の方がそれを数十倍も感じていたことでしょうけれど。

顔にも言動にもそれを見せることはなかったと思います。

異動した先のトップとNo.2は共に女性でしたし、その下にいた彼の立ち位置は今思うと微妙だった筈。

職場で初めて出会う『同級生』の仕事ぶりを観察するのは私の数少ない楽しみになり。
同時に『使えない奴』とは思われたくないな、と頑張っていた気がします。

ある時、私のテリトリーでちょっとした事件が起こるようになりました。

ただでさえギチギチに詰まった業務時間を後始末で削られる日が続き、私は普段から細かく記録している業務日誌にも事の次第を報告せざるを得ませんでした。


1人仕事というのは何かと職場でも誤解を受けることがあります。
やっている事が見えにくいからだと思うのですが。

確かに職場全体で見れば私の持ち場に起こっていたことなど些末なことでした。
単に報告であっても、そこに弱音を読み取ることは容易かったのだと思います。

私の日誌には4人の上司の目が通されます。

その時戻って来た日誌には、女性上司の赤い文字とは別に、青い万年筆の特徴ある文字で一言書いてありました。

『僕たちの仕事は、無駄に見えることの繰り返しです』


まさかの突き放し?

私の仕事は君の仕事とちがうんだからさ。

上司として解決策でも講じてくれよ。

仕事になりゃしないでしょこれじゃ。

そうは思いながらも、私は彼の仕事に対する姿勢を突きつけられた気がして、ちょっと感動していました。

『無駄に見えることの繰り返し』

それは社会に出て以来、私の中には全く無かった価値観でした。

フィギュアスケートには数字も結果も『だいたいこんな感じねー』でふんふんと済ませていますが、基本数字が好きな人間です。

どこで何をしていても、常に数字に裏打ちされる『結果』を求めたい。

だからネイサンが統計学で何かを語ったりすると心底痺れたりします。

『無駄に見えることの繰り返し』

賽の河原かよ。

正直そう思うこともありましたが。
1年経った今。

あんなに困り果てていた相手が180度ひっくり返り。

無駄に見えることは別にほんとに無駄ってわけでもないんだなと思い直しています。

今朝、日テレの『シューイチ』で真央さんの衝撃発言がありましたね。

来年の10月で『サンクスツアー』は一区切りすると。

物事には必ず終わりがある。

そうはわかっていても、まだチャンスはあるような気がしていました。

待った無しです。

少々遠出になっても、チケット争奪戦に挑む時が来たようです。


あ、その同級生は最短ルートで本人もびっくり昇進を遂げました。

『あなたは、又一緒に仕事がしたいと思った初めての人よ』
私がこれまで言われた最高の褒め言葉はこれですが。

私は2度と彼と一緒に働きたくはないんです。





牧がいない空

『おっさんずラブ』の続編キャストが発表になりましたね。

いいんです。

やっぱり牧はいないけど。

わたしには、まだ底の見えない沼がありますから(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

こちらに追記

あまりの牧ロスに、何となく『おっさんずラブ2016』を観ています。

ほぼ同じ感じのシチュエーションとセリフ。

元々『おっさんずラブ』は部長と春田のドラマだったんだなぁと納得。

そこに林遣都の牧が現れたのが奇跡。

ほんとに華がありますからね、けんと牧。


舞台は飛行機!おっさんずラブ新作が11月スタート
[2019年09月27日05時00分]


<男性同士の恋愛をテーマに人気を集めた田中圭(35)主演のテレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」の新作が、「おっさんずラブ-in the sky-」(土曜午後11時15分)と題し11月2日から放送されることが26日、分かった。

前作に続き主人公を田中、ヒロインを吉田鋼太郎(60)が演じる。不動産から航空業界に設定を変え、メインキャストに千葉雄大(30)戸次重幸(45)が新加入。「天空ピーチエアライン」を舞台に、ポンコツ新人キャビンアテンダントの春田創一(田中)、人望厚い“グレートキャプテン”こと機長の黒沢武蔵(吉田)を中心に、副操縦士の成瀬竜(千葉)、整備士の四宮要(戸次)を交えた恋愛模様が描かれる。

千葉、戸次の他、共演に佐津川愛美、MEGUMI、正名僕蔵、木崎ゆりあ、片岡京子、鈴鹿央士ら新顔が並ぶ。田中は当初「(前作の)キャストがそろってないと意味がない」と続編制作に踏ん切りがつかなかったが、「鋼太郎さんに愛のあるお説教をくらい、『お前がおっさんずラブを背負え』と言ってくれた」と座長としての決意を固めた。今は「不安はなさ過ぎて、楽しみでしかない」と気合をみなぎらせる。吉田も「ワンシーンワンシーン、愛を爆発させたい」と笑みを浮かべた。

初参加となる千葉は「熱量高く頑張りたい」。戸次もプレッシャーを明かしつつ「前作より面白いと思ってもらわないといけない仕事。おこがましいようだけど、頑張りたい」と意気込む。田中は「毎回終わりだと思ってやっている。続編をにおわせたり、出し惜しみして太刀打ちできる作品ではない。ラストだと思って、思いっきり暴れたい」と今作でも全力を誓った。/p>

単純な女

林遣都沼で目一杯睡眠不足の上にフィギュアスケートも楽しみすぎる秋がやって来ました。

放課後(と私は呼んいる)が忙しい時に限って仕事も忙しくなるのが世の中というものなんでしょうが、大したことでもないんですが厄介な仕事を抱えて途方に暮れています。

この場合外からのプレッシャーというのはそれ程気にならないのです。
でも自分の中に何がしか『このハードルはちょっと超えてみたい』みたいなものはあるんです。

嫌なこと、苦手分野からは全力で逃げたい。
でも逃げ切れない時は仕方ない。

どうせ逃げ切れないならやってやろうみたいな。

林遣都沼だけで手一杯なんですけどね。

そんな時に『アイスダンス転向』のニュースが飛び込んで来たんです。

ドヨーンと沈んだ気持ちが浮上するには十分なインパクトです。

おかしな例えですが。

『あたしは芥川龍之介の短いセンテンスで簡潔に語る男らしさは好きだけど、新美南吉的若さと哀しみと優しさの世界にはずっといられないんだよ〜』

みたいな得手不得手が、仕事にもあるんです。

髙橋大輔だけではありません。

皆自分だけの個性を確立するまでもがいています。

彼らの演技を観ながら、この歳になって、という気持ちはとりあえず捨てて。

苦いものは料理して美味しく頂きましょう。


アイスダンス転向

どどどどどどどどどぉおおおおおおおいう展開!٩( ᐛ )و

なんかもう、この展開は泣くやつ。

『どーーした?何があった〜?』なんて野暮なことはもう言いません。

来年以降も高橋大輔の演技を観ていられるってことですよね。

しかも哉中ちゃんと!

高橋大輔が来季からアイスダンス転向 村元哉中と
9/26(木) 17:22配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190926-00000116-sph-spo

 フィギュアスケート男子の高橋大輔(33)が来季からアイスダンスに転向することが26日、日本スケート連盟から発表になった。16年平昌五輪にクリス・リードと組んで出場した村元哉中(26)と2020年1月からカップルを結成する。

 男子シングルは今年の全日本選手権が最後の競技会出場となる。今後はマリーナ・ズエワ氏をヘッドコーチとして迎え、2020―2021年シーズンのアイスダンス競技会に挑戦していく。

 高橋大輔のコメント「2020年から村元哉中選手とカップルを組み競技会に向けて新しい挑戦が始まります。更なる高みを目指し頑張ります。まずは全日本選手権での男子シングルの最後の演技に向けベストを目指していきます。今後とも応援の程、よろしくお願い致します」

 村元哉中のコメント「この度、高橋大輔選手と新しい挑戦が出来ることを大変嬉しく思います。一歩一歩力強く進んでいきたいと思います。今後とも応援の程、よろしくお願い致します」




この記事の下に書くのも何なんですけど。

ついに。

採点に関して暴れ始める方々が。

しかも今度の標的はジャッジというより何故か『ウノタ』のようで。

歴史は繰り返すってのはこの件に関しては違うと思うんですよね。

真央さんの状況とは違いすぎますからね。

大人の都合とルールが若干変わったってことでしょうけど、遅かれ早かれいつかこの日が来ることはわかっていた筈なんですが。

以下自粛。



ポチとチワワ

ドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』の林遣都君は、警視庁のエリート管理官でしたね。

いかにもBBCベネディクトさんのシャーロックっぽい演出には『あれれ?』でしたけれど、面白かったです。

第9話まで頑張って観ると、ご褒美タイム『けんと君』が現れます。

20190924203646370.jpeg


9話には『おっさんず』で武川政宗を演じた眞島秀和さんも出演していますが、牧と武川さんの丁々発止の緊迫のやり取り、『牧が武川主任の命を救うわけ?』的なシーンには思わず拍手でしたよ。

20190924204401af3.jpeg
立てこもり犯役の眞島秀和さんを庇って負傷する管理官けんと君。

20190924201903081.jpeg
眞島秀和演じる武川政宗さん

201909242019023fa.jpeg
同じ人とは思えない、立てこもり犯役の眞島さん


続けてリーガルVを観ました。

こちらはふつうに面白い。

米倉涼子をイロモノ扱いしなければもっと良かった筈です。

それにしても、『おっさんずラブ』でチワワと呼ばれた牧。
その後同じテレ朝『リーガルV』でポチ。

同じ犬ですが、チワワは色気たっぷりで、ポチは忠犬でした。

201909242036468de.jpeg
201909242036410e7.jpeg
チワワ。

20190924205610dbb.jpeg
ポチ。


20190924205609899.jpeg
おまけ。ヴィーガンのゲイ。(『にがくてあまい』より)

ポチもチワワも好きですが、『にがくてあまい』のツンデレが1番好きです。

がんばれ前畑


1936年のベルリン五輪、200メートル平泳ぎの金メダリスト、前畑秀子さんが描かれた『いだてん』第36回「前畑がんばれ」。

20190924091410505.jpeg


この回、すごくよくできていたように思います。

ヒトラーのベルリン五輪から、日中戦争に向かう日本の不穏な雰囲気。

そしてラジオから聞こえる河西三省の声と共に熱狂したであろう国民。

レニ・リーフェンシュタール監督の『オリンピア』から記録映像のカットを入れながら、迫力のオリンピック映像を作り上げています。


前畑秀子さんが金メダルを取る200メートル平泳ぎのシーン。

実況アナウンサー役のトータス松本が叫ぶ『前畑がんばれ!』は、当時もうこの場面で他の言葉は出てこなかっただろうなと思いながら聴いていました。

時間を競う競技ならではかもしれませんね。

時間にすれば短い、でも演出の肝であっただろう『200メートル』のシーンで、私はまたしてもソチ五輪を思い出していました。

ソチ五輪での浅田真央のフリー演技。
私は彼女に『頑張って』とはもう思っていなかったのではないかと。
何かを祈ってはいましたが、これ以上『がんばれ』とは思えなかった。

もう十分頑張って来た。あとは自分のために思い残すことなく演技してくれればそれでいい。

只々彼女の演技の全てを目に焼き付けようと目を凝らす、圧倒され続ける、総毛立つ、泣く。

競泳の応援とは全く別のスタンス。

彼女の演技が終わると実況のアナウンサーは一言、『これが、浅田真央です。』と言いましたが、これ本当にそうなんですよね。ほかに何が言える?

同じオリンピック競技でありながら、こうも違う。

どちらにしても観ているこちらは決して選手の気持ちなど計り知ることはできないし、選手にだってこちらの思いなど聞こえないだろう。そう思いながらもやっぱり応援してしまう。

応援する側の声が意外なほど届いていたことを、『サンクスツアー』は教えてくれましたが。


『がんばれ』はゴールがあるからこそ言えるものかもしれません。

ゴールの無い競技。

フィギュアスケートって、ゴールも正解も無いような気がします。

そこが魅力なんですけどね。


不死鳥

20190923093757f03.jpeg

真央さんを撮影した『美➕採集』清川あさみさんのインスタのタグがっっw

#染まらない人 #飾らない人 #大好き #可愛すぎて etc


201909230950066cc.jpeg


20190923095152b83.jpeg

美しい!


サンクス男子登場

https://tv.yahoo.co.jp/news/detail/20190919-00000003-tvguide
無良崇人さん、橋本誠也さん、川原星さんが「J SPORTS フィギュアスケートアカデミー」に登場!


20190920000546008.jpeg

スポーツテレビ局・J SPORTSが主催する「J SPORTS フィギュアスケートアカデミー」。プロフィギュアスケーターの安藤美姫さん、小塚崇彦さん、鈴木明子さん、振付師の宮本賢二さん、元国際審判員でフィギュアスケート解説者の杉田秀男さんなどが日替わりで登場し、フィギュアスケートの歴史やルール、ジャンプ・スピン・ステップの見極めなど、幅広い視点から分かりやすくアカデミックな講義を行うという、新しい試みです。

今回は、プロフィギュアスケーター・無良崇人さんが登壇した9月16日の様子をリポートします。

会場には無良崇人さんが現役時代に着用していた衣装3点が展示され、中央にはアクリル樹脂を使った小さなリンクが設置されました。

今回のセミナーには無良さんだけでなく、共にスケーティングパフォーマンスユニット「チーム オレンジチアーズ」として活動する橋本誠也さん、川原星さんもサポートとして参加しました。

まず無良さんがあいさつ。「セミナーということで緊張しているんですけど…。(例えば)テレビで試合を見るにあたり、ジャンプはこういう原理で跳んでいる、そしてこういうことを選手は気を付けているということを、少しでも知っていただければと思います」

昨日まで「浅田真央サンクスツアー」に出演していた3人。「昨日は日光で公演があったんですけど、公演をやりながら“このセミナーをどうしよう…”と3人で考えていました(笑)」と秘話を明かしました。

最初はトウループ、サルコウ、ループ、フリップ、ルッツ、アクセルの六つのジャンプの特徴を実演しながら一つずつ丁寧に解説。参加者に実際にスケート靴を手にとって見てもらいながら、エッジの説明も。

3人がそれぞれジャンプを覚えてきた経験や、苦手なポイントなどを踏まえながら説明してくれるので、ジャンプの仕組みがとても理解しやすいセミナーです。

ジャンプの軌道をホワイトボードに描こうとした無良さん。

無良 「図にしようと思ったら難しかった…」

橋本 「オレンジチアーズ、絵心難しいかもね」

川原 「俺には伝わるものがあったけどね(笑)」

嫌いなジャンプについても言及。

無良 「僕の場合、特にループなんか大っ嫌いだったんですけど…試合で意図的にシングルループっていうことも何回かありました…」

川原 「よくお見掛けしてました(笑)」

橋本 「今だから言える話ですね(笑)」

無良さんが実演するお手本の映像でジャンプを解説。しかし、無良さんはループジャンプが苦手ということで、ループの解説映像では川原さんに交代。しかし…

無良 「これスローで見ると回転足りてないですね…、アンダーの両足着氷で、だいぶGOEがマイナスされますよ(笑)」

川原 「まぁまぁまぁ、そこは大目に見てもらって…(苦笑)」

橋本 「でもうれしそうに滑ってますね(笑)。回転不足っていう例だね」

「エッジのどこを使って飛んでいるのか」や「エッジの調整のポイント」などを、ほかのアイススポーツとの比較もしながら紹介。さらに、インサイドで踏み切るフリップジャンプとアウトサイドで踏み切るルッツの軌道をホワイトボードで説明。

ダイナミックなトリプルアクセルが代名詞の無良さん。プロスケーターとしてアイスショーで滑っている時は、座って見ているお客さんに、ジャンプの高さの迫力を感じてもらえるイメージを大事にして跳んでいるとか。

橋本 「無良くんのアクセルを見ていると目線が先(上)にあるんですよ。“絶対ここ(この高さ)に向って跳ぶぞ”と目線を決めて足を出しているので、あれだけ高く跳べるんだなと。ジャンプの時の目線の先は選手によってさまざまなので、そこも面白いかなと思います」

午前10時30分から夕方まで、休憩をはさみながら、みっちり行われた今回のセミナー。午後からは「質のいいジャンプについて」や「4回転ジャンプの現状」など、さらにさまざまな角度からフィギュアスケートを分析し、実体験を交えて楽しく説明してくれた3人。選手目線を理解することで、より一層フィギュアスケートを観戦する楽しさが広がる、素晴らしい講義でした。

この「J SPORTS フィギュアスケートアカデミー」は、9月23日まで続きます。気になった方はぜひ足を運んで見てください!



なんか嬉しい。
サンクス男子、活躍の場が増えるといいな。

苦悩の夫とダイビング少年

さて、映画『花芯』です。

林遣都、性に奔放な妻に苦悩する夫を演じるの巻。

20190919212010e51.jpeg
20190919212012fc4.jpeg

この対比ですよ。




夫の側に立つと、村川絵梨が演じた女性は『なに?』なんですけど、気怠い表情と、欲望に火がついた顔には釘付けになります。

愛されない夫が、それでもこのヒロインとの離婚に応じないのは、紛れもなくこの女の奔放さも含めた存在に心惹かれずにはいられないから。

世間体を繕っているだけの男には到底見えない複雑な夫の愛情を、二十代半ばのけんと君が魅せてくれる。




そして若けんと君の『ダイブ!!』

これ、原作者はアレでアレなんですけど、映画はとても好き。

『風が強く吹いている』より好きかも。

只々『ダイアモンドの瞳』。

20190919221554dea.jpeg


この作品で共演した池松壮亮と2人で雑誌➕actに載っていますが、ちょと感無量。

20190919223236462.jpeg

2019091922453692c.jpeg


昔、泣きの演技なら大竹しのぶと言われたものですが、今、天才林遣都の泣きに匹敵する役者さんっているの?

20190919221549ff2.jpeg
目にうっすらと涙を溜めていくのよ。

それにしても、飛び込み種目って、高くて見ていても怖い〜。

けんと君、崖から本当に飛び込んじゃったりしてるし。

駅伝、ボクシング、ダイビングetc アスリートの役柄多くてスポーツがすっかり嫌になったと言っていましたが。

これまでのどの役もいい加減にこなして来ていない結果が、説得力のある『牧凌太』なんでしょうか。






髙橋大輔春田説

昨夜地上波で、髙橋大輔選手の新プロ振り付けの様子が放送されていましたね。

今季のショートはあの「Run the world 」の振り付け師、シェリル・ムラカミ。
シェリルのスタートもクラッシックバレエだったんですね。

『Run the world』はgleeの中でもコピーして踊られていましたが、あの生徒会選挙(?)の回のダンスシーンの衝撃は忘れられません。

あのダンスのスピードと動きの複雑さには驚きました。

髙橋選手のThe Phoenixも、地上でさえあれだけ速くて複雑で。

あんな振り付けであの激しさで競技プロに仕上げたシェリルとミーシャの『バチバチ』も、実際仕上がった作品を見ればさもありなん。
新しいものを生み出す瞬間のスパークのようなものでしょうか。

あれで選手本人がついて行けなければお話になりませんが、その点は髙橋大輔ですから。

番組のひな壇の皆さん『すごい!上手い!』と驚いていましたが、フフフ。

髙橋大輔は異種格闘技戦ができるほど凄いスケーターなんですが。


でも彼の素顔にはちょっと春田が。

優しくて、ピュアで、カッコよくて。黒澤部長が春田への手紙に書いた『バカで〜』は除いてありますwww
で、お人好しで人たらし?

ついうっかりおかしな会長なんかに唇を奪われてしまうのも、髙橋大輔春田説を唱えてしまいたくなる『おっさん脳』です。











今度は「美丘」で泣く

林遣都沼で最大の難関かと思われた、「美丘」全10話を見終わりました。

何故最難関かというと、『若い人が死ぬ』というシチュエーションには耐性がないことと、原作を昔読んでいたからです。

1話からけんと君の真っ直ぐな瞳に泣かされ、最後は途中を飛ばして見ることもできない程、林遣都だらけで大変疲れました。

ツイッターで「美丘」を検索すると、OL 民の牧推しで林遣都作品を観まくっている方の多いこと。

役者冥利につきるのではないかと思います。

「美丘」は石田衣良の原作ですが、原作とドラマは其々の良さがありましたよね。

別物だと思って観ました。

もう放心状態です。

他人の人生をあたかも自分の人生のように演じる俳優さん達って、本当にすごい。

1人の俳優を追って出演作品を観続けるのは初めてです。

林遣都20歳の頃の澄んだ眼は、ドラマのフェイク感を吹き飛ばします。

色んな作品でみんな違うけんと君の演技のど真ん中をポン、と見せられた気がします。

ヒロインの吉高由里子は、私の好きな女優さん。美丘にピッタリでした。

主題歌の歌詞は原作を読み込んで書かれたのでしょうか。
歌詞だけで泣けましたよ福山さん。

私はこれ、親目線で見る事はなかったんです。

20歳で一生分の恋をして、自分の命を生ききった美丘を。

あれ程愛した後の太一の人生を思わずにはいられませんでした。

ドラマは後味良く終わりましたが。

自分の人生に太一と美丘のような全力の瞬間があったかと振り返ってしまいました。

若い頃の自分には、後悔ばかりです。

足を踏み出せなかった、自分を通せなかったことへの後悔。

でも美丘が最後の授業で学んだように、生きるって、「過去の傷より明日の希望」ですね。

なんだか元気づけられました。


それにしても、ゆっくり観ていけば良いものを、何でこう一気見したくなるかなぁ林遣都。

次の映画やドラマでは、また別人になってるのに。




私的感想春田的男子

はるたんこと、『春田創一』。

『徹子の部屋』やバラエティーでの田中圭の中には、春田が見え隠れしています。

自意識過剰というより、無意識が過剰な人です。

知らず知らずのうちに、色気を放ちすぎて相手に好意を感じさせてしまう。

全く無意識に。

良い人なんですよね、基本。

うちの職場にもいます。春田的男子。

3人の子どもと奥さんを溺愛し、仕事を愛し、無防備に弱みを晒します。

これが又本当に妙に色気があるんですよ。

で、『長男がね、こんな事言うんですよぉ〜』と半泣きで相談に来たりします。

面白いので、意地悪なことを言って更に泣かせるのが楽しい。


ドラマではノンケの鈍感男だった春田ですが、映画版では逆に牧を溺愛している自分を隠そうともしません。

これぞ春田です。

こういう男はうざったい。

映画版で、牧が自分の仕事に持つ夢と春田との間でちょっと揺れる気持ちもわかります。

手に入れてしまったら面倒くさい奴になるのも春田的男子なのかもしれません。

ただ、放っておくと色気はダダ漏れしていますし周りの好意は全部受け止めてしまいますし、安心できないのも春田です。

誤解されやすいのに愛される、不思議なキャラですね。

こういう人が年をとったらどうなるんだろう?

私の興味はそこに尽きます。

この可愛いさ、この無防備さ、この色気が、どんな風になるのかを見てみたい。

そういった意味でも、『おっさんずラブ』が細く長く続いてくれないかと(キャスト変更無しで)願っているわけです。


私的感想おっさんず

はい、沼に帰って来たところです。

今日は友人とランチして買い物して髪切ってダラダラお茶飲んで帰って来ました。

友人に『おっさんずラブ』を見たかどうか聞いてみると。

『私さ、前から田中圭が好きだったから、見てたよー。今までも脇役で色々出てたから、ずっと見てた。でも田中圭的には「あな番」の方がハマったかな』

『え゛ええーーーー‼️』

バラエティー番組の林遣都をつべで散々観ましたが、私が地上波を見なくなって以来見逃して来たものはデカかったかも、とちょっぴり思っていたことが、この時確信に変わったのでした。

で、ずっと地上波を見続けてブレイク前から田中圭を発掘していた友人は、別段『おっさんず』にハマるほどのことはなく。

林遣都の瞳に釘付けになった私はシナリオブックを買うわけですが、これは何故。

とあるファンブログに、『おっさんずラブを好きになるかどうかは、林遣都演ずる牧の気持ちに感情移入できるかどうかで決まるのではないか』といったようなことが書いてありました。

まさしくそれそれ、それなんです。

牧凌太の視点からドラマを見なければ、このドラマの美しさは入って来ない気がするのです。

もちろん田中圭の受け演技は最高です。

春田創一役の田中圭の側に立ってこのドラマを見てしまえば、このドラマはコメディー(あるいはBL)かもしれません。

でもひとたび牧の目線に立ってしまうと、これ程切ないドラマはないんですね。

林遣都は表情1つでドラマで描かれない裏側までも観るものに伝えてしまいます。

セリフも説明も無いのに、目には見えない牧の感情に自分のそれが共鳴してしまったら、終わりです。

いえ、終わりませんけど、沼に落ちます。


『先輩を好きになってしまったゲイの話』を、これ程純粋な恋愛話に見せてしまった林遣都の演技はすごい。

10代の林遣都なんて地上に舞い降りた天使ですが、美しいまま汚れ役を経てここに来てすごいもの見せてくれたんですね。


で、『おっさんずラブ』の私的注目点はもうひとつあります。

大塚寧々の蝶子さんファッションです。

これ、美しい蝶子さんを自分と同列に考えるなよ、と自分で突っ込みたいところなのですが。

蝶子さんの『基本無地トップス&パンツスタイル』は50代にとってリアルで正しいファッションの選択ではないか?と思うのです。

彼女は部長夫人であるにも関わらず、ステレオタイプなエレガントファッションを身につけているわけではありません。
スカートを履かない部長夫人は、昭和の人間にとって、新しかった。

どの場面でも彼女は体の線が出るコーデは選んでいません。

いつもパンツなのは『友人とセレクトショップをやってる』という設定からかとも思ったのですが、彼女の仕事に関しては何の裏付けもないのです。

常にトップスの生地は麻系かサラッとたっぷりしたもので、ボトムスもたっぷりしたパンツ。
コートなんかは良いものなんでしょうけれど、シンプルです。
で、ほとんど無地トップス(部長と何気にボーダーペアで着ていることはありましたが)なのにアクセサリー無しか、あっても華奢で目立たないもの。

アクセサリーは、映画版でもマロから貰った誕プレを律儀に付けていました。

オシャレだけど頑張ってない、ちょっとユルい感じが素敵です。

映画版でマロと花火大会に行く時も、恥ずかしいからと浴衣は着ません。

蝶子さんがプライドの高い美人であるにも関わらず、とても可愛く等身大に見えるのは、特に後半、マロと一緒に飲んでいる時に着ている甘くないナチュ系ファッションに負うところが大きいと思うのです。

蝶子さんがここでもし、お立ち台から降りられない女、『若い男の子にモテちゃうアタシ感』をファッションにおいても前面に出していたら、『登場人物みんないい人』な感じは脆くも崩れ去っていたことでしょう。

性別も年齢も上手く超えた感じ。

これは春田の幼馴染みの荒井ちずにも言えることですが、彼女たちが『おっさん達の恋愛』をつい応援してしまう立ち位置にいくには、『さっぱりした性格の女子』であることは必須条件です。

このドラマで性別や年齢を超えたのは春田や部長だけではなく、女性の側も同じこと。

ジェンダーもジェラシーも超えて互いに相手の幸せを願うことができるのか否か。

蝶子さんは30年連れ添った夫を、ちずは長年の付き合いである幼馴染みをそれぞれ男に奪われてしまうわけですが、最終的には被害者意識を乗り越えている。
それはおっさんず側があまりに純粋な恋愛を繰り広げているからなのですが。

結局みんなで寄ってたかって春田と牧を応援するに至るには、彼ら自身が皆から愛されていなければなりません。

うっかり愛さずにはいられない春田と牧に命を吹き込んだ俳優達の熱演がここで光ります。

で、春田をひたむきに恋する牧を自分のことのように引き寄せてしまった時。

あなたも沼の住人になることでしょう。

なーんてね。


ヴァイオリン

町田樹氏による解説の何が素敵かって、衣装や氷の質や男子の体型変化についてまで語ってくれるところ。

そして。

ショーマには『弦楽器』。
大輔さんには『ピアノ』。

それぞれのハマりプロに使われている楽器でスケーターを評するなんて。

真央さんなら、ピアノでもヴァイオリンでもいいなぁと思いながら聴いていました。

そういえば、オータムクラシックの男子も少し観たのですが。

ヴァイオリンの『音』の表現でしょうか、『ヴァイオリンを弾く真似』している選手もいましたね。

以下自粛。



音を身体でもって鳴らすスケーターを何人も観てきました。

音を可視化してないか?と不思議になる程の。

肩で、背中で指先で、滑るだけで。彼らひと握りの表現者には、音ハメする必要すらありません。




ネイサンの『キャラバン』なんて、トランペットが粘るように伸びる音、そこにネイサンの良く開く胸からしなる身体が重なって鳥肌が立ちます。
その上で一瞬コミカルに軽やかに指揮をするマイムが活きてくる。
その指先で音がまとまる気さえする。

トランペットの音は、トランペットを吹く真似なんかしなくてもネイサンの身体から聞こえてくる。

こんなスケーターを見れば、ショーマが今季、表現に力を入れたくなる気持ちもわかります。

『キャラバン』と言えば髙橋選手の『キャラバン』なんてまさにエンターテイメント。
フィギュアスケートなんだけど、それ以上の世界を見せてくれる。
氷の上であることなんか、忘れて見入ってしまいます。

そこにいない登場人物さえ感じさせる演技をするのが、髙橋大輔という人。

悲しいかな、美しい演技は美しいジャンプだけではできないし、高度なスケーティング技術と踊れる要素を持ち合わせないと演技の振り幅も小さくなる。

スケートって本当に過酷なスポーツです。


追記

オータム男子2位選手のフリーも見ましたが、いやいや採点ドイヒーですね。
1位選手が低いとは思いませんが、2位の選手もあの演技にしては高い。
主にやはり演技構成点ですが、いくらなんでもこんな採点されたら、他の選手はどうして良いか、何処目指して良いのかわかりませんよね。

髙橋選手が国際大会に出ないというのは個人的には勿体ないと思いますが、それでいいんじゃない、とも思ってしまいます。

もうひとつ追記。

ジャッジの傾向として今シーズンは回転不足、きっちり取るからっていうことでしょうか。

ブスンブスンに刺しまくるなら、どの選手にも同じようにお願いねー、とは毎年思います。

でも何年も見ていると、『ハシゴ外しておきますねー。とりあえず、認めないという線でいかしてもらいますー。』という意思表示のこともあるんですよね。

どっちなんでしょうね?

ほんと、大変な競技です。

沼からレポ2

女子のオータムクラシックをちょこちょこ動画で観ていたんです。

途中でそのまま浅田さん演技動画にスライドしてしまいまして、泣いてました。

浅田真央の『蝶々夫人』、改めて観ても、これ競技プロだったんだよなぁと。

信じられない演技ですよね。


今でこそフィギュアスケートを見ていても、普通に冷静に試合を見ますけど、マオ・アサダさんのプログラムに関しては今も変わらずうわあああっと込み上げてきます。

これを何シーズンも繰り返してきましたので当たり前だと思っていましたが、あんなもの、もう観られない。

ジャンプに加えて演技の要素には難しい技術が詰め込まれているわけですが、もう全部昇華してますからね。
芸術品です。

で、そのままショーマの動画を観続けているところです。

昨年の全日本のショート後のインタビューを聞くと、この人は複数回複数種4回転時代の真っ只中で育ってきた選手だとよくわかるんですね。
髙橋選手について聞かれてもサラッと『僕は羽生選手の背中を追ってきた』とか言ってますし。

一方で以前ネイサンと2人で受けたインタビューでは、ネイサンが1番好きな選手で彼の踊れる技術についても『すごい』って言っていますし、今季のプログラムでは『これまでとは違った表現を皆さんにお見せしたい』とも言っています。

クワドは当たり前、その先をもっと表現に広げて行くんでしょう。

彼はずば抜けた先輩、選手達に囲まれた中、潰れずに自分の個性を築いている途中なんでしょうね。

若いのにちょっと玄人好みでストイックな選曲。

『勝負することが好き』と話してもいますが、負けず嫌いなんでしょう。

けんと君のMAD動画もやめられませんが、ショーマの演技も這い出ることが難しいやつです。

沼から出る3 ショーマ

ショーマの今シーズンのショート。
 
皮膚の下1枚で荒ぶってますね。

個性的で野生的で、そして優雅にさえ見える。

宇野昌磨はブレない。

ボヤンは進化してますけど、ショーマは精進してる感じでしょうか。

演技後、ショーマの息がかなり上がっていましたね。
ゆっくり、大きく身体を使うのも体力いりますからね。

髙橋さんとは違う激しい身体の使い方をしています。

驚くほど大きくリズムを取りながら、それでも冗長で遅い感じとは違うのがとても不思議です。
シェイリーンの振り付けは、選手によって個性が出るように思います。

ステファンのところで撮った写真では相変わらず可愛い顔のショーマでしたが、リンクでは男です。
しかも、情熱的な。

今シーズン、この上ネイサンがいるだなんて、信じられないほど豊作の予感。
2019  SP  Great Spirit

沼から出る2 髙橋さん

驚きません。

度肝は抜かれましたが。

あの光源氏から、こんなになっちゃうんだ。

短期間でここまで難儀なプログラムをものにして。

これでステップが競技の規定を満たす仕様になっているなど、神技です。

こんな見たこともないような演技を間近で観てしまったら。

若手はクラクラしながら、それでも奮い立たないわけにはいかないでしょう。

予想以上にジャンプには幅がありましたし。

「死ぬかと思った」って、演技後に言ってましたけど。

多分この人は、「死ぬほどギリギリに追い詰められながら」フィギュアスケートを滑りたいんじゃないのでしょうか。

競技じゃなくてショーでやればいい、というコメントをよく見ますけれど。

ショーで喜ぶファンの前でだけ気持ちよく滑る事より、厳しい評価に晒されながら、若手に混じって1から演技を積み上げる事を選んでいるんですよね。

満身創痍になりながら、あれ程クワドにこだわっていた髙橋大輔。

だからこそ技術のその先を目指すということは、単にジャンプの回転数を上げることではないはずだとわかっている。

徹底的にクワドを入れたプログラムにこだわって今にたどり着いた髙橋選手と、例えばですが、元々クワドをコンスタントに入れて来られるまでになれていなかったジェイソン・ブラウンを比較することはできないと思います。

彼は競技用プロで、33歳の今も観るものの度肝を抜けるんです。

あのヒップホップ白鳥の湖以来の破壊力。

どこまで行くんでしょう。

これを敢えて競技でやる。

って、やっぱり男前だと私は思います。

動画主様に感謝です。
2019 The Phoenix

沼から出る1 ボヤン

ショーマがいないロンバルディア杯。

ボーヤン・ジンの100点越えのショートを観ました。

はい、「おっさんず」を一時停止したまま、タブレットで観たんですよ。

結局テレビを消しました。

今日なんてオフィシャルガイドブックが届いて、1日外出した後にも関わらず、1文字も残さない勢いで読んでいましたし、連日の寝不足で疲れていたのでとっとと寝る気でいたんです。

なのに。
沼から這い出た私が、
ついボヤンの演技をリピートする日が来ようとは。

つべのコメントでも『大層進化なさって!』(コメントは英文ですから、ものは訳しよう)と皆さんが書いているように、

「あのボヤンガーーーーーーーーー‼️」

と叫びたくなる演技。

ジャンプ、戻りつつありますよね。
でもジャンプじゃないんです。

4回転入れて、ようやくまとめたプログラムとは全然違ってました。

ボヤンが、最初から切ない顔でポジションに入るんです。

全身から切ない、が感じ取れる演技なんです。

決してツルスケではありませんが、クワドの前後でさえ演技の流れに対する意識が途切れてません。

確かに繋ぎは少々薄く見えますが、プログラムとしての完成度、魅せるということに関して、これまでとは大きく違って見えました。

びっくりしたのはPCSの点のバラつきですよ。

あの演技に6点台の演技構成点だって言うなら、9点出したジャッジは何なのよ?


やはり演技調整点ですよね。

ジャンプ高い系から、トータル的にすっかりフィギュアスケートのクオリティ高い系に進化したボヤン選手の演技をご覧ください。

沼からレポ

ええ、そうなんです。
「ハマる才能」を活かして生きています。



楽しい金曜の夜。
もちろんドラマの『おっさんず』を全話観ていました。

ファンブログをガイドに、これまで見落としていた部分(牧が武川さんを「マサムネ」って呼んだところとか、聞き取れてなかった)の復習です。

真面目な性格なもので。

演出の瑠東 東一郎は、あのバカリズム脚本「黒い十人の女」の演出も手掛けていたんですね。
どうりで同じ笑いのツボを押されるわけです。

「おっさんず」で吉田鋼太郎の演技は非常に上手かったわけですが、あの黒澤部長こそファンタジーでした。

同年代であるがゆえ、部長と蝶子さんのドリカムネタなんかには逆に引いてしまった派。

あの元夫婦のコメディー部分は、笑うに笑えないのでした。

この年齢になってしまって、あんな元気はないわ。

蝶子さんとマロのカップルは好きなんですが。

さあ、「おっさんず」はここでは準備運動のようなものです。


けんと君が表紙というだけでポチした雑誌をじっくり読み、更にファンブログ様を読み込んで情報を仕入れます。

金曜の夜ですもの、まずUNextで、プライムでは今月から有料になった「にがくて、あまい」をもう一度。

インタビューで研究したと書いてあっただけに、映画のけんと君はその存在が、既にゲイ。

演技は決して派手ではないのに立ち居振る舞いと視線を見れば、あんなに可愛い川口春奈にさえ友情以上の感情は抱けないことに十分納得してしまいます。

そして次は辻村深月原作のドラマ「鍵のない夢を見る」第1話です。

けんと君はクズ男を演じても、その存在がクズにしか見えなくなりますので、そう思って観ていたのですが。

あれれ?

ドラマで最初に登場するけんと君は、クズどころか、イケメンで意識高い系の「特別な男子」に見えてしまうのです。
ヒロイン役の倉科カナと同じ目線で彼を見られるわけです。

ところが年月と共に、2人の関係はどんどん薄暗くなっていき。
けんと君もどんどん「おっかしい」男になって再びヒロインの前に現れるのでした。

最後は彼が画面に出てくるだけでゾッとします。

ヒロインが壊れる、そこまで追い詰めてしまう男のとんでもなさが、凄まじい。

毎回林遣都を観たくてドラマを見始めるのに、毎度のことながら、期待しているけんと君はそこにはいない。

違う人の違う人生を見せてもらうことになるんです。

というわけで、
私が寝る頃にはオットが起きてくるという、三連休の始まりでした。


深すぎる沼

台風で停電、断水と、被害の大きさに愕然とします。
電気と水がいかに生活の根幹をなすものか。
心からお見舞い申し上げます。

こんな時にもテレビばかり見ていて、全くお恥ずかしい限りです。





BS日テレで『笑点』拡大版が放送されていましたね。

真央さんが座布団持って笑顔の『笑点』は癒しでした。

所作が美しいので、どんな場面にもおっとり馴染んで場を和ませます。

ところが、きっかり1時間で、私はまたしても沼にはい戻ってしまったのでした。

そう、けんとの沼に。


林遣都沼に入ってまだひと月も経っていないというのに、何でしょうね。

これは即効性のある深くて泣ける、連日眠れなくなる危険な沼でしたよ。

おまけに『おっさんずラブ第2弾』のニュースを見てしまいましてね。

加速してるんです。
どうしたんでしょうね。

けんと君の怪しいシーンが観たいばっかりに『悪の教典』観てみたり。
『おっさんずラブ❤️ブログ』なんか巡ってコメントなんかしちゃって。

そこで得た情報を元に、雑誌をAmazonポチしまくり、あんなにプライムで十分とか言っていたくせにUNextにも登録して、更に夜中過ぎてから『アオゾラカット』をつべで観ましたからね。

昨夜(もうとっくに一昨日ですけど)も3時過ぎまでけんと沼に浸かっていたんですけど、もう何故かけんと君の顔がショーマに見えて仕方なくて、ショーマの演技までつべ探して見ました。

これは危険。

映画より怖いのはドラマで、『荒川アンダー ザ ブリッジ』も『何とか&Destroy』も長いし。
『しんがり』も本気で観てますからね。

どうかしてます。

『アオゾラカット』に至っては、もう牧凌太のカケラも無いほど川村翔太でしたから。
どう見ても美容師の佇まい。
どうやったらあんな風に身体全体、別人になってしまえるのでしょうか。
ホントに演技素晴らし過ぎ。
吉田鋼太郎さんを完全に食ってました。

で、素晴らし過ぎて眠れない。

次は『美丘』か『花火』(火花です)でしょうか。


その前に、きっとショーマの動画を見るんです。

花火』(火花です)なんか観た日には、きっと又吉直樹本を読み直すんです。

ああ、こわいこわい‥‥。

追記

連日の午前3時就寝で、すっかりボケてます。




宇宙で恋をしよう

宇宙人同士の恋愛なら、スタートレック ディープ・スペース・ナインのベイジョー人と流動体生物、クリンゴンとトリル人のカップルを見ているだけでお腹いっぱいになれます。
ちょっと大変そうですけど。
ここでその『大変さ』を書くと、アダルトブログになってしまいますのでやめておきましょう。

そこで『地球人』と『宇宙人』の恋愛事情です。

まずは金星人と地球人ですよ。

林遣都沼に浸かってしまったら、まず抜け出せないドラマのひとつが『荒川アンダー ザ ブリッジ』ではないでしょうか。

20190910165835d1a.jpeg



サブキャラが濃くて、ユル〜い感じの漫画実写版の主人公を演じているのがけんと君。

2019091017363049b.jpeg


ヒロインは自称金星人の『ニノ』こと桐谷美玲ですね。
実写版では金星人というよりヤンキーですが。

この自称金星人、けんと君演ずるエリート男子の命を助けた代わりに、

『私に恋をさせてくれないか』
と頼むんです。

エリート男子は愛情に欠けた家庭に育ち、『人に借りを作るな』という父の教えを守って生きて来たわけですが、『荒川アンダーザブリッジ』に住む激しく変わった人達と暮らし、ニノと過ごすうちに変わっていきます。

そしてヤンキー顔のニノも、リクが人間らしさを取り戻すのと同じく変わっていくんですよ。
もうこの金星人が不器用で可愛いんです。

2人の変化をゆるく包み込む荒川の住人達の物語も切ない。

20190910173124d01.jpeg
お祭り中の荒川の皆さん。


ある日、金星人ニノとエリート男子リクはデートに出かけることにするのですが、ニノは地球の磁場の関係で荒川から離れることができません。

『ごめんな、リク。金星人で、ごめんな。』

リクは荒川の河川敷でニノとデートすることにします。

20190910180022e6b.jpeg
荒川沿いでの手つなぎデート。

これが金星人ニノが言うところの『異星間交流』なわけですが、このデートの前に、ニノに髪を洗ってもらったリクは、子供の頃を思い出して泣いているんですね。

泣けない金星人は、リクにこう言います。

『リクの笑うは、泣くと似てるな』


結構胸を突かれます。
荒川アンダーザブリッジ、なんですけど。



さて、爽やか系の異星間交流の次に興味深い宇宙人との恋愛事情その2は、大人系宇宙ドラマ、『宇宙探査艦オーヴィル』。


2人の男の子を育てるシングルマザーのドクター、クレアと、有機生命体を研究するため宇宙艦に乗っているケイロン星から来たロボットのアイザック。

地球人とケイロン星ロボットとの恋愛です。

アイザックはロボットですから恋愛感情は持てないんですが、それでもクレアは彼に惹かれてしまうんですね。

20190910204631c84.jpeg


アイザックは精一杯、クレアの気持ちに応えようとするんです。

2019091020463192b.jpeg


彼らが一線を越えるんですから、宇宙では何でもアリなんですよ。

で、一線越えた後、アイザックの態度が冷たくなっちゃう。
理由は
『○○により データ取得が完了しました』って何だよ(ーー;)


アイザックは機械らしく、用は済んだとばかりにドクターと別れます。
が、その後、生まれて初めて惑星のデータ報告にミスします。

自己分析をするアイザック。

その様子を見た艦長はアイザックに言います。

『君は史上初めて恋に落ちた人工生命体かも』

アイザックは相互プログラムを再構築するんです。意味不明ですけど、アルゴリズムなんかをどうにかするんです。

そして、宇宙艦のブリッジにロマンティックな仕掛けを。

アイザックの謝罪と、『長期交際を目指すのが最善だ』(この辺がロボット)と言う言葉に、

『受け入れる理由がある?』とドクターが問うと。

『断れば私は 正常に機能できません』

ヒィイいいいいいい(OvO)
まさかの殺し文句。

『雨に唄えば』の音楽に乗せて2人がシミュレータデートに出かけるシーンでこの巻は終わりなんですが、まあこの2人、イロイロとシミュレータをフル活用しますので、まさに宇宙的な恋愛というわけで。

最後にアイザックが仕掛けたザザぶりの雨の中、クルーの1人がつぶやきます。

『うちは連合艦隊の中でダントツで変だよな』

全くです。



さて最後に、地球人と何処かの宇宙人同士の恋と妊娠がこちら。

映画『パーティで女の子に話しかけるには』

1970年代のイギリスを舞台に、パンクな毎日を送りたいおバカ高校生3人組が迷い込んだパーティー会場は、宇宙人の巣窟。
そこで出会った可愛い宇宙人、ザンに恋した主人公のエン。

パンクロック地球人とサイケデリック宇宙人が出会ってしまいます。

2019091021351343a.jpeg


『マレフィセント』のオーロラ姫役だったエル・ファニングが超素敵。

201909102109396d4.jpeg


この宇宙人達、実は自分の子供たちを食べて親だけが生き残り、最後は絶滅に向かおうとする不思議で悲しい種族。

彼らをカルト集団だと思い込んだパンクの一団は、ザンを救出に向かいます。

エンとパンクをシャウトしている間に、何故かエンの子どもを身篭ったザン。

2019091021093997d.jpeg


地球人のエンと、宇宙人のザンの恋の話もですが、この映画で強く訴えかけるのは『親であることは如何なることか』ということです。
皆不完全で、親らしくなく、時に子ども犠牲にする地球人の両親。

それでも『子どもたちを生きたまま食べたりなんかしないぜ!』とエンは叫びます。

一方で宇宙人の仲間から、エンの子を宿したザンはこう言われるのです。

『親になるのは難しい。いろいろなものを諦めてー子どもを育て、学ばせる。
そして、手放す』


ザンは地球にいては子どもを産むことはできません。

彼女は地球に残るのか?
それとも子どもを産むため宇宙に帰るのか?

地球人と宇宙人の子どもの行方は如何に❓

最後まで飽きさせないホントに不思議な映画でした。

『シング・ストリート』が大好きな方にはハマる映画かもしれません。


というわけで、たとえ宇宙人と恋をしようとも、恋愛の延長線上には『親になること』も含まれるんじゃ、という勝手なオチなんですが。

このストレート球を、幼児虐待に走る親は永遠に受け止めることはないんでしょう。

疲れると、目から血が出ませんか

金曜日の昼休み。

1人仕事の私にとって、唯一職務を分かち合える鶴子さんが仕事の話でやって来た。

私は彼女同様、昼休みに休憩を取るどころではなく来客中だったが、彼女の顔を見て驚いた。



20190306214410516.jpeg
八つ墓村の森美也子さんです。→空想非科学的森美也子

『あ”、昨日の件なんですけど、』


『目、目が! 鶴子さーーん‼️ どうしたんですかーーーーー』

『なんか、疲れて、毛細血管切れちゃうらしくて』


『大丈夫ですかぁあああ』


『あとで、病院行って来ます』

歌舞伎俳優が見得を切る演技を繰り返すと目の毛細血管が切れて真っ赤になると海老蔵さんが言っていたが、鶴子さんも眼球に極限まで力が入ってしまうほど、ストレス抱えてるんだろうか?
原因、私じゃないだろうな?

彼女の激務は私なんかとは比べるべくもないハードさだ。

自分の仕事の上に私が受け持つ分野の責任を負っている。

彼女と組んでいるからこそ私もここまで何とかやっていられるのだが、お互いに年齢的にも体力的にも厳しいところにいる。

お互いに『ここであなたに倒れられてもッ』という一蓮托生の仲なのだ。

両眼森美也子になっている彼女を案じつつも、昼食をかきこむだけでぶっ通しに働いていると自分も目眩に襲われる。

『家に帰れば林遣都が待ってる』

心で呪文のように唱えつつ、何とか1週間を乗り越えた。


さて、林遣都がイケメン新入社員として登場する映画『ガール』。

30代を迎えても、『いつまでも女の子でいたいの‼️』という痛い話だが、けんと君はまたしても話のネタが割れるほど、目線で語っていた。

201909071900257d6.jpeg
ふふふ、新入社員けんと君。
でも荒川アンダーザブリッジのキラキラの瞳とは全然違う。


この映画、吉瀬美智子と麻生久美子はまあ、カッコいいと言えば良いのだろうか。


女が男社会で働くのは確かにしんどい。

バリバリに働いているわけでなくとも、大変なのだ。

目から血を流しながら(大げさ)働く鶴子さん。

私はけんと君映画の見過ぎで目から血が出るかもしれないけど、一緒に頑張ろう〜。



地に足のついた生活

今日は真面目な話です。


『おっさんずデブ』いえ、ラブ沼の住人、伊藤修子です。

20190902222131f96.jpeg
『おっさんずラブ』で牧くんとツーショット。
です。

違いますね。

伊藤修子さんは女優ですから。

毎晩毎晩映画館まで『おっさんずラブ』を又観に、ひとっ走りするタイミングを計っている沼ですよ。


地上波放送はなるだけ観ない。

ドラマの舞台は地球より宇宙。

スタトレシリーズにハマりすぎて

好きなタイプはクリンゴンとバルカン星人。

そんな私が地球に帰還してしばらく経ったわけですが。

なんか、日本のドラマとか映画を林遣都を追って観ているうちに、すっかり地球人もイイかもとか思ったりしています。

おかげで夜が寝られない〜。

『おっさんずラブ』のセリフはもう暗記レベル〜。

スケート情報二の次〜( ̄▽ ̄;)


かなりおかしい自分をちょっと振り返ってみました。


さあ、ここからは女性のみのお話ですよ。


約1年前。

あまり深く考えることなく手術をして、そのまま放っていましたら。

一気に老化と激しい更年期症状がやってまいりました。

体重はあっという間に10キロ増え、抵抗力も無くなり、何より気力が湧きません。

副作用を恐れてホルモン治療に踏み出せなかったのです。

この夏、仕事を辞めるかホルモン補充を受けて仕事を続けるか、悩みました。
コレステロールと中性脂肪で、かかりつけ医のヒデキからめっちゃ心配されて、ようやく病院に行きました。


多分、地球に帰還できたのはその結果です。

ほんのわずかのホルモンが、生活の質を劇的に変えるんですよ。

体重がやっと減り始めたことにも驚きです。

良いことづくめとは言えないのでしょうが。

やはり手術などをすると、漢方やエクオールでは如何ともし難いようです。

更年期でお悩みの皆さま、ホルモンの下り坂は、急がずゆっくり下りましょう。



林遣都沼


氷艶2019がテレビで放送されましたね。

もうもうもう、高橋大輔、すごかった!
ネット界隈の評判通りでした。

引退したスケーター達(庄司さんとか村元さんとか)の姿に、なんだかグッときました。
誰かが壁を突破した先に、仲間たちの行く道が開かれる。
その上に今シーズンのショートが爆発的に良いらしいので、こっちも楽しみだという。

‥なんですが。
ショーマと大輔さん、チャーリーの3ショット写真を見ても、

『ショーマ、けんと君に似てる。』

ああ、どうしてしまったんでしょうね。

ただのイケメンじゃなかった。

けんと君こと林遣都のことです。

『おっさんずラブ』の脚本と演出がずば抜けて良かったことは事実なんです。
なのにドラマそのものより、牧くん役の林遣都が沼でした。

映画版『おっさんず』の牧くんには彼自身の心情を吐露するシーンが極端に少なく、言葉の代わりに全身で表現するしかないという、『わっかりにくい』牧凌太でしたが。

ドラマでも確かに口数は少ないんですが、牧凌太というノンケの男を愛してしまった『男が好きな男』の苦しさ切なさ葛藤を、時折本音を見せる場面でここぞとばかりに爆発させます。

牧凌太って、女性的に見えるキャラなんですが、嫉妬で咄嗟に動いてしまうその反応とか、アドリブかと思うような小さな呟きや、諸々すごく『男』なんですね。

童顔なのに似合いすぎるスーツ。
かと思えば大学時代の回想シーンでは見事に華奢な大学生。

時間の流れさえ短いシーンに演じ分けしてみせる底力。

20190901224307ba8.jpeg
2019090123434035f.jpeg
『ドラマ おっさんずラブ』より

あらゆる場面で、目線、肩、立ち姿で見せる演技が・:*+.\(( °ω° ))/.:+

で、林遣都が川口春奈と共演した『にがくてあまい』を観たんですが。
『おっさんず』同様、料理が上手くて心に葛藤を抱えたイケメンのゲイが林遣都の役柄なのに、全く別人を演じ分けていて、役柄が全然被っていないことに心底驚きました。
この映画は漫画が原作ですけれど、役柄への理解というか、憑依というか、その辺、こんな演技する俳優、私見たことない。
というか、演技を意識して俳優観て来てない〜ヽ(;▽;)ノ

20190901220007347.jpeg
20190901220210b54.jpeg
映画『にがくてあまい』より

透明感がすごい。川口春奈がキュートなんですが、負けてないですからね。

『風が強く吹いている』の時の少年の透き通った感じとはまた違っていて、哀しみが底に流れていて。

『Replay &Destroy』や『荒川アンダー ザ ブリッジ』では『そこそこ林遣都』でしたが、『チェリーボーイズ』では童貞のクズ男を、あの饒舌な『目』を眼鏡で隠して使わないことで見事に演じていました。


20190901220744d2b.jpeg
映画『チェリーボーイズ』より童貞3人組。


林遣都を使う監督は、彼の瞳がどんな働きをするのか、良く知っているんでしょう。

その真骨頂が、市原悦子と共演した『しゃぼん玉』。

犯罪者の眼と、罪を償って帰って来た時の主人公の澄んだ柔らかい瞳の色で、全てを語らせるって、どんだけよ。
宮崎の山々が天国のように美しく、市原悦子のばあちゃんと、綿引勝彦のシゲ爺は存在だけで泣かせる。

2019090122221264d.jpeg

201909012244121fb.jpeg
映画『しゃぼん玉』より

こんなに地味な日本映画を、最後まで観せるって、凄いことです。

それにしても林遣都、出演作多すぎ。

アマゾンプライムで観られるものは大体見てしまいましたが、それ以外もわんさかありすぎ。

来たる秋の夜長、まだまだ林遣都の沼から這い出ることはできなさそうです。

www



ビッグネーム

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00000002-jct-ent

うーん。
ここでまでこういった記事を載せるのも嫌なんですが。

浅田真央さん紹介に「JAP」 国際スケート連盟、批判受け謝罪
8/30(金) 12:20配信 J-CASTニュース
浅田真央さん紹介に「JAP」 国際スケート連盟、批判受け謝罪

 国際スケート連盟(ISU)は2019年8月29日、元フィギュアスケーターの浅田真央さんの紹介文に誤って「JAP」という言葉を用いたとして、謝罪した。


■「Mao Asada(JAP)」

 ISUは28日、ツイッターで浅田選手を紹介する投稿をした。

 添えられた写真には、浅田選手のこれまでの偉業が列挙されていたが、「Mao Asada(JAP)」と、JAPANの略称として、日本人の蔑称としても使われる「JAP」が書かれていた。

 投稿には批判が集中し、ISUは29日に「誤った日本の略語が書かれた画像を投稿してしまい申し訳ございません」とツイッターで謝罪。「私たちはいつも正しい略語を使っています。これは急いで打ったことによる間違いです。今後は二度と起こらないようにします」と釈明した。

 その後、画像が再投稿され、「Mao Asada(JPN)」に修正された。



よりによって真央さんの紹介ページ。

24時間テレビで広くその魅力を知らしめたばかり。

するとすかさずこういうニュースが。

しかもマイナスイメージのニュースは大きく扱われるという。

モヤモヤする。


『浅田真央』からは逃げられない。

良くも悪くも『ビッグネーム』をあの肩に背負って。

リアル浅田真央は、金色のオーラを纏う『表現者』。

上手く言えないけれど、幸せでいてね。


20190830192510435.jpeg


20190830192511e97.jpeg

原作は無いのがいいんじゃ

昨夜、夕飯も風呂も終え、ふと時計を見ると、まだ7時半。

早いよ。夜が長い〜。

8時から『劇場版おっさんずラブ』が車で15分の東宝シネマズで観られるんじゃないかと思い立ち、早速観て来てしまった。

まあヒットしたドラマの映画版なんて、のだめの一件もあるし、それ程期待もせずに観たのだけれど。



実は映画版で『おっさんずメンバー』になった沢村一樹のことを考えていた。

201908292041274e8.jpeg



ドラマの『おっさんずラブ』を観る前に、アガサ・クリスティーの『鏡は横にひび割れて』をジョーン・ヒクソン版、ジュリア・マッケンジー版と観ていて、ついでに沢村一樹版の『大女優殺人事件』を観ていた。
沢村一樹の刑事役(マープル、ですかねこれ❓)があまりにもドイヒーで、こんな役者だっけ?と驚いた。

そこからの『劇場版おっさんず』の狸穴とかいう濃いキャラクターを演じる沢村一樹に、『(・∀・)』。



同じ役者でも、作品によってここまで違うんだなあ。
そう思うほど『大女優殺人事件』が悲惨だったということだろうけど。

で、どうしてこのドラマ『おっさんずラブ』がこんなに面白いのか、役者が上手いのかハマっているのか考えずにはいられなかった。

主役の『はるたん』田中圭のインタビューの中に、『「はるたん」は役柄を自分で作っていくことができたけど、次のドラマには原作があるので‥』というような言葉があった。

原作があっても役を自分に惹きつけ、役が魅力的に膨らむこともある。

でもこの『おっさんず』に関しては、何やら自由な『役者同士の化学反応』が奇跡的に起きたとしか思えない。


対する『大女優殺人事件』である。

同じテレ朝なのに。なんで❓

クリスティー原作シリーズ、『パディントン発〜』、『そして誰もいなくなった』もそうだったのだが、そうそうたる俳優を大勢使って、こーーーんなにつまらないクリスティーものが作れることもだが。
沢村一樹をはじめ、皆が皆こうも大根に見えるとはどういうことかと不思議でならない。

脚本にも演出にも責任はあるのだろうが、何しろ演ずる俳優がつまんなさそう。

局アナを端役に使うとか、『大女優』が神経質なだけの黒木瞳とか。
『相棒』っぽい沢村一樹とか。
ドラマ以前に局の都合ばかりが先行してんじゃないの⁉️

同じテレ朝なのに!

で、同じ沢村一樹が、これまでの他の作品同様、『おっさんず』では良い味出しているのだ。

田中圭もすごいし田中圭のカラダもすごいんだが、牧役の林遣都、『シンデレラ』黒澤部長役❓の吉田鋼太郎がすごすぎる。

漫画が原作かと思いきや、深夜ドラマからの大化けだったらしいので、作る方も楽しかったんだろう。

劇場版には賛否あるだろうけれど。

ノンケの男に恋した男子が、ノンケの男を振り向かせちゃうという純愛ドラマ(牧くん役の林遣都が良すぎてそういう目線でしか見れない)だが、何度見ても吉田鋼太郎が上手いし、伊藤修子が他人とは思えない。

LGBTはここでは置いておいて。

林遣都のドラマと映画をこれから探して、観る!






ハローおっさんずラブ

ゴリオが重い楽器を持ってサークルの練習帰り、家に寄った。

この暑さの中、貸しスタジオからほど近い家まで来れば、私が車で彼の部屋まで送るからだ。

こうして親子の会話がまた少しずつ増えている。

‥‥ふえて、はいるのだけど。


『センパイがさ。このキーボード、すっげー高いんだけど、貸してくれて、自分もライブあんのに、オレにいつも優しくてさ。なんかびっくりなんだよね。』

へえ。

お高いキーボードを車に積み、お礼の菓子折りを買って(こういうところだけ、ゴリオは非常にマメだ)センパイの『ルームシェア』しているという部屋に向かった。

暇なオットと私がそのまま車でゴリオを待っていると、小柄でホッソリした芸能人みたいな男子がやって来た。

『えー⁉️ こんなところにこんな綺麗な男子が‼️』

今や一人暮らしの不摂生で100キロ超えの巨大なゴリオがその男子に向かって歩いて行き、何やらぺこぺこしている。

『え?』

車の中から凝視していると、こちらに気がついたので
『いつもお世話になってますぅ‥』と言うと、ニッコリ笑って『こちらこそぉ』。

超絶イケメンだよ。

アレが『センパイ』か❓

美しいセンパイと話すゴリオのズボンの尻ポケットが裏返ってペロン、と出ている。

男子版、『ベルと野獣』の図である。

ここで楽器を返して、どもー!とか言って終わりかと思いきや、そのままセンパイはゴリオと話し込んでいる。

『あっちで待ってるから』

そう言って車を移動し、オットと私は久しぶりのゴリオとのランチに何を食べようかと相談していた。
全く気持ちの悪い子離れできない老夫婦だが、ちょっとそこはスルーして頂きたい。

ぴちぴちの尻ポケットからポケット裏地を出した野獣とあのイケメンの関係に、私は興味シンシンだった。


車に戻って来たゴリオに、『あれがゴリラのあんたに超優しいセンパイなの⁉️』と聞くと、

『驚くよね。あの顔で優しくて、どういうわけか彼女いないんだよね。で、猫飼ってんの。でさ、なんかちょっと‥。』

『なんかちょっと?』


『ちょっと、そっちかなって。』



朝からオットが付けた地上波のテレビで、『劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』の舞台挨拶をする吉田鋼太郎の言葉にアンテナが立った。

『田中圭の「はるたん」が、寅さんみたいなんですよね。寅さんは色んな所に旅して失恋していきますけど、圭の場合は行く先々で愛されちゃうっていう。』

大体こんなことを言っていたと思う。

流行れば流行るほど絶対に見ないという性質のため、未見だった『おっさんずラブ』。

早速アマゾンプライムで視聴。

おっさんが寅さんって言うなら、ここは観るしかないでしょ。

いやー(^_^;)

面白い。

そして、

ゴリオの優しい『センパイ』に、なんとなく思いを馳せてしまうのだった。


20190828110305847.jpeg

映画版、観に行こうかな(・∀・)


夜想曲集

「夜想曲集ー音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」
ハヤカワepi文庫
カズオ・イシグロ(著)

日本人の笑いのツボ、センスと、翻訳もののそれと。
ズレていることもあれば、擽られることもある。
「夜想曲集」。
クスっと笑うことはあっても、何かが違う。
これは漫才の「間」や落語の「オチ」が正確には翻訳できないのと同じではないか?

訳者あとがきに興味深いことが書いてある。
イシグロは、作品を発表するたびにプロモーションに駆り出され、インタビューを幾度となく受けるうち、
「自分の作品が翻訳でどう読まれるか意識せざるをえなくなった」という。
故に「英語でしか通用しない洒落や語呂合わせなどは翻訳では消えてしまうから極力避けるようになった」というのである。

例えば「ジョン・レノン・センス」は、片岡義男が翻訳不可能と言われたジョンの言葉遊びのリメリック詩のようなものを日本語訳して出版したものだが、正直さっぱりわからないし、元々わからなくても当たり前のもの。

イシグロのような世界的作家にとって、翻訳されることを前提とした作品は、どんな言語に訳されても意味が通るように書くことが今のところ必然なのだろう。
リメリック詩の国の作家なのに!

イシグロの努力にもかかわらず、彼のユーモアの質は翻訳のリズムでは伝わりにくいのかもしれない。
「日の名残り」のアメリカンジョークについて大真面目に考える主人公の可笑しさは、大真面目な翻訳によって笑って良いのかどうか、一瞬躊躇してしまう。翻訳における文体とは何と難しいものだろう。

高度だとかブラックだとか、そういう括りではなく、シチュエーションで笑わせてくれる。
言葉遊びを用いないジョークは、皮肉であっても残酷ではない。

ちょっぴり苦いのにウェットな感じは、ダールの短編などの斬れ味とは異質。同じ翻訳ものでも違う手触りなのは、同じ日本で生まれ、育った国も島国、という親近感を抱かせる。

それでもきっと笑いのツボは、本書あとがきの中島京子さんが書くほどには私などの知的レベルでは押さえられないもののようだ。


20190827014901f80.jpeg

24時間たたかえますか

1日8時間の戦闘能力も無いわ〜。


無事に24時間テレビも終わりましたね。
今日の真央さんインスタが長文で驚きました。

また一つ、何か得るものがあったんだろうなぁ、と、そこは素直に嬉しいのです。

それにしても地上波は観ないよー、というスタンスと真央さん見たさとの狭間で、タップダンスだけ偶然見られたのは私の日頃の行いでしょうか?
ラッキーでした。


ところで夕飯を食べる手を止めて、涙をぬぐいながら真央さんと皆さんが踊る姿を観ていたのは私ではなくオットでした‥。

一言でも『真央さん』と口にした日にゃ、怒涛のごとく『ドヤ!これが浅田真央じゃい!』と言われそうだと悟っていたのでしょう、黙って泣いてましたよ(・∀・)

真央さんの出番が終わった瞬間、ブチっとテレビを切りましたが、文句も言わず、涙を拭いていたオット。

それにしても素晴らしいタップダンスでした。

真央さんもタップは初めてだという事でしたが、いやいやどうして。
流石です。

一瞬『黒リチュ』を思い出す動きにも、スケーターの枠を超えた『踊り上級者』感がハンパなかったのでした。

ああっ!やはりサンクス行脚に出たいっ!

そしてやっぱりいつかは新プロを見たい。

リンクの外の世界で、ぐんぐん様々な事を吸収しているように見える真央さん。

先日は石ちゃんと一緒の食レポも見ましたが、何でも美味しそうに食べる彼女も、選手時代には他の選手同様、体型維持に苦しい思いもしたのだろうし、今も気を付けているのだろうなと思います。

サンクスツアーの看板を背負って立ちながらのテレビ出演も、『リンクの外体験ツアー』のような感じなのかもしれませんね。

髙橋大輔同様、『何処に行くんだよ〜。どこまで行っちゃうんだよ〜。』という道程を、まだまだ見せてくれそうです。


周回遅れの期待感

あちこちで開かれたアイスショー、氷艶、新プロ情報。

すっかり周回遅れの記事を読んでは
今さら
『おおぅ‥』
とため息を漏らしています。

それにしても、髙橋大輔さんですよ。

氷艶で喝采を浴びたばかりなのに、
今シーズンのショートの攻め方ですよ。

驚きました。

20190817094115e59.jpeg

ミーシャ・ジーとの不死鳥ポーズ、写真だけでもトリハダ立ちました。

『何を目指しているのかわからない』

そういうご意見も目にしますが。

『髙橋大輔の行く道は、だーれも行ったことのない道』

だと思うんですよね。

『競技からの引退』という終わりは同じでも、そこに到達する道は皆其々。

プロフィギュアスケーターとして生きる場所を確実に広げながらも、競技にも出続ける。

誰にもできなかったことをやろうとしているスポーツ選手に、シャッポを脱ぎます。